社会の主なできごと : 4月 日本農民組合結成/ 7月 日本共産党結成/ 株式暴落、不況慢性化 |
身 辺 : 3月8日 東宮御所伺候、餐を賜わる/ 3月18日 皇族講話会講師/ 4月23日 埼玉県不動岡村、加須町へ/ 4月25日 名古屋へ/ 5月23日 嫡孫敬三、結婚/ 6月12日 福島県白河町へ/ 6月15日 埼玉県川口町へ/ 6月16日 千葉県船形町へ/ 7月2日 埼玉県忍町へ/ 7月9日 埼玉県大宮町へ/ 8月2日 嫡孫敬三渡欧送別会/ 10月23日 大阪・神戸・京都・名古屋へ/ 12月16日 皇后陛下に拝謁、紅白縮緬等御下賜 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。(⇒凡例)
▼ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
1月10日 | [交遊/大隈重信] 是日栄一、アメリカ合衆国の旅行を終り、サン・フランシスコより帰国の途につく。同日大隈重信逝く。 |
第57巻 p.439-p.440 【DK570194k】 |
1月10日 | 【44.外遊/第四回米国行】 是日栄一、サン・フランシスコを発して帰国の途に上る。十六日ハワイに寄港し、十九日出帆、三十日横浜に上陸し、直に帰京す。 |
第33巻 p.302-p.318 【DK330014k】 |
1月16日 | 【10.通信/日米間電信料低減問題】 是日、アメリカ合衆国人ヴィー・エス・マクラチ、栄一に書翰を発し、日米間電信料低減に関して尽力を依頼し来る。後数次に亘り両者間に信書の往復ありたる末、大正十五年八月十九日、栄一、マクラチに対し、本件につき未だ政府と交渉を為すべき時期に非らざるを以て、斡旋差控へたき旨返書を発す。 |
第52巻 p.110-p.129 【DK520011k】 |
1月30日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日栄一渡米旅行を終へ、横浜に帰着す。次いで二月二十五日当委員会に対する帰朝報告会を東京銀行倶楽部に開く。 |
第33巻 p.622 【DK330085k】 |
1月31日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.622 【DK330086k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
2月2日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、帝国ホテルに於て、全国商業会議所及び京浜実業家聯合主催により、フランス共和国特派使節ジョセフ・ジャーク・セゼール・ジョッフル元帥歓迎晩餐会開かる。栄一出席し、乾杯の辞を述ぶ。 |
第56巻 p.109 【DK560033k】 |
2月2日 | 【48.外賓接待(一)/フランス元帥ジョッフル歓迎】 是日、全国商業会議所聯合会及び京浜在住実業家聯合主催、フランス共和国特派使節ジョゼフ・ジャーク・セゼール・ジョッフル元帥歓迎晩餐会、帝国ホテルに開かる。栄一出席して乾杯の辞を述ぶ。 |
第38巻 p.632-p.636 【DK380076k】 |
2月10日 | 【50.国際災害救助/アルメニア難民救済委員会】 アメリカ合衆国に於ける近東救済委員会の申出により、是日、国際聯盟協会中心となりて、アルメニア難民救済委員会組織され栄一委員長となる。当委員会は翌大正十二年に亘つて寄付金を募集し、二万余円を得、内九千ドルを米国近東救済委員会に送付し、同年五月会務終了す。 |
第40巻 p.47-p.58 【DK400009k】 |
2月10日 | 【68.政治・行政/社団法人道路改良会】 是日栄一、アメリカ合衆国シアトル道路改良協会名誉顧問サミュール・ヒルを東京銀行倶楽部に招待す。当日内務省より栄一並にヒルに記念の鋤を贈る。 |
第48巻 p.419-p.420 【DK480132k】 |
2月11日 | 【47.国際記念事業/エヂソン翁第七十五回誕辰祝賀会】 是より先、一月十六日当祝賀会発起人会開催せられ、栄一その会長に推薦せらる。是日、其祝賀会、日本工業倶楽部に開かれ、栄一出席して祝辞を朗読し、且つトーマス・エー・エディソンに祝電を発す。 |
第38巻 p.300-p.322 【DK380034k】 |
2月11日 | 【61.一般教育関係/埼玉学友会】 是日栄一、当会の例会に臨み、演説をなす。 |
第45巻 p.162-p.165 【DK450051k】 |
2月11日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人帝国発明協会】 是日、当協会が主唱したる、トーマス・エー・エディソン第七十五回誕辰祝賀会、日本工業倶楽部に開催せらる。栄一、右祝賀会長として尽力す。 |
第46巻 p.357-p.358 【DK460102k】 |
2月12日 | 【44.外遊/第四回米国行】 是日内閣総理大臣子爵高橋是清主催帰朝歓迎会、其官邸に開かれ、内閣総理大臣の挨拶に対して栄一謝辞を述ぶ。次いで二十四日東京銀行倶楽部主催、二十七日東京商業会議所並に日本工業倶楽部聯合主催、三月十日国際聯盟協会主催、十三日日本日曜学校協会主催、十六日男爵三井八郎右衛門主催、十七日帰一協会主催、二十日日本女子大学校主催、四月八日社会事業協会主催、十六日竜門社主催、十八日日本倶楽部主催、五月十一日日米協会主催の各歓迎会催さる。 |
