| 社会の主なできごと ： 5月 対中国二一箇条要求に基づく条約調印 |
| 身 辺 ： 1月6日 四男正雄結婚/ 4月1日 同族会社設立/ 4月2日 大阪・神戸・京都、名古屋等へ/ 4月18日 興津、静岡へ/ 4月23日 浜離宮観桜御宴に召される/ 4月24日 千葉市へ/ 6月2日 日光へ/ 7月30日 明治天皇三年式年祭参列/ 9月29日 神戸・松山・広島・熊本、大阪・京都へ/ 10月23日 米国へ（翌年1月4日横浜帰着）/ 11月10日 旭日大綬章、大礼記念章/ 12月1日 穂積陳重、男爵受爵/ 家法改正協議。 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。（⇒凡例）
▼ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 1月6日 | ［家庭生活/同族・親族/同族］ 是日、栄一四男正雄、池田勝吉二女鄰子を娶る。 |
第57巻 p.15-p.17 【DK570005k】 |
| 1月8日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／日本実業協会】 是より先、栄一、当協会の総意に基き、総理大臣大隈重信及び政友会総裁原敬をそれぞれ訪問して、政府及び在野党間の政府調停に尽力せしも成らず、遂に衆議院の解散を見るに至る。是日、東京商業会議所に於て、当協会幹事会開かる。栄一出席し、右顛末を報告す。 |
第56巻 p.273-p.278 【DK560073k】 |
| 1月13日 | 【46.日米親善事業／日米関係諸資料】 是日栄一、東京商業会議所に於て、アメリカ合衆国より帰国せる志賀重昻の同国事情に関する談話を聞く。 |
第40巻 p.350 【DK400109k】 |
| 1月14日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／日本実業協会】 是日栄一、東京商業会議所に於て、当協会副会長中野武営及び大橋新太郎・朝吹英二・藤山雷太・添田寿一等と会し、実業家の衆議院議員立候補に関し協議す。次いで二十日、同所に於て開かれたる当協会幹事会にも、栄一出席し、右に関し重ねて協議す。 |
第56巻 p.278-p.279 【DK560074k】 |
| 1月20日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会例会に出席し、中島力造と共に、新研究題目「時局に対する国民の覚悟」を提出す。 |
第46巻 p.577-p.579 【DK460136k】 |
| 1月21日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／財団法人国産奨励会（財団法人日本産業協会）】 是日及び二月十三日、農商務省に於て、当会幹事会開かれ、栄一、それぞれ出席す。 四月二日、栄一、関西旅行の途に就き、六日京都商業会議所、七日大阪商業会議所、八日神戸商業会議所に於て、当会のため、講演をなす。 六月二十二日、上野精養軒に於て、当会主催の全国商業会議所会頭招待会開かる。栄一出席して、演説をなす。 |
第56巻 p.295-p.298 【DK560078k】 |
| 1月21日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、ロシア帝国大使館に於て、同国特命全権大使マレウィッチの催せる日露協会関係者招待午餐会に臨む。 |
第39巻 p.104-p.105 【DK390044k】 |
| 1月23日 | 【24.電気／東京市ニ於ケル電灯電力統一問題】 是より先、東京市内に電灯及び電力を供給せる東京市電気局・東京電灯株式会社及び日本電灯株式会社の間に競争を生じ、漸く之が激烈となるに及んで統一の機運促され、栄一及び森村市左衛門其仲介を委嘱せらる。是日渋沢事務所に三者の代表を招きて電灯市営統一案を呈示す。然れども東京電灯株式会社の不同意に依り遂に交渉不調に終る。 |
第53巻 p.316-p.342 【DK530054k】 |
| 1月25日 | 【69.軍事関係／凱旋将士歓迎会】 是日、小石川後楽園に於て、陸軍大臣岡市之助主催凱旋将士歓迎会開かれ、栄一陪賓として出席す。 |
第48巻 p.513-p.514 【DK480148k】 |
| 1月26日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行第三十七期定時株主総会に出席し、議事を司宰す。尚、四月上旬関西地方に旅行し、京都・大阪・神戸・名古屋の各支店を訪ふ。 |
第50巻 p.87-p.93 【DK500018k】 |
| 1月27日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、東京銀行集会所通常総会及び銀行倶楽部定時総会に出席す。 |
第50巻 p.537-p.538 【DK500124k】 |
| 1月27日 | 【18.窯業／日本煉瓦製造株式会社】 是日及び七月二十四日、栄一、日本橋倶楽部に於て開かれたる当会社定時株主総会に出席す。大正七年三月十四日、浜町常盤屋に於ける当会社三十年記念会にも出席し、懐旧談をなす。 |
第52巻 p.533 【DK520067k】 |
| 1月28日 | 【69.軍事関係／凱旋将士歓迎会】 是日、帝国ホテルに於て東京市及び市内実業家共同して、青島より凱旋せる陸海軍将士の歓迎会を開く。栄一出席す。 |
第48巻 p.514-p.518 【DK480149k】 |
| 1月30日 | 【23.瓦斯／東京瓦斯株式会社】 是日、東京商業会議所に於て、当会社定時株主総会開かれ、栄一出席す。取締役及び監査役改選等の議案に付き、栄一外六名の委員に付託せられ、栄一、審議の結果を報告す。 |
第53巻 p.223-p.225 【DK530043k】 |
| 1月30日 | 【33.対外事業／南洋協会】 是日、築地精養軒に於て、当協会創立総会開かる。栄一評議員に推され、在任歿年に及ぶ。 |
第55巻 p.664-p.667 【DK550130k】 |
| 1月31日 | 【32.農・牧・林・水産業／十勝開墾株式会社】 是日栄一、三男武之助宅に於て、当会社社長植村澄三郎及び農場長吉田嘉市等と共に、当会社の事業に関し要談す。創設以来経営困難を続けたる当会社、是年初めて五分の利益配当を行ふ。同五年二月二日、通常社員総会に於て、資本金を二十万円に増加の件を議決し、次いで三月二十五日、臨時社員総会に於て、組織を改めて株式会社とするの件を議決す。 |
第54巻 p.130-p.137 【DK540037k】 |
| 1月31日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、アメリカ合衆国人シドニー・エル・ギューリック、飛鳥山邸に栄一を訪問す。二月六日、大隈重信邸に於て、ギューリック及びシカゴ大学神学部長シェラー・マシューズの歓迎会開かれ、栄一出席す。二月十日、帰一協会は上野精養軒に於て、両博士の歓迎晩餐会を催す。栄一出席し、同協会を代表して歓迎の辞を述ぶ。二月十一日、栄一、両博士及びアメリカ合衆国特命全権大使ジョージ・ダブリュー・ガスリーを日本女子大学校に迎へて午餐を共にす。二月二十四日、外務大臣加藤高明、同大臣官邸に於て両博士招待午餐会を開く。栄一之に陪席す。二月二十五日、栄一、両博士を飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.105-p.123 【DK390045k】 |
| 1月-- | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 栄一、是月発行の「銀行通信録」に『本年の経済界に対する予の希望』と題する論文を寄稿す。 |
第50巻 p.538-p.541 【DK500125k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 2月1日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、アメリカ合衆国大使館に於て同国特命全権大使ジョージ・ダブリュー・ガスリーの催せる、海軍大将瓜生外吉渡米送別晩餐会に臨む。 |
