渋沢栄一詳細年譜

大正14年(1925)〔 85歳 〕

最終更新日:2018年8月7日 公開日:2013年3月11日
社会の主なできごと : 4月 治安維持法公布/ 5月 普通選挙法公布
身 辺 : 1月 喘息、療養(~9月)/ 2月27日 嫡孫敬三長男誕生、雅英と命名/ 10月1日 穂積陳重、枢密院議長就任


この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。(⇒凡例

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
1月1日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、シドニー・エル・ギューリック、栄一に書を寄せ、去る十二月三日より九日までアメリカ合衆国ジョージア州アトランタに開かれたる米国基督教聯合会に於ける国際問題に関する宣言(一九二五年度プログラム)を示す。宣言中「正当ナル日米関係ノ再興」なる一項あり。
第34巻
p.454-p.457
【DK340048k】
1月2日 【06.其他ノ金融機関及ビ金融問題/復興建築助成株式会社】
是日、東京市長中村是公、湯河原天野屋旅館に滞在中の栄一を訪ひ、復興建築会社設立につき援助を請ふ。栄一、井上準之助と議し、志村源太郎を其社長に推す。志村辞して応ぜず。
第51巻
p.354-p.359
【DK510094k】
1月12日 【35.政府諸会/製鉄鋼調査会】
是より先、栄一、経営不振に陥りたる本邦製鉄鋼業の振興につき、尽力するところあり。是日、当会設置せられ、栄一、委員を嘱託せらる。爾後当会は、諮問事項「我国製鉄鋼業ノ将来ニ対スル方針」に関し、数次の調査会を開き、四月十一日、商工大臣高橋是清に答申す。栄一、病気のため右調査会に出席せず。
第56巻
p.609-p.623
【DK560139k】
1月24日 【39.保健団体及ビ医療施設/聖路加国際病院】
是より先、是月十三日当病院火災により病室其他を焼失す。是日評議員会を日本倶楽部に開き、再建の資金募集開始を決議す。
第36巻
p.202-p.210
【DK360070k】
1月24日 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】
昨二十三日、日本帝国海軍練習艦隊、アメリカ合衆国サン・フランシスコに寄港し、是日、同市官民歓迎会催さる。栄一、其前後に亘り斡旋す。
第40巻
p.386-p.403
【DK400122k】
1月24日 【58.修養団体/財団法人清明会】
是より先栄一、平山成信及び松平直亮と共に、清明文庫設立寄付金募集書に連署を請はる。是日栄一、之を承諾し、爾後寄付金募集に尽力す。
第44巻
p.70-p.73
【DK440024k】
1月28日 【48.外賓接待(一)/中華民国国民党党首孫文歓迎】
是日栄一、孫文危篤の報に接し、在北京の高木陸郎宛に代理見舞依頼の電報を発す。三月十二日孫文逝く。栄一、霊前に花環を供ふ。
第38巻
p.587-p.590
【DK380065k】
1月28日 【58.修養団体/財団法人修養団】
是日、当団仮事務所に於て、当団理事会開かる。栄一出席して後援会設立に関する件其他を議す。
第43巻
p.638-p.639
【DK430140k】
1月29日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日、当協会主催、元当協会主事、新任アメリカ合衆国日本大使館参事官沢田節蔵送別茶話会、日本倶楽部に開かる。栄一出席す。
第36巻
p.632
【DK360225k】
1月30日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】
是日、日本工業倶楽部に於て、当研究所理事会及び評議員会開かれ、栄一出席す。
第47巻
p.215-p.218
【DK470042k】
1月-- 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人温故学会】
是月当学会、群書類従の版木保存倉庫並に閲覧所等を建設せんがため募集資金趣意書を諸方に発送す。栄一、井上通泰・芳賀矢一・中邨弥六等と之に連署す。引続き、依頼状をも発し、且つ当学会理事斎藤茂三郎を紹介する等募金に尽力す。尚、栄一金二千円を寄付す。
第46巻
p.381-p.388
【DK460111k】
1月-- 【75.各種団体/財団法人青山会館】
是月栄一、徳富猪一郎の設立に係る財団法人青山会館の顧問となる。在任歿年に及ぶ。、
第49巻
p.624-p.629
【DK490202k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
2月1日 【38.社会福祉施設/社会事業協会(財団法人中央社会事業協会)】
是日より五月二十一日迄、芝区栄町東京親隣館に於て当協会主催第一回社会事業講習会開講せらる。栄一、科外講義に出講の予定なりしも病気の為め欠席す。
第30巻
p.557-p.561
【DK300070k】
2月2日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会及び京浜実業家有志主催アメリカ合衆国特命全権大使エドガー・エー・バンクロフト及びアメリカ合衆国駐箚特命全権大使松平恒雄送迎午餐会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第34巻
p.457-p.464
【DK340049k】
2月2日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日、日米関係委員会及び京浜実業家有志主催、アメリカ合衆国特命全権大使エドガー・エー・バンクロフト及びアメリカ合衆国駐箚特命全権大使松平恒雄送迎午餐会、日本工業倶楽部に開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第39巻
p.303
【DK390178k】
2月2日 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】
是より先、大正十三年十月十一日、アメリカ合衆国ペンシルヴァニア州ピッツバーグに於てヘンリー・ジェー・ハインツ会社労資協調五十五年記念晩餐会催さる。是日栄一、ハワード・ハインツに祝辞を送る。
第40巻
p.553-p.556
【DK400178k】
2月4日 【33.対外事業/中日実業株式会社】
是より先、当会社副総裁高木陸郎、北京に於て中華民国執政段祺瑞と会見し、当会社のため参戦・兵器両借款問題の解決促進方を要望し、又、王正廷とも会見して、政局安定のため、外交総長就任を勧奨する所あり。是日栄一、当会社書翰により、右会見顛末の報告に接す。
第55巻
p.44-p.51
【DK550019k】
2月5日 【46.日米親善事業/シアトル日本協会】
シアトル日本協会の発議による東洋実業視察団は、ジェームズ・エス・ギブソンを団長として去る一月二十七日シアトルを発す。是日栄一、外務次官出淵勝次より右につき報告に接す。
第35巻
p.619-p.624
【DK350133k】
2月6日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日、当協会第五十一回理事会を飛鳥山邸に開き、栄一出席して平和議定書に対する当協会の態度に関する件を議決し、次いで国際聯盟事務次長新渡戸稲造帰任送別晩餐会を催す。
