| 社会の主なできごと ： 9月 工場法施行 |
| 身 辺 ： 1月31日 流行性感冒で静養（～3月中旬）/ 5月28日 水戸へ/ 7月25日 第一銀行頭取引退/ 9月25日 喜寿記念寿像除幕式（東京銀行集会所）/ 9月26日 血洗島へ/ 10月1日 喜寿碑除幕式（諏訪神社）/ 10月1日 血洗島へ/ 10月6日 第一銀行頭取辞任披露会/ 10月7日 神戸、大阪・京都・名古屋へ/ 10月22日 喜寿祝賀式（私立高千穂学校）/ 10月-- 清水満之助より小亭目録受贈/ 11月12日 誠之堂開館式/ 11月13日 喜寿祝賀会（東洋生命保険）/ 11月15日 慰労晩餐会（東京銀行集会所ほか２団体共催）/ 11月25日 喜寿祝賀会（東京高等商業学校同窓会）病欠/ 11月26日 竜門社より『論語年譜』受贈/ 12月5日 喜寿祝賀記念講演会（銀行員同攻会）病欠 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。（⇒凡例）
▼ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 1月5日 | 【20.船渠・造船／株式会社東京石川島造船所】 是月四日、栄一アメリカ合衆国より帰国す。是日、烏森湖月楼に於て当会社主催歓迎会開かれ、栄一出席す。爾後、毎年一月五日に開かれし当会社新年宴会に屡々出席し、演説をなす。 |
第52巻 p.567-p.576 【DK520076k】 |
| 1月9日 | ［交遊/三島毅］ 是月四日、栄一、第三回米国旅行より帰国す。是日三島毅、之を祝して詩を贈る。 |
第57巻 p.472-p.473 【DK570231k】 |
| 1月11日 | 【59.実業教育／大倉商業学校・大倉高等商業学校】 是日栄一、当校の始業式に臨み、生徒に対し訓話をなす。同七年十月二十七日、当校交友会雑誌のために「道徳ト経済」と題する講話を口述す。 |
第44巻 p.434-p.441 【DK440091k】 |
| 1月14日 | 【33.対外事業／日本移民協会】 是日、神田青年会館に於て、当協会第三回講演会開かる。栄一出席して米国旅行談をなす。 |
第55巻 p.660 【DK550128k】 |
| 1月14日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是日栄一、日本移民協会第三回講演会(神田区日本基督教青年会館)に於て、訪米旅行談をなす。爾後、十七日竜門社有志主催歓迎晩餐会(帝国ホテル)、十八日東京手形交換所新年宴会(銀行集会所)、二十四日全国商業会議所聯合会(東京商業会議所)、二十六日総理大臣大隈重信主催晩餐会(首相官邸)、二十七日銀行集会所新年宴会(帝国ホテル)、二月十九日日本貿易協会主催晩餐会に出席し、同様訪米旅行談をなす。 |
第33巻 p.78-p.141 【DK330006k】 |
| 1月15日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／日露協会】 是より先十四日、閑院宮載仁親王は当協会総裁としてロシア皇族ゲオルギー・ミハイロウィッチ太公招待午餐会を同宮邸に催し、栄一出席す。是日、当協会主催同太公招待晩餐会、日本銀行総裁舎宅に開かれ栄一出席す。 |
第36巻 p.15-p.18 【DK360006k】 |
| 1月15日 | 【61.一般教育関係／阪門会】 是より先、大正四年十一月、大正天皇の即位大礼に際し、阪谷朗廬正五位に追陞せらる。是日朗廬の忌日に当り、旧門人の組織する阪門会、上野精養軒に於て贈位祝賀会を開催す。栄一之に臨みて懐旧談をなす。 |
第46巻 p.101-p.102 【DK460026k】 |
| 1月15日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／阪谷朗廬贈位祝賀会】 是より先大正四年十一月、大正天皇即位大礼に際し、阪谷朗廬、正五位を追贈せらる。是日、上野精養軒に於て、阪門会の主催により、贈位祝賀会挙行せらる。栄一出席し、祝辞として懐旧談を述ぶ。 |
第49巻 p.415 【DK490141k】 |
| 1月17日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、当社会員有志主催、栄一の帰国歓迎及び穂積陳重授爵祝賀晩餐会、帝国ホテルに於て開かる。栄一出席して米国旅行談をなす。 |
第42巻 p.508-p.523 【DK420097k】 |
| 1月18日 | 【03.手形交換所／東京手形交換所】 是日栄一、銀行倶楽部に催されたる、当交換所組合銀行新年宴会に出席して演説をなす。 |
第51巻 p.157-p.164 【DK510038k】 |
| 1月20日 | 【48.外賓接待（一）／ロシア皇族ゲオルギー・ミハイロヴィッチ歓迎】 是月十二日、ロシア皇族ゲオルギー・ミハイロヴィッチ大正天皇即位祝賀のため来日し、十七日同国大使主催晩餐会催され、栄一出席す。是日、在京実業家有志による奉迎観劇会帝国劇場に開かれ、栄一歓迎の辞並に発起人名簿を呈す。翌二十一日、栄一、太公を其宿舎霞関離宮に訪ふ。次いで、二月二十四日、栄一、右観劇会に当り接伴に尽力したる宮内省・外務省の吏員を帝国劇場に招きて、慰労会を催す。 |
第38巻 p.597-p.601 【DK380068k】 |
| 1月21日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是月四日、栄一帰国す。是日当協会、例会を兼ねて、中央亭に於て、栄一の帰国歓迎会を開催す。栄一帰国演説をなす。例会席上、時局問題研究委員会に於て審議せる宣言書案を可決す。 |
第46巻 p.614-p.616 【DK460149k】 |
| 1月21日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是日、栄一等当研究所設立委員より総理大臣大隈重信・大蔵大臣武富時敏・農商務大臣河野広中に宛て、当研究所設立の件につき建議書を提出し、国庫補助を申請す。政府其議を容れ、第三十七回帝国議会の協賛を経て、三月六日、向ふ十年間に金二百万円の補助金下付の大正五年法律第十六号を公布す。 |
第47巻 p.42-p.71 【DK470006k】 |
| 1月24日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是より先、一月四日、栄一、アメリカ合衆国より帰国す。是日栄一、帝国ホテルに日米関係調査委員招待午餐会を開き、先に出発に際して当協会より依嘱せられたる意見伝達の報告をなす。 |
第35巻 p.519 【DK350087k】 |
| 1月25日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行第三十九期定時株主総会に出席し、議事を司宰す。 |
第50巻 p.108-p.110 【DK500022k】 |
| 1月26日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行集会所通常総会開かれ、栄一出席して議事を司宰す。最後に、副会長早川千吉郎議長となり、本年栄一喜寿に当るを以て、その功労記念として胸像建設の件を諮り、決定す。 |
第50巻 p.545-p.546 【DK500130k】 |
| 1月27日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、帝国ホテルに於て銀行倶楽部新年晩餐会開かる。栄一出席して、米国旅行の所感を演説す。 |
第50巻 p.546-p.556 【DK500131k】 |
| 1月31日 | ［家庭生活/健康］ 是月四日、栄一渡米を終へて帰国、是日より流行性感冒にて静養、三月中旬に至る。 |
第57巻 p.122 【DK570057k】 |
| 1月～12月 | 【33.対外事業／中日実業株式会社】 是年栄一、当会社副総裁倉知鉄吉等と、屡々会談し、又、相談役会に出席す。 |