第39巻 p.123 【DK390046k】 |
| 2月9日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是より先、当協会及び在日米国人平和協会より代表者各十五名以て日米関係調査委員会を組織す。是日第一回の会合を開き、栄一其委員に選ばる。 |
第35巻 p.510-p.516 【DK350084k】 |
| 2月10日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日当協会、アメリカ合衆国人シドニー・エル・ギューリック及び同国シカゴ大学神学部長シェラー・マシューズを上野精養軒に招待して歓迎晩餐会を催す。栄一出席し、歓迎の辞を述ぶ。 |
第46巻 p.579 【DK460137k】 |
| 2月11日 | 【60.女子教育／日本女子大学校】 是日栄一、アメリカ合衆国人シドニー・エル・ギューリック、同国シカゴ大学神学部長シェラー・マシューズ及び同国特命全権大使ジョージ・ダブリュー・ガスリーを当校に案内し、各講演後、晩香寮に於て午餐を共にす。 |
第44巻 p.592-p.593 【DK440150k】 |
| 2月11日 | 【61.一般教育関係／埼玉学友会】 是日栄一、当会の例会に臨み、演説をなす。 |
第45巻 p.127-p.135 【DK450044k】 |
| 2月16日 | 【69.軍事関係／対独開戦】 是日、駐日ベルギー国代理公使ド・ラ・ファイユ、麹町区三年町同国公使館に、朝野の人仕を招待して、ドイツ軍による被害の状況を示す幻灯会を催す。栄一出席す。 |
第48巻 p.496-p.497 【DK480144k】 |
| 2月22日 | 【69.軍事関係／聯合軍傷病兵救援会】 是日栄一、フランス大使館に開かれたる当会感謝報告会に出席す。 |
第48巻 p.499-p.500 【DK480146k】 |
| 2月26日 | 【46.日米親善事業／ニュー・ヨーク日本協会協賛会】 是日、当会主催アメリカ合衆国人シドニー・エル・ギューリック及び同国シカゴ大学神学部長シェラー・マシュース送別晩餐会、帝国ホテルに開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第35巻 p.487 【DK350066k】 |
| 2月28日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日、当団第三向上舎に於て、当団慶応支部員卒業祝賀会開かる。栄一出席して訓話をなす。 |
第43巻 p.489-p.490 【DK430088k】 |
| 2月-- | 【68.政治・行政／滝野川町関係 [自治行政関係諸資料]】 是月栄一、滝野川町公園設備費として金千円を寄付す。依つて是年七月二十八日賞勲局総裁より銀杯一個を下賜せらる。 |
第48巻 p.359 【DK480112k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 3月6日 | 【32.農・牧・林・水産業／三本木渋沢農場】 是日栄一、渋沢事務所に於て、当農場顧問農学博士原熙の来訪に接し、当農場の経営に関し要談す。 |
第54巻 p.102-p.105 【DK540032k】 |
| 3月7日 | 【20.船渠・造船／浦賀船渠株式会社】 是日栄一、当会社の船渠及び諸工場を視察し、従業員一同に対し演説をなす。 |
第52巻 p.588 【DK520083k】 |
| 3月9日 | 【61.一般教育関係／第一高等学校】 是日栄一、諸井恒平及び同子息貫一の嘱に依り、当校学生弁論会に於て講演をなす。 |
第46巻 p.232 【DK460061k】 |
| 3月10日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会例会に出席し、前回提出の研究題目に関し提出の理由を演説す。当協会は該問題の重要性に鑑み、少数の委員を設けて討議することに決し、十六日、渋沢事務所に幹事会を開き、井上哲次郎外二十六名を時局問題研究委員に選定して承諾を得。 |
第46巻 p.579-p.587 【DK460138k】 |
| 3月12日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、アメリカ合衆国、サタデー・イーヴニング・ポスト記者サミュエル・ブライスを、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。是より先同月四日、栄一、大隈重信の催せる同人歓迎午餐会に陪席す。 |
第39巻 p.123-p.124 【DK390047k】 |
| 3月17日 | 【61.一般教育関係／本所教育会】 是日栄一、当会の嘱に依り、本所区江東尋常小学校に於て、講演をなす。 |
第46巻 p.232-p.233 【DK460062k】 |
| 3月17日 | 【68.政治・行政／滝野川町関係 [自治行政関係諸資料]】 是日栄一、滝野川町民総代の希望に応じ、東京市役所に高橋助役を訪れて、市電速通の件を談ず。 |
第48巻 p.359 【DK480113k】 |
| 3月19日 | 【61.一般教育関係／深川尋常小学校】 是日、当校改築落成式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第46巻 p.233-p.234 【DK460063k】 |
| 3月20日 | 【12.蚕糸・絹織業／帝国蚕糸株式会社（大正四年設立）】 是より先、本邦蚕糸業は欧洲大戦勃発の影響により極度の不況に陥る。栄一、之が救済に努力を続け、官民共同出資による当会社設立に就いても、政府当局及び其他各方面に斡旋尽力す。是日、横浜銀行集会所に於て当会社創立総会開かる。栄一、出席して相談役に推挙せられ、一場の演説をなす。 |
第52巻 p.361-p.376 【DK520037k】 |
| 3月20日 | 【59.実業教育／高千穂高等商業学校】 是日栄一、当校卒業式に臨み、訓話をなす。 |
第44巻 p.501 【DK440113k】 |
| 3月20日 | 【61.一般教育関係／財団法人高千穂学校】 是日栄一、当校卒業式に出席して、訓話をなす。 |
第45巻 p.516-p.518 【DK450190k】 |
| 3月23日 | 【60.女子教育／山脇高等女学校】 是日栄一、当校第八回卒業式に臨み、訓話をなす。 |
第45巻 p.89 【DK450032k】 |
| 3月24日 | 【39.保健団体及ビ医療施設／聖路加国際病院】 是月八日、首相官邸に於て当病院委員会開かれ、栄一出席し、次いで是日同じく首相官邸に委員会開かれ、建設敷地につき経過報告あり、栄一敷地購入に関して手続一切の委嘱を受く。爾後引続き当病院につき尽力す。 |
第36巻 p.174-p.179 【DK360065k】 |
| 3月26日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是より先、農商務省に設置せられたる化学工業調査会は、化学研究所設立の建議をなし、後更に之を拡張して理化学研究所の設立を図らんとす。仍つて栄一等の発起せる化学研究所設立案と合流し、是日、理化学研究所設立案成る。 |
第47巻 p.22-p.31 【DK470003k】 |
| 3月28日 | 【60.女子教育／京華高等女学校】 是日、当校卒業式挙行せらる。栄一之に臨み、訓話をなす。 |
第45巻 p.53 【DK450020k】 |
| 3月29日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日及び四月二十八日、上野精養軒に於ける当協会第一回及び第二回時局問題研究委員会に、栄一出席して意見を述ぶ。 |
第46巻 p.587-p.588 【DK460139k】 |
| 3月31日 | 【33.対外事業／中日実業株式会社】 是月三十日、当会社取締役李士偉の来日を機とし、帝国ホテルに於て当会社晩餐会開かれ、栄一出席す。是日栄一、李士偉を飛鳥山邸に招き、午餐会を催す。 |
第55巻 p.14-p.16 【DK550003k】 |