第36巻
p.632-p.651
【DK360226k】
2月7日 【10.通信/日本無線電信株式会社】
是より先、政府は無線電信事業を民営となすことに決し、帝国議会に其法律案を提出するに先だち、当会社創立常務委員に、民間国際無線事業計画案を内示す。是日、東京銀行倶楽部に於て第一回発起人総会開かる。栄一、座長として議事を司宰し、協議の結果、該計画案を認む。次いで三月二十八日、日本無線電信株式会社法公布せらる。
第52巻
p.49-p.71
【DK520007k】
2月7日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会懇談会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一病を押して出席し、アメリカ合衆国排日法施行後の近況に関して懇談し、又当委員会将来の方針に就いて意見を交換す。
第34巻
p.464-p.471
【DK340050k】
2月9日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日より十二日まで国際聯盟協会聯合会幹部会、ベルギー国ブリュッセルに開かる。栄一其副議長たるにより、同国駐箚特命全権大使安達峰一郎、代理として出席す。
第36巻
p.651-p.652
【DK360227k】
2月10日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催アメリカ合衆国人ジェローム・ディー・グリーン招待午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一、病気のため出席するを得ず。
第34巻
p.471-p.475
【DK340051k】
2月16日 【26.取引所/株式取引所限月短縮問題】
是より先、取引所法の改正により、有価証券長期取引の限月短縮せられたるに対し、全国株式取引所及び取引員組合は、挙つて之が実施の延期を要望し、政府当局及び其他関係各方面に訴ふるところあり。是日栄一、東京株式取引所理事長岡崎国臣の来訪に接し、右問題に関し援助を懇請せらる。仍つて三月上旬、栄一、農商務大臣高橋是清に対し、財界全般の観点より右実施期の延長を妥当とする旨の意見書を提出す。
右取引所法改正は四月一日実施を見、全国株式取引所及び取引員組合は更に限月復旧運動を起し、各方面に陳情す。
第53巻
p.468-p.492
【DK530087k】
2月18日 【61.一般教育関係/財団法人大川育英会】
是日、当会設立認可を受く。栄一顧問に就任し、在任歿年に及ぶ。
第46巻
p.108-p.113
【DK460029k】
2月21日 【05.保険/東洋生命保険株式会社】
是月二十日、木村雄次当会社社長に当選就任す。是日栄一、その来訪に接す。
第51巻
p.289-p.290
【DK510077k】
2月24日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日栄一、丸の内東京銀行倶楽部に開かれたる当委員会小委員会に出席し、来る五月会員姉崎正治のアメリカ合衆国に渡航するに託して、先きに栄一の発信せる主なる人々に面会し、同国千九百二十四年移民法に対する意見を徴し、且つ当方の真相を伝へしめんことを決議す。
第34巻
p.475-p.477
【DK340052k】
2月24日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国法律家モーリス・ハドレーと飛鳥山邸に於て会見す。
第39巻
p.303-p.304
【DK390179k】
2月25日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨークの銀行家ピーアポント・ヴィー・デーヴィスと、飛鳥山邸に於て会見す。
第39巻
p.304
【DK390180k】
2月27日 [家庭生活/同族・親族/同族]
是日、ロンドンに於て、栄一嫡孫敬三の長男生る。栄一電報を以て雅英と命名す。
第57巻
p.38-p.39
【DK570015k】
2月27日 【33.対外事業/日華実業協会】
是日、日本工業倶楽部に於て、当協会幹事会を開き、新任の外務省亜細亜局長木村鋭市及び北京公使館一等書記官重光葵を招待す。栄一出席し、当協会の沿革及び目的を述べたる後、中華民国関係諸問題につき意見の交換を行ふ。
第55巻
p.312-p.313
【DK550060k】
2月28日 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】
是日、当協会理事会、帝国ホテルに開かる。栄一出席して当協会の基金募集其他の件を協議す。是より後、事業拡張資金募集委員を指名す。
第36巻
p.55-p.59
【DK360026k】
2月-- 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
栄一、是月発行の「銀行通信録」に『思想界の趨向を憂ひて』と題する一文を寄稿す。
第51巻
p.56-p.62
【DK510012k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
3月1日 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】
是日、当会館幹部及び日仏協会幹部合同協議会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一出席して両者の意志疎通を計る。
第36巻
p.296-p.297
【DK360113k】
3月1日 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】
是日、日仏会館幹部及び当協会幹部合同協議会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一出席して両者の意志疎通を計る。
第36巻
p.263
【DK360088k】
3月2日 【58.修養団体/財団法人清明会】
是より先栄一、清明文庫事業資金として、金二千五百円を当会に寄付し、是日当会会長平山成信より謝状を受く。
第44巻
p.73-p.75
【DK440025k】
3月3日 【45.国際団体及ビ親善事業/其他関係資料 [其他外国関係資料]】
是日栄一、国際労働協会設立計画を聞き、其発企者浅利順四郎に、財界有力者数人に対する紹介状を与ふ。
第40巻
p.523-p.524
【DK400158k】
3月9日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催サン・フランシスコ総領事大山卯次郎並にハワイ総領事山崎馨一歓迎午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一、病気により出席せず。
第34巻
p.477-p.479
【DK340053k】
3月13日 【33.対外事業/日華実業協会】
是月十二日孫逸仙逝去す。是日栄一、当協会を代表して弔電を発す。
第55巻
p.313-p.314
【DK550061k】
3月20日 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】