第33巻 p.318-p.369 【DK330015k】 |
2月19日 | 【61.一般教育関係/早稲田大学】 是日、故当大学総長大隈重信追悼会、当大学校庭に於て催さる。栄一病気静養中の大磯より上京して同会場に臨み、追悼の辞を述ぶ。 |
第45巻 p.352-p.360 【DK450138k】 |
2月24日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行倶楽部に於て、栄一並に添田寿一・頭本元貞の帰国歓迎会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第51巻 p.5 【DK510001k】 |
2月25日 | 【44.外遊/第四回米国行】 是日、栄一等の日米関係委員会に対する渡米帰朝報告会、丸の内東京銀行倶楽部に開かる。次いで三月八日栄一東宮御所に伺候し、アメリカ合衆国見聞談を言上す。同十八日芝離宮に催されたる皇族講話会に於て合衆国旅行談を述ぶ。 |
第33巻 p.369-p.372 【DK330016k】 |
2月27日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/社団法人日本工業倶楽部】 是より先、十年十月十三日、栄一、横浜より乗船渡米の途につき、是年一月三十日帰国す。是日、当倶楽部に於て、東京商業会議所及び当倶楽部聯合主催により、栄一及び徳川家達の帰国歓迎晩餐会開かる。栄一、病気のため出席せず。 |
第56巻 p.309 【DK560083k】 |
2月27日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、日本工業倶楽部に於て、当会議所及び日本工業倶楽部聯合主催により、栄一及び徳川家達等の帰国歓迎晩餐会開かる。栄一、病気のため出席せず。 |
第56巻 p.109 【DK560034k】 |
2月-- | 【59.実業教育/帝国実業講習会】 是より先、大正二年一月、実業之日本社に於て実業講習録の発刊を企画し、大隈重信を総裁として当会を創立し、栄一副総裁となる。是年一月大隈重信逝去せるにより、是月栄一、当会総裁となり、歿年に及ぶ。 |
第44巻 p.568-p.570 【DK440138k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
3月5日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会小委員会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.622 【DK330087k】 |
3月8日 | [栄誉/参内・伺候] 是日栄一、東宮御所に伺候し、皇太子殿下に拝謁の上、日米問題に関して言上し、十三日、東宮御所に召され賜餐の栄に浴す。 |
第57巻 p.244-p.248 【DK570128k】 |
3月10日 | 【36.博覧会/平和記念東京博覧会協賛会】 是日、平和記念東京博覧会開会式挙行せらる。栄一、病気のため出席せず、当会副会長桐島像一、祝辞を代読す。 |
第56巻 p.350-p.353 【DK560097k】 |
3月10日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会主催、当協会関係者帰朝歓迎晩餐会華族会館に開かる。栄一病気により出席せず。 |
第36巻 p.450 【DK360172k】 |
3月13日 | 【57.キリスト教団体/財団法人日本日曜学校協会】 是日、当協会主催、栄一の帰国歓迎茶話会、帝国ホテルに於て開かる。 |
第42巻 p.252-p.253 【DK420059k】 |
3月14日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国世界基督教青年会総監事ジョン・アール・モット夫妻を、帝国ホテルに招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.219 【DK390126k】 |
3月15日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、イギリス国、外国伝道会社社長ヘンリー・ティー・ホジケンを、渋沢事務所に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.219-p.220 【DK390127k】 |
3月15日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是より先、一月十日、当校評議員大隈重信逝去す。是日其追悼会当校に於て挙行せらる。栄一出席して追悼の辞を述ぶ。 |
第44巻 p.635-p.638 【DK440171k】 |
3月17日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是年一月三十日、栄一アメリカ合衆国より帰国す。是日当協会、一ツ橋如水会館に於て、例会を兼ねて栄一の帰国歓迎会を開く。栄一出席して日米関係に関する演説をなす。 |
第46巻 p.657-p.662 【DK460166k】 |
