ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信)

第64号(2016年2月23日発行)

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☆      □■□ ビジネス・アーカイブズ通信 □■□

☆       No.64 (2016年2月23日発行)

☆    発行:公益財団法人 渋沢栄一記念財団 情報資源センター

☆                        〔ISSN:1884-2666〕
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この通信では海外(主として英語圏)のビジネス・アーカイブズ(BA)に関する情報をお届けします。

海外BAに関わる国内関連情報も適宜掲載しております。

今号は行事情報1件、企業団体情報1件です。

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◆ 目次 ◆

[掲載事項の凡例とご注意]

行事情報:ICA/SBA主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム
◎テーマ:「サステナビリティ」プログラム
     2016年4月4~5日
     コカ・コーラ社 アトランタ(米国)

企業団体情報:コカ・コーラ社ウェブサイト「コカ・コーラ・ジャーニー」歴史ページ

☆★ 編集部より:次号予告 ★☆

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[掲載事項の凡例]

・欧文の場合、日本語で読みやすいものになるように、タイトルははじめに日本語訳を、続いて原文を記します。
・人名や固有名詞の発音が不明の場合も日本語表記を添えました。便宜的なものですので、検索等を行う場合はかならず原文を用いてください。
・普通名詞として資料室や文書室、記録資料を表現する際は「アーカイブズ」を用います。固有名詞の場合はこの限りではありません。また物理的およびデジタル記録資料の蓄積や組織化に関しては「アーカイブ化」「アーカイブズ化」などの表現を用いることもあります。

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[ご注意]
・受信時にリンク先を示すURLが途中で改行されてしまう場合があります。通常のURLクリックで表示されない場合にはお手数ですがコピー&ペーストで一行にしたものをブラウザのアドレス・バーに挿入し、リンク先をご覧ください。

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■行事情報:ICA/SBA主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム プログラム
      2016年4月4~5日
      コカ・コーラ社本社(米国アトランタ)

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◎「サステナビリティ」
Sustainability
http://www.ica.org/18979/news-and-events/the-sba-invites-you-to-attend-its-2016-conference-at-cocacola-in-atlanta-georgia-united-states-on-45-april-2016.html

前号でお伝えした、アトランタで開催される今年の国際アーカイブズ評議会企業アーカイブズ部会(ICA/SBA)国際シンポジウムの詳しいプログラムが発表されました。
http://www.cvent.com/events/international-council-of-archives-apr-2016/agenda-0d85bb7d62624561b656b26ba7bc02fc.aspx

(印刷用PDF)
https://custom.cvent.com/C8082FF4F50A4C5A94CEB2AF7DD24BAE/files/18826eafafa0464788f50a32417f0ea0.pdf

当通信編集部は当財団情報資源センターの協力事業の一環として、2009年よりICA/SBAの国際シンポジウムの運営に協力してきました。今回のシンポジウムでは、資生堂企業文化部のアーカイブズとミュージアムについてプレゼンテーションを行います。


■□■プログラム■□■

【2016年4月4日(月)】

■8:00 - 9:00
セキュリティ・チェックイン、受付 Security check-in and registration

■9:00 - 9:30
歓迎のあいさつ Welcome and introductions

▼アレックス・ビエリ(SBA運営委員会副議長)
Alex Bieri, Vice Chair of SBA Steering Committee

▼クライド・タグル(コカ・コーラ社広報・コミュニケーション部門取締役)
Clyde Tuggle, President of Public Affairs & Communications, The Coca-Cola Company

▼テッド・ライアン(コカ・コーラ社ヘリテージ・コミュニケーション・ディレクター)
Ted Ryan, Director of Heritage Communications, The Coca-Cola Company

■9:30 - 10:45
基調プレゼンテーション Keynote Presentations

▼ウルスラ・ウィンホーベン(国連グローバル・コンパクト顧問)
Ursula Wynhoven, General Counsel, United Nations Global Compact

▼マイケル・ゴルツマン(コカ・コーラ社国際広報・政府交渉担当副社長)
Michael Goltzman, VP of International Public Affairs and Government Relations, The Coca-Cola Company

■10:45 - 11:00
休憩 Break

■11:00 - 12:00
プレゼンテーション Presentations

発表者名1:シェリル・ブラウン
発表者名原文1:Cheryl Brown
所属1:バラスト財団
所属原文1:Ballast Trust
タイトル1:企業アーカイブズ・プログラム立ち上げの議論としてのサステナ
ビリティ:成功と教訓
タイトル原文1:Sustainability as an argument for initiating a corporate archives program: successes and lessons learnt