是より先二月十一日、アメリカ合衆国ハワイ市、日布時事の相賀安太郎は、四月下旬ハワイ近海に挙行せらるるアメリカ合衆国海軍大演習に際し特別記念号を発行せんとし、栄一に執筆を乞ふ。依つて是日栄一、右に掲載すべき一文を執筆す。
第40巻
p.403-p.408
【DK400123k】
3月24日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日、当協会慶應義塾学生支部関係者藤原守胤、中華民国に赴くにつき、栄一当協会会長として同国に於ける一般聯盟思想及び事業、殊に学生の聯盟運動に関する調査を委嘱す。六月十九日藤原その報告書を会長宛に提出す。
第36巻
p.652-p.670
【DK360228k】
3月24日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是年七月一日、アメリカ合衆国ハワイに開かるる太平洋問題協議会第一回大会に出席すべき日本代員に関し、昨年来同会ハワイ協議会長フランク・シー・アサートンより栄一に折衝し来りしが、是日その選定を依頼し来る。六月八日栄一、確定人名を回報す。
第37巻
p.455-p.478
【DK370106k】
3月28日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/静岡県立葵文庫】
是より先、栄一、当文庫創設費に関して尽力するところあり。是日当文庫開館式に案内を受けたるも、病気のため出席せず。
第47巻
p.358-p.361
【DK470085k】
3月31日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是日、外務省通商局長佐分利貞男、飛鳥山邸に来訪し、外務大臣幣原喜重郎の旨を伝へて、栄一に当協議会に関する斡旋を依頼す。栄一尽力する所多し。
第37巻
p.478-p.485
【DK370107k】
3月-- [交遊/和田豊治]
栄一、是月発行せる三木作次郎編纂「偉人和田豊治翁」の題字として「至誠不息」の四字を揮毫す。
第57巻
p.519
【DK570255k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
4月7日 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】
是日、アメリカ合衆国サン・フランシスコ在住安孫子よな子の引率するアメリカ合衆国日系学生日本見学団一行、栄一を飛鳥山邸に訪問す。
第40巻
p.408
【DK400124k】
4月7日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国日系学生日本見学団を、飛鳥山邸に招きて茶話会を催す。
第39巻
p.305-p.309
【DK390181k】
4月11日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是より先、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク米日関係委員会幹事シドニー・エル・ギューリック、書を栄一に寄せて、同国移民法改正の事容易ならざるにより、之を中止すべきや否やを問ふ。是日栄一、之を当委員会会員数名に謀る。
第34巻
p.479-p.483
【DK340054k】
4月12日 【67.新聞・雑誌・通信・放送/埼玉及埼玉人社】
是日、当社創立三周年記念園遊懇親大会を飛鳥山邸に開く。栄一、病気静養中につき在邸するも出席せず。尚、栄一当社に援助する所あり。
第48巻
p.239-p.240
【DK480068k】
4月13日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日栄一、当委員会常務委員として、佐分利外務省通商局長よりアメリカ合衆国ロス・アンジェルスに日米関係委員会設立せられたる旨の通知に接す。
第34巻
p.483-p.490
【DK340055k】
4月13日 【52.外国人トノ往復雑書翰/大5~昭4 [外国人トノ往復雑書翰]】
是日栄一、アメリカ合衆国人ロドマン・ワナメーカーに書を発して、ジョン・ワナメーカーの伝記 Romantic Rise of a Great American の翻訳権交付を請ふ。ロドマン・ワナメーカーは秘書フライシュマンをしてハーバート・アダムズ・ギボンズ執筆中の伝記翻訳を奨め来る。仍つて栄一、是年七月二十五日、同書につき同様翻訳出版の許諾をロドマン・ワナメーカーに求む。
第40巻
p.646-p.648
【DK400218k】
4月18日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】
是より先、栄一、当会議所会頭問題に関し、井上準之助・大橋新太郎・指田義雄及び会頭藤山雷太等とそれぞれ会談す。是日、当会議所総会に於て、会頭選挙行はれ、指田義雄当選す。
第56巻
p.164-p.166
【DK560047k】
4月23日 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】
是より先、二月二十八日に於ける当協会理事会の決議に基き、是日、当協会よりインド、ヴィシュヴァ・バラティー記念図書館設立資金中に、二千五百余ルーピーを贈る。
第36巻
p.59-p.61
【DK360027k】
4月23日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク米日関係委員会が、同国千九百二十四年移民法改正の運動を起さんとするの報を得、電報を発して之を激励す。但し風聞に過ぎず。
第34巻
p.490-p.503
【DK340056k】
4月23日 【58.修養団体/財団法人竜門社】
是日、当社第七十二回会員総会、日本工業倶楽部に於て開かる。栄一病気のため出席せず。
第43巻
p.199-p.200
【DK430017k】
4月24日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催アメリカ合衆国人サミュエル・マザー招待午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一は病気により出席せず。
第34巻
p.503-p.507
【DK340057k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
5月1日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日、大日本平和協会解散し、其事業を当協会に移す。
第36巻
p.670
【DK360229k】
5月1日 【45.国際団体及ビ親善事業/大日本平和協会】
是日当協会解散し、其事業を国際聯盟協会に移す。
第35巻
p.542-p.547
【DK350099k】
5月2日 【55.神社/南湖神社】
是日栄一、当神社に橋本永邦筆白桜図・下村観山筆紅楓図の扁額二面を寄進す。十一月、楽翁公奉祀表徳会解散す。
第41巻
p.638-p.643
【DK410136k】
5月11日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日栄一、当協会会長として、当協会第五回通常総会に於て可決せられたる平和議定書に対する声明を、外務大臣幣原喜重郎に提出し、同時に国際聯盟事務局長ジェームズ・イー・ドラモンド、国際聯盟協会聯合会書記長テオドール・リュイセン及び各国の国際聯盟協会宛発送す。
