渋沢栄一詳細年譜

明治18年(1885)〔 45歳 〕

最終更新日:2018年8月7日 公開日:2013年3月11日
社会の主なできごと : 12月 内閣制度制定、第一次伊藤内閣成立/ 紙幣整理による不況(松方デフレ)


この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。(⇒凡例

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
1月5日 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
是より先、太政官布告第拾壱号を以て証券印税規則改正さる。是日各行に対し右の励行方を要請す。
第06巻
p.80-p.83
【DK060020k】
1月5日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一当会会頭として、先に農商務卿西郷従道より諮問せられたる商品荷造の儀に就き復申す。
第18巻
p.234-p.256
【DK180021k】
1月24日 【68.政治・行政/東京市区改正審査会】
是より先、政府は東京府知事芳川顕正の建議を容れて東京市区の改正を行はんとし、内務省内に東京市区改正審査会を設け、東京商工会よりも其代表委員二名を選出せしむ。栄一及び益田孝、同会より推薦せられ、是日東京市区改正審査委員を申付けらる。次いで政府、品川湾築港の議を当会に命じて審議せしむ。
第28巻
p.18-p.40
【DK280002k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
2月15日 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
是より先、静岡第三十五国立銀行より地券抵当貸付金取扱上弊害匡正の件に付照会あり。是日右に応じ難き旨を決議す。
第06巻
p.83-p.85
【DK060021k】
2月24日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是より先、政府東京府知事芳川顕正の建議を容れ東京市区の改正を行はんとし、内務省内に東京市区改正審査会を設け、当会に命じて其代表委員二名を撰出せしむ。栄一及び益田孝、当会より推薦せられ是日之を申付けらる。尋いで政府又品川湾築港の議を同委員会に命じて審議せしむ。
第18巻
p.256
【DK180022k】
2月27日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一当会会頭に重任す。
第18巻
p.256-p.266
【DK180023k】
2月27日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
栄一、是日の定式会に於て当会の経費に余剰を生ずる時は之を維持元資金として積立てんことを建案し、可決せらる。
第18巻
p.267-p.270
【DK180024k】
2月27日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
栄一、会頭として是日の定式会に於て明治十八年度予算案を報告し、可決せらる。
第18巻
p.270-p.271
【DK180025k】
2月-- 【17.麦酒醸造/ジャパン・ブリュワリー・コンパニー・リミテッド】
是月栄一、後藤象二郎・岩崎弥之助・増島六一郎・独逸人カールローデ等内外人と共に出資し、横浜に於て米人コープランドの経営する麦酒醸造所スプリング・ヴァレイ・ブリュワリーを継承し、新たに株式組織を以て資本金五万弗のジャパン・ブリュワリー・コンパニー・リミテッドを設立す。
第11巻
p.340-p.346
【DK110051k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
3月19日 【23.瓦斯/東京府瓦斯局】
今や本局経営の基礎を固め相当の収益を見るに至れりと雖も、一般の瓦斯需用の増加に応ぜんには徒に府庁の制規に拘束せられ適宜の処置に出づる能はず、然るに、既に本局を公売に付するも之に投じたる共有金原資を回収するに難からざるにより、之を売却して民営に移し斯業の伸張を図るべき時期に到達せり。是日栄一、本局公売の儀につき公売方法をも具陳して東京府知事芳川顕正に建議す。仍て東京府区部会臨時会を開き本局売却の件につき議定し、是年七月一日、東京府庁本局を所属地所建物諸器械埋布管共払下ぐべき旨払下手続を付して府民に広告す。
第12巻
p.564-p.602
【DK120073k】
3月-- 【14.製紙/製紙所聯合会(日本製紙聯合会)】
栄一、当会の請に因り、印刷局抄紙部の製品を市場に売出さざらんことを大蔵卿伯爵松方正義に請願す。大蔵卿之を容れ、二ヶ年間其の発売を止む。
第11巻
p.142-p.146
【DK110029k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
4月11日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
当会、浅野彦兵衛の建案により質屋営業者に限り利息制限法に改正を加ふるの儀に就き審議す。是日栄一該案調査委員として中尾利兵衛外四名を指名す。
第18巻
p.271-p.279
【DK180026k】
4月22日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是より先当会、益田孝の建案せる電信取扱方に改正を加ふるの儀に就き審議を重ねしが、是日栄一当会会頭として、全国の電信料を一定し併て電信切手を発行するの件、其他二件を電信局石井忠亮に建議す。五月七日電信条例改正され料金均一制実現す。
第18巻
p.279-p.287