発表者名2:ヘニング・モーゲン
発表者名原文2:Henning Morgen
所属2:A.P. モラー・マースク社
所属原文2:A.P. Moller - Maersk
タイトル2:企業、アーキビスト、人権
タイトル原文2:The company, the archivist and human rights

■12:00pm - 1:15pm
昼食 Lunch

■1:15pm - 2:15pm
プレゼンテーション Presentations

発表者名3:ジェイムズ・サマービル
発表者名原文3:James Sommerville
所属3:コカ・コーラ社グローバル・デザイン部門取締役
所属原文3:President of Global Design, The Coca-Cola Company
タイトル3:過去に挨拶のキスをしなさい
タイトル原文3:Kiss the past hello

発表者名4:アイブリン・コルガン
発表者名原文4:Eibhlin Colgan
所属4:ギネス社
所属原文4:Guinness
タイトル4:醸造会社のプロジェクトに関する事例研究
タイトル原文4:Case study of the brewer's project

■2:15pm - 3:15pm
ワークショップ Workshop

■3:15pm - 3:45pm
休憩 Break

■3:45pm - 4:45pm
ディスカッション Discussion

◎ウィンスロップ・グループ社のリンダ・エジェリーの司会によるパネルディスカッション。「企業アーキビストのサプライチェーン:企業社会のためのアーキビストのトレーニングとメンタリング」に関する各国の考え方と議論
・Panel Discussion lead by Linda Edgerly, The Winthrop Group, various country perspectives and discussion on "the corporate archivist supply chain: training and mentoring of archivists for the corporate world.

■4:45pm - 5:00pm
まとめとお知らせ Wrap up and announcements

■5:00pm - 6:30pm
コカ・コーラ社アーカイブズ見学 Tour of the Coca-Cola Archives

■6:30pm
ワールド・オブ・コカ・コーラでのレセプション
Reception at The World of Coca-Cola


【2016年4月5日(火)】

■8:00 - 8:30
セキュリティ・チェックイン、受付 Security check-in and registration

■8:30 - 9:30
プレゼンテーション Presentations

発表者名5:トレイシー・パネック
発表者名原文5:Tracey Panek
所属5:リーバイ・ストラウス社
所属原文5:Levi Strauss & Co.
タイトル5:洗いは少なく、水も少なく、ブルー・ジーンズのリサイクルはもっと:ストーリー・テリングを通じてサステナビリティを刺激する
タイトル原文5:Wash less, water less & recycle more blue jeans: stimulating sustainability through storytelling

発表者名6:アンドレア・ホーメイヤー博士
発表者名原文6:Dr. Andrea Hohmeyer
所属6:エボニーク・インダストリーズ社
所属原文6:Evonik Industries
タイトル6:あなたの番号を知りなさい:企業アーカイブを長期にわたって首尾よく確かなものとする一つの方法
タイトル原文6:Know your numbers: one way to successfully secure a corporate archive over the long term

■9:30 - 10:30
プレゼンテーション Presentations

発表者名7:ニコラ・コパン
発表者名原文7:Nicolas Coupain
所属7:ソルベイ社
所属原文7:Solvay
タイトル7:持続可能な化学産業のためのアーカイブズ:企業に所属する歴史家の観点からのアイデアと実践的アプローチ
タイトル原文7:Archives for a sustainable chemistry: reflections and practical approach from a corporate historian's view

発表者名8:エリケ・オケ
発表者名原文8:Arike Oke
所属8:ランベール [編者注:ランベール・ダンス・カンパニーを指す]
所属原文8:Rambert
タイトル8:箱から取り出す:ダンス・アーカイブのサステナビリティへのステップ
タイトル原文8:Unboxing: a dance archive's steps to sustainability

■10:30 - 11:00
休憩 Break

■11:00 - 12:15
プレゼンテーション Presentations

発表者名9:松崎裕子
発表者名原文9:Yuko Matsuzaki
所属9:渋沢栄一記念財団
所属原文9:Shibusawa Eiichi Memorial Foundation
タイトル9:資生堂のアーカイブズ:企業の知的資産と感性的資産を会社と社会のサステナビリティのために活用する
タイトル原文9:Shiseido Archives: utilizing corporate intellectual and aesthetic assets for the sustainability of business and society

発表者名10:アメイダ・ノーブル
発表者名原文10:Amada Noble
所属10:ロイズ銀行グループ
所属原文10:Lloyds Banking Group
タイトル10:英国の金融危機を生き延びる
タイトル原文10:Surviving the UK Financial Crisis

発表者名11:アレクザンダー・ビエリ
発表者名原文11:Alexander Bieri
所属11:F・ホフマン=ラ・ロッシュ社
所属原文11:F. Hoffman-La Roche Ltd.
タイトル11:企業文化構築にアーキビストのコア・コンピテンシー(業績達成能力)を用いる
タイトル原文11:Using archivist's core competencies in building a company culture