第36巻
p.671-p.675
【DK360230k】
5月12日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東北振興会】
是日当会、東北六県知事を招き、東京銀行倶楽部に於て、委員会を開く。栄一、病気のため出席せず。
第56巻
p.259-p.262
【DK560067k】
5月12日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日栄一、当委員会会員頭本元貞を招致し、同人がアメリカ合衆国ハワイに開かるる太平洋問題協議会に出席し、次いで合衆国本土に渡航して同国千九百二十四年移民法改正の機運を促さんことを勧む。十六日頭本之を承諾す。六月六日当委員会主催同人送別午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一は病気により出席せず。頭本帰朝の後九月二十一日、当委員会主催同人歓迎及び報告聴取会同所に開かれ、栄一出席す。
第34巻
p.507-p.551
【DK340058k】
5月12日 【59.実業教育/工手学校(工学院)】
是より先当校、大正十二年九月一日の関東大震火災に罹災す。仍つて当校交友及び出身者等は工手学校復興会を組織す。是日栄一、同会顧問を受諾す。
第44巻
p.447-p.451
【DK440095k】
5月13日 【46.日米親善事業/日米協会】
是日栄一、当協会会長徳川家達に書翰を発し、静岡県下田在柿崎の玉泉寺本当[本堂]修繕に関し、当会より寄附金の補助を希望す。
第35巻
p.611
【DK350126k】
5月13日 【47.国際記念事業/玉泉寺本堂修繕】
是日栄一、日米協会会長徳川家達に書翰を発し、静岡県下田在柿崎の玉泉寺本堂修繕に関し、同会より寄付金の補助を希望す。
第38巻
p.432-p.437
【DK380042k】
5月14日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催アメリカ合衆国人アルフレッド・シー・エルキントン及びハーバード・ウエルチ歓迎午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に催さる。栄一は病気により出席するを得ず。
第34巻
p.551-p.555
【DK340059k】
5月16日 【43.融和事業/財団法人中央社会事業協会地方改善部】
是日並に翌十七日、当部事業の一として全国融和事業大会、協調会館に於て開催せらる。栄一、当協会会長として之に与る。
第31巻
p.733-p.734
【DK310108k】
5月18日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日栄一、ジョージ・ダブリュー・ウィカシャム及びシドニー・エル・ギューリックより連名を以て、世界親善デーに際して米国基督教会聯盟評議員を代表し日米親善助長を声明せる電報を受理す。栄一、右を新聞に掲載方依頼す。
第34巻
p.555
【DK340060k】
5月20日 【56.寺院及ビ仏教団/財団法人朝鮮仏教団】
是より先五月六日、朝鮮仏教大会、財団法人設立の認可を受け、財団法人朝鮮仏教団と称す。是日、同団理事会の推薦により、栄一顧問を依嘱せらる。八月十日同理事会の決議により、名誉賛助員に推さる。在任歿年に及ぶ。
第42巻
p.80-p.93
【DK420012k】
5月23日 【10.通信/日本無線電信株式会社】
是日栄一、内閣より当会社設立委員長仰付けらる。
第52巻
p.71
【DK520008k】
5月23日 【33.対外事業/日華実業協会】
是年三月十六日、雲南省大理地方に震災あり、是日、当協会幹事会を開き、義捐金募集の議を定む。栄一、病気のため出席せず。六月十八日当協会、右募集義捐金四千円を、外務省を通じて送付す。
第55巻
p.314-p.320
【DK550062k】
5月29日 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】
是より先栄一、本月十四日挙行せられたる、アメリカ合衆国人ジョン・ディー・ロックフェラーの息女アビーとデヴィッド・エム・ミルトンとの結婚披露式に招かる。仍つて是日栄一、ジョン・ディー・ロックフェラーに対し祝辞を送る。
第40巻
p.556-p.558
【DK400179k】
5月30日 【58.修養団体/財団法人修養団後援会】
是より先、修養団理事会は後援会の設立を決議し、是日、日本工業倶楽部に於て、当後援会の創立協議会開かる。其後栄一、三井・三菱両家を訪ひ、当後援会に対する協力を求む。
第44巻
p.5-p.9
【DK440001k】
5月-- 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】
是月栄一、当会館理事長として先きに決定を見たる村井吉兵衛別邸を、当会館用として借入るる件につき、信書を交換して貸借条件を相互確認す。村井は来る六月一日より三ヶ年間無料にて用立つべき旨其他を伝ふ。
第36巻
p.297-p.300
【DK360114k】
5月-- 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是月栄一、太平洋問題協議会第一回大会参加費用の寄付を有力者に勧誘す。その結果三万二千余円を得。
第37巻
p.485-p.488
【DK370108k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
6月4日 【46.日米親善事業/南部カリフォルニア日本協会】
是より先栄一、アメリカ合衆国南部カリフォルニア日本協会名誉会員に推挙せらる。是日、その通知発せらる。
第35巻
p.624-p.626
【DK350134k】
6月5日 【19.鉄鋼・精錬/九州製鋼株式会社】
是より先、当会社工場設備は完成したるも、欧洲大戦後の経済界不況のため作業開始に至らず、漢冶萍煤鉄廠鉱有限公司より、当会社に於て作業開始の場合は、最も有利なる条件を以て銑鉄の供給をなすべき諒解の下に、此際一先づ合弁組織より脱退したき旨の申出あり。是日、当会社取締役会会長安川敬一郎、書翰を以て右事情を詳述し、栄一の諒解を求む。
八月五日、当会社事務所に於て臨時株主総会開かれ、右に伴ふ定款一部変更の件議決せらる。
第53巻
p.41-p.46
【DK530009k】
6月11日 【31.鉱業/北カラフト鉱業株式会社】
是日栄一、総理大臣加藤高明より、浅野総一郎外十一名と共に、当会社創立実行委員に指名せらる。
第54巻
p.99
【DK540030k】
6月11日 【64.編纂・刊行/楽翁公伝編纂】
是より先栄一、松平定信(楽翁)の伝記編纂の志あり。是日、穂積陳重、栄一に三上参次を推す。後、三上参次に監修を、平泉澄に編纂を委嘱す。
第48巻
p.6-p.8
【DK480002k】
6月12日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是日栄一、太平洋問題協議会第一回大会に出席する沢柳政太郎・斎藤惣一・高木八尺を飛鳥山邸に招きて、日米問題に関して懇談す。翌十三日、日米関係委員会主催の送別午餐会、東京銀行倶楽部に開かる。