第55巻 p.18-p.20 【DK550006k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 2月10日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是日、当協会総会に於て役員改選せられ、栄一引続き名誉評議員に選ばる。 |
第35巻 p.520 【DK350088k】 |
| 2月15日 | 【52.外国人トノ往復雑書翰／大5～昭4 [外国人トノ往復雑書翰]】 是日栄一、アメリカ合衆国人セオドル・ルーズヴェルトに、大正四年訪米の折、会見記念として離米に当りて贈りたる東照宮絵巻を収蔵すべき蒔絵の箱を送付したる旨、書通す。 |
第40巻 p.627-p.628 【DK400214k】 |
| 2月19日 | 【29.貿易／社団法人日本貿易協会 付.商品陳列館】 是日栄一、当協会定例晩餐会に招待せらる。栄一出席し、渡米旅行談をなすと共に、貿易の将来に就きて演説をなす。 |
第54巻 p.5 【DK540002k】 |
| 2月19日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東北振興会】 是日栄一、東北六県在京代表者の来訪に接し、東北振興につき助力を請はれたるに対し、応諾の旨挨拶す。 五月二十二日、大日本蚕糸会館に於て、東北六県知事発起の東北振興に関する懇談会開かれ、栄一、当会委員益田孝等と共に出席す。 |
第56巻 p.194-p.195 【DK560056k】 |
| 2月28日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是日、当協会及び在日米人平和協会共同主催アメリカ合衆国人フランシス・ティー・クラーク招待晩餐会、中央亭に開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第35巻 p.520-p.525 【DK350089k】 |
| 2月28日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日当協会、中央亭に於て例会を開く。栄一出席して意見を述ぶ。四月二十七日、同所に於て幹事会を開く。栄一出席す。 |
第46巻 p.616-p.618 【DK460150k】 |
| 2月29日 | 【46.日米親善事業／日米関係委員会】 是より先栄一、大正四年第三回渡米を機に、日米両国間の軋轢を防止し親善を増進せんがため、アメリカ合衆国サン・フランシスコの米日関係委員会に呼応すべき一会を設立せんことを志す。是日、右会名を日米関係委員会となし、其第一回会合を東京商業会議所に催す。是より栄一、その常務委員として尽瘁し、歿年に及ぶ。 |
第33巻 p.452-p.455 【DK330031k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 3月1日 | 【01.銀行／東京貯蓄銀行】 是日当行、当行新宿支店新設並に営業課目増設に伴ふ定款変更の件を、大蔵大臣武富時敏に申請し、三月十六日認可さる。栄一之に与る。 |
第50巻 p.283-p.286 【DK500053k】 |
| 3月6日 | 【46.日米親善事業／米友協会】 是日栄一、交詢社に於て催されたる米友協会晩餐会に出席す。 |
第36巻 p.256 【DK360080k】 |
| 3月13日 | ［家庭生活/同族・親族/親族］ 是日、栄一外孫阪谷希一、三島寿子と結婚す。二十六日栄一、帝国ホテルに於ける披露宴に出席して、祝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.78 【DK570033k】 |
| 3月-- | 【45.国際団体及ビ親善事業／海外植民学校】 是月栄一、当校顧問となる。在任歿年に及ぶ。 |
第38巻 p.230-p.251 【DK380021k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 4月3日 | ［家庭生活/同族・親族/親族］ 是日、栄一外孫阪谷八重子、中村貫之と結婚す。 |
第57巻 p.78-p.79 【DK570034k】 |
| 4月10日 | 【09.航空／財団法人帝国飛行協会】 是日、アメリカ合衆国飛行家アート・スミス、青山練兵場に於て宙返り飛行を公開す。栄一渡米中の関係により花環を贈る。 |
第51巻 p.568-p.569 【DK510120k】 |
| 4月10日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、アメリカ合衆国人飛行家アート・スミス、青山練兵場に於て宙返り飛行を公開す。栄一、前年同国旅行中、サン・フランシスコに於ける歓迎会に於て、スミスの歓迎飛行を受けたる縁故に依り、花環を贈る。 |
第39巻 p.125 【DK390052k】 |
| 4月15日 | 【75.各種団体／埼玉県人会】 是日、大正第四回埼玉県人会に於て、栄一会長に推薦せらる。当日栄一は出席せず、後之を受諾す。 |
第49巻 p.514-p.515 【DK490178k】 |
| 4月17日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、帝国ホテルに於て当社評議員会開かれ、栄一出席す。右評議員会終了後、当社評議員会及び有志による聯合国経済会議特派委員長阪谷芳郎の渡欧送別会開かる。栄一送別の辞を述ぶ。 |
第42巻 p.523-p.533 【DK420098k】 |
| 4月20日 | 【60.女子教育／日本女子大学校】 是日栄一、当校創立第十五年記念式に臨み、財務報告を兼ねて祝辞を述ぶ。 |
第44巻 p.595-p.598 【DK440153k】 |
| 4月22日 | 【61.一般教育関係／財団法人埼玉学生誘掖会】 是日栄一、当会の茶話会に出席し、演説をなす。次いで六月二十五日、当会道場に於ける栄一主催の剣道模範試合を観覧す。 |
第45巻 p.218 【DK450072k】 |
| 4月23日 | 【53.儒教／孔子祭典会】 是日、当会第十回祭典、湯島聖堂に開かれ、栄一参列す。式後、東京帝国大学法科第三十二番教室に講演会催され、栄一演説す。 |
第41巻 p.8-p.13 【DK410004k】 |
| 4月25日 | ［家庭生活/同族・親族/同族］ 是日栄一、総理大臣官邸に於ける、総理大臣大隈重信主催の聯合国経済会議特派委員長阪谷芳郎送別晩餐会に出席し、五月一日出発に際し東京駅に見送る。是年十一月三日帰国、五日栄一、阪谷芳郎を其邸に訪ふ。 |
第57巻 p.19-p.24 【DK570008k】 |
| 4月25日 | 【35.政府諸会／経済調査会】 是月二十四日、当会に関する官制公布せられ、是日栄一、当会委員を仰付けらる。 |
第56巻 p.577-p.583 【DK560127k】 |
| 4月29日 | 【33.対外事業／朝鮮軽便鉄道株式会社（朝鮮中央鉄道株式会社）】 是日、帝国鉄道協会に於て、当会社創立総会開かる。栄一、当会社設立につき援助し、株主となる。 大正八年、当会社は朝鮮中央鉄道株式会社と改称す。 |
第54巻 p.386-p.403 【DK540079k】 |
| 4月29日 | 【35.政府諸会／経済調査会】 是日、総理大臣官邸に於て、当会第一回総会開かれ、栄一出席す。 |
第56巻 p.583-p.584 【DK560128k】 |
| 4月30日 | 【61.一般教育関係／財団法人二松義会】 是より先、大正四年七月二十四日、天皇陛下より二松学舎維持費として、内帑金一万円の下賜あり、是日、築地水交社に於て、恩賜金奉戴式を兼ね、二松学舎創立四十年記念式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第45巻 p.550-p.556 【DK450208k】 |