| 3月31日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、中日実業株式会社取締役李士偉を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.124 【DK390048k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 4月1日 | ［同族会・同族会社/渋沢同族株式会社］ 是日、当会社設立せられ、栄一嫡孫敬三社長となる。爾後昭和六年に至るまで、渋沢事務所又は飛鳥山邸に開かれたる、当会社株主総会及び重役会に、栄一、屡々出席す。 |
第57巻 p.385-p.393 【DK570176k】 |
| 4月1日 | 【22.化学工業／電気化学工業株式会社】 是日、三井集会所に於て、当会社発起人会開かる。栄一、発起人として出席し、創立委員十名を指名す。 |
第53巻 p.164-p.167 【DK530030k】 |
| 4月2日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、国産奨励会の用件其他のため、東京を発し、大阪・神戸・京都及び名古屋等の各地に赴き、十四日帰京す。 |
第57巻 p.572-p.578 【DK570282k】 |
| 4月3日 | 【73.碑石／神田家家系碑除幕式】 是より先栄一、神田〓蔵家の家系碑の題字を揮毫す。是日、愛知県海東郡蟹江町大字須成に於て除幕式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第49巻 p.238 【DK490075k】 |
| 4月4日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、京阪神在住竜門社会員臨時総集会、大阪ホテルに於て開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.469-p.484 【DK420094k】 |
| 4月8日 | 【59.実業教育／兵庫県立神戸商業学校】 是日栄一、関西旅行の途次当校を訪ひ、生徒に対し訓話をなす。 |
第44巻 p.545 【DK440131k】 |
| 4月13日 | 【05.保険／東洋生命保険株式会社】 是日栄一、当会社名古屋支部の代理店招待園遊会に臨み、演説をなす。 |
第51巻 p.230-p.235 【DK510063k】 |
| 4月15日 | ［交遊/佐々木勇之助］ 是日栄一、本郷の佐々木家を訪ひ、婚儀につき祝詞を述ぶ。 |
第57巻 p.465 【DK570223k】 |
| 4月15日 | ［交遊/大倉喜八郎］ 是日栄一、向島大倉喜八郎別邸の感涙会に出席す。 |
第57巻 p.441-p.444 【DK570199k】 |
| 4月17日 | 【55.神社／日光東照宮三百年祭奉斎会】 是日、上野寛永寺、東照宮三百年遠忌法要を執行す。栄一参列す。 |
第41巻 p.599-p.600 【DK410126k】 |
| 4月17日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日、渋沢事務所に於て、当協会幹事会開かれ、栄一出席す。二十一日、上野精養軒に於て、当協会例会開かれ、栄一出席す。 |
第46巻 p.588-p.589 【DK460140k】 |
| 4月17日 | 【75.各種団体／埼玉県人会】 是日、日本橋倶楽部に於て、大正第三回埼玉県人会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.512-p.514 【DK490176k】 |
| 4月18日 | ［交遊/井上馨］ 是月二日、栄一、関西へ赴く途次、興津の別邸に井上馨を訪ひ、次いで是日、同邸に開かれたる園遊会に出席し、来賓を代表して祝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.424-p.425 【DK570188k】 |
| 4月18日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、東京を発し興津に赴き、井上馨別邸に於ける園遊会に出席し、更に静岡に赴き、静岡県教育会に於て講演をなし、十九日帰京す。 |
第57巻 p.578 【DK570283k】 |
| 4月19日 | 【61.一般教育関係／静岡教育会】 是日栄一、東照宮三百年祭に際し、静岡師範学校講堂に於て開催せられたる当会総会に臨席し、記念講演をなす。 |
第46巻 p.163-p.179 【DK460040k】 |
| 4月20日 | 【60.女子教育／日本女子大学校】 是日、当校第十四回創立記念式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第44巻 p.593 【DK440151k】 |
| 4月23日 | ［栄誉/参内・伺候］ 是日栄一、浜離宮に於ける観桜御宴に召さる。 |
第57巻 p.242 【DK570121k】 |
| 4月23日 | 【05.保険／東洋生命保険株式会社】 是日、浜町常盤屋に於て、当会社主催、第一銀行幹部招待会開かる。栄一出席して挨拶をなす。 |
第51巻 p.236-p.237 【DK510064k】 |
| 4月24日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、東京を発し千葉市に赴き、同市に於て開かれたる関東・東北・北海道感化院長協議会に出席し、感化事業について演説し、即日帰京す。 |
第57巻 p.578 【DK570284k】 |
| 4月24日 | 【38.社会福祉施設／関東・東北・北海道感化院長協議会】 是日栄一、中央慈善協会会長として、千葉市に開かれたる関東・東北北海道感化院長協議会に出席し、一場の演説をなす。 |
第30巻 p.849-p.855 【DK300106k】 |
| 4月25日 | ［交遊/佐々木勇之助］ 是日栄一、帝国ホテルに於て開かれたる佐々木勇之助還暦祝賀会に出席し、懐旧演説をなす。 |
第57巻 p.465-p.466 【DK570224k】 |
| 4月25日 | 【53.儒教／孔子祭典会】 是日、当会第九回祭典、湯島聖堂に開かれ、栄一参列す。 |
第41巻 p.7-p.8 【DK410003k】 |
| 4月25日 | 【61.一般教育関係／早稲田大学】 是日、飛鳥山邸に於て、早稲田温交会主催の園遊会挙行せられ、栄一出席して演説をなす。 |
第45巻 p.324 【DK450129k】 |
| 4月25日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／佐々木勇之助還暦祝賀会】 是日栄一、帝国ホテルに於て開催せられたる、佐々木勇之助還暦祝賀会に出席し、懐旧演説をなす。 |
第49巻 p.404-p.414 【DK490140k】 |
| 4月-- | 【57.キリスト教団体／救世軍】 是より先欧洲大戦起り、その影響を受けて当軍財政上の困難を来す。是月栄一、当軍に金千円を寄付す。又翌五年に出版物用紙の斡旋をなす。 |
第42巻 p.108-p.110 【DK420024k】 |
| 4月-- | 【64.編纂・刊行／徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是月栄一、十七回に亘る昔夢会筆記及び八回に亘る編纂員の徳川慶喜訪問筆記を合して上中下三巻となし、二十五部を限りて印刷の上、当編纂関係者のみに頒つ。 |
第47巻 p.683-p.685 【DK470141k】 |
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| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 5月3日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是日、当協会副会長阪谷芳郎、同理事ギルバート・ボールズ、添田寿一、宮岡恒次郎兜町邸に栄一を訪ひ、日支問題に関して論議す。 |
第35巻 p.516-p.517 【DK350085k】 |