第37巻
p.488-p.491
【DK370109k】
6月13日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催太平洋問題協議会参列代員送別午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一病気により出席せず。
第34巻
p.556-p.558
【DK340061k】
6月22日 【10.通信/日本無線電信株式会社】
是日栄一、設立委員長として当会社第一回設立委員総会を、日本工業倶楽部に招集す。
第52巻
p.71-p.100
【DK520009k】
6月26日 【32.農・牧・林・水産業/八基村農政談話会】
是年五月、「八基村産業基本調査」刊行せらる。是日栄一、矢作栄蔵及び岡田温に対し、書翰を以て謝意を表す。
第54巻
p.285-p.295
【DK540063k】
6月27日 【61.一般教育関係/八基公民学校】
是より先八基村に於て、渋沢子爵記念事業として、栄一の銅像建設の議ありしが、栄一之を辞退す。依つて同村は右に代はる事業として、同村公民学校に公民教育基金を設くることとし、その募集をなすに決す。是日、栄一及び渋沢家同族はその募集に応じ、栄一は金一万五千円、渋沢家同族は金一万円の寄付申込をなす。
第45巻
p.292-p.299
【DK450115k】
6月-- 【61.一般教育関係/亜細亜学生会】
是月栄一、当会第六次旅行班派遣費として金百円を寄付す。
七月九日、当会、右旅行班送別会を飛鳥山邸に於て催す。栄一出席して訓話をなす。
第46巻
p.50-p.53
【DK460014k】
6月-- 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/久松信親表彰会】
是月刊行の、久松信親君表彰会報告書中に、栄一金百円寄付の旨記載あり。
第49巻
p.435
【DK490147k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
7月1日 【22.化学工業/匿名組合志賀工業所(日本耐火防腐株式会社)】
是より先、林学博士志賀泰山、木材防火剤を発明し、之が特許を得て志賀工業所を設立経営し来れるが、是日、組織を改めて匿名組合となす。栄一、資を投じて之を援助す。
尚、当組合は昭和二年更に株式会社に改組し、後、日本耐火防腐株式会社と改称す。
第53巻
p.175-p.178
【DK530032k】
7月1日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是日より十五日まで太平洋問題協議会第一回大会ハワイ、ホノルルに開かる。沢柳政太郎他数名、日本代員として出席す。栄一祝辞を贈る。
第37巻
p.491-p.519
【DK370110k】
7月1日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、アメリカ合衆国千九百二十四年移民法施行一周年に当るにより、東京に於て「国辱デー」開かれんとす。栄一その慰撫に努む。
第34巻
p.558-p.563
【DK340062k】
7月1日 【61.一般教育関係/八基公民学校】
是日栄一、飛鳥山邸に来訪せる八基村長渋沢治太郎、公民学校長高田仙治・農会長橋本八郎次と公民教育の事に就き懇話し、且つ書籍数冊を当校に寄贈す。
第45巻
p.299
【DK450116k】
7月2日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日栄一、当協会会長として、外務大臣幣原喜重郎に対し、大正十五年度に於ける国庫補助金下付方請願書を提出す。後、金五万円を交付せらる。
第36巻
p.675-p.680
【DK360231k】
7月7日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国リヴァーサイドの親日家、フランク・エー・ミラー夫妻を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。
第39巻
p.309-p.311
【DK390182k】
7月8日 【33.対外事業/日華実業協会】
是より先、上海邦人経営紡績工場の罷業起り、之を動機として中華民国各地に於ける排外運動熾烈となる。当協会に於ては、幹事会を開きて、之が対策を議し、是日、政府当局に意見書を提出し、二十二日、再度意見書を提出す。栄一会長として之に与る。
第55巻
p.320-p.352
【DK550063k】
7月9日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催、アメリカ合衆国リヴァーサイドの親日家フランク・エー・ミラー歓迎午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に催さる。栄一出席して歓迎の詞を述ぶ。
第34巻
p.563-p.571
【DK340063k】
7月9日 【47.国際記念事業/タウンゼンド・ハリス記念碑建設】
是より先、アメリカ合衆国シカゴ市の実業家ヘンリー・エム・ウォルフは、静岡県下田在柿崎玉泉寺を訪れ、此処に同国初代の公使にして日本の開国に貢献したるタウンゼンド・ハリスの記念碑を建立せんことを発意し、同国特命全権大使エドガー・エー・バンクロフトを通じて、栄一に其協力を求む。是日、バンクロフトは其具体案を栄一に書通す。
第38巻
p.323-p.328
【DK380035k】
7月22日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/大日本文明協会(財団法人文明協会)】
是日当協会、組織を財団法人に改め、名称を文明協会とす。栄一引続き評議員として参与す。在任歿年に及ぶ。
第47巻
p.289-p.292
【DK470068k】
7月28日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人温故学会】
是日当学会、宮内省より金千五百円の下賜を受け、九月十四日、倉庫建築敷地として、東京府豊多摩郡渋谷町下渋谷氷川裏三三八番の一に御料地百八十七坪拝借の件帝室林野局より許可せらる。栄一尽力する所多し。
第46巻
p.388-p.392
【DK460112k】
7月29日 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】
是月二十八日、アメリカ合衆国特命全権大使エドガー・エー・バンクロフト軽井沢に於て死去す。仍つて是日栄一、同国大統領カルヴィン・クーリッジ宛弔電を発す。次いで八月五日、その葬儀、芝区栄町聖アンドリウス教会に執行せらる。栄一病気のため参列するを得ず、霊前に花輪を供ふ。
第40巻
p.558-p.561
【DK400180k】
7月29日 【60.女子教育/女子英学塾(津田英学塾)】
是日栄一、当塾復興資金に金二千円を寄付す。
大正十五年二月二十四日、ナーシッサ・シー・ヴァンダーリップ、アメリカ合衆国に於ける右資金募集の情況を報じ、次いで十一月十日、アンナ・シー・ハツホン、栄一の寄付に対し礼状を送る。栄一それぞれに返書を発す。
第45巻
p.54-p.63
【DK450022k】