| 4月-- | 【67.新聞・雑誌・通信・放送／日本魂社】 是月、後藤武夫、雑誌社「日本魂社」を設立す。栄一その賛助員となる。 |
第48巻 p.236-p.237 【DK480064k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 5月1日 | 【35.政府諸会／経済調査会】 是日、当会会長大隈重信、各委員の部属を指定す。栄一、金融部委員となる。 |
第56巻 p.584-p.585 【DK560129k】 |
| 5月3日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日栄一、渋沢事務所に当団関係者を招き、当団の基礎確立に就き懇談す。更に六日、同様の会合をなす。 |
第43巻 p.493-p.494 【DK430091k】 |
| 5月9日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人東照宮三百年祭記念会】 是日栄一、華族会館に於ける当会評議員会に出席す。同七年四月九日、同じく当会評議員会に出席す。 |
第47巻 p.243-p.245 【DK470055k】 |
| 5月10日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日当協会、飛鳥山邸に於て、アメリカ合衆国ニューヨーク・ユニオン神学校校長ウィリアム・エー・ブラウンを主賓として、茶話会を開く。栄一出席して歓迎の挨拶をなす。 |
第46巻 p.618-p.619 【DK460151k】 |
| 5月11日 | 【55.神社／大礼記念楽翁公奉祀表徳会】 是日、福島県白河町町長及び有志、栄一を訪問し、大正天皇御大典記念として、同町に大礼記念楽翁公奉祀表徳会を組織の上、同町南湖に南湖神社建立を企画の旨開陳す。栄一之に賛同し、依頼に応じて当表徳会総裁たることを承諾す。 |
第41巻 p.623-p.626 【DK410129k】 |
| 5月14日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／日印協会】 是日、当協会総会、上野精養軒に開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第36巻 p.29-p.33 【DK360016k】 |
| 5月20日 | 【60.女子教育／大日本婦人教育会】 是日、芝区高輪毛利公爵邸に於て、当会総会開催せらる。栄一、之に臨み演説をなす。 |
第45巻 p.89-p.94 【DK450033k】 |
| 5月21日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、当社第五十五回春季総集会、飛鳥山邸に於て開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.533-p.543 【DK420099k】 |
| 5月22日 | ［交遊/浅野総一郎］ 是日栄一、浅野総一郎次男良三と武田恭作女寿子との結婚の媒酌をなす。 |
第57巻 p.457 【DK570212k】 |
| 5月24日 | 【61.一般教育関係／商船学校】 是日栄一、当校創立四十年記念式に出席して祝辞を述ぶ。 |
第46巻 p.234 【DK460064k】 |
| 5月27日 | 【61.一般教育関係／財団法人高千穂学校】 是日、当校第十三周年創立記念式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第45巻 p.518-p.521 【DK450191k】 |
| 5月28日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、東京を発し水戸市に赴き、同市に開かれたる関東・東北・北海道感化院長協議会に出席、感化事業に対する所感を演説し、翌二十九日、県立商業学校に於て演説して帰京す。 |
第57巻 p.594 【DK570287k】 |
| 5月28日 | 【38.社会福祉施設／関東・東北・北海道感化院長協議会】 是日栄一、中央慈善協会会長として、水戸市に開かれたる関東・東北北海道感化院長協議会に出席し、一場の演説をなす。 |
第30巻 p.855-p.861 【DK300107k】 |
| 5月30日 | 【39.保健団体及ビ医療施設／恩賜財団済生会】 是日芝区赤羽橋町の済生会病院開院式挙行せられ、栄一之に出席して演説す。 |
第31巻 p.91-p.92 【DK310011k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 6月2日 | 【09.航空／財団法人帝国飛行協会】 是日、当協会、国民飛行会、ニュー・ヨーク日本協会協賛会及び日米関係委員会の四団体合同主催に係る、アメリカ合衆国飛行家アート・スミス送別晩餐会、帝国ホテルに開かる。栄一出席し、主催者を代表して挨拶を述ぶ。 |
第51巻 p.569-p.573 【DK510121k】 |
| 6月2日 | 【12.蚕糸・絹織業／財団法人大日本蚕糸会】 是日栄一、当会会頭清浦奎吾・副会頭牧野忠篤等と共に、宮中御養蚕所を拝観す。 |
第52巻 p.353-p.356 【DK520034k】 |
| 6月2日 | 【46.日米親善事業／ニュー・ヨーク日本協会協賛会】 是日、当会等主催アメリカ合衆国飛行家アート・スミス送別晩餐会帝国ホテルに開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第35巻 p.487 【DK350067k】 |
| 6月2日 | 【46.日米親善事業／日米関係委員会】 是日、当委員会他三団体主催、アメリカ合衆国飛行家アート・スミス送別晩餐会帝国ホテルに開かれ、栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第33巻 p.456 【DK330032k】 |
| 6月2日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、ニュー・ヨーク日本協会協賛会、日米関係委員会、帝国飛行協会共催、アメリカ合衆国人飛行家アート・スミス送別晩餐会、帝国ホテルに開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第39巻 p.126 【DK390053k】 |
| 6月4日 | 【61.一般教育関係／埼玉学生誘掖会舎友会】 是日栄一、向島百花園に於ける当会春期懇親会に出席す。 |
第45巻 p.265 【DK450095k】 |
| 6月5日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日当協会幹事会、渋沢事務所に於て開かる。栄一出席して、モートン・プリンス及びジェー・ビー・ミレット歓迎の件を協議す。十三日、飛鳥山邸に当協会主催、同人等の招待会開かれ、栄一歓迎の辞を述ぶ。 |
第46巻 p.619-p.621 【DK460152k】 |
| 6月7日 | 【09.航空／財団法人帝国飛行協会】 是日栄一、近く帰国せんとするアメリカ合衆国飛行家アート・スミスを、飛鳥山邸に招きて送別午餐会を催す。 |
第51巻 p.573-p.574 【DK510122k】 |
| 6月7日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、近く帰国せんとする、アメリカ合衆国人飛行家アート・スミスを、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.126 【DK390054k】 |