3月17日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/松方正義米寿祝賀会】 是より先、松方正義の米寿を祝するため、政界・財界の有志者四十数名発起人となり、祝賀会を計画、寄付金を募集して、これを帝国学士院に寄付し、財政経済に関する研究者に支給せんとす。是日、日本勧業銀行に於て、その発起人会開催せられ、栄一出席す。後、金二千五百円を寄付す。 |
第49巻 p.425-p.429 【DK490144k】 |
3月18日 | [栄誉/参内・伺候] 是日栄一、芝離宮に於て開催の皇族講話会に、講師として召され、最近の外遊所感を述ぶ。 |
第57巻 p.248-p.249 【DK570129k】 |
3月20日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日、渋沢事務所に於て、当団幹部会開かる。栄一出席して大正十年度決算・同十一年度予算、及び評議員会に提出すべき議案を審議す。次いで二十四日、当団本部に於て、評議員会開かれ、栄一出席す。 |
第43巻 p.598 【DK430129k】 |
3月20日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日、当校に於て、栄一の第四回渡米帰国歓迎会開催せらる。栄一出席して答辞を述ぶ。 |
第44巻 p.638-p.646 【DK440172k】 |
3月22日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国、ニューヨーク・サンデー・イーヴニング・ポスト記者マーコッソンを渋沢事務所に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.220 【DK390128k】 |
3月28日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是日、栄一外孫阪谷俊作、八十島文子と結婚す。栄一、日比谷太神宮に於ける結婚式及び帝国ホテルに於ける披露宴に出席して、祝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.88 【DK570043k】 |
3月29日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日栄一、当校第十九回卒業式に臨み、訓辞を述ぶ。 |
第44巻 p.646-p.648 【DK440173k】 |
3月30日 | 【27.倉庫/渋沢倉庫部(渋沢倉庫株式会社)】 是日、日本工業倶楽部に於て、当会社創業満二十五年祝賀会開かる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第53巻 p.509-p.517 【DK530094k】 |
3月31日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日栄一、飛鳥山邸に来訪せる福島県耶麻郡翁島村当団支部員に訓話をなす。次いで五月八日栄一、当団高工支部に於て演説す。 |
第43巻 p.598-p.601 【DK430130k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
4月3日 | 【58.修養団体/財団法人講道館】 是より先、従来の柔道会を講道館文化会と改めんとの議起り、是日、築地精養軒に於てその発会式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第43巻 p.356-p.359 【DK430051k】 |
4月4日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】 是日栄一、総裁伏見宮貞愛親王の実業家招待会の席上、当研究所の沿革につき御前講演をなす。 |
第47巻 p.183-p.188 【DK470033k】 |
4月8日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国シアトル市の実業家テーラー夫妻を、渋沢事務所に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.220-p.221 【DK390129k】 |
4月10日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 アメリカ合衆国カリフォルニア州のサクラメント・ビー主筆ヴィー・エス・マクラチ、栄一がサン・フランシスコ日本人学童の能力審査に援助を与へたるを誤聞し、是日、栄一に書翰を送りて日米両国人の同化すべからざるを論ず。七月十五日、栄一返書を送る。 |
第40巻 p.360-p.366 【DK400115k】 |
4月12日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会小委員会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.622-p.623 【DK330088k】 |