7月31日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是日、日米関係委員会主催、太平洋問題協議会参列代員帰朝歓迎会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一病気により出席せず。
第37巻
p.519
【DK370111k】
7月31日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催太平洋問題協議会参列代員帰朝歓迎会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一病気により出席せず。
第34巻
p.571-p.573
【DK340064k】
7月-- 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/市村〓[王+賛]次郎教職三十五年記念祝賀会】
是月配布の、市村博士教職三十五年記念祝賀会会務報告書中に、栄一金五十円寄付の旨記載あり。
第49巻
p.436-p.437
【DK490148k】
7月-- 【75.各種団体/大蔵旧交会】
是月栄一、元大蔵省に勤務せる者の社交を目的として設立せられたる、大蔵旧交会の会員となる。
第49巻
p.630-p.631
【DK490203k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
8月4日 【47.国際記念事業/タウンゼンド・ハリス記念碑建設】
是より先七月二十八日、アメリカ合衆国特命全権大使エドガー・エー・バンクロフト軽井沢に客死す。是日栄一、其の追悼文を中外商業新報に掲げ、ハリスの記念碑建設の事に及ぶ。
第38巻
p.328-p.331
【DK380036k】
8月4日 【59.実業教育/財団法人岩倉鉄道学校】
是日当校、財団法人設立の件認可せらる。栄一評議員たること旧の如し。在任歿年に及ぶ。
第44巻
p.422-p.424
【DK440087k】
8月8日 【06.其他ノ金融機関及ビ金融問題/復興建築助成株式会社】
是より先、東京市長中村是公、東京市と復興建築株式会社との契約書案を栄一に寄せて意見を徴す。是日栄一、市長に書を送り、その修正を勧む。十日、市長栄一を訪ひて釈明する所あり。
第51巻
p.359-p.364
【DK510095k】
8月16日 【33.対外事業/日華実業協会】
是より先、栄一、馮玉祥の中日親善を説ける書翰に接し、是日返書を送る。
第55巻
p.352-p.353
【DK550064k】
8月25日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク、ブレーア会社代表者バーチ・ヘルムズ飛鳥山邸に来訪し、栄一と対談す。
第39巻
p.311-p.324
【DK390183k】
8月30日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国南加日本人青年会同盟主催南加学生日本見学団の一行を、飛鳥山邸に招きて茶会を催す。
第39巻
p.324-p.326
【DK390184k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
1月~9月 [家庭生活/健康]
栄一、宿痾の喘息療養のため、十三年十二月二十七日以降湯河原に転地し、是年三月二日更に大磯に転地し、二十日帰京す。爾後栄一、九月まで飛鳥山邸に引籠り、専ら静養に努む。
第57巻
p.128-p.135
【DK570062k】
9月12日 【60.女子教育/日本女子大学校】
是日、当校評議員井上準之助新任披露式、飛鳥山邸に於て催さる。栄一出席して祝辞を述ぶ。
第44巻
p.663-p.664
【DK440182k】
9月15日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是より先、アメリカ合衆国ハワイに在りて、在留邦人の米国同化運動に従事せる、牧師奥村多喜衛帰朝す。是日栄一、奥村を飛鳥山邸に引見す。二十一日当委員会の会合に招待して其説を聴く。是より後、継続して奥村の運動を援助す。
第34巻
p.573-p.589
【DK340065k】
9月15日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是より先、アメリカ合衆国ハワイに在りて、在留邦人の米国同化運動に従事せる、牧師奥村多喜衛帰国す。是日栄一、奥村を飛鳥山邸に引見す。
第39巻
p.327
【DK390185k】
9月16日 【33.対外事業/日華実業協会】
是日栄一、当協会会長として、中華民国政府より、大正九年同国北部五省の飢饉救済に対する功労表彰として、大総統扁額を、我外務省を経て贈らる。
第55巻
p.353-p.354
【DK550065k】
9月16日 【52.外国人トノ往復雑書翰/大5~昭4 [外国人トノ往復雑書翰]】
是日栄一、アメリカ合衆国カーネギー博物館名誉会長、ダブリュー・ジェー・ホーランド及びデーヴィッド・エス・ジョルダンに書翰を送つて、その援助により脇谷洋次郎の著 The Carangoid Fishes of Japan の出版せられたるを感謝す。後、その返書を接受す。
第40巻
p.649-p.653
【DK400219k】
9月17日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国人ヘンリー・カイス夫人を、飛鳥山邸に引見す。
第39巻
p.327-p.328
【DK390186k】
9月22日 【59.実業教育/東京商科大学 付.社団法人如水会】
是日栄一、病を押して当大学創立五十周年記念式に臨み、嫡孫敬三をして祝辞を代読せしむ。
第44巻
p.300-p.309
【DK440068k】
9月23日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、アメリカ合衆国デニショーン式舞踏家デニス嬢及びショーンを、飛鳥山邸に招きて茶会を催す。
第39巻
p.328-p.329
【DK390187k】
9月25日 【33.対外事業/日華実業協会】
是年十月下旬、北京に於て開かるべき中華民国特別関税会議に関し、当協会は屡次幹事会を開きて、之が対策を議し、是日、副会長児玉謙次より、当協会意見書を外務省当局に提出す。
次いで二十九日、全権大使として右会議に赴くべき日置益を、東京銀行倶楽部に招待して、懇談会を催す。栄一、病気静養中なりしも、特に出席す。
第55巻
p.354-p.383
【DK550066k】
9月26日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、当委員会主催アメリカ合衆国人、ウィリアム・アクスリング博士招待午餐会、丸の内東京銀行倶楽部に催さる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第34巻
p.589-p.593
【DK340066k】
9月26日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日、日米関係委員会主催、アメリカ合衆国人ウィリアム・アクスリング招待午餐会、東京銀行倶楽部に開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第39巻
p.329-p.330
【DK390188k】
9月28日 【56.寺院及ビ仏教団/浅草寺臨時営繕局】