| 6月7日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、春秋会主催、アメリカ合衆国人モートン・プリンス及びジェー・ビー・ミレット招待晩餐会、築地精養軒に開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第39巻 p.126-p.128 【DK390055k】 |
| 6月13日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、帰一協会主催、アメリカ合衆国人モートン・プリンス招待茶会、飛鳥山邸に催され、栄一出席す。又七月十二日、栄一、帝国ホテルに催されたるプリンスの招待会に臨む。十五日、日米関係委員会主催プリンス送別晩餐会帝国ホテルに開かれ、栄一出席して挨拶をなす。 |
第39巻 p.128-p.132 【DK390056k】 |
| 6月16日 | 【09.航空／財団法人帝国飛行協会】 是日アメリカ合衆国飛行家アート・スミス、札幌に於て墜落負傷す。栄一、見舞金五百円を贈る。 |
第51巻 p.574 【DK510123k】 |
| 6月16日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、アメリカ合衆国人飛行家アート・スミス、札幌に於て墜落負傷す。栄一、見舞金五百円を贈る。 |
第39巻 p.132-p.135 【DK390057k】 |
| 6月17日 | 【61.一般教育関係／教育調査会】 是年六月九日、文部大臣官邸に於て、当調査会第三回懇談会開催せられ、文部省提出の大学令案に付て、特別の委員を設けて再調査をなすことを決す。栄一出席す。六月十二日、同所に於て当調査会総会開催せられ、右委員の指名を文部大臣に一任す。 是日栄一、特別調査委員に指名せらる。 |
第46巻 p.297-p.301 【DK460087k】 |
| 6月20日 | 【42.労資協調／友愛会】 是日栄一、当会江東支部聯合講演会に出席し、一場の講演をなす。 |
第31巻 p.437-p.438 【DK310068k】 |
| 6月22日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、帝国ホテルに於て銀行倶楽部第百二十四回晩餐会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第50巻 p.556-p.557 【DK500132k】 |
| 6月27日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日当協会、中央亭に於て例会兼服部宇之吉帰国歓迎会を開く。栄一出席して歓迎の挨拶をなす。 |
第46巻 p.621-p.625 【DK460153k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 7月1日 | 【12.蚕糸・絹織業／帝国蚕糸株式会社（大正四年設立）】 是日栄一、当会社を発起し蚕糸業救済に尽力したる功により賞勲局より銀杯一組を賜はる。 |
第52巻 p.385 【DK520040k】 |
| 7月1日 | 【72.銅像／前島密寿像建設】 是より先、大正四年十月八日、築地精養軒に於て、前島密祝寿会開かれ、寿像建設の議決せらる。是日、逓信省構内に於て、右寿像除幕式挙行せられ、栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.206-p.215 【DK490060k】 |
| 7月2日 | 【60.女子教育／日本女子大学校】 是日、当校に於て、インド詩人ラビンドラナート・タゴールの歓迎晩餐会催さる。栄一出席す。 |
第44巻 p.598 【DK440154k】 |
| 7月3日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是日、総理大臣官邸に於て、六大都市の実業家等四十七名を招きて、当研究所第一回設立協議会開かる。栄一出席して従来の経過を報告し、発起人の選定に与る。栄一も亦発起人となる。 |
第47巻 p.71-p.82 【DK470007k】 |
| 7月7日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日、当団本部に於て栄一主催の当団向上舎卒業生送別茶話会開かる。栄一出席して訓話をなす。 |
第43巻 p.494-p.499 【DK430092k】 |
| 7月13日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是より先、インド詩人ラビンドラナート・タゴール来日す。是日栄一、当協会の幹事として其宿舎原富太郎邸を訪ひ、宗教問題・思想問題に就き会談す。 |
第46巻 p.625-p.629 【DK460154k】 |
| 7月15日 | 【46.日米親善事業／日米関係委員会】 是日、当委員会主催、アメリカ合衆国人モートン・プリンス博士送別晩餐会帝国ホテルに開かれ、栄一出席して演説をなす。 |
第33巻 p.456-p.457 【DK330033k】 |
| 7月18日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日、当協会幹事会、渋沢事務所に開かれ、栄一出席す。次いで十九日、中央亭に於て、当協会本年度大会開かれ、栄一同じく出席す。 |
第46巻 p.629-p.630 【DK460155k】 |
| 7月20日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／日露協約祝賀会】 是月三日、新日露協約成立す。栄一、東京市長奥田義人・東京商業会議所会頭中野武営等と祝賀方法を謀り、是日、上野精養軒に於て、祝賀会を開催す。栄一出席す。 |
第49巻 p.380-p.388 【DK490132k】 |
| 7月21日 | 【35.政府諸会／米価調節調査会】 是日より五日間、農商務省会議室に於て、恒久的米価調節策特別委員会開かれ、栄一出席す。 |
第56巻 p.551-p.554 【DK560125k】 |
| 7月25日 | ［実業界引退］ 是より先栄一、古稀に際し、第一銀行及び東京貯蓄銀行を除く関係諸会社の職を辞せしが、是年喜寿に達したるを機とし、是日第一銀行頭取を、次いで二十六日、東京貯蓄銀行取締役会長及び東京銀行集会所会長を辞し、実業界より引退す。 |
第57巻 p.703 【DK570332k】 |
| 7月25日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行第四十期定時株主総会に出席して議事を司宰し、議事終了後、取締役頭取辞任の意を表明し、告別演説をなす。大倉喜八郎株主を代表して謝辞を述ぶ。同日取締役会に於て佐々木勇之助を後任頭取に選挙し、且つ栄一を相談役に推す。栄一之を承諾し、在任歿年に及ぶ。 |
第50巻 p.111-p.127 【DK500023k】 |
| 7月26日 | 【01.銀行／東京貯蓄銀行】 是日栄一、当行取締役会長を辞任す。八月十日、当行臨時株主総会に於て慰労金として金一万円を贈ることを決議す。 |
第50巻 p.286-p.288 【DK500054k】 |
| 7月26日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、東京銀行集会所会長を辞す。翌二十七日当集会所通常総会に出席し、総会終了に際して告別の演説をなす。 |
第50巻 p.557-p.566 【DK500133k】 |
| 7月29日 | 【55.神社／大礼記念楽翁公奉祀表徳会】 是日栄一、当表徳会に金二千円の寄付申込をなす。又東京市内富豪に対する寄付勧誘を斡旋す。 |
第41巻 p.626-p.627 【DK410130k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 8月2日 | 【04.興信所／東京興信所】 是日栄一、当所評議員会長を辞す。翌六年六月、相談役就任を懇請されしも辞して受けず。同年九月当所より記念品を贈らる。 |