4月13日 | 【48.外賓接待(一)/イギリス皇太子エドワード歓迎】 是より先、イギリス国皇太子エドワード来日す。是日同国大使館主催歓迎レセプション、十五日内田山の井上勝之助邸に於て同人並に日英協会主催歓迎園遊会、十七日帝国劇場に於て東京市主催奉迎会開かれ、栄一之等に出席す。十八日午前、同皇太子の平和記念東京博覧会観覧に際し、栄一会場に於て奉迎す。同日午後、日比谷公園に於て歓迎学生大会、二十一日麻布区今井町の三井邸に於て三井八郎右衛門主催歓迎晩餐会開かれ、栄一之等に出席す。 |
第39巻 p.5-p.14 【DK390001k】 |
4月13日 | 【48.外賓接待(一)/ベルギー王子シャール・テオドール歓迎】 ベルギー国王第二王子シャール・テオドール来日し、是日同国大使館に於て、同国人及び日白協会会員を引見す。栄一参候す。 |
第39巻 p.20 【DK390003k】 |
4月15日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国故エール大学教授ラッド未亡人を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.221 【DK390130k】 |
4月16日 | 【28.ホテル/帝国ホテル】 是日、当ホテル地下室より出火し、本館全部を焼失す。栄一現場に臨みて、支配人林愛作を慰諭す。 |
第53巻 p.536-p.538 【DK530104k】 |
4月16日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国サンフランシスコ・サクラメント電気鉄道会社取締役サイラス・パルマー夫妻を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.221 【DK390131k】 |
4月16日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、栄一の帰朝歓迎会を兼ね、当社第六十七回春季総集会、飛鳥山邸に於て開かる。栄一出席して渡米の顛末及び所感を述ぶ。 |
第43巻 p.124-p.134 【DK430007k】 |
4月19日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会第二回総会、丸の内中央亭に開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.450-p.452 【DK360173k】 |
4月20日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日、当校第二十二回創立記念式並に前校長故成瀬仁蔵墓碑除幕式挙行せらる。栄一参列の上、碑文を撰書せるに因り所感を述ぶ。 |
第44巻 p.648-p.650 【DK440174k】 |
4月22日 | 【61.一般教育関係/財団法人国士館】 是日栄一、当館へ赴き生徒に対して講話をなす。是年当館維持委員となる。在任歿年に及ぶ。 |
第46巻 p.59-p.63 【DK460017k】 |
4月23日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し埼玉県不動岡村に赴き、同地総願寺境内に建設せられたる栄一揮毫来遊記念論語碑を見、後、加須町に立寄り、同町小学校に於て米国旅行並に日米関係につき講演し、即日帰京す。 |
第57巻 p.666 【DK570309k】 |
4月23日 | 【73.碑石/不動岡来遊記念論語碑】 是日栄一、埼玉県不動岡村総願寺に赴き、同境内に建設せられたる、栄一揮毫の来遊記念論語碑を見る。 |
第49巻 p.264 【DK490090k】 |
4月25日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し、中央銀行大会に出席のため名古屋に赴き、二十七日帰京す。 |
第57巻 p.666-p.667 【DK570310k】 |
4月28日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是日栄一、日本倶楽部に於ける当協会例会に出席す。次いで五月二十四日、一ツ橋如水会館に於ける例会に、七月十七日、同所に於ける大会に出席す。 |
第46巻 p.662-p.666 【DK460167k】 |
4月29日 | 【61.一般教育関係/東京帝国大学ヘボン氏寄付講座】 是年一月二十五日、当講座寄付者エー・バートン・ヘボン、ニュー・ヨークに於て、交通事故により急逝す。是日栄一、東京帝国大学に於ける、当講座講演会に臨み、追悼の辞を述ぶ。栄一、引続き当講座につき尽力す。 |
第45巻 p.464-p.469 【DK450172k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
5月2日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席、規約に二個条の追加をなし、日米両国新聞紙上の誤報訂正並にサン・フランシスコ及びニュー・ヨーク両米日関係委員会との提携を規定す。 |
第33巻 p.623 【DK330089k】 |
5月3日 | 【48.外賓接待(一)/イギリス皇太子エドワード歓迎】 是より先、栄一、英国皇太子殿下歓迎学生大会の顧問となり、金千円を寄付する他尽力する所あり、是日其散会式富士見軒に開かれ、栄一出席して演説をなす。 |