■12:15pm - 1:30pm
昼食 Lunch

■1:30pm - 2:30pm
プレゼンテーション Presentations

発表者名12:レイチェル・イーガン
発表者名原文12:Rachel Egan
所属12:グラスゴー大学
所属原文12:University of Glasgow
タイトル12:団体の業務資産としての大学におけるヘリテージ・コレクション:サステナビリティのサイクル
タイトル原文12:University heritage collections as a corporate business asset: a sustainability cycle

発表者名13:ビル・ジャクソン
発表者名原文13:Bill Jackson
所属13:ハーレー・ダビッドソン社
所属原文13:Harley-Davidson Company
タイトル13:ラシュモア:アーカイブズを製品開発に統合する
タイトル原文:Rushmore: integrating archives into product development
[編注:ラシュモアは、ハーレー・ダビッドソン社におけるハーレーのユーザーからのフィードバックによるイノベーション・プロジェクトの名称。]

■2:30pm - 3:30pm
プレゼンテーション Presentations

発表者名14:デイビッド・ヘイ
発表者名原文14:David Hay
所属14:BTグループ
所属原文14:BT Group
タイトル14:付加価値を高めることを通じてのサステナビリティ:BT企業アーカイブズはどうやってビジネスを支援するのか
タイトル原文14:Sustainability through adding value: how the BT Corporate Archives supports the business

発表者名15:メラニー・アスペイ
発表者名原文15:Melanie Aspey
所属15:ロスチャイルド・アーカイブ
所属原文15:The Rothchild Archive
タイトル15:一つの事例研究
タイトル原文15:A case study

■3:30pm - 4:00pm
結びの挨拶、閉会 Closing remarks and Adjourn


◆◇◆ 参加申し込み ◆◇◆

下記のページからお申し込みください。プログラム参加費は無料です。交通費、宿泊費は参加者負担となります。
http://www.cvent.com/events/international-council-of-archives-apr-2016/event-summary-0d85bb7d62624561b656b26ba7bc02fc.aspx

※詳しくは本通信バックナンバー63号をご覧ください。
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20160212.html

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■企業団体情報:コカ・コーラ社ウェブサイト「コカ・コーラ・ジャーニー」歴史ページ

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◎コカ・コーラ社ウェブサイト「コカ・コーラ・ジャーニー」歴史ページ
History, Coca-cola Journey
http://www.coca-colacompany.com/history/

コカ・コーラ社の米国本社における企業アーカイブズの整備と活用は、1977年から2014年まで同社アーカイブズ&ヘリテージ・コミュニケーション部門のディレクターを務めたフィリップ・ムーニー氏のリーダーシップの下で飛躍的に進展しました。2008年1月23日に公開(開発は2007年後半に開始)された「コカ・コーラ・カンバセーション」ブログサイトは現在の「コカ・コーラ・ジャーニー」歴史ページの原型となったものです。2014年にムーニー氏が30数年にわたって勤務したコカ・コーラ社を退職した後は、レガシー・サイトとして、現在の「コカ・コーラ・ジャーニー」歴史ページからリンクが張られています。
http://www.coca-colacompany.com/history/the-coca-cola-conversations-continue/

歴史ページのTOPページ右の部分
「コカ・コーラ・カンバセーションズ:わたしたちの最新ポストについてきて」
Coca-cola Conversations: Keep up with our latest posts
http://www.coca-colacompany.com/history/

同社のヘリテージ・コミュニケーション部門の現ディレクター、テッド・ライアン氏が、「コカ・コーラ・カンバセーションズ」から「コカ・コーラ・ジャーニー」への進化について語っています(2014年5月7日)。
http://www.coca-colacompany.com/history/the-coca-cola-conversations-continue/

レガシー・サイト「コカ・コーラ・カンバセーションズ」開発に関して、本通信第28号(2010年4月12日発行)が取り上げています。ご参考にどうぞ。
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20100412.html


現在のヘリテージ関係のウェブサイトは、次のようなコンテンツからできています。

◆アーカイブズ・ツアー(動画を含む)
http://www.theverybestofcocacola.com/home/video/intro_jamal.mp4

◆ミュージアム・ツアー(動画を含む)
http://www.theverybestofcocacola.com/home/video/intro_ted.mp4

この他、アーキビストによるさまざまなテーマのブログ記事やソーシャルメディアへのリンクがおかれています。豊富なコンテンツがウェブ上に積み上がっていくようになっています。現在(2016年2月22日参照)歴史ページのTOP画面に表示されているのは下のような記事です。