第51巻 p.200-p.203 【DK510053k】 |
| 8月2日 | 【56.寺院及ビ仏教団／財団法人善光寺保存会】 是日栄一、財団法人善光寺保存会名誉会員となり、金二百円を寄進す。在籍歿年に至る。 |
第42巻 p.94-p.95 【DK420014k】 |
| 8月3日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、時局調査委員会開かれ、パリに於ける聯合国経済会議の決議に関し、臨時商業会議所聯合会開催に賛同するに決す。栄一、請はれて出席す。 |
第56巻 p.24 【DK560009k】 |
| 8月4日 | 【61.一般教育関係／慶応義塾】 是より先、当塾は医学科・同付属病院及び化学科新設を計画し、七月六日設立趣意書を発表、是日交詢社に第二回設立委員会を開く。栄一出席して賛意を表す。 |
第45巻 p.424-p.426 【DK450165k】 |
| 8月16日 | 【48.外賓接待（一）／インド詩人タゴール招待】 是日栄一、インド詩人ラビンドラナート・タゴールを、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。是より先七月二日、栄一、日本女子大学校主催タゴール歓迎茶話会に臨み、更に同十三日、帰一協会幹事として横浜原富太郎邸にタゴールを訪問す。 |
第38巻 p.602 【DK380069k】 |
| 8月23日 | 【55.神社／大礼記念楽翁公奉祀表徳会】 是日栄一、栃木県塩原温泉に滞在中、当表徳会よりの懇請により、福島県白河町を訪れ、南湖神社建設地を視察し、同町第三小学校に於て講演をなす。 |
第41巻 p.627-p.628 【DK410131k】 |
| 8月26日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行臨時株主総会に出席す。頭取佐々木勇之助議長となり、栄一辞任に伴ふ取締役補欠選挙の件、功労金贈与の件、並に当行と株式会社京都商工銀行合併の件を議決す。栄一、同行合併につき意見を述ぶ。後、佐々木勇之助株主を代表して、飛鳥山邸に栄一を訪ひ、功労金を贈り、終身年金贈呈の旨を伝ふ。栄一その中より金十万円を当行行員育英資金として寄付す。 |
第50巻 p.127-p.137 【DK500024k】 |
| 8月27日 | 【33.対外事業／支那銀行設立問題】 是日栄一、欧米旅行中の阪谷芳郎に書翰を送り、ニュー・ヨークに於て、フランク・エー・ヴァンダーリップ及びジャッジ・エルバート・エッチ・ゲーリーと会見の上、中国に日米共同出資の銀行設立に関し、懇談せんことを依頼す。九月十八日、栄一、右に関し、重ねて阪谷芳郎に書翰を送る。 |
第55巻 p.540-p.547 【DK550113k】 |
| 8月-- | ［家庭生活/健康］ 是月、雑誌「実業之世界」の保健法等に関する質問に対し、栄一、詳細なる回答を寄す。 |
第57巻 p.122-p.123 【DK570058k】 |
| 8月-- | ［交遊/三島毅］ 是年五月、栄一喜寿を期として実業界より引退す。是月三島毅、是を祝して賀詩を贈る。 |
第57巻 p.473 【DK570232k】 |
| 8月-- | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是月、当団第二回天幕講習会、静岡県富士郡上井出村に於て開かる。栄一金百円を寄付し、更に書翰を送つて訓示す。 |
第43巻 p.499-p.500 【DK430093k】 |
| 8月-- | 【64.編纂・刊行／合衆国製鋼会社之由来及同社取締役会長ゲーリー氏の略伝】 是年九月、アメリカ合衆国鋼鉄会社取締役会長エルバート・エッチ・ゲーリー夫妻の来訪に先立ち、是月栄一、アルンデル・コッタ著「合衆国製綱会社ノ由来」の摘訳を刊行して知人に頒布す。 |
第48巻 p.25 【DK480010k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 9月5日 | 【46.日米親善事業／ニュー・ヨーク日本協会協賛会】 是日、当会等主催アメリカ合衆国鋼鉄会社取締役会長エルバート・エッチ・ゲーリー歓迎晩餐会帝国ホテルに開かる。栄一出席し、主催者を代表して歓迎の辞を述ぶ。 |
第35巻 p.487 【DK350068k】 |
| 9月5日 | 【46.日米親善事業／日米関係委員会】 是日、当委員会及びニュー・ヨーク日本協会協賛会主催、アメリカ合衆国鋼鉄会社取締役会長エルバート・エッチ・ゲーリー歓迎晩餐会、帝国ホテルに開かる。栄一出席し、主催者を代表して歓迎の辞を述ぶ。 |
第33巻 p.457-p.464 【DK330034k】 |
| 9月5日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、アメリカ合衆国鋼鉄会社取締役会長エルバート・エッチ・ゲーリ夫妻を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.135-p.137 【DK390058k】 |
| 9月6日 | 【35.政府諸会／米価調節調査会】 是日栄一、農商務省に於ける当会第二回会議第三日目に出席し、議長として議事を司る。 尚、当会は是月三十日限り廃止せらる。 |
第56巻 p.554-p.576 【DK560126k】 |
| 9月6日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、東京市民有志者二十五名の発起により、エルバート・エッチ・ゲーリー夫妻を上野精養軒に招きて晩餐会を催す。栄一発起人として列席す。十一日、内閣総理大臣大隈重信主催ゲーリー歓迎午餐会、早稲田大隈邸に開かれ、栄一出席す。十二日東京商業会議所主催ゲーリー講演会同所に開かる。栄一臨席して所感を述ぶ。 |
第39巻 p.137-p.151 【DK390059k】 |
| 9月7日 | 【19.鉄鋼・精錬／東洋製鉄株式会社】 是より先、栄一、製鉄事業の国策上緊要なるを痛感し、中野武営・和田豊治・中島久万吉・郷誠之助等と議り、中国桃冲鉱山の鉱石を主たる原料として、鋼材年産十五万噸製出の民営製鉄所設立を企画す。栄一、創立準備委員長に推さる。是日栄一、準備委員を代表し、帝国ホテルに於て、都下新聞・通信社代表者に対し、創立経過を報告したる上、国家的見地より該事業の緊要なる所以につき演説す。 |
第53巻 p.22-p.24 【DK530004k】 |
| 9月12日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是日、当会議所主催にて、先に来日せるアメリカ合衆国鋼鉄会社取締役会長エルバート・エッチ・ゲーリの講演会、当会議所に於て開かる。栄一出席し、ゲーリー来日以来歓迎委員としての感想を述ぶ。 |
第56巻 p.24-p.25 【DK560010k】 |
| 9月15日 | 【19.鉄鋼・精錬／東洋製鉄株式会社】 是日、東京商業会議所に於て、当会社発起人会開かる。栄一、出席して座長となり、創立委員として中野武営外二十名を指名す。爾後、屡々創立委員会開かる。栄一、之に出席すると共に、一方、政府当局に対し、製鉄業奨励法の制定を要請す。 |
第53巻 p.24-p.28 【DK530005k】 |
| 9月20日 | 【64.編纂・刊行／大僧正天海伝】 是より先栄一、当伝記の編纂に関して尽力す。是日、当伝記冨山房より刊行せらる。 |
第48巻 p.88-p.90 【DK480027k】 |
| 9月22日 | 【61.一般教育関係／財団法人埼玉学生誘掖会】 是日栄一、当会の茶話会に出席し、演説をなす。 |
第45巻 p.218-p.221 【DK450073k】 |
