曾孫が語る渋沢栄一

■ ごあいさつ - 渋沢雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団理事長)

写真:渋沢雅英(撮影:落田伸哉)
渋沢雅英
(撮影:落田伸哉)

 渋沢栄一は不思議な人で、死後80年という長い歳月が経ち、本来なら歴史上の人物になっているはずでありますのに、未だにその人生や業績が、現代的な関心を呼んでおります。新聞やテレビなど、メディアにも絶え間なく登場しておりますし、アメリカの大学では渋沢栄一の名を冠した講座が設置され、中国でも、武漢の華中師範大学に「渋沢栄一研究センター」が設立されています。慶応大学、東京大学、関西大学などでは次々と記念講座が開講され、中国人、フランス人を含む多くの研究者による、栄一研究の出版も続いております。
 このページでは、私が行った講演のいくつかをご紹介します

1.データに見る渋沢栄一の世界

【2008年8月6日 東京ロータリークラブ、帝国ホテルにて】

渋沢栄一関連会社社名変遷図イメージ
掲載日 2011年2月28日

渋沢栄一記念財団における資料整備の作業を通して、ようやく見え始めてきた栄一のプロフィールの幾つかをご紹介いたします。

[ はじめに / (1) 危機感と使命感 / (2) 抜群の説得力 / (3) 社会変革の実現 / (4) 企業の設立・運営は近代日本育成の手段 / (5) 長期にわたる文化事業 / おわりに ]

2.岩崎弥太郎と渋沢栄一 <近日公開予定>

【2010年6月14日 埼玉県経営者協会にて】

写真:岩崎弥太郎(提供:国立国会図書館) 明治日本の近代化を背景として、岩崎弥太郎と渋沢栄一という二人の人物について、私にわかる範囲でお話をするようというご依頼を頂きました。

[ はじめに / (1) 近代を拓く(栄一) / (2) 三菱の台頭(弥太郎) / (3) 抜群の人材(栄一) / (4) 協力「東京海上」 / (5) 対立「日本郵船」 / (6) 日本的システムとの共生(弥之助) / (7) 婚礼 / (8) 敗戦 / (9) 三菱の解体(小弥太) / (10) 結び・企業文化の違い ]

3.歴史的視野の中の渋沢栄一 <近日公開予定>

【2007年12月1日 華中師範大学 渋沢栄一研究センターにて】

写真:渋沢栄一(大蔵省出仕時代) 19世紀以降、現代に到る歴史の流れの中で、渋沢栄一の人生とその活動が持っていた意味とひろがりについて、考えて見たいと思います。

[ はじめに / (1) 鄧小平氏と中国経済成長の奇跡 / (2) 日本の近代化とそのインパクト / (3) 官尊民卑打破 / (4) 民間企業の育成 / (5) 財界:新しいパワーセンターの誕生 / (6) 孫文氏との共同作業 / (7) 公益の追求者 / (8) 「中華民国水災同情会」 / (9) いま、なぜ渋沢栄一か? ]