◆ブログ記事「アトランタが忙しすぎて憎むことのできない都市になった夜」
The night Atlanta truly became the city too busy to hate
ジェイ・モイエ執筆|2016年1月14日
By: Jay Moye | Jan 14, 2016
http://www.coca-colacompany.com/the-night-atlanta-truly-became-the-city-too-busy-to-hate-/

アトランタ出身のマーチン・ルーサー・キング牧師の1964年ノーベル平和賞受賞に関わる記事。市内の白人エリート層はキング牧師のノーベル賞受賞に全く関心を示さない状況でした。市内の進歩的グループが受賞を祝う異人種混合の夕食会を企画、アレン市長が白人実業家たちに協力を求めたところ、ある銀行家は電話で各所に不参加を要請するといったありさまで、ニューヨーク・タイムズ紙は一面の記事で「アトランタではキング牧師への賛辞が疑問視されている」と取り上げるに至りました。ここでアレン市長は前コカ・コーラ社社長のロバート・ウッドラフがアトランタ経済界に影響力があるのを思い出し、ウッドラフを通じて当時のコカ・コーラ社社長CEOであるポール・オースティンの支持を得ました。オースティン社長は南アフリカで14年間働いた経験があり、アパルトヘイト・人種差別が経済に大きな損害をもたらすことを思い起こし、白人の財界人に、もし夕食会への協力が得られないなら、コカ・コーラ社本社はアトランタから出ていくと宣言、1965年1月27日にディンクラー・プラザ・ホテルで開催されたお祝いの夕食会には1,500名が参加(多くの参加者は異人種とともにテーブルを囲む経験をそれまで持たなかった、といいます)、キング牧師はそこで演説を行っています。この夕食会は同年2月3日のフィラデルフィア・インクワイヤラー紙で好意的に取り上げられ、アレン市長はこれを評価しています。この件に関しては、キング牧師から感謝の言葉を述べたコカ・コーラ社に宛てた1965年3月15日付の書簡がコカ・コーラ社アーカイブズで保管されており、このブログ記事からその書簡の画像(インスタグラムに掲載されている)へのリンクが張られています。
https://www.instagram.com/p/6ncsT0xga8/

インスタグラムからはこの件に関するナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)のウェブサイトに掲載されている記事へのリンクが張られています。

「コカ・コーラがマーチン・ルーサー・キングを讃えるためにアトランタの白人エリートたちを連れてきた時」
The time Coca-Cola got white elites in Atlanta to honor Martin Luther King, Jr.
http://www.npr.org/sections/codeswitch/2015/04/04/397391510/when-corporations-take-the-lead-on-social-change

◆コカ・コーラ社アーカイブズのインスタグラムへのリンク
https://www.instagram.com/coke_archives/

◆昨年100周年を迎えたコカ・コーラの瓶(ボトル)に関する特別ページ
http://www.coca-colacompany.com/cokebottle100/

◆コカ・コーラ社の125周年記念冊子(PDF 27ページ)へのリンク
http://www.coca-colacompany.com/content/dam/journey/us/en/private/fileassets/pdf/2011/05/Coca-Cola_125_years_booklet.pdf (PDF)

◆ブログ記事「コカ・コーラ年代記:ワクワクするアイデアの誕生」
The chronicle of Coca-Cola: birth of a refreshing idea
コカ・コーラ社執筆|2012年1月1日
By: The Coca-Cola Company | Jan 1, 2012
http://www.coca-colacompany.com/packages/history/the-chronicle-of-coca-cola-birth-of-a-refreshing-idea/
1886年のコカ・コーラ誕生にまつわる記事。

◆ブログ記事「デザインの達人:コークとレイモンド・ローウィのレガシー」
Master of design: Coke and the legacy of Raymond Loewy
テッド・ライアン執筆|2012年12月21日
By: Ted Ryan | Dec 21, 2012
http://www.coca-colacompany.com/cokebottle100/master-of-design-coke-and-the-legacy-of-raymond-loewy/
インダストリアルデザインの草分けともいわれるレイモンド・ローウィとコカ・コーラ社との関わりに関する記事です。ローウィは清涼飲料用の冷却器、ソーダ・ファウンテン(飲料を提供するための装置、蛇口から飲料が出る仕組み)、配送用トラック、オリジナルのファンタのデザインなどをコカ・コーラ社で担当しました。コントューア・ボトルについては、1950年代のキング・サイズやファミリー・サイズのデザインには関わっているのですが、1915年のオリジナルのデザインには関与していない、とブログは語ります。

◆ブログ記事「コカ・コーラ広告アイコンの勝ち上がりチャレンジ」
The Coca-Cola advertising icons bracket challenge
ジェイムズ・ブッカー執筆|2014年4月7日
By: Jamal Booker | Apr 7, 2014
http://www.coca-colacompany.com/history/the-coca-cola-advertising-icons-bracket-challenge/