是日栄一、浅草寺臨時営繕局顧問となる。後、金千円を寄付す。
第42巻
p.44-p.48
【DK420008k】
9月30日 【33.対外事業/中日実業株式会社】
是より先、参戦・兵器両借款の整理問題に対しては、中華民国世論の反対激烈を極めたるも、当会社に於て、同国政府当局と交渉を重ねたる結果、是月に至り、漸く解決を見たるにつき、十六日、当会社副総裁高木陸郎・取締役江藤豊二は、執政段祺瑞を訪ひて謝意を表す。是日栄一、当会社書翰により、右に関する報告に接す。
第55巻
p.51-p.57
【DK550020k】
9月-- 【38.社会福祉施設/社会事業協会(財団法人中央社会事業協会)】
是より先、当協会は其会計係書記の涜職により金六万五千円の損失を招く。栄一内金二万円を負担す。
第30巻
p.561-p.564
【DK300071k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
10月1日 [家庭生活/同族・親族/同族]
是日穂積陳重、枢密院議長に就任す。栄一、王元之撰「待漏院記」の全文を手写し、賀詞を撰文自書して贈る。
第57巻
p.39-p.41
【DK570016k】
10月2日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日、栄一四男正雄、イタリア国飛行家デ・ピネード中佐を飛鳥山邸に招きて茶話会を催す。栄一臨席す。
第39巻
p.330-p.331
【DK390189k】
10月6日 【57.キリスト教団体/救世軍】
救世軍大将ブラムウェル・ブースの第七十回誕晨記念のため、当軍は日本内地にて金二万円を醵金し、印度・支那及び朝鮮に寄贈せんとす。栄一その計画を賛助し、自ら金千五百円を寄付し、森村開作と共に諸名士よりの寄付金一万四千円を集め、是日、当軍に交付す。尚、翌十五年三月六日、同大将宛に祝電を発す。
第42巻
p.119-p.128
【DK420036k】
10月7日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、ベルギー国財政家ルイ・ストラウスを、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。次いで十五日、帝国ホテルに其留別午餐会開かれ、栄一出席す。
第39巻
p.331-p.334
【DK390190k】
10月13日 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】
是日、当会館理事会、当会館に開かれ、栄一出席す。
第36巻
p.300
【DK360115k】
10月16日 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】
是日栄一、当協会会長として、総裁徳川家達と共に、内閣総理大臣加藤高明を其官邸に訪ふ。
第36巻
p.680-p.682
【DK360232k】
10月20日 【10.通信/日本無線電信株式会社】
是月一日、当会社創立に関する相談会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。次いで是日、当会社創立総会、日本工業倶楽部に開かる。栄一設立委員長として出席し、取締役及び監査役の選任に当り之を指名す。
同三十日、栄一当会社設立委員長を免ぜらる。
第52巻
p.101-p.109
【DK520010k】
10月20日 【61.一般教育関係/早稲田大学】
是日栄一、当大学新図書館、製図教室及び学生ホールの開館式に出席し、祝辞を述ぶ。尚、爾後開かれたる数次の当大学維持員会に出席す。
第45巻
p.374-p.378
【DK450147k】
10月22日 【46.日米親善事業/太平洋問題協議会】
是日、太平洋問題協議会の報告会を神田区基督教青年会館に開く。
第37巻
p.519
【DK370112k】
10月22日 【47.国際記念事業/タウンゼンド・ハリス記念碑建設】
是日栄一、清水釘吉を兜町の渋沢事務所に招致して、ハリス記念碑の設計見積を命ず。十五年十月、清水組より見積書提出せらる。後、ウォルフ及び同じくシカゴ市の人エルブリッジ・ビー・ピアスより、同碑建設費として各二千円の寄付を申出ず。
第38巻
p.331-p.342
【DK380037k】
10月23日 【54.論語ニ関スル栄一ノ講演談話集/論語講義】
是より先大正十二年四月、二松学舎に於て講義録を発刊、栄一論語講義を担当し、その口話筆記を連載し、是年九月に至り完了す。
是日二松学舎出版部より、右筆記を合冊し「論語講義」(乾坤二巻二冊)と題して発行す。
第41巻
p.360-p.370
【DK410089k】
10月25日 【58.修養団体/財団法人竜門社】
当社主唱による青淵先生八十寿並陞爵祝賀会より、栄一に贈るべき飛鳥山邸内の青淵文庫竣工し、是日、その贈呈式挙行せらる。栄一、出席して挨拶を述ぶ。
第43巻
p.200-p.218
【DK430018k】
10月28日 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】
是日、アメリカ合衆国ハワイ、ホノルルの牧師奥村多喜衛、帰米につき暇乞のため栄一を訪問す。
第40巻
p.408-p.409
【DK400125k】
10月30日 【33.対外事業/日華実業協会】
是より先、中華学芸社及び上海日本商業会議所より、当協会に対し、学芸大学資金援助方依頼あり、是日、当協会幹事会を開きて協議す。栄一、会長として之に与る。
第55巻
p.383-p.388
【DK550067k】
10月30日 【61.一般教育関係/八基公民学校】
是日栄一、当校商議員吉岡耒作・富田泰三と飛鳥山邸にて面会し、公民教育につき懇話す。
第45巻
p.300
【DK450117k】
10月-- 【39.保健団体及ビ医療施設/仏眼協会】
是月栄一、仏眼協会の評議員に就任す。
第31巻
p.186-p.191
【DK310034k】
10月-- 【43.融和事業/中央融和事業協会】
是月栄一、当協会会長平沼騏一郎の懇談[懇請]により、当協会顧問に就任す。
第31巻
p.735-p.739
【DK310109k】
10月-- 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】
是月栄一、当協会事業拡張に関し専務理事副島八十六をして池田成彬・久原房之助他六名を訪問援助を乞はしむ。尚引続き副島をして宮島清次郎他数名を訪問せしめ、尽力頗る努む。
第36巻
p.61-p.64
【DK360028k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
11月3日 【58.修養団体/財団法人修養団後援会】
是日、日本工業倶楽部に於て、当後援会委員会開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第44巻
p.9-p.10
【DK440002k】
11月4日 【53.儒教/財団法人斯文会】
是日及び二十七日、当会役員総会、貴族院議長官舎に於て開かる。栄一出席す。
第41巻
p.79-p.80
【DK410023k】
11月6日 【33.対外事業/日華実業協会】
是日栄一、当協会会長として、来日中の上海総商会董事王一亭を、飛鳥山邸に招待して午餐会を催す。
第55巻
p.388-p.389
【DK550068k】