【DK180027k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
5月7日 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/東京地学協会】
是日当会第六年会開催せられ、栄一引続き資金取締役に選挙せられしも、当会保続資金事務結了したるを以て、今後同役廃止と決定す。以後当会会員たり。
第27巻
p.258-p.266
【DK270093k】
5月14日 【59.実業教育/東京商業学校】
是日当校、農商務省所轄より文部省所轄に移り、栄一、文部省より再び当校校務商議委員に嘱託せらる。九月、当校は東京外国語学校及び附属高等商業学校と合併し、更めて東京商業学校と称し、矢野二郎引続き当校校長となる。
第26巻
p.569-p.573
【DK260088k】
5月15日 【10.通信/電話会社】
栄一工部省電信局長石井忠亮の勧説に依り、益田孝・大倉喜八郎外発起人十八名等と共に民間に於ける電話会社の創立を企て、是日工部卿佐々木高行に会社創立願書を提出す。同年十一月三十日却下せらる。
第09巻
p.695-p.705
【DK090069k】
5月26日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
栄一当会会頭として是日の定式会に於て明治十七年度の収支決算を報告す。
第18巻
p.287-p.289
【DK180028k】
5月27日 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
中山道鉄道公債証書の利息受取方を起業公債に準じ請合状を以て請求し得らるる様日本銀行に稟請したるところ、同年十一月十四日附を以て証書持参し難き者に限り請合状を以て支払ふべき旨の回答に接す。
第06巻
p.85-p.87
【DK060022k】
5月28日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一当会会頭として、先きに大蔵書記官浦春暉より照会されたる明治八年より十八年に至る日用品相場に就き、其調査方を会員並に会外へ依頼す。
第18巻
p.290-p.291
【DK180029k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
6月6日 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
大蔵卿松方正義京浜間の各銀行頭取を招集し、太政官第十四号を以て布告せられたる紙幣兌換制度に付き内諭す。
第06巻
p.87-p.89
【DK060023k】
6月9日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
先に当会、栄一並に益田孝を東京市区改正審査委員に推薦せしが、更に七名の調査委員を撰みて同問題に就き審議を重ぬ。是日栄一当会会頭として東京市区改正審査会長芳川顕正に市区改正に関する建議書を提出す。
第18巻
p.291-p.306
【DK180030k】
6月9日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是より先当会、森島松兵衛の建案により営業品見本郵便条例の改正に就き審議せしが、是日栄一当会会頭として、営業品の見本・試験物・雛形に関する郵送重量の制限を一個に付四十八匁より三百六十匁に改正し且つ郵送物品種類の範囲を拡大されたき旨、駅逓総官品川弥二郎に建議す。
第18巻
p.306-p.317
【DK180031k】
6月9日 【68.政治・行政/東京市区改正審査会】
是より先栄一、益田孝と共に東京商工会より東京市区改正審査委員に推薦せられしが、同会にては更に七名の調査委員を択みて同問題に就き審議を重ぬ。是日栄一、東京商工会会頭として、東京市区改正審査会長芳川顕正に市区改正に関する建議書を提出す。
第28巻
p.40-p.41
【DK280003k】
6月-- 【01.銀行/北陸銀行】
是より先、前年秋、北陸銀行破綻に瀕し、是月重役等上京して栄一にも援助を請ひしを以て、第一国立銀行は十万円を貸与し、同銀行の維持を図る。
第05巻
p.326-p.327
【DK050072k】
6月-- 【40.災害救恤/明5~大8 [災害救恤]】
是月及び同二十三年七月・同三十年夏、埼玉県大里郡八基村に利根川出水による水害あり。栄一、各回とも金品を送り之が救済を為す。
第24巻
p.573-p.574
【DK240071k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
7月6日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一、先に東京府知事芳川顕正より諮問されたる搾粕製造に関する意見を当会会頭として東京府知事渡辺洪基に具申す。
第18巻
p.317-p.323
【DK180032k】
7月10日 【20.船渠・造船/浦賀船渠会社設立計画】
是より先、十七年六月十四日、栄一他十二名連署して神奈川県浦賀に船渠会社を設立せんとして農商務卿に出願せしも許されず。是日再度、栄一他益田孝・渡部温等十二名連署を以て農商務卿西郷従道に、相州長浦内務省衛生局伝染病消毒所に船渠設立を出願す。同所は内務・海軍両省にて必要の場所なりとの故を以て許されず。
第12巻
p.5-p.9
【DK120001k】
7月10日 【59.実業教育/東京商業学校】
是日栄一、当校仮卒業証書授与式に臨み演説す。
第26巻
p.573-p.575
【DK260089k】
7月18日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、清国特命全権公使徐承祖等を深川福住町邸に請じ晩餐会を開く。外務卿井上馨等出席す。
第25巻
p.644
【DK250064k】