| 9月24日 | 【58.修養団体／社団法人日本弘道会】 是日栄一、当会埼玉県黒須支会の秋季講演会に出席して演説をなす。 |
第43巻 p.385-p.392 【DK430059k】 |
| 9月25日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、東京銀行集会所、栄一の喜寿を記念して同所内に設置せる栄一の寿像の除幕式を挙行す。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.292 【DK570140k】 |
| 9月25日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是月十九日、麹町区永楽町二丁目五番地に建築中の東京銀行集会所落成し、移転す。是日、同所内に建設せる栄一の寿像除幕式挙行せらる。栄一出席して謝辞を述ぶ。 |
第50巻 p.566-p.570 【DK500134k】 |
| 9月26日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、郷里血洗島に赴き、翌二十七日、村社諏訪神社の拝殿落成奉告祭に出席し、演説の後、記念植樹をなし、二十八日帰京す。 |
第57巻 p.594 【DK570288k】 |
| 9月26日 | 【55.神社／財団法人明治神宮奉賛会】 是月、当奉賛会、組織を改め財団法人となる。是日栄一、総裁宮より当奉賛会理事を嘱託せらる。副会長元の如し。七年三月理事長阪谷芳郎渡支に付、留守中理事長代理となる。 |
第41巻 p.562-p.566 【DK410110k】 |
| 9月27日 | 【55.神社／諏訪神社（埼玉県大里郡八基村血洗島）】 当神社拝殿落成し、是日祭典当日を卜し、献納の奉告祭行はる。栄一参列して演説をなす。又同拝殿内に掲ぐる扁額を献納し、記念樹を境内に手植す。 |
第41巻 p.464-p.472 【DK410097k】 |
| 9月-- | 【54.論語ニ関スル栄一ノ講演談話集／論語と算盤】 是月、梶山彬「竜門雑誌」中の栄一の論語に関する講話を編集し「論語と算盤」(全一冊)と題して東京の東亜堂書房より発行す。昭和二年二月、凡例中の渋沢男爵を渋沢子爵と改め、忠誠堂より刊行す。同三年一月同所より再版刊行。更に同二十九年十月、浅野重次郎、編者並に出版者の承認を得て別版を刊行す。同三十年六月、同人再版刊行。 |
第41巻 p.347-p.352 【DK410086k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 10月1日 | ［賀寿/喜寿］ 是より先、埼玉県大里郡八基村大字血洗島の有志、栄一の喜寿を祝して、同村諏訪神社境内に、喜寿碑を建設し、是日除幕式を挙行す。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.292-p.295 【DK570141k】 |
| 10月1日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、郷里血洗島に赴き、村社諏訪神社境内に建設せられたる、栄一の喜寿碑除幕式に出席し、謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.594 【DK570289k】 |
| 10月1日 | 【55.神社／諏訪神社（埼玉県大里郡八基村血洗島）】 是日、当神社内に於て栄一の喜寿碑除幕式行はる。栄一列席して謝辞を述ぶ。 |
第41巻 p.472-p.488 【DK410098k】 |
| 10月5日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是日栄一、当研究所第二回設立協議会に出席、創立委員に選ばる。次いで十八日東京商業会議所に開かれたる創立委員会に於て、推されて創立委員長となり、十九日常務委員を指名す。爾後当研究所設立のために政府との交渉、帝室御下賜金の請願及び東京其他各地富豪に対する寄付金募集に奔走し、十二月九日東京商業会議所に開かれたる常務委員会に出席して寄付の情況につき説明す。 |
第47巻 p.82-p.94 【DK470008k】 |
| 10月6日 | ［実業界引退］ 是日栄一、帝国ホテルに於て、第一銀行頭取辞任披露会を開き、引退の挨拶を述ぶ。次いで神戸・大阪・京都・名古屋に於て同様披露会を開き、挨拶を述ぶ。 |
第57巻 p.703 【DK570333k】 |
| 10月6日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、帝国ホテルに於て当行頭取辞任披露会を開き、引退の挨拶を述ぶ。次いで十月八日神戸に於て同披露会を開き、更に翌大正六年三月、大阪・京都・名古屋に於て同様披露会を開き、等しく挨拶を述ぶ。 |
第50巻 p.137-p.156 【DK500025k】 |
| 10月7日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、東京を発し、第一銀行頭取辞任披露のため神戸に赴き、八日、同地にてその披露会を開き、引続き大阪・京都・名古屋に於て同様開催の予定なりしも、健康を害し、十四日帰京す。 |
第57巻 p.595 【DK570290k】 |
| 10月8日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、京阪神在住当社会員第二回臨時集会、神戸東亜ホテルに於て開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.543-p.546 【DK420100k】 |
| 10月14日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／其他関係資料 [其他外国関係資料]】 是日、イギリス国ロンドンのロンドン・タイムズ社発行「日本号」に『日英ノ国交』と題する栄一の論文掲載せらる。 |
第40巻 p.499-p.502 【DK400148k】 |
| 10月15日 | ［家庭生活/同族・親族/親族］ 是日、栄一外孫穂積晴子、市河三喜と結婚す。栄一、日比谷太神宮に於ける結婚式に列席す。 |
第57巻 p.79 【DK570035k】 |
| 10月22日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、私立高千穂学校に於て、栄一の喜寿祝賀式を挙行す。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.295 【DK570142k】 |
| 10月22日 | 【61.一般教育関係／財団法人高千穂学校】 是日、当校に於て、栄一の喜寿祝賀式を挙行す。栄一謝辞を述ぶ。 |
第45巻 p.521-p.522 【DK450192k】 |
| 10月22日 | 【71.史蹟／西ヶ原一里塚旧蹟二本榎保存碑】 是より先、東京府下滝野川町西ヶ原道路上に存する老木二本榎は、江戸時代に於ける一里塚の旧蹟なるを以て、栄一及び滝野川町長野木隆歓等の発起により、二本榎保存碑建設の企てあり。是日同碑除幕式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.324-p.330 【DK490115k】 |
| 10月23日 | 【59.実業教育／東京高等工業学校 付.手島工業教育資金団】 是年九月、当校校長手島精一引退す。栄一他有志、同月二十六日、日本橋倶楽部に於て、その慰労午餐会を開催し、席上表彰式の挙行並に記念奨学資金募集の件を決す。是日、上野精養軒に於て表彰式を挙行、栄一発起人の一人として祝辞を述べ、且つ手島工業教育資金団の評議員となる。在任歿年に及ぶ。 |
第44巻 p.481-p.491 【DK440107k】 |