第39巻 p.14-p.19 【DK390002k】 |
5月3日 | 【61.一般教育関係/英国皇太子殿下歓迎都下各大学専門学校学生生徒聯合会】 是より先、栄一、当会の顧問となり、金千円を寄付す。是日、麹町区富士見軒に於て、当会散会式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第46巻 p.242 【DK460071k】 |
5月5日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/大日本平和協会】 是日、当協会総会如水会館に催され、阪谷芳郎当協会会長に選挙せらる。栄一出席す。 |
第35巻 p.541 【DK350097k】 |
5月6日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是より先二月二十五日、当委員会は日米両国高等聯合委員設置に関し、栄一等七名の実行委員を挙げて外務当局と協議す。五月三日栄一、アメリカ合衆国特命全権大使チャールズ・ビー・ウォレンを同大使館に訪ねて同国政府の態度を打診し、直にサン・フランシスコ米日関係委員会会長ウォレス・エム・アレグザンダーに対して電報を発し、右運動の促進を謀る。翌四日更に右の趣を書通す。是日ニュー・ヨーク米日関係委員会会長ジョージ・ダブリュー・ウィカシャムにも之を謀る。 |
第33巻 p.623-p.629 【DK330090k】 |
5月10日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/社団法人日本工業倶楽部】 是より先、英米訪問実業団帰国す。是日、栄一等発起して、当倶楽部に於て其歓迎会を開く。栄一出席して挨拶を述ぶ。次いで宮中賜餐、及び総理大臣高橋是清の招宴あり、栄一、之に陪席す。 尚、引続き数次に及ぶ歓迎会あり、栄一出席、演説を重ね、是月三十日に至り更に飛鳥山邸に歓迎午餐会を催す。 |
第56巻 p.310-p.311 【DK560084k】 |
5月10日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/其他関係資料 [其他外国関係資料]】 是より先、英米訪問実業団帰国す。是日栄一等発起して、日本工業倶楽部に於て其歓迎会を開く。栄一出席して挨拶を述ぶ。次いで宮中賜餐、及び内閣総理大臣高橋是清の招宴あり。栄一之に陪席す。尚、引続き数次に及ぶ歓迎会あり、栄一出席演説を重ね、是月三十日に至り更に飛鳥山邸に歓迎午餐会を催す。 |
第40巻 p.514-p.521 【DK400153k】 |
5月11日 | 【46.日米親善事業/日米協会】 是より先、一月三十日、栄一アメリカ合衆国より帰朝す。是日当協会主催ワシントン会議帝国全権委員・栄一及び英米訪問実業団各一行の帰朝歓迎晩餐会、東京銀行倶楽部に開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第35巻 p.590-p.595 【DK350118k】 |
5月13日 | 【75.各種団体/埼玉県人会】 是日、第一相互館内東洋軒に於て、第十回埼玉県人会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第49巻 p.525-p.530 【DK490182k】 |
5月14日 | 【53.儒教/陽明学会】 是日、当会陽明全書講読会発会式を飛鳥山邸に於て挙行す。栄一発会の辞を述ぶ。 |
第41巻 p.194-p.195 【DK410060k】 |
5月14日 | 【55.神社/南湖神社】 是日栄一、自書の南湖神社神札及び社標の書稿を寄進す。 |
第41巻 p.633-p.634 【DK410134k】 |
5月16日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、英米訪問実業団帰国歓迎午餐会開かる。栄一、陪賓として出席す。副会頭山科礼蔵、実業団に対する歓迎の辞を述ぶると共に、先に渡米して日米親善のため尽瘁せる栄一に対し、感謝の意を表す。栄一、謝辞を述ぶ。 |
第56巻 p.109-p.116 【DK560035k】 |
5月22日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、アメリカ合衆国人ジョン・アール・モット博士講演会及び歓迎晩餐会、日本工業倶楽部に催され、栄一出席す。尚、前日五月二十一日には、モット博士飛鳥山邸に栄一を訪ひ、日米両国関係親善のため両国高等聯合委員設置に付尽力を約す。 |
第33巻 p.629-p.630 【DK330091k】 |
5月23日 | [家庭生活/同族・親族/同族] 是日、栄一嫡孫敬三、木内重四郎二女登喜子を娶る。 |
第57巻 p.34-p.37 【DK570013k】 |
5月23日 | [交遊/和田豊治] 是日、栄一嫡孫敬三、和田豊治夫妻の媒酌により、木内重四郎次女登喜子と結婚式を挙ぐ。 |
第57巻 p.514 【DK570250k】 |
5月24日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/尼港殉難者追悼会】 是日、神田仏教会館に於て、尼港殉難者追悼会挙行せらる。栄一出席して追悼演説をなす。 |
第49巻 p.471 【DK490160k】 |