7月-- 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
銀行集会所同盟銀行の合同に於て栄一の首唱により銀行通信録の発行を決議し、同年十二月其第一号を発行す。
第06巻
p.89-p.92
【DK060024k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
8月7日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一当会会頭として、先に農商務卿西郷従道より諮問せられたる倉庫条例の儀に付き復申案を進達し、併て建案による貸倉営業のことを建議す。
第18巻
p.323-p.359
【DK180033k】
8月15日 【07.海運/共同運輸会社】
共同運輸会社と三菱会社の角逐は双方多大の損失を招き竟に疲斃の憂を生ず。之が為め政府共同運輸会社正副社長の更迭を断行して局面収拾を策し、尋で両社合併の外途無きを看取するや、之を両社に内諭す。然るに三菱会社側之を諒とするも、栄一外共同運輸会社側の取締役若干名は初め反対を唱へしが、やがて翻意して政府の勧諭に従ふ。乃ち是日共同運輸会社臨時株主総会を招集し、三菱会社と合併せる新汽船会社の設立を決議す。
第08巻
p.104-p.125
【DK080004k】
8月15日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一、当会会頭として三菱会社と共同運輸会社との間の競争を抑止せしめんことを農商務卿西郷従道に建議す。
第18巻
p.359-p.380
【DK180034k】
8月-- 【40.災害救恤/明5~大8 [災害救恤]】
是月栄一、大阪府下洪水に際し、罹災者へ金百円賑恤す。
第24巻
p.574-p.578
【DK240072k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
9月21日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是より先当会、浅野彦兵衛・吉田幸作の建案により質屋取締法の改正に関し審議せしが、是日栄一当会会頭として質屋取締条例第四条並に第六条を改正されたき旨内務卿伯爵山県有朋に建議す。
第18巻
p.380-p.396
【DK180035k】
9月30日 【23.瓦斯/東京府瓦斯局】
東京瓦斯局、東京瓦斯会社に払下ぐるを以て局長以下役員是日限り廃せらるる旨達せらる。翌十月一日瓦斯局の授受を了せり。栄一瓦斯局開設以来局長の任に当り諸事尽力し功労尠からざるにより、慰労金三百円を給与せられ、又蒔絵文箱一個を贈らる。
第12巻
p.603-p.607
【DK120074k】
9月30日 【23.瓦斯/東京府瓦斯局】
東京瓦斯局廃せられたるにより、是日栄一を首め小林桂・綾部平輔・斎藤熊四郎瓦斯局残務取扱を申付けられ、十一月二十八日に至り東京瓦斯局金銭受払調書を東京府知事渡辺洪基に提出したり。尋いで十二月十四日残務取扱を免ぜらる。
第12巻
p.607-p.612
【DK120075k】
9月-- 【60.女子教育/明治女学校】
是月明治女学校創立に際し、栄一其の趣旨に賛し、出資して之を援く。
第26巻
p.919-p.922
【DK260172k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
10月1日 【07.海運/日本郵船株式会社】
共同運輸会社・郵便汽船三菱会社合併し、新に日本郵船会社を設立することとなり、是年九月二十五日創立委員森岡昌純等より創立願書を農商務卿西郷従道に提出す。軈て許可と同時に命令書下附せられ、是日営業を開始す。栄一株主たり。
第08巻
p.126-p.151
【DK080005k】
10月1日 【23.瓦斯/東京瓦斯株式会社】
是より先、栄一及び藤本精一等発起人を募り東京瓦斯局の払下げに応ぜんとし、両名払受人総代となりて、七月三十一日払下願書を東京府知事渡辺洪基に提出す。同八月二十八日再願し許さる。仍て是日瓦斯局引渡の授受を完了し東京瓦斯会社成立し、営業を開始す。栄一委員長たり。翌年二月当会社資本金八万円を増加し三十五万円となす。
第12巻
p.613-p.630
【DK120076k】
10月29日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一、当会会頭として、先に農商務卿伯爵西郷従道より諮問されたる東京府下工業の盛衰に関し復申す。
第18巻
p.396-p.432
【DK180036k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
11月14日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是日栄一、当会会頭として東京府知事芳川顕正よりの諮問に答へ、東京を経過する輸出入品に関する調査復申書を東京府知事渡辺洪基に進達す。
第18巻
p.432-p.436
【DK180037k】
11月19日 【38.社会福祉施設/東京市養育院】
是より先、明治十五年四月、東京府会に於て養育院処分案審議せられ、明治十八年六月末日限り地方税支弁廃止となる。仍つて本年二月十日、栄一院長として当院が共有金其他の基金によりて経営せられんことを東京府知事に建議す。是日、東京府知事当院の規定を改正し、栄一外十名に委任経営せしむ。栄一、委員の互選により院長となる。
第24巻
p.108-p.119
【DK240009k】
11月29日 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】
銀行集会所落成し、是日開場式を行ふ。大蔵卿松方正義臨席して祝辞を述べ、栄一同盟銀行を代表して答辞を述ぶ。
第06巻
p.92-p.106
【DK060025k】