◆ブログ記事「暮らしに歴史を持ち込む:保存修復のアート」
Bringing history to life: the art of conservation
ジャスティン・フレッチャー執筆|2013年2月15日
By: Justine Fletcher | Feb 15, 2013
http://www.coca-colacompany.com/history/bringing-history-to-life-the-art-of-conservation/
コカ・コーラ社アーカイブズには1,000点を超えるオリジナルなアート作品が収蔵されています。アーカイブズでは温室度や照明、保存容器を管理することによって、アーカイブズ資料の保存環境を良好に保つことに努めています。劣化や損傷が激しい場合には、外部の修復専門家に手当を依頼します。この記事では個人の家庭におけるアート作品の管理に関しても簡単なアドバイスを提供しています。

◆動画「アメリカの肖像100歳:展示を行う」
An American icon at 100: the making of an exhibit
コカ・コーラ社執筆|2015年2月25日
By: The Coca-Cola Company | Feb 25, 2015
http://www.coca-colacompany.com/videos/an-american-icon-at-100-the-making-of-an-exhibit-ytsqqjdtm4tdu/


■□■日本のコカ・コーラ社の「コカ・コーラ・ジャーニー」■□■

コカ・コーラ社日本法人サイトにも歴史ページ「コカ・コーラ・ジャーニー」があります。
http://www.cocacola.co.jp/history_/

グローバルサイト(英語)のコンテンツのいくつかは日本語訳されて掲載されています。本社ヘリテージ・コミュニケーション部門のディレクターであるテッド・ライアンによる記事もあります。

◆「11の出来事でたどる、コカ・コーラのボトルの歴史」
11 facts about the Coca-Cola bottle
http://www.cocacola.co.jp/history_/11facts

◆「ザ・ビートルズとコカ・コーラと伝説のクラブの知られざる歴史」
The Beatles,Coca-Cola and the Casbah Coffee Club
http://www.cocacola.co.jp/history_/beatles01

◆「クラブ33」で祝うディズニー&コカ・コーラのパートナーシップ72周年」
http://www.cocacola.co.jp/history_/coke_disney1


■□■米国国立公文書館(NARA)での2015年建国記念式典より■□■

コカ・コーラはアメリカを代表する商品と言えます。コントゥアーと呼ばれるあの瓶(ボトル)の誕生から、2015年はちょうど100年目にあたりました。7月4日の米国公文書館での建国記念式典ではヘリテージ・コミュニケーション部門の現ディレクターであるテッド・ライアンがスピーチを行っています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10152909561453038.1073741848.64471268037


★☆★...編集部より...★☆★

これまで本通信に掲載したコカ・コーラ社アーカイブズ関連記事を抜粋、ダイジェストを以下に作成しました。一部長文にわたるものは直接リンク先をご覧ください。

なお、アーカイブズを含むヘリテージ・コミュニケーション部門のディレクターは、

1977年~2014年 フィリップ(フィル)・ムーニー氏
2014年~現在 テッド・ライアン氏

です。両名ともアーキビストとして専門的トレーニングを積んだ後、コカ・コーラ社に入社しています。


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【第6号(2008年7月23日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20080723.html

■行事情報:米国アーキビスト協会(SAA)第72回年次大会 8月26日-30日 サンフランシスコ
◎大会テーマ:「アーカイブズ2008:アーカイブズの革命/進化とアイデンティティ」

◆105
タイトル:調査、ベンチマーキング、ベストプラクティス:いかにして基準に達するか?
「コカ・コーラ社のアーキビスト、テッド・ライアンさんは『何らかの価値を引き出すためには適切な質問をしなくてはいけない』というタイトルで発表」


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【第10号(2008年10月20日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20081020.html

■文献情報:ビジネス・アーカイブズ論文集 1
◎『企業アーカイブズと歴史:過去を活かす』(1993年)

◆日本語タイトル:企業国家アメリカの実践:アメリカにおける企業アーカイブズ /9
原題:The practice of history in corporate America: business archives in the United States /9
著者:フィリップ・F・ムーニー
著者名原文:Philip F. Mooney
一行解説:企業が異なれば、残すべき資料も異なってくる。このことが、設置しようとするアーカイブズの性格を決定するのに大きな影響を与える。歴史資料担当者は、会社組織の中での自分たちの役割を注意深く考えて、経営陣からの継続的な支援を受ける必要がある。