5月25日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】 是日、日本工業倶楽部に於て、当研究所理事会開かれ、栄一出席す。次いで六月二十九日、同所に於て、理事会及び評議員会開かれ、栄一出席す。 |
第47巻 p.188-p.191 【DK470034k】 |
5月25日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人癌研究会】 是より先大正二年十月十一日、当会総裁桂太郎逝去す。是日、日本工業倶楽部に於て、伏見宮博恭王の総裁奉戴式挙行せらる。栄一出席し、式後、宴会席上に於て挨拶を述ぶ。 |
第46巻 p.345-p.347 【DK460099k】 |
5月27日 | 【61.一般教育関係/財団法人高千穂学校】 是日栄一、当校創立第十九周年記念式に出席して演説をなす。 |
第45巻 p.527-p.528 【DK450197k】 |
5月-- | 【64.編纂・刊行/アンドルー・カーネギー自叙伝】 是月、栄一が小畑久五郎に依嘱して翻訳せしめたる「アンドルー・カーネギー自叙伝」冨山房より発刊せらる。 |
第48巻 p.34-p.36 【DK480012k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
6月1日 | 【42.労資協調/財団法人協調会】 是日、当会経営にかかる善隣館開館式挙行せられ、栄一之に出席す。尚栄一、当会の為め尽力する所多し。 |
第31巻 p.534-p.537 【DK310089k】 |
6月6日 | 【61.一般教育関係/早稲田大学】 是より先、故当大学総長大隈重信の遺志により、大隈家は其邸宅及び庭園を当大学に寄付す。当大学当局者其記念事業として大講堂建設其他を計画し、四月、故大隈侯爵記念事業後援会を結成、是日、東京銀行集会所に発起人会開かる。栄一、同後援会会長に推薦せらる。 |
第45巻 p.360-p.362 【DK450139k】 |
6月9日 | 【61.一般教育関係/埼玉学生誘掖会舎友会】 是日栄一、埼玉学生誘掖会寄宿舎に於ける当会春期懇親会に出席す。 |
第45巻 p.275 【DK450101k】 |
6月12日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し福島県白河町に赴き、南湖神社遷座式に列し、翌十三日、鎮座祭に出席、更に共楽亭にて楽翁公頌徳の講演をなし、帰京す。 |
第57巻 p.667 【DK570311k】 |
6月13日 | 【55.神社/南湖神社】 是日、当神社鎮座祭行はる。栄一、前日の神体遷座式より二日間に亘る祭式に参列す。十二年五月一日県社に昇格す。 |
第41巻 p.634-p.638 【DK410135k】 |
6月14日 | 【10.通信/日本無線電信株式会社】 是より先、日米電信株式会社、海底電線敷設の計画を変更して無線電信局を建設せんとし、是日、創立委員は国際無線電信所民営に関する申請書を逓信大臣前田利定に提出す。十二年三月三日之が追願をなし、更に同月十五日再び同大臣に申請す。 |
第52巻 p.21-p.38 【DK520004k】 |
6月15日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し埼玉県川口町に赴き、みつえ会主催の精神講話会に於て、講演をなし、即日帰京す。 |
第57巻 p.667 【DK570312k】 |
6月16日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し千葉県船形町に赴き、東京市養育院安房分院の開設記念会に出席し、十七日帰京す。 |
第57巻 p.667-p.668 【DK570313k】 |
6月23日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是日、日本工業倶楽部に於て、当協会評議員会、次いで第二回総会開かる。栄一出席し、議長となりて議事を司宰す。 |
第55巻 p.187-p.193 【DK550037k】 |
6月24日 | 【53.儒教/陽明学会】 是日、渋沢事務所に於て、当会主催陽明全書講読会第一席を開始す。是より以降、大正十二年関東大震火災直前迄、毎月連続開講、栄一毎回出席す。 |
第41巻 p.195-p.227 【DK410061k】 |
6月30日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/社団法人日本工業倶楽部】 是日、英米訪問実業団、フランス共和国滞在中、同国民より寄せられたる好意を謝せんため、同国特命全権大使を当倶楽部に招待して午餐会を催す。次いで七月一日、同趣旨を以てアメリカ合衆国特命全権大使を当倶楽部に招待す。栄一それぞれ出席す。 |
第56巻 p.311 【DK560085k】 |
6月30日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/其他関係資料 [其他外国関係資料]】 是日、英米訪問実業団フランス共和国滞在中、同国官民より寄せられたる好意を謝せん為め、フランス共和国特命全権大使を日本工業倶楽部に招待して午餐会を催す。栄一出席す。次いで七月一日同趣旨を以てアメリカ合衆国特命全権大使を同所に招待す。栄一出席す。 |