| 5月5日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会信念問題決議文起草委員会に出席し、引続き第三回時局問題研究委員会に臨む。 |
第46巻 p.589-p.591 【DK460141k】 |
| 5月7日 | 【33.対外事業／日華実業協会】 是より先、中華民国との国交極度に緊張し、是日、総理大臣大隈重信は、栄一外各主要銀行代表者を官邸に招き、一朝有事の際に於ける軍資調達につき協力を要請す。栄一答辞を述ぶ。 外交交渉は、漸くにして妥結を見るに至りたるも、中華民国各地に日貨排斥運動起る。仍つて六月二十六日、栄一、帝国ホテルに於て大倉喜八郎・井上準之助・大橋新太郎等と会し、之が善後策に関し意見を交換す。 |
第55巻 p.108-p.140 【DK550026k】 |
| 5月7日 | 【69.軍事関係／対支問題】 是より先、日支交渉不調に帰し、中華民国政府に対して最後通牒を発することに閣議決定す。是日大隈首相、栄一外八名の銀行業者を官邸に招致し、日支事件に関する軍費調達方を予備的に交渉す。 |
第48巻 p.686-p.689 【DK480187k】 |
| 5月9日 | 【16.製糖／大日本製糖株式会社】 是日、当会社社長藤山雷太、社長就任五周年及び当会社の整理落着を祝し、自邸に於て園遊会を催す。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第52巻 p.516-p.520 【DK520063k】 |
| 5月9日 | 【61.一般教育関係／埼玉学生誘掖会舎友会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当会春期懇親会に出席し、演説をなす。 |
第45巻 p.264-p.265 【DK450094k】 |
| 5月10日 | 【12.蚕糸・絹織業／財団法人大日本蚕糸会】 是日栄一、当会顧問に推薦せられ、在任歿年に及ぶ。 |
第52巻 p.352-p.353 【DK520033k】 |
| 5月10日 | 【67.新聞・雑誌・通信・放送／国民新聞二十五年記念祝賀会】 是日栄一、上野精養軒に於て催されたる、国民新聞二十五年記念祝賀会に出席し、祝辞を述ぶ。 |
第48巻 p.234-p.236 【DK480063k】 |
| 5月11日 | 【38.社会福祉施設／中央慈善協会】 是日、滝乃川学園に於て当協会懇談会開催せらる。栄一之に出席す。 |
第30巻 p.489-p.490 【DK300053k】 |
| 5月11日 | 【71.史蹟／大塚先儒墓所保存会】 是日当会、大塚先儒墓所の整理完成したるにより、当所の計画に基き、維持資金二千円を添へて、東京市に寄付す。栄一発起人総代として之に与る。 |
第49巻 p.310-p.311 【DK490113k】 |
| 5月12日 | 【67.新聞・雑誌・通信・放送／国際通信株式会社】 是日、帝国ホテルに於て、当会社総支配人にして国際新聞協会会長たるジョン・ラッセル・ケネディー主催の午餐会開かる。栄一、出席して演説をなす。 |
第56巻 p.666-p.668 【DK560149k】 |
| 5月14日 | 【04.興信所／東京興信所】 是日栄一、当所評議員会に出席し、理事堀井卯之助辞職並に後任理事選定の件等に付き協議す。 |
第51巻 p.199-p.200 【DK510052k】 |
| 5月14日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人明治聖徳記念学会】 是日栄一、九段偕行社に於ける、当学会第十九回研究会に出席して講演をなす。後、終身会員として金三百円を寄付す。 |
第47巻 p.339-p.345 【DK470080k】 |
| 5月16日 | 【55.神社／日光東照宮三百年祭奉斎会】 是日、川越町喜多院に於て、星岳保勝会総会並に東照宮三百年遠忌法要執行せらる。栄一、総会に出席して演説をなし、畢て法会に参列す。 |
第41巻 p.600-p.612 【DK410127k】 |
| 5月16日 | 【71.史蹟／財団法人星岳保勝会】 是月十五日より喜多院に於て、徳川三百年祭執行せられ、当会主催の余興催さる。是日、当会総会、川越町電気館に開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.300-p.301 【DK490110k】 |
| 5月17日 | 【12.蚕糸・絹織業／帝国蚕糸株式会社（大正四年設立）】 是日、横浜銀行集会所に於て、当会社の存廃問題に関し評議員会開かる。栄一、相談役として出席す。 |
第52巻 p.376-p.379 【DK520038k】 |
| 5月17日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／沼間守一三十七回忌追悼会】 是年、沼間守一の三十七回忌に当るを以て、是日、栄一等発起人となり、上野寛永寺に於て法要を執行し、上野精養軒に於て、追悼晩餐会を開く。栄一出席して懐旧談をなす。 |
第49巻 p.463-p.464 【DK490156k】 |
| 5月18日 | 【33.対外事業／中日実業株式会社】 是日、帝国ホテルに於て、当会社相談役会開かる。栄一出席し、四月二十日北京に於て開催されたる当会社定時株主総会に列席せる副総裁倉知鉄吉の報告を聴取す。 爾後栄一、当会社に赴きて、副総裁倉知鉄吉・専務取締役尾崎敬義と要談し、又、当会社の諸会合に出席する等、当会社のため尽力す。 |
第55巻 p.16-p.18 【DK550004k】 |
| 5月19日 | 【55.神社／明治神宮造営局】 是日栄一、内閣より明治神宮造営局評議委員を委嘱せらる。同十三年十二月二十日造営局官制改正により、評議委員廃止せらる。 |
第41巻 p.588-p.590 【DK410119k】 |
| 5月19日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日、上野精養軒に於て、当協会例会開かれ、栄一出席して決議案を議す。六月二十九日、渋沢事務所に於て当協会幹事会開かれ、栄一出席す。 |
第46巻 p.591-p.594 【DK460142k】 |
| 5月20日 | 【05.保険／東邦火災保険株式会社】 是より先、田健治郎等により、東邦火災保険株式会社設立せられたるも、業務振はず。是日栄一、大株主会に出席して意見を述ぶ。 |
第51巻 p.314-p.315 【DK510085k】 |
| 5月23日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是より先、是月十七日、当社評議員会、築地精養軒に於て開かれ、栄一出席す。次いで是日、当社第五十三回春季総集会、飛鳥山邸に於て開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.484-p.497 【DK420095k】 |
| 5月28日 | 【23.瓦斯／東京瓦斯株式会社】 是日、東京商業会議所に於て、当会社臨時株主総会開かる。取締役福島甲子三・平松末吉辞任に付き、退職慰労金贈呈の件、栄一外六名の委員付託となる。 |
第53巻 p.225-p.226 【DK530044k】 |
| 5月30日 | 【33.対外事業／日本移民協会】 是日、当協会会頭大隈重信邸に於て、当協会第二回総会開かる。栄一、出席して演説をなす。 |
第55巻 p.656-p.660 【DK550127k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 6月1日 | 【42.労資協調／友愛会】 是より先、アメリカ合衆国カリフォルニア州に排日問題起るや、シドニー・エル・ギューリック等の請により、米国労働大会へ代表を派遣せんが為め、栄一、安部磯雄・添田寿一と謀り、当会会長鈴木文治をして列席せしむべく尽力す。是日当会主催全国労働大会に出席し送別演説をなす。爾後当会並に鈴木文治に対し絶えず激励援助を与ふ。 |
第31巻 p.420-p.436 【DK310066k】 |
| 6月2日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、東照宮三百年祭参列のため、東京を発し日光に赴き、四日帰京す。 |