◆日本語タイトル:企業にとっての資源:アーカイブズ入門 /135
原題:Resources for corporations: an archival primer /135
著者名:フィリップ・F・ムーニー
著者名原文:Philip F. Mooney
一行解説:企業が新たにアーカイブズ・プログラムを立ち上げる時、どのような人材を用いるべきか。著者は有資格で経験を積んだ専門家を雇用する堅実さを強調する。


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【第11号(2008年11月12日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20081112.html

■文献情報:ビジネス・アーカイブズ論文集 2
◎『アメリカ企業の記録』(1997年)

◆日本語タイトル:3. アーカイブズの神話学と企業の現実:危険をはらんだひとつの場所 /57
原題:3. Archival mythology and corporate reality: a potential powder keg /57
著者:フィリップ・F・ムーニー
著者名原文:Philip F. Mooney
一行解説:著者は1977年よりコカ・コーラ社のアーカイブズ部長。企業内のすべての部門が企業目的に合致する働きをますます求められる現在、過去20年にわたってアーカイブズ専門誌で語られてきたこと、あるいはアーキビスト志望者に教えられてきたことのいくつかは神話である。神話その1:企業の従業員はアーカイブズを現代のための情報資源のひとつとみなしている。神話その2:企業は企業内の歴史の役割を理解して重視している。歴史は社内文化の確立と共通のゴール設定に寄与している。神話その3:企業アーカイブズは過去20年間発展を続けてきた。これら3つの神話は現実に合致していない。現実の中で生き残るためには、企業アーキビストは積極果敢なプロモーター、あらゆる機会をとらえて企業活動のためにアーカイブズを売り込む役割を果たさなければならない。企業アーカイブズの戦略のためには事例研究と「ベストプラクティス」の考え方が有用である。


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【第28号(2010年4月12日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20100412.html

■文献情報:ビジネス・アーカイブズ・ウェブサイト 12
◎コカ・コーラ社アーカイブズ・ブログ「コカ・コーラ・カンバセーションズ」

(コカ・コーラ社のアーカイブズ、ヘリテージ関係のブログサイト開発に関わる長文の紹介記事です。リンク先をご覧ください。)


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【第32号(2010年8月20日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20100820.html

■行事情報:米国アーキビスト協会(SAA)ビジネス・アーカイブズ部会コロキアム
◎アーカイブズのアドボカシー(理解増進のための活動) 8月11日 ワシントンDC

◆タイトル:コカ・コーラ社ウェブサイト保存の実験プロジェクト
A pilot project in capturing Coca-Cola's websites
発表者:テッド・ライアン Ted Ryan
所属等:コカ・コーラ社 The Coca-Cola Company
[概要]
自社のウェブサイトを保存しようという初期の試みは失敗。最初のウェブサイトは残っていないそうです。スクリーンショットも試したが、この方法ではウェブの機能性(functionality)が失われてしまうのが判明。アドビPDFを用いてスキャンする方法でも機能性は確保できず、深層ウェブの保存には適さないのが明らかになったそうです。その後英国のHanzoを利用して今日に至っています。ウェブ・アーカイビングの頻度は四半期ごとです。今後の課題はイントラネットの保存。コカ・コーラ社アーカイブズには厳格な評価選別ポリシーがあります。ウェブサイトにおいて何を残し、何を残さないのかを定めるのも今後の課題だそうです。質疑応答では「そもそもなぜウェブを保存するのか」「検索方法」「保存したウェブの活用」といった質問が出ました。ウェブ・アーカイビングの理由は、ひとつには、アーカイブズ運営における長期的な展望から導きだされ、もう一つにはブランド・マーケティングに役に立つことが挙げられました。検索は全文検索可能だそうです。保存したウェブの活用は、今のところ内部的に要望があれば提供する、という状況です。

■行事情報:第42回国際文書館(ICA)円卓会議(CITRA)
ビジネス・アーカイブズ関連会合

◎円卓会議テーマ:デジタル時代における記録・アーカイブズ管理への挑戦
9月11日-17日 オスロ(ノルウェー)

▽タイトル:すべての記録はどこに行ったのか? ウェブサイト保存の挑戦と機会
Where have all the records gone? Challenges and opportunities in capturing websites
発表者:フィリップ・ムーニー Philip Mooney
所属等:コカ・コーラ社ヘリテッジ・コミュニケーション・ディレクター(米国)


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【第51号(2014年6月11日発行)】
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20140611.html

■行事情報:ICA/SBL主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム
◎テーマ:「工場からフェイスブックまで:ビジネス・アーカイブズに関わる新たな方法」
2014年4月13~15日 ユニリーバ社 ロンドン(イギリス)