| 10月27日 | 【08.陸運／神戸電気鉄道株式会社】 是より先、神戸市、当会社を買収せんとせしも、両者間の交渉整はず。神戸商業会議所会頭滝川儀作・兵庫県知事清野長太郎調停に起ち、栄一を仲裁者に擬し、是日、神戸市並に当会社に対し、会頭及び知事に仲裁者の選定を委任されたき旨を諮る。市会は是を諒承したるも当会社は是に同調せず。即ち栄一仲裁のこと止む。 |
第51巻 p.511-p.515 【DK510109k】 |
| 10月29日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日、当団本部に於て当団主催、渋沢・森村・手島三顧問延寿頌徳会挙行せらる。栄一出席して謝辞を述ぶ。 |
第43巻 p.500-p.503 【DK430094k】 |
| 10月29日 | 【59.実業教育／東京高等蚕糸学校】 是日、当校創立第三十年記念式挙行せらる。栄一之に臨み、祝辞を述ぶ。 |
第44巻 p.477-p.478 【DK440103k】 |
| 10月29日 | 【61.一般教育関係／財団法人埼玉学生誘掖会】 是日当会、評議員会・維持員会を開き、終つて寄宿舎創立第十二周年記念祭に兼ぬるに、栄一の喜寿祝賀式を挙行す。栄一出席して演説をなし、次いで舎生総代の喜寿祝辞に対して答辞を述ぶ。 |
第45巻 p.221-p.223 【DK450074k】 |
| 10月-- | ［賀寿/喜寿］ 是月、合資会社清水組社員清水満之助、栄一の喜寿記念として、飛鳥山邸内にバンガロー式小亭を建築することとし、其目録及び賀詞を献呈す。 |
第57巻 p.295-p.298 【DK570143k】 |
| 10月-- | 【65.栄一ノ演説集・談話集／村荘小言】 是月、実業之世界社、栄一の談話を編集し「村荘小言」と題して、同社より発行す。(四六版・一冊・五四九頁) |
第48巻 p.126-p.128 【DK480041k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 11月4日 | 【35.政府諸会／経済調査会】 是日、総理大臣官邸に於て、当会総会開かれ、新任会長寺内正毅の訓示演説あり。栄一出席す。 |
第56巻 p.585-p.586 【DK560130k】 |
| 11月5日 | ［交遊/大隈重信］ 是日栄一、芝公園内に建設せられたる、大隈重信寿像除幕式に参列して祝詞を述ぶ。 |
第57巻 p.438 【DK570192k】 |
| 11月5日 | 【05.保険／扶桑海上保険株式会社】 是日栄一、扶桑海上保険株式会社発起人会に出席し、座長となり、加藤正義外七名の創立委員を指名す。 |
第51巻 p.316-p.318 【DK510086k】 |
| 11月5日 | 【56.寺院及ビ仏教団／仏教護国団】 是日、芝増上寺に於て、各宗聯合仏教護国団発会式挙行せらる。栄一来賓として臨席し、演説す。 |
第42巻 p.52-p.57 【DK420010k】 |
| 11月5日 | 【61.一般教育関係／早稲田大学】 是日栄一、芝公園内に建設せられたる、大隈重信銅像除幕式に参列して祝詞を述ぶ。 |
第45巻 p.325-p.326 【DK450130k】 |
| 11月5日 | 【72.銅像／大隈重信寿像除幕式】 是日栄一、芝公園内に建設せられたる、大隈重信寿像除幕式に出席して祝辞を述ぶ。 |
第49巻 p.216 【DK490061k】 |
| 11月9日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、聯合国経済会議特派委員長阪谷芳郎帰国歓迎晩餐会開かる。栄一、陪賓として出席す。 |
第56巻 p.25-p.28 【DK560011k】 |
| 11月11日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、当社評議員会、帝国ホテルに開かれ、後、引続き評議員並に有志による、阪谷芳郎帰国歓迎会催さる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.546-p.564 【DK420101k】 |
| 11月12日 | ［賀寿/喜寿］ 是より先、第一銀行本支店行員、栄一の喜寿を記念するため、玉川清和園内に記念館誠之堂を建設す。是日、帝国ホテルに於て、その開館式を兼ね、賀寿の宴を催す。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.298 【DK570144k】 |
| 11月12日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是より先、栄一の喜寿記念として当行は玉川清和園内に記念館誠之堂を建設す。是日、帝国ホテルに於て、その開館式を兼ねて、栄一の喜寿祝賀会を開く。栄一出席して謝辞を述べ、次いで清和園に赴き記念植樹をなす。 |
第50巻 p.156-p.168 【DK500026k】 |
| 11月13日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、東洋生命保険株式会社主催、十七日、山下亀三郎主催、二十一日、堀越善重郎主催の栄一喜寿祝賀会催さる。栄一、それぞれ出席す。 |
第57巻 p.298-p.299 【DK570145k】 |
| 11月13日 | 【05.保険／東洋生命保険株式会社】 是日、日本橋倶楽部に於て、当会社主催、第一銀行幹部招待会兼栄一喜寿祝賀会開かる。栄一出席して挨拶をなす。 |
第51巻 p.237-p.239 【DK510065k】 |
| 11月15日 | ［実業界引退］ 是日、東京銀行集会所・東京交換所・東京銀行倶楽部の三団体連合し、栄一を東京銀行集会所に招きて晩餐会を開き、多年銀行業に尽瘁せる栄一の労を慰む。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.703 【DK570334k】 |
| 11月15日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行集会所・東京交換所・東京銀行倶楽部の三団体連合し、栄一を招きて東京銀行集会所に於て晩餐会を開き、栄一が多年銀行業に尽瘁せる労を慰む。栄一出席して謝辞を述ぶ。 |
第50巻 p.570-p.576 【DK500135k】 |
| 11月16日 | 【46.日米親善事業／日米関係諸資料】 是日、日米無線電信公衆通信開始せらる。栄一、アメリカ合衆国ホノルル商業会議所会頭チャールズ・ダブリュー・スミスと祝電を交換す。 |
第40巻 p.351 【DK400111k】 |
| 11月17日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔／大元～昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是日、中華民国人黄興の弔祭会、芝区愛宕下青松寺に於て挙行せらる。栄一出席す。 |
第40巻 p.544-p.545 【DK400169k】 |
| 11月19日 | 【38.社会福祉施設／中央慈善協会】 是日、前橋市公会堂に於て群馬県慈善協会の発会式挙行せらる。栄一、当協会会長として祝辞を送る。 |
第30巻 p.496-p.497 【DK300056k】 |
| 11月20日 | 【25.土木・築港・土地会社・其他／田園都市株式会社】 是より先、東京市郊外に於て、田園都市経営の土地会社を設立せんとする計画あり。栄一、之に与る。是日、東京商業会議所に於て、其創立委員会開かる。栄一出席して、土地の選定及び軽便鉄道の敷設等につき協議す。爾後数次に亘りて開かれたる同委員会にも、栄一、それぞれ出席す。 |
第53巻 p.352-p.359 【DK530059k】 |
| 11月23日 | 【39.保健団体及ビ医療施設／救世軍療養所】 是より先救世軍ブース大将の永眠記念事業として結核療養所設置の議起る。栄一其寄附金募集に尽力し、自らも千五百円を寄附せしが、是日当療養所の設立成る。 |