第57巻 p.578 【DK570285k】 |
| 6月3日 | 【55.神社／日光東照宮三百年祭奉斎会】 是日、日光東照宮に於て、三百年記念大祭挙行せらる。栄一当奉斎会会長として前日より日光に赴き、同大祭に参列す。 大正五年三月三十一日当奉斎会を解散す。 |
第41巻 p.612-p.622 【DK410128k】 |
| 6月6日 | 【61.一般教育関係／慶応義塾】 是日、当塾大講堂開館式挙行せらる。栄一臨席して講演をなす。 |
第45巻 p.422-p.424 【DK450164k】 |
| 6月8日 | 【61.一般教育関係／教育調査会】 是より先栄一、菊池大麓・高田早苗・嘉納治五郎・鎌田栄吉・鵜沢総明・成瀬仁蔵等と大学制度改革の件につき協議す。 是日、当調査会に対し、意見書提出の件を決定す。次いで六月二十二日栄一、菊池大麓・高田早苗と共に、文部大臣一木喜徳郎を訪れ、大学制度改革に関する意見を陳述し、菊池大麓起案の大学制度改革に関する建議案を提出す。次いで文部省に至り、文部次官福原鐐次郎に面談す。 |
第46巻 p.280-p.283 【DK460084k】 |
| 6月11日 | 【38.社会福祉施設／中央慈善協会】 是日、神田の基督教青年会館に於て当協会の例会開催せらる。栄一之に出席す。 |
第30巻 p.490-p.494 【DK300054k】 |
| 6月15日 | 【12.蚕糸・絹織業／帝国蚕糸株式会社（大正四年設立）】 是年五月二十一日、政府は当会社の解散を決し、農商務大臣より同日付を以て解散命令を発す。是日横浜銀行集会所に於て、当会社臨時株主総会開かれ、会社の解散を決議す。栄一出席し、相談役を代表して挨拶を述ぶ。 |
第52巻 p.379-p.385 【DK520039k】 |
| 6月16日 | ［交遊/水野幸吉］ 是日栄一、帝国ホテルに於ける、水野幸吉追悼会に出席して追悼演説をなす。 |
第57巻 p.486-p.487 【DK570241k】 |
| 6月16日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／水野幸吉追悼会】 是日、帝国ホテルに於て、元アメリカ合衆国ニューヨーク駐在帝国総領事水野幸吉の追悼会催さる。栄一出席して追悼演説をなす。 |
第49巻 p.465 【DK490157k】 |
| 6月17日 | 【42.労資協調／友愛会】 当会の鈴木文治及び吉松貞弥の両名、労働代表者として渡米するに際し、是日栄一、之を兜町事務所に招きて送別会を催す。 |
第31巻 p.436-p.437 【DK310067k】 |
| 6月17日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／日印協会】 是日、当協会総会、築地精養軒に催さる。栄一出席して懐旧談をなす。後、当協会評議員に推薦せらる。 |
第36巻 p.25-p.29 【DK360015k】 |
| 6月19日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是日栄一、大隈重信邸に於て開催せられたる当研究所設立協議会に臨み、設立委員に選ばる。 |
第47巻 p.31-p.34 【DK470004k】 |
| 6月21日 | 【56.寺院及ビ仏教団／覚王山日暹寺（名古屋市）】 是日、日置黙仙、飛鳥山邸に栄一を訪れ、名古屋市覚王山日暹寺の件に就き依頼す。 |
第42巻 p.94 【DK420013k】 |
| 6月22日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是より先、阪谷芳郎東京市長を辞任し、奥田義人同市長に就任す。是日、当会議所に於て、送迎午餐会開催せらる。栄一、来賓として出席す。 |
第56巻 p.18 【DK560005k】 |
| 6月22日 | 【68.政治・行政／東京市長銓衡】 是年二月、阪谷芳郎東京市長を辞任し、六月奥田義人市長に就任す。是日、東京商業会議所に於て新旧市長招待会催さる。栄一出席して演説をなす。 |
第48巻 p.269-p.270 【DK480090k】 |
| 6月24日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人理化学研究所】 是日栄一、農商務省に於て開かれたる当研究所第一回設立委員会に出席し、議長となり、従来の経過を説明し、資金・組織・方針等に関して協議す。更に特別委員五名を指名し、自らもまた特別委員たり。次いで七月二日特別委員会を開き、本事業に対する御下賜金並に国庫補助金の有無、及び民間醵金に就き協議し、前二項は栄一より大隈首相に協議すべきことを決す。 |
第47巻 p.34-p.42 【DK470005k】 |
| 6月28日 | 【57.キリスト教団体／世界日曜学校大会後援会】 是日、第八回世界日曜学校大会後援会評議員会、総理大臣官邸に開かれ、栄一出席す。同大会会期及び経費等決定せられしが、栄一、此後も屡々会議に出席し、同大会の開催に尽力す。然るに第一次世界大戦のため同大会延期せらる。 |
第42巻 p.175-p.192 【DK420051k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 7月4日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／財団法人東照宮三百年祭記念会】 是日、徳川家達邸に於て開かれたる、当会常務理事会席上、栄一の寄付金千円報告せらる。 |
第47巻 p.243 【DK470054k】 |
| 7月4日 | 【72.銅像／大倉喜八郎寿像除幕式】 是日栄一、大倉集古館構内に建設せられたる、大倉喜八郎寿像除幕式に列す。 |
第49巻 p.205 【DK490059k】 |
| 7月4日 | 【73.碑石／大倉喜八郎略伝碑建碑式】 是日栄一、大倉美術館構内に建設の鶴彦翁略伝碑建碑式に列す。 |
第57巻 p.444-p.445 【DK570200k】 |
| 7月5日 | ［交遊/浅野総一郎］ 是日栄一、浅野総一郎長男泰治郎と板垣退助女千代子との結婚の媒酌をなす。 |
第57巻 p.457 【DK570211k】 |
| 7月5日 | 【32.農・牧・林・水産業／社団法人中央畜産会】 是より先、栄一等の主唱により、民間に於ける畜産業の統括機関として、当会を設立することとなり、是日、赤坂三会堂に於て、設立総会開かる。栄一顧問たり。 |
第54巻 p.277-p.279 【DK540058k】 |
| 7月7日 | 【18.窯業／品川白煉瓦株式会社】 是日栄一、当会社重役数名の来訪に接す。 |
第52巻 p.532 【DK520066k】 |
| 7月7日 | 【59.実業教育／東京高等商業学校 付.社団法人如水会】 是日栄一、当校第二十五回卒業式に臨み、演説をなす。 |
第44巻 p.180 【DK440059k】 |
| 7月7日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会本年度大会兼服部宇之吉外三名の渡米送別会に臨み、送別の辞を述ぶ。 |
第46巻 p.594-p.596 【DK460143k】 |
| 7月8日 | 【46.日米親善事業／日米交換教授】 是日、ニュー・ヨーク日本協会協賛会等の主催にて、海老名弾正及び日米交換教授として渡米する東京帝国大学教授服部宇之吉並にアメリカ合衆国人マコーレー等の送別晩餐会を帝国ホテルに開く。栄一出席して同協会を代表して送別の辞を述ぶ。 |
第40巻 p.334-p.335 【DK400100k】 |
| 7月9日 | 【61.一般教育関係／教育調査会】 是日、文部大臣官邸に於て、当調査会総会開催せらる。栄一出席して、菊池大麓提出の大学制度改革案に対し賛成の意見を述ぶ。十九日、当調査会総会に於て、該案可決せらる。 |
第46巻 p.283-p.290 【DK460085k】 |
| 7月11日 | ［家庭生活/同族・親族/同族］ 是日、上野精養軒に於て、穂積陳重の還暦祝賀会を兼ね、法理研究会創立二十年記念式挙行せらる。栄一、出席して祝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.17-p.18 【DK570006k】 |