◆ 第3セッション ◆
遺産をマーケティングする(売り込む)
Marketing the heritage

◆基調講演タイトル:ユニリーバ・ブランド
タイトル原文:The Unilever Brand
講演者氏名:マーク・マシュー Marc Mathieu
講演者所属:ユニリーバ社マーケティング担当上級副社長(イギリス) SVP Marketing, Unilever plc, UK

[講演者]
ユニリーバ社のマーケティング担当上級副社長として同社の新しいグローバル・マーケティング戦略 Crafting Brands for Life(「生活のためのブランドをつくり上げる」)の開発に責任を負っている。この新戦略は環境への負荷を減少させつつ事業規模を2倍に拡大するという同社の持続的な成長志向を支えるものである。

ユニリーバ社に加わる前は、コカ・コーラ社のグローバル・ブランド・マーケティング担当上級副社長を務めた。コカ・コーラ社ではCoke Side of Life(「生活の中のコークの側面」)というグローバル・キャンペーンを立ち上げ、コーク・ゼロを50の市場に投入し、その持続可能なプラットフォームである Live Positively(「前向きに生きる」)を開発した。コカ・コーラ社入社は1996年、東南アジアの新興市場での重要な経験を積んだ後、2000年にフランスとベネルクス諸国地域の事業部長に任命された。

[講演]
「地球上には餓えや水不足に苦しむ子どもたちが存在する。環境の破壊も深刻である。将来の世代に何を残すことができるのか?」消費者に対してこのような問いかけを行い、よりよい地球をつくるために何ができるのか、ということをウェブ上でインタラクティブに対話しつつ、ユニリーバ社の取り組みを知らせ、またそのような取り組みを行うユニリーバ社への共感を引き出し、消費者と企業がともに地球の未来に向かって歩んでいくというのが「プロジェクト・サンライト」のコンセプトである。「プロジェクト・サンライト」サイトにはたくさんのソーシャルメディアが埋め込まれている。CSR的な観点をベースにし、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの例である。

◆タイトル1:ソーダ水からフェイスブックへ
タイトル原文1:From fountain to Facebook
発表者氏名1:テッド・ライアン Ted Ryan
発表者所属1:コカ・コーラ社(アメリカ) Coca Cola, USA

[発表者]
コカ・コーラ社ヘリテージ・コミュニケーション部門ディレクター。1997年6月からコカ・コーラ社の歴史コレクション管理に携わってきた。アメリカ議会図書館への寄贈のため、過去50年にわたってコカ・コーラ社が作成した25,000以上の歴史的広告を修復し、デジタル化し、目録作成するプロジェクトをプロジェクト・マネジャーとして指揮した。企業博物館であるワールド・オブ・コカ・コーラの歴史展示企画・制作では、デザイン・チームの中で重要な役割を果たした。ラテンアメリカにおけるコカ・コーラの100年史執筆のほか、コカ・コーラのブログ、ツイッター、フェイスブックを通じて顧客とのコミュニケーションに関わっている。

コカ・コーラ社に加わる以前は、10年間アトランタ歴史センターでターナー球場のアトランタ・ブレーブス・ミュージアムの展示など、重要なプロジェクトを担当した。

[発表]
デジタル化されたコカ・コーラ社のこれまでの宣伝資料の再利用・活用についての説明。1977年にテッド・ライアンの前任者で、昨年引退したフィル・ムーニーが初めてのプロフェッショナルなアーキビストとしてアーカイブズ管理を始めて以降、過去の資料を現在のビジネスに活かすことがより積極的に戦略的に行われるようになった。


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[略称一覧]
ACA: Association of Canadian Archivists(カナダ・アーキビスト協会)
ARA: Archives and Records Association(アーカイブズとレコード協会)
ARC: ARC magazine: archives - records management - conservation
(SoAが発行する月刊ニュースレター)
ASA: Australian Society of Archivists(オーストラリア・アーキビスト協会)
BAC: Business Archives Council(ビジネス・アーカイブズ・カウンシル)
BACS: Business Archives Council in Scotland
(スコットランド・ビジネス・アーカイブズ・カウンシル)
BAS: Business Archives Section
(ビジネス・アーカイブズ部会:SAA内の部会)
CITRA: International Conference of the Round Table on Archives
(アーカイブズに関する国際円卓会議:ICAの年次会議)
CoSA:Council of State Archivists(米国・州文書館長評議会)
DCC: Digital Curation Center(英国デジタル・キュレーション・センター)
EDRMS:Electronic Document and Record Management System
(電子文書記録管理システム)
ERM:Electronic Record Management(電子記録管理)
ICA: International Council on Archives(国際文書館評議会)
LSE: London School of Economics and Political Science
(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)
MLA: Museums, Libraries and Archives Council
(英国 博物館、図書館、アーカイブズ評議会)
NAGARA: National Association of Government Archives and Records
Administrators
(米国・全国政府アーカイブズ記録管理者協会)
NARA: National Archives and Records Administration
(米国 国立公文書館記録管理庁)
RIKAR: Research Institute of Korean Archives and Records
(韓国国家記録研究院)
RMS:Record Management System(記録管理システム)
SAA: Society of American Archivists(米国アーキビスト協会)
SBL: Section for Business and Labour Archives
(企業労働アーカイブズ部会、ICA内の部会)
SoA: Society of Archivists(イギリス・アーキビスト協会)
TNA: The National Archives(英国国立公文書館)

