実業史研究情報センターでは、NCC-IUP特別委員会に委員を送り、東京シンポジウムの開催、その記録編集、画像利用ガイド作成、欧米各地でのワークショップでプレゼンターを務めるなどの協力をしました。
北米日本研究資料調整協議会 (North American Coordinating Council on Japanese Library Resources)は、北米の日本研究をより効果的に支援するために独立非営利教育団体として1991年に創設されたネットワーク組織です。
NCCは、情報・資料の制作・提供者とそれらの利用者、助成団体を含む関係諸機関の間の円滑なコミュニケーションを図り、相互理解を深める調整役を務めること、現在のみならず将来の利用者のために人文学・社会科学を中心として学術分野全体にわたって日本研究資料への総合的なアクセスを保証し、利用を拡大することを達成目標としています。
そのためNCCは、1) 日本研究資料を共同で利用できるよう企画し、2) 蔵書を共同構築するための資金を調達・活用し、3) 司書・研究者を対象に研修会を開催し、4) 図書館・情報界、学界、日本・米国の助成機関との間の密接な協力関係を構築する、等を実施しています。NCCでは、1) アクセス改善事業、2) 蔵書共同構築事業、3) 研修事業に重点をおき、いくつもの委員会が活発に活動しています。
画像資料使用特別委員会(Image Use Protocol Task Force)はアクセス改善事業の委員会のひとつです。教育・学術研究を目的とする日本の画像使用や許諾を得るためのガイドを作成しています。IUPの活動についてはウェブサイトで詳しく報告されています。
Image Use Protocol Task Force Status Report-March 2008 [調査結果]
(2008年6月23日開催 於:国際文化会館(東京) 講堂)
About the Project - 2008 Tokyo Conference
プログラム [PDF 113KB]
海外日本研究者の画像利用事情 : 東京シンポジウムの記録 / 安江明夫, 小出いずみ編
[東京] : 北米日本研究資料調整協議会, 2009.08
75p ; 21cm 非売品
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