| 7月14日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会第四回時局問題研究委員会に臨み、従来の経過を説明し、宣言発表の希望を述ぶ。 |
第46巻 p.596-p.599 【DK460144k】 |
| 7月18日 | 【46.日米親善事業／日米交換教授】 是日栄一、日米交換教授として、アメリカ合衆国ハーヴァード大学に招聘されたる姉崎正治の帰国及び同服部宇之吉の渡航送迎晩餐会を飛鳥山邸に開く。 |
第40巻 p.335-p.336 【DK400101k】 |
| 7月20日 | 【30.諸商工業／非常報知機株式会社】 是より先、小山谷蔵等は、電話線利用による火災報知機の製造貸付を目的とする会社設立を計画し、是日、政府当局に対し、右電話線利用の認可を請願す。栄一、之に賛し、中野武営と共に、右請願書に副申す。 |
第54巻 p.79-p.83 【DK540025k】 |
| 7月20日 | 【61.一般教育関係／青山学院】 是日、当学院監督メリマン・シー・ハリス、当学院長高木壬太郎と共に、栄一を訪問し、当学院の事につき種々談話す。 |
第45巻 p.538 【DK450201k】 |
| 7月21日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、東京銀行集会所通常総会に出席す。 |
第50巻 p.541 【DK500126k】 |
| 7月22日 | 【50.国際災害救助／広東地方水害罹災民救恤義捐金募集】 是年六月、中華民国広東地方水害甚し。是日栄一、帝国ホテルに中国関係実業家の参集を請ひ、罹災民救恤義捐金募集の事を議す。後、八月金二万円を得て、外務省を通じて中華民国政府に贈る。 |
第40巻 p.5-p.10 【DK400001k】 |
| 7月24日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行第三十八期定時株主総会に出席し、議事を司宰す。 |
第50巻 p.93-p.99 【DK500019k】 |
| 7月25日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日栄一、稷山鉱業株式会社取締役、アメリカ合衆国人ジェー・アール・ゲーリーを、大日本平和協会関係者と共に、飛鳥山邸に招きて帰国送別晩餐会を催す。 |
第39巻 p.124-p.125 【DK390049k】 |
| 7月27日 | 【33.対外事業／日華実業協会】 是日、上野精養軒に於て、東京商業会議所主催の日中交驩晩餐会開かる。栄一、出席して演説をなし、両国親善のため日中実業家の提携の緊要なるを力説す。更に是月、栄一、中華民国人孫宝琦及び揚士琦に書翰を寄せ、両国実業家の提携を図るため、日中実業協会の設立を提唱す。 |
第55巻 p.140-p.143 【DK550027k】 |
| 7月27日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是より先、日中協約の締結成る。当会議所に於ては、関係当局者の労を慰すると共に、両国の親善を図らんがため、是日、内閣総理大臣大隈重信以下各大臣、駐日中華民国公使陸宗輿・参事官劉崇傑等、及び栄一・近藤廉平・大倉喜八郎等の実業家を上野精養軒に招待して、晩餐会を開く。栄一、実業家を代表して演説をなす。 |
第56巻 p.18-p.21 【DK560006k】 |
| 7月27日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／其他関係資料 [其他外国関係資料]】 是日、東京商業会議所、日支協約当事者並に両国実業家を上野精養軒に招待し晩餐会を催す。栄一出席して演説をなす。 |
第40巻 p.498-p.499 【DK400147k】 |
| 7月29日 | 【36.博覧会／江戸記念博覧会】 是日、上野不忍池畔に於て、江戸記念博覧会開会式催さる。栄一、顧問として出席し、式後同博覧会を一覧す。 |
第56巻 p.365-p.366 【DK560107k】 |
| 7月30日 | ［栄誉/参内・伺候］ 是日栄一、皇霊殿に於ける、明治天皇三年式年祭に参列のため参内す。 |
第57巻 p.242-p.243 【DK570122k】 |
| 7月-- | 【45.国際団体及ビ親善事業／東亜高等予備学校】 是より先、中華民国留学生教育のため、私立日華同人共立東亜高等予備学校設立せらる。是月巌谷孫蔵・服部宇之吉等発起人となり、東亜高等予備学校賛助会を設立するや、栄一寄付金募集のため紹介の労を取る。 |
第38巻 p.223-p.230 【DK380020k】 |
| 7月-- | 【64.編纂・刊行／日本百科大辞典完成会】 是より先、三省堂書店に於て編纂刊行中の「日本百科大辞典」は経営頓挫のため、第六巻に至りてその刊行を中止す。是月、阪谷芳郎等これを遺憾とし、同辞典第七巻以下第九巻及び索引補遺一巻計四巻を続刊せんとの趣旨の下に、日本百科大辞典完成会を組織して資金を募集す。栄一、協賛員となり、岩崎小弥太等と協議し出資援助す。 |
第48巻 p.86-p.88 【DK480026k】 |
| 7月-- | 【65.栄一ノ演説集・談話集／至誠と努力（名家講演集第一編）】 是月、修養団本部、栄一講話を編集し「至誠と努力(名家講演集第一編)」と題して、東京・栄文館書房より発行す。(袖珍版・一冊・七六二頁) |
第48巻 p.125-p.126 【DK480040k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 8月2日 | 【48.外賓接待（一）／中華民国国民党党首孫文歓迎】 是日栄一、箱根小涌谷の三河屋旅館に於て、同地に滞在中の孫文の来訪を受く。 |
第38巻 p.578 【DK380063k】 |
| 8月11日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日より一週間に亘り、当団天幕講習会、福島県耶麻郡檜原湖畔に於て開かる。栄一之を後援す。 |
第43巻 p.490-p.491 【DK430089k】 |
| 8月-- | 【64.編纂・刊行／徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是月栄一、箱根小涌谷三河屋旅館に避暑滞在中、当伝記稿本を修正す。 |
第47巻 p.685-p.686 【DK470142k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 9月1日 | 【39.保健団体及ビ医療施設／聖路加国際病院】 是日、当病院建設日本側委員会会長大隈重信は、アメリカ合衆国ロックフェラー研究所長ウィリアム・エッチ・ウエルシュ一行の歓迎とルドルフ・ビー・トイスラーの送別とを兼ね、華族会館に於て午餐会を催す。栄一出席す。 |
第36巻 p.179-p.181 【DK360066k】 |
| 9月1日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、聖路加国際病院建設日本側委員会会長大隈重信主催、アメリカ合衆国ロックフェラー研究所長ウィリアム・エッチ・ウェルシュ一行歓迎並にルドルフ・ビー・トイスラー送別の午餐会、華族会館に開かれ、栄一出席す。 |
第39巻 p.125 【DK390050k】 |
| 9月2日 | ［交遊/井上馨］ 是日栄一、井上馨の訃音に接し、興津の同家別邸に弔問す。四日正式に発喪せられ、栄一、葬儀副委員長となる。 |
第57巻 p.425-p.435 【DK570189k】 |
| 9月5日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是月一日井上馨逝く。是日栄一、東京銀行集会所会長として、霊前に弔辞を呈す。 |
第50巻 p.541-p.542 【DK500127k】 |
| 9月8日 | 【55.神社／財団法人明治神宮奉賛会】 是日栄一、宮相官邸に開かれたる当奉賛会協議会に出席し、創立経過を報告す。次いで十月十二日、新宿御苑に発会式挙行されしも栄一欠席す。爾後栄一、各地の献金勧募に努む。 |