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例

1885年
(明治18)
事 項 『伝記資料』
12月1日 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】
是日栄一、清国特命全権公使徐承祖等を飛鳥山邸に招く。
第25巻
p.644-p.645
【DK250065k】
12月11日 【68.政治・行政/東京市区改正審査会】
是より先、東京市区改正審査会会議終了に付、会長芳川顕正其議決の案件を内務卿伯爵山県有朋に復申し、且つ別に東京市区改正局を置かんことを建議す。是日栄一、審査委員を免ぜらる。
第28巻
p.41-p.46
【DK280004k】
12月18日 【68.政治・行政/東京府会】
是日東京府会議員選挙執行さられ、栄一之に当選したれども、辞退す。
第28巻
p.360-p.362
【DK280036k】
12月28日 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商工会】
是より先当会、森島松兵衛等の建案せる同業組合の設立を要するの儀につき審議せしが、是日栄一当会会頭として、同業組合準則を廃止し新条例を制定して同業組合の設立を或程度強制的ならしめんことを農商務大臣子爵谷干城に建議す。
第18巻
p.436-p.450
【DK180038k】
12月-- 【38.社会福祉施設/東京市養育院】
是月、当院神田区和泉町より本所区長岡町四十三番地に移転す。栄一院長として之に与る。
第24巻
p.119-p.126
【DK240010k】

「渋沢栄一詳細年譜」凡例

この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。

  1. 日時、固有名等は、『渋沢栄一伝記資料』に再録された歴史的な資料に基づいています。
  2. ページ冒頭に付記した年齢は、当該年の誕生日における渋沢栄一の満年齢を示します。
  3. 身辺欄には、『渋沢栄一伝記資料』第29巻・第57巻より、家庭生活など主に栄一の身辺のできごとを要約・掲載しています。
  4. 事項欄の[ ]には、『渋沢栄一伝記資料』第1巻から第3巻の章名と、第29巻・第57巻収載「第3部 身辺」以下の章名を掲載しています。
  5. 事項欄の【 】には、『渋沢栄一伝記資料』第58巻「事業別年譜」の事業名を掲載し、事業一覧へリンクしています。