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☆★ 編集部より:あとがき、次号予告 ★☆

当センターでは国際アーカイブズ評議会(ICA)ビジネス・アーカイブズ部会(SBA)の活動に2008年より関わり、2009年以降はSBAが主催する会合に参加を続けています。その結果、企業・ビジネスを超えた幅広いアーカイブズ関係者のネットワークとのつながりも生まれてきました。その一つがイタリアのアーカイブズ関係者とのネットワークです。

イタリアには1949年に誕生したイタリア・アーキビスト協会 ANAI (National Association of Italian Archivists)があります。同協会では今年の3月14日(月)から19日(土)の1週間を Ispirati dagli Archivi 2016 (Get inspired by archives) 「アーカイブズからインスピレーションを!」と名付け、期間中全国のアーカイブズ機関で関連行事を行うということです。講演、フラッシュモブ※、展示、ワークショップ、コンサート、その他様々な企画が予定されています。

※フラッシュモブとは「インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為」
【Wikipedia日本語版より】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A2%E3%83%96

目的はイタリアのアーカイブズ遺産の豊かさと、その遺産を専門的にケア、管理して、利用者に提供するアーキビストの仕事を多くの人に知ってもらうことにあります。

これらのイベントの主役はアーキビストではなく、利用する人々で、アーカイブズはイベントにスペースと資料を提供する側です。アーキビストは「アーカイブズを拓く」Open the archivesという立場で参加します。イベント主催者ANAIによると、歴史家、ジャーナリスト、美術批評家、裁判官、弁護士、作家、植物学者、農学者、建築家、経済学者、医師、科学者、地質学者、天文学者、映画製作者、アーティスト、考古学者、ミュージシャン、料理家・・・などなど、アーカイブズを仕事上近しく感じる人々をイベントの主人公と考えています。

◇イベントに関するページ
http://www.archivisti2016.it/ (イタリア語)

◇イタリア・アーキビスト協会 ANAI ウェブサイト
http://www.anai.org/

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当財団渋沢史料館では「企業の原点を探る」シリーズ第7弾として「渋沢栄一と清水建設株式会社」を2016年3月12日(土)から5月15日(日)の期間開催いたします。渋沢栄一が「相談役」として関わり、経営理念や方針をアドバイスした清水建設株式会社に焦点をあてます。
https://www.shibusawa.or.jp/museum/special/2015/kikaku2015_07.html
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20160219/1455845877

展示構成の構成は下記の通りです。
[1]清水組誕生~清水喜助・父子~
[2]渋沢栄一と清水組の出会い~すべては、ここから始まった~
[3]渋沢栄一の「お抱え棟梁」
[4]近代的土木建築請負業へ発展~渋沢栄一、相談役となる~
[5]晩香廬~心を込めた逸品~
[6]渋沢栄一と清水建設株式会社~創業から212年、変わらないもの~

特別展示 田辺淳吉記念室
※特別展示は、青淵文庫が会場となります。閉館時間が渋沢史料館とは異なりますので、ご注意ください。

※※※ 特別割引 ブルーの装い ※※※
本企画展のテーマカラーにちなみ、ブルーの服やアクセサリーを身に着けてご来館のお客様は2割引でご覧いただけます。
https://www.shibusawa.or.jp/museum/special/2015/kikaku2015_07.html

みなさまのお越しをお待ちしております。

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次号は2016年4月中旬発行予定です。どうぞお楽しみに。

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◆◇◆バックナンバーもご活用ください◆◇◆

https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/index.html

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★公益財団法人渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センターは2015年4月1日よ
り組織改編に伴い、公益財団法人渋沢栄一記念財団 事業部情報資源センター
に名称変更いたしました★

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ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信) No.64
2016年2月23日発行 (不定期発行)
【創刊日】2008年2月15日
【発行者】公益財団法人渋沢栄一記念財団事業部情報資源センター
【編集者】公益財団法人渋沢栄一記念財団事業部情報資源センター
「ビジネス・アーカイブズ通信」編集部
【発行地】日本/東京都/北区
【ISSN】1884-2666
【E-Mail】
【サイト】https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/index.html

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