第41巻 p.551-p.560 【DK410108k】 |
| 9月13日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、ブラジル共和国外務省欧亜政務局長ナポレオン・レース夫妻を招待して午餐会を開く。栄一、陪賓として出席し、演説をなす。 |
第56巻 p.21-p.24 【DK560007k】 |
| 9月13日 | 【49.外賓接待（二）／明12～昭6 [外賓接待（二）]】 是日、東京商業会議所主催、ブラジル国外務省政務局長兼通商局長ナポレオン・レース夫妻招待午餐会、同所に開かれ、栄一出席す。 |
第39巻 p.125 【DK390051k】 |
| 9月18日 | 【58.修養団体／財団法人修養団】 是日、早稲田大学講堂に於て、当団早稲田支部発会式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第43巻 p.491-p.493 【DK430090k】 |
| 9月20日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是月十四日、栄一、渋沢事務所に於ける当協会幹事会に出席、次いで是日、上野精養軒に於ける当協会評議員会及び第五回時局問題研究委員会に出席して、意見を述ぶ。 |
第46巻 p.599-p.603 【DK460145k】 |
| 9月21日 | 【61.一般教育関係／教育調査会】 是年八月、高田早苗・大隈内閣の文部大臣に就任す。是日文部省、菊池大麓提出の改革案の精神を生かせる大学令案を発表す。 同日正午、栄一中央亭に於て、菊池大麓等と会し、当調査会に関する要件を協議す。 |
第46巻 p.290-p.297 【DK460086k】 |
| 9月22日 | 【59.実業教育／東京高等商業学校 付.社団法人如水会】 是日栄一、当校創立四十周年記念式に臨み、演説をなす。 |
第44巻 p.180-p.187 【DK440060k】 |
| 9月23日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、帝国ホテルに於て大蔵大臣武富時敏・菅原次官・加藤参政官を招待して、銀行倶楽部第百十七回晩餐会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第50巻 p.542-p.544 【DK500128k】 |
| 9月29日 | ［旅行/国内旅行］ 是日栄一、第一銀行広島及び熊本支店開設披露その他のため、東京を発し神戸・松山・広島・熊本に赴き、帰途大阪・京都に立寄り、十月十一日帰京す。 |
第57巻 p.578-p.594 【DK570286k】 |
| 9月29日 | 【55.神社／財団法人明治神宮奉賛会】 是日栄一、第一銀行支店開設に関し、東京を発して広島・熊本に赴く。途次各地に於て当奉賛会につき懇請・報告等尽力少なからず。 |
第41巻 p.560-p.562 【DK410109k】 |
| 9月-- | 【46.日米親善事業／日米関係諸資料】 是月栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク日本協会のリンゼー・ラッセルより寄贈を受けたる、同人編「アメリカ・ツー・ジャパン」を知人に頒つ。 |
第40巻 p.350 【DK400110k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 10月1日 | 【59.実業教育／松山商業学校】 是より先、栄一、第一銀行広島支店・同熊本支店開業式参列のため西下の途次、山下亀三郎の懇請に依り、是日松山市に到り当校を参観し、終つて同市公会堂に於て、当校並に愛媛県立師範学校・同松山中学校・私立北予中学校・愛媛県立農業学校・松山市立工業徒弟学校の上級生徒及び職員等に対し、講演をなす。 |
第44巻 p.545-p.549 【DK440132k】 |
| 10月2日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、広島市公会堂に於て開催の当行広島支店開設披露宴に出席し、開店の挨拶を述べ、次いで四日、熊本市偕行社に於て開催の熊本支店開設披露宴に出席し、同じく挨拶を述ぶ。 |
第50巻 p.99-p.106 【DK500020k】 |
| 10月3日 | 【33.対外事業／移民ニ関スル栄一ノ談話・講演】 是日栄一、広島市公会堂に於て開かれたる、広島商業会議所及び広島植民協会主催の講演会に出席し、移民問題につき講演す。 |
第55巻 p.672-p.676 【DK550133k】 |
| 10月7日 | 【35.政府諸会／米価調節調査会】 是月六日、当会に関する官制公布せられ、是日栄一、当会副会長を仰付けらる。 |
第56巻 p.537-p.549 【DK560123k】 |
| 10月8日 | 【68.政治・行政／大阪市公会堂】 是日栄一、関西・九州地方旅行の途次、大阪市に至り、中之島公園内に建設の大阪市公会堂の定礎式に列し、栄一揮毫の文字を刻せる礎石を鎮め、祝辞を述ぶ。 |
第48巻 p.351-p.353 【DK480110k】 |
| 10月9日 | 【60.女子教育／日本女子大学校】 是より先、栄一、当校経営に付き尽力し来りしが、是日大阪に於て成瀬仁蔵と共に住友吉左衛門を、翌十日住吉に久原房之助を訪ひ、当校寄付金の件を依頼す。 |
第44巻 p.593-p.595 【DK440152k】 |
| 10月10日 | 【55.神社／諏訪神社（埼玉県大里郡八基村血洗島）】 是日栄一、当神社の拝殿及び社務所新築寄進の事を発表す。是に要する費用総額金一万円なり。 |
第41巻 p.461-p.464 【DK410096k】 |
| 10月13日 | 【22.化学工業／日本染料製造株式会社】 是より先、栄一、稲畑勝太郎等と共に、当会社の設立に尽力し、是日、農商務省に上山次官を訪ひて諸般の協議をなす。 大正五年二月二十五日、東京商業会議所に於て、当会社創立総会開かれ、栄一、大倉喜八郎・中野武営等と共に、当会社相談役に推さる。 |
第53巻 p.168-p.174 【DK530031k】 |
| 10月13日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、上野精養軒に於ける当協会第六回時局問題研究委員会に出席す。 |
第46巻 p.603-p.606 【DK460146k】 |
| 10月14日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是より先栄一、アメリカ合衆国サン・フランシスコに於て開催中のパナマ太平洋万国大博覧会観覧を兼ねて、米国行を決意す。是日、日米関係調査委員会主催送別会、十六日東京商業会議所主催送別会、竜門社秋季総集会兼送別会、二十日東京銀行家有志主催送別会、内閣総理大臣大隈重信主催送別茶話会、帰一協会主催送別晩餐会催さる。 |
第33巻 p.5-p.18 【DK330001k】 |
| 10月14日 | 【45.国際団体及ビ親善事業／大日本平和協会】 是より先、栄一渡米を決す。仍つて是日、当協会及び在日米人平和協会より成れる日米関係調査委員会の主催により送別午餐会帝国ホテルに開かる。栄一出席して答辞を述ぶ。当協会は栄一に当協会の意見伝達のことを託す。 |
第35巻 p.517-p.519 【DK350086k】 |
| 10月14日 | 【61.一般教育関係／財団法人埼玉学生誘掖会】 是日栄一、当会の第十一回寄宿舎記念祝賀式に臨み、終つて記念茶話会に出席し、演説をなす。 |
第45巻 p.217 【DK450071k】 |
| 10月15日 | 【63.演芸及ビ美術／帝国劇場株式会社】 是日、当劇場正面玄関に於て、栄一の胸像除幕式行はる。栄一これに臨席し、取締役会長大倉喜八郎の式辞の後、謝辞を述ぶ。 |
第47巻 p.405-p.411 【DK470104k】 |
| 10月16日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、栄一等の渡米送別午餐会開かる。栄一出席し、会頭中野武営の送別の辞に対して謝辞を述ぶ。 |