11月6日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、中華民国上海総商会董事王一亭の一行を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。
第39巻
p.335
【DK390191k】
11月7日 【35.政府諸会/製鉄鋼調査会】
是日、商工大臣片岡直温、当会委員を官邸に招き、製鉄鋼業振興に関する政府案を説明す。栄一出席す。二十日、右政府案は、当業者側にも掲示せらる。十二月四日、東京銀行倶楽部に於て、之に対する当業者側答申の内示会開かる。栄一出席し、同会合開催の趣旨を述ぶ。
第56巻
p.623-p.630
【DK560140k】
11月12日 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】
是日、当会館理事会、飛鳥山邸に開かれ、栄一出席す。
第36巻
p.300-p.301
【DK360116k】
11月12日 【58.修養団体/財団法人清明会】
是より先当会、其主催せる勝海舟事蹟資料展覧会の閉会後、重なる資料を宮中西溜間に陳列し、皇后陛下及び皇太子殿下の台覧に供す。栄一、是日付にて当会会長平山成信より、右に関する報告を受く。
第44巻
p.75-p.76
【DK440026k】
11月15日 【38.社会福祉施設/東京市養育院】
是より先、東京市長・助役・東京市会議員及び当院常設委員・当院幹事等相図り、栄一の銅像を当院の構内に建設し、是日除幕式を挙行す。栄一之に出席し謝辞を述ぶ。
第30巻
p.235-p.245
【DK300023k】
11月20日 【58.修養団体/財団法人竜門社】
是日、当社第七十三回会員総会、帝国ホテルに於て開かる。栄一病気のため出席せず。
第43巻
p.218-p.219
【DK430019k】
11月27日 【71.史蹟/財団法人岩倉公旧蹟保存会】
是日、岩倉具視の遺蹟及び維新前後の史料文書等を保存する趣意にて、岩倉公旧蹟保存会設立許可せらる。栄一会員となり金三百円を寄付す。
第49巻
p.359-p.361
【DK490124k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
12月4日 【58.修養団体/財団法人清明会】
是日当会、宮内省より金千円下賜せらる。栄一、翌五日付にて当会会長平山成信より、右に関する報告を受く。
第44巻
p.76-p.77
【DK440027k】
12月5日 【58.修養団体/財団法人修養団後援会】
是日栄一、東京銀行倶楽部に開かれたる、当後援会主催朝鮮総督斎藤実招待会に出席し、修養団並に当後援会に就き説明す。
第44巻
p.10-p.12
【DK440003k】
12月8日 【46.日米親善事業/太平洋問題調査会】
是日栄一、東京銀行倶楽部に於て、阪谷芳郎・沢柳政太郎・添田寿一・高柳賢三・鶴見祐輔・高木八尺等と会合し、太平洋問題調査会の組織に関する件を協議す。
第37巻
p.520-p.523
【DK370113k】
12月8日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日当委員会,丸の内東京銀行倶楽部に開かる。栄一出席して太平洋問題調査会組織に関する件を協議す。
第34巻
p.593-p.594
【DK340067k】
12月9日 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】
是日栄一、アメリカ合衆国人ジャッジ・ティー・バークの死去に対し、ジェームズ・ディー・ローマンに宛て弔電を発す。次いで十五年一月十二日同人宛追悼の書翰を発す。
第40巻
p.561-p.562
【DK400181k】
12月10日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】
是日、日本工業倶楽部に於て、当研究所理事会開かれ、栄一出席す。
第47巻
p.218
【DK470043k】
12月15日 【45.国際団体及ビ親善事業/其他関係資料 [其他外国関係資料]】
是日、内閣総理大臣加藤高明等、千九百二十六年度ノーベル平和賞受領者の候補者として栄一を推薦す。翌年十二月十五日、千九百二十七年度平和賞候補者として再び推薦す。
第40巻
p.524-p.530
【DK400159k】
12月17日 【06.其他ノ金融機関及ビ金融問題/復興建築助成株式会社】
是日、復興建築助成株式会社創立総会開かる。栄一発起人たり。
第51巻
p.364-p.366
【DK510096k】
12月18日 【61.一般教育関係/八基公民学校】
是日栄一、飛鳥山邸に農林省農務局長石黒忠篤・農学士加藤完治の来訪を機とし、当校管理者八基村長渋沢治太郎・校長高田仙治・商議員吉岡耒作を招き、右二氏の談を聞かしめ、且つ公民教育につき懇話す。
第45巻
p.300-p.301
【DK450118k】
12月20日 【46.日米親善事業/日米関係委員会】
是日、アメリカ合衆国人ジョン・アール・モット博士、飛鳥山邸に栄一を訪ひ対談す。次いで二十四日当委員会主催同博士歓迎会、丸の内東京銀行倶楽部に催さる。栄一出席して挨拶を述ぶ。
第34巻
p.594-p.602
【DK340068k】
12月23日 【33.対外事業/日華実業協会】
是日、日本工業倶楽部に於て、当協会評議員会及び第五回総会開かる。栄一出席し、議長として議事を司宰す。
第55巻
p.389-p.392
【DK550069k】
12月25日 【39.保健団体及ビ医療施設/聖路加国際病院】
是日栄一、当病院評議員長を辞して、徳川家達を後任に推さん旨をルドルフ・ビー・トイスラーに書通す。その後トイスラーの請に因りて留保す。
第36巻
p.210-p.216
【DK360071k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1925年
(大正14)
事 項 『伝記資料』
-- 【29.貿易/仏国通商株式会社】
是より先栄一、日仏共同事業組織に関し、大倉喜七郎・門野重九郎・藤山雷太・山田三良等と協議し、又、増田明六をして各方面と協議をなさしむ。是年、仏国通商株式会社設立せらる。
第54巻
p.12-p.18
【DK540006k】
-- 【60.女子教育/武蔵野女子大学設立計画】
是より先、高楠順次郎は武蔵野女子大学創設を計り、先づその付属として武蔵野女子学院を大正十三年四月開校す。是年栄一、当校創立顧問となる。
第45巻
p.95-p.98
【DK450036k】

「渋沢栄一詳細年譜」凡例

この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。

  1. 日時、固有名等は、『渋沢栄一伝記資料』に再録された歴史的な資料に基づいています。
  2. ページ冒頭に付記した年齢は、当該年の誕生日における渋沢栄一の満年齢を示します。
  3. 身辺欄には、『渋沢栄一伝記資料』第29巻・第57巻より、家庭生活など主に栄一の身辺のできごとを要約・掲載しています。
  4. 事項欄の[ ]には、『渋沢栄一伝記資料』第1巻から第3巻の章名と、第29巻・第57巻収載「第3部 身辺」以下の章名を掲載しています。
  5. 事項欄の【 】には、『渋沢栄一伝記資料』第58巻「事業別年譜」の事業名を掲載し、事業一覧へリンクしています。