第40巻 p.521-p.522 【DK400154k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
7月2日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し埼玉県忍町に赴き、同町商工会及び信用組合主催の講演会に於て、講演をなし、即日帰京す。 |
第57巻 p.668-p.676 【DK570314k】 |
7月4日 | 【48.外賓接待(一)/アメリカ海軍卿エドウィン・デンビー歓迎】 是月二日来日せるアメリカ合衆国海軍卿エドウィン・デンビーを迎へ、是日内閣総理大臣加藤友三郎主催午餐会、同夜あなぽりす兵学校同窓会、五日東京市長後藤新平主催午餐会、同夜外務大臣内田康哉主催晩餐会、六日平和記念東京博覧会主催午餐会等各所に催され、栄一それぞれ出席す。 |
第39巻 p.21-p.26 【DK390004k】 |
7月6日 | 【36.博覧会/平和記念東京博覧会協賛会】 是日、平和記念東京博覧会主催、アメリカ合衆国海軍卿エドウィン・デンビー一行招待午餐会、会場内の迎賓館に於て開かる。栄一、当会会長として出席し、歓迎の辞を述ぶ。 |
第56巻 p.353 【DK560098k】 |
7月6日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/其他関係資料 [其他外国関係資料]】 是日、沢柳政太郎、欧米教育視察旅行の帰国報告会を丸の内中央亭に開く。栄一出席す。 |
第40巻 p.522 【DK400155k】 |
7月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是より先七月二日、アメリカ合衆国海軍卿エドウィン・デンビー来朝す。是日当委員会及び京浜在住実業家聯合して其歓迎晩餐会を福井楼に開く。栄一出席して主人側総代として歓迎の辞を述ぶ。 |
第33巻 p.630-p.634 【DK330092k】 |
7月9日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し、埼玉県大宮町に赴き、大宮遊園地ホテルに開かれたる、同町青年団主催時事講演会に出席、自身の閲歴並に内外時事に関する演説をなし、即日帰京す。 |
第57巻 p.676 【DK570315k】 |
7月9日 | 【58.修養団体/大宮町青年団】 是日栄一、埼玉県大宮町大宮遊園地ホテルに於て開かれたる、同町青年団主催の時事講演会に出席して演説をなす。 |
第44巻 p.123-p.127 【DK440044k】 |
7月10日 | 【36.博覧会/平和記念東京博覧会協賛会】 是日、平和記念東京博覧会第二会場外国館前広場に於て、褒賞授与式挙行せらる。栄一、当会会長として出席し、祝辞を述ぶ。 |
第56巻 p.353-p.354 【DK560099k】 |
7月12日 | 【52.外国人トノ往復雑書翰/大5~昭4 [外国人トノ往復雑書翰]】 是より先、小畑久五郎訳「アンドルー・カーネギー自叙伝」出版さる。栄一是に序文を付したり。 是日栄一、フランク・エー・ヴァンダーリップに右序文の英訳を添へ、該書五十部を送る旨の書翰を発す。 |
第40巻 p.644-p.646 【DK400217k】 |
7月15日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、南米視察実業団一行の送別午餐会開かる。栄一、陪賓として出席し、演説をなす。 |
第56巻 p.117-p.120 【DK560036k】 |
7月18日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.634 【DK330093k】 |
7月21日 | 【32.農・牧・林・水産業/中央開墾株式会社】 是日、日本工業倶楽部に於て、当会社相談役会開かる。栄一出席し、当会社の経営方針に関し意見を述ぶ。爾後栄一、当会社の重役会及び株主総会等に屡々出席す。 |
第54巻 p.264-p.269 【DK540054k】 |
7月26日 | 【70.記念事業/山県有朋公記念会】 是月十二日、栄一、華族会館に開かれたる当会発起人協議会に出席し、資金募集事務主幹並に発起人総代の一人に推さる。是日、資金募集のため実業家数十名を華族会館に招待す。栄一、資金募集の要旨を演説す。後、金三千円を当会に寄付す。 |
第49巻 p.55-p.64 【DK490024k】 |
7月29日 | 【38.社会福祉施設/東京市養育院】 養育院慈善会は、その創立以来当院の為め尽力する所多かりしが、是日神田青年会館に於て三浦環独唱大演奏会を開催す。栄一之に臨む。 |
第30巻 p.203-p.210 【DK300018k】 |
7月31日 | 【36.博覧会/平和記念東京博覧会協賛会】 是日、平和記念東京博覧会第一会場平和館に於て、閉会式挙行せらる。栄一、当会会長として出席し、祝辞を述ぶ。 |
第56巻 p.354-p.355 【DK560100k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
8月2日 | [家庭生活/同族・親族/同族] 是日、渋沢事務所に於て、栄一嫡孫敬三の渡欧送別会開かれ、栄一出席す。 |