第56巻 p.24 【DK560008k】 |
| 10月16日 | 【58.修養団体／財団法人竜門社】 是日、栄一の渡米送別会を兼ね、当社第五十四回秋季総集会、帝国ホテルに於て開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第42巻 p.497-p.508 【DK420096k】 |
| 10月17日 | 【01.銀行／第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、朝鮮総督より朝鮮の金融其他経済の発達に尽力したる功労により表彰せらる。尚、是月二十三日、栄一、渡米す。 |
第50巻 p.106-p.108 【DK500021k】 |
| 10月17日 | 【33.対外事業／中日実業株式会社】 是日、当会社主催、栄一渡米送別会、帝国ホテルに開かれ、栄一出席す。 |
第55巻 p.18 【DK550005k】 |
| 10月18日 | 【75.各種団体／埼玉県人会】 是日、日本橋倶楽部に於て、当会主催による、栄一の渡米送別会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.514 【DK490177k】 |
| 10月19日 | 【41.災害救護団体／東北九州災害救済会】 栄一、大正二年北海道他六県凶作並に大正三年桜島爆発に際し、罹災民救恤として金五千円寄附したるにつき、是日、賞勲局総裁より金杯一個を下賜さる。 |
第31巻 p.306 【DK310051k】 |
| 10月20日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会／東北振興会】 是日、大日本蚕糸会館に於て、当会協議会開かれ、栄一出席す。 |
第56巻 p.191-p.194 【DK560055k】 |
| 10月20日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是日栄一、築地精養軒に於て当協会の催せる、栄一の渡米送別会に臨み、挨拶をなす。更に当協会宣言草案討議に際し意見を述ぶ。 |
第46巻 p.606-p.607 【DK460147k】 |
| 10月22日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会／市原盛宏追悼会】 是月四日、市原盛宏京城に於て死去す。是日、神田青年会館に於て、追悼会挙行せらる。栄一出席して弔詞を述ぶ。 |
第49巻 p.466-p.470 【DK490158k】 |
| 10月23日 | ［旅行/外国旅行］ 是日栄一、横浜を出航、十一月八日サン・フランシスコに上陸、アメリカ合衆国各地を巡歴の上、十二月十八日サン・フランシスコを発し、ホノルル経由、五年一月四日横浜に帰着す。 |
第57巻 p.681 【DK570329k】 |
| 10月23日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是日栄一、横浜より乗船して渡米の途につき、十一月一日ホノルルに寄港す。 |
第33巻 p.18-p.35 【DK330002k】 |
| 10月25日 | 【35.政府諸会／米価調節調査会】 是日栄一、当会第一回会議に於て、農商務大臣諮問の恒久的米価調節審議のための特別委員に指名せらる。 |
第56巻 p.549-p.551 【DK560124k】 |
| 10月29日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業／帰一協会】 是月二十三日、栄一渡米の途に就く。是日、船中に於て、当協会より発表すべき宣言書の草案を修正す。十二月十五日、当協会修正委員会は、右栄一提出の修正案其他に基きて最終案を決定し、翌一月の例会に付議することとす。 |
第46巻 p.607-p.613 【DK460148k】 |
| 10月-- | 【64.編纂・刊行／徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是月二十三日、栄一渡米の途に就く。船中に於て当伝記稿本を修正す。 |
第47巻 p.686-p.687 【DK470143k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 11月5日 | 【02.銀行団体／東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行集会所臨時総会開かる。栄一旅行中につき早川千吉郎議長として議事を司宰し、御大礼につき賀表奉呈の件を決し、十日、会長栄一及び副会長早川千吉郎・同松方巌の名を以て、松方巌宮内省に出頭して奉呈す。 |
第50巻 p.544-p.545 【DK500129k】 |
| 11月8日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是日栄一、サン・フランシスコに上陸す。十五日同地を発して十六日シアトル着、十八日同地を発してポートランドを経て二十二日シカゴ着、二十四日同地を発して二十五日ピッツバーグ着、二十七日同地を発して同日フィラデルフィア着、二十八日同地を発してニュー・ヨークを経て二十九日ボストンに着す。 |
第33巻 p.35-p.51 【DK330003k】 |
| 11月10日 | ［栄誉/叙位・叙勲/叙勲］ 是日栄一、旭日大綬章を授けらる。 |
第57巻 p.207-p.208 【DK570098k】 |
| 11月10日 | ［栄誉/叙位・叙勲・記念章/記念章］ 是日栄一、大礼記念章を授与せらる。 |
第57巻 p.217 【DK570109k】 |
| 11月16日 | 【38.社会福祉施設／中央慈善協会】 是日、京都市市会議事堂に於て、当協会第八回総会開催せられ、御大典を奉祝して、栄一渡米中なるも会長の名を以て賀表を捧呈す。 |
第30巻 p.494-p.496 【DK300055k】 |
| 11月30日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是日栄一、ボストンを発しニュー・ヨークに入る。十二月五日同地を発してワシントンに赴き、六日ホワイト・ハウスに於て大統領トーマス・ウドロウ・ウィルソンに会見し、談日米国交親善の事に及ぶ。八日同地を発しシカゴを経て十三日早朝ロス・アンジェルスに到着、同日夜出発十四日再びサン・フランシスコに入る。 |
第33巻 p.51-p.65 【DK330004k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 12月1日 | ［家庭生活/同族・親族/同族］ 是日、穂積陳重、男爵を授けらる。 |
第57巻 p.18-p.19 【DK570007k】 |
| 12月18日 | 【44.外遊／第三回米国行】 是日栄一、サン・フランシスコより乗船して帰途に就き、二十四日ホノルルに入港上陸し即日出帆、大正五年一月四日横浜港に帰着す。 |
第33巻 p.65-p.78 【DK330005k】 |
| 12月24日 | 【68.政治・行政／埼玉県大里郡八基村】 是より先十一月、栄一、郷里埼玉県大里郡八基村に、基本金として金千円を寄付す。是日、右寄付につき賞勲局より銀杯一個を下賜さる。 |
第48巻 p.394 【DK480125k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
| １９１５年 （大正4） |
事 項 | 『伝記資料』 |
| 1915～1931年 | ［同族会・同族会社/同族会］ 大正四年一月三十日、当会に於て、家法改正につき協議し、三月三十一日、同族財産の管理運用を目的とする渋沢同族株式会社設立に決す。右設立後も当会は依然存続し、栄一、殆んど毎回出席す。 |
第57巻 p.372-p.384 【DK570175k】 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。
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