第31巻 p.122-p.124 【DK310019k】 |
| 11月23日 | 【57.キリスト教団体／救世軍】 是より先、故救世軍大将ウィリアム・ブースの永眠記念事業として結核療養所設立の議起り、栄一、其寄付金募集に尽力し、自らも千五百円を寄付す。是日、右療養所成る。 |
第42巻 p.110 【DK420025k】 |
| 11月25日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、東京高等商業学校同窓会、秋季総会を機とし、帝国ホテルに於て、栄一の喜寿祝賀会を催す。栄一病気のため、三男武之助を代理として出席せしむ。 |
第57巻 p.299 【DK570146k】 |
| 11月25日 | 【59.実業教育／東京高等商業学校 付.社団法人如水会】 是日、当校同窓会、秋季総会を機として、帝国ホテルに於て、栄一の喜寿祝賀会を催す。栄一病気のため出席することを得ず。三男武之助代理として出席す。 |
第44巻 p.187-p.196 【DK440061k】 |
| 11月26日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、財団法人竜門社、帝国ホテルに於て、栄一の喜寿祝賀を兼ね、第五十六回秋季総集会を開き、林泰輔に依嘱して編纂せる「論語年譜」を栄一に贈る。栄一、病気のため出席せず。 |
第57巻 p.299 【DK570147k】 |
| 11月26日 | 【53.儒教／論語年譜ノ編纂】 是日、竜門社は帝国ホテルに於て、第五十六回秋季総集会を兼ねて栄一の喜寿祝賀会を開催し、祝賀記念として栄一に「論語年譜」二巻二冊を贈る。 |
第41巻 p.306 【DK410078k】 |
| 11月26日 | 【53.儒教／論語年譜ノ編纂】 是より先、竜門社は栄一の喜寿祝賀記念事業として「論語年譜」の編纂を林泰輔に依嘱し、完成を告ぐ。是日、東京の大倉書店より、上下二巻二冊として発行せらる。但し本書の著作権は竜門社是を所有す。 |
第41巻 p.306-p.320 【DK410079k】 |
| 11月26日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、当社は栄一の喜寿祝賀と阪谷芳郎帰国歓迎会を兼ね、第五十六回秋季総集会を、帝国ホテルに於て開き、喜寿祝賀記念として、林泰輔に編纂を依嘱したる「論語年譜」を栄一に贈る。栄一病気のため出席せず。 |
第42巻 p.564-p.586 【DK420102k】 |
| 11月30日 | 【35.政府諸会／経済調査会】 是日、総理大臣官邸に於て、当会総会開かれ、委員阪谷芳郎よりパリに於ける聯合国経済会議の経過及び結果に関し報告あり。栄一出席す。 尚、当会は六年十一月三十日廃止せらる。 |
第56巻 p.586-p.587 【DK560131k】 |
| 11月-- | 【63.演芸及ビ美術／財団法人大倉集古館】 是より先、大倉喜八郎、授爵を機にその所有に係る大倉美術館を社会に提供せんとの意あり。是月、財団法人大倉美術館を設立すべき旨を発表し、栄一並に末松謙澄・穂積陳重・阪谷芳郎・石黒忠悳にその処置を委任す。 大正六年八月十五日、当館寄付行為作製せられ、栄一立会証人として署名捺印す。爾後評議員として歿年に及ぶ。 |
第47巻 p.447-p.453 【DK470116k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 12月2日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／阿部泰蔵表彰会】 是日、日本橋倶楽部に於て、阿部泰蔵の功労表彰式開催せらる。栄一、発起人として出席し、祝辞を述ぶ。 |
第49巻 p.416-p.423 【DK490142k】 |
| 12月5日 | ［賀寿/喜寿］ 是日、銀行員同攻会、東京銀行集会所に於て、栄一の喜寿祝賀記念講演会を催す。栄一、病気のため出席せず。 |
第57巻 p.299-p.300 【DK570148k】 |
| 12月8日 | 【38.社会福祉施設／東京市養育院】 是日栄一、当院に至り、事務員一同と事務室楼上に会し一場の訓話をなす。 |
第30巻 p.174-p.175 【DK300011k】 |
| 12月10日 | 【46.日米親善事業／日米関係委員会】 是日、当委員会東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席して聯合国傷病兵罹災者慰問の議を主唱し、一座の賛成を得。尚、アメリカ合衆国人ジョン・ベーツ・クラーク教授より阪谷芳郎を経て申込みたる、日米両国聯合高等委員設立計画について協議す。 |
第33巻 p.464-p.467 【DK330035k】 |
| 12月10日 | 【69.軍事関係／聯合国傷病兵罹災者慰問会】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる日米関係委員会の席上、聯合軍慰問使派遣の件を提議し、一同の賛成を得。仍つて栄一、総理大臣寺内正毅・外務大臣本野一郎・貴族院議長徳川家達・衆議院議長島田三郎と会見して当会の設立に尽力す。 |
第48巻 p.519-p.522 【DK480150k】 |
| 12月11日 | 【61.一般教育関係／八基尋常高等小学校】 是年十一月、栄一当校実業教育基金として金五千円を寄付せしにより、是日金杯一個下賜せらる。 |
第45巻 p.288-p.289 【DK450113k】 |
| 12月20日 | 【68.政治・行政／浅野セメント深川工場降灰問題】 浅野セメント株式会社深川工場降灰問題再燃し、深川区民、明治四十四年三月二十七日付仲裁書に仍りて工場移転の履行を要求す。栄一等会社代表者之と折衝し、是日工場撤廃期限を大正六年十二月二十五日迄に延期する旨契約を締結す。 |
第48巻 p.341-p.342 【DK480105k】 |
| 12月21日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、ロシア大使館に於て同国大使ワシリー・クルペンスキーの催せる晩餐会に出席す。 |
第39巻 p.151 【DK390060k】 |
| 12月31日 | ［家庭生活/同族・親族/親族］ 是日、栄一外孫明石静子逝く。翌六年十二月、栄一墓誌を撰書す。 |
第57巻 p.79-p.81 【DK570036k】 |
| 12月-- | 【30.諸商工業／株式会社中井商店】 是月、株式会社中井商店設立せられ、合名会社中井商店の営業一切を継承す。大正十三年中井三郎兵衛、中井一族所有の当会社株式の大部分を、王子製紙株式会社に譲渡したるが、同年十一月二十三日、当会社取締役四名は、飛鳥山邸に栄一を訪ひ、右に関し、事情を述べて、栄一の諒承を請ふ。 |
第54巻 p.45-p.48 【DK540015k】 |
| 12月-- | 【61.一般教育関係／帝国小学校】 是より先、明治四十四年四月、西山哲治当校を創立す。是月栄一、当校資金として金一万円を寄付す。 |
第46巻 p.235 【DK460065k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１６年 （大正5） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| -- | 【73.碑石／東京市養育院安房分院磨崖碑】 是年栄一、千葉県安房郡船形町東京市養育院安房分院の後方断崖に彫刻する、三島毅撰文の同院沿革を揮毫す。 |
第49巻 p.239 【DK490076k】 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。
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