第57巻 p.37-p.38 【DK570014k】 |
8月3日 | 【18.窯業/秩父セメント株式会社】 是より先、諸井恒平、埼玉県秩父にセメント事業を起さんと計画す。栄一、之に賛し、是日、諸井恒平の案内により、和田豊治、小倉常吉等と共に秩父に到り、実地調査を行ふ。 [『渋沢栄一伝記資料』第52巻目次p.7には6日とあるが、正しくは3日] |
第52巻 p.540-p.541 【DK520070k】 |
8月6日 | 【18.窯業/秩父セメント株式会社】 ⇒ 8月3日参照 | |
8月28日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是月二十一日、栄一、渋沢事務所に於て、中華民国実業家張謇の特使章亮元・張同寿・陳儀の来訪に接し、通州に於ける棉花栽培等の事業資金融通につき援助を請はる。二十三日、当協会幹事会に於て評議の結果、我国紡績業者の協力を求むるに意見一致し、是日栄一、東洋紡績株式会社社長斎藤恒三に書翰を送り、右に関し打合せのため上京を促す。 |
第55巻 p.193-p.196 【DK550038k】 |
8月31日 | 【36.博覧会/平和記念東京博覧会協賛会】 是日栄一、当会会長として、博覧会会長東京府知事宇佐美勝夫より感謝状を贈らる。 |
第56巻 p.355 【DK560101k】 |
8月-- | 【64.編纂・刊行/欧洲の将来】 是月栄一、アメリカ合衆国人フランク・エー・ヴァンダーリップの著「欧洲ノ将来」を、小林丑三郎監修の下に、弓家七郎に翻訳を依嘱し、竜門社より刊行せしむ。 |
第48巻 p.37-p.38 【DK480013k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
9月8日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是日当協会、一ツ橋如水会館に於て、臨時会を開き、アメリカ基督教青年会主事ジー・エス・エデイを招待し、社会宗教問題に関して意見を交換す。栄一出席して意見を述ぶ。 |
第46巻 p.666-p.668 【DK460168k】 |
9月21日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】 是日栄一、古市公威・富井政章等と共に当協会を代表して、内閣総理大臣加藤友三郎を其官邸に訪ひ、日仏交換美術展覧会其他の要件を談ず。 |
第36巻 p.261-p.262 【DK360086k】 |
9月24日 | 【71.史蹟/玉川史蹟猶興会】 是年七月、石井扇吉・石井正義・羽場順承等、文政十二年に壊決せる、松平定信揮毫玉川碑の再興を計り、玉川史蹟猶興会を起し、是日、玉川史蹟講演会を開く。栄一史蹟を踏査し、「玉川碑と白河楽翁公」と題して講演をなす。 十二月、当会成立し、栄一顧問に任ず。 |
第49巻 p.342-p.350 【DK490121k】 |
9月25日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日栄一、シドニー・エル・ギューリック博士を兜町渋沢事務所に招き、日米問題に就いて懇談す。 |
第33巻 p.634 【DK330094k】 |
9月25日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国人シドニー・エル・ギューリックを、渋沢事務所に招きて午餐会を開き、日米問題に就いて懇談す。 |
第39巻 p.221 【DK390132k】 |
9月26日 | 【61.一般教育関係/財団法人静岡育英会】 是年七月、当会総会の決議に基き、財団法人設立の件を主務省に申請、八月二十三日認可を得。仍つて其寄付行為第八条の定むる所に依り、是日、新に栄一に顧問を依嘱す。栄一、之を諾し、在任歿年に及ぶ。 |
第46巻 p.13-p.16 【DK460004k】 |
9月27日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、東京市政調査会顧問チャールズ・エー・ビアード、東京市養育院を視察す。栄一、同会議室に於て面会し、同院の事業を説明す。 |
第39巻 p.222 【DK390133k】 |
9月28日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨークの実業家バーデンの夫人及び子息等を、飛鳥山邸に招きて茶話会を催す。 |
第39巻 p.222 【DK390134k】 |
9月29日 | 【46.日米親善事業/日米協会】 是日、当協会主催アメリカ合衆国サン・フランシスコ日本協会会長フランシス・ビー・ルーミス、エルマー・エー・スペリ夫妻及びジョン・ピー・アイリッシュ夫妻歓迎午餐会、日本工業倶楽部に開かる。 |
第35巻 p.595-p.596 【DK350119k】 |
9月29日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国発明家エルマー・エー・スペリ歓迎晩餐会、帝国ホテルに開かれ、栄一出席す。次いで十月五日、スペリ飛鳥山邸に栄一を訪ふ。又同月九日栄一、スペリを案内して理化学研究所を参観せしむ。 |
第39巻 p.222-p.223 【DK390135k】 |
9月29日 | 【61.一般教育関係/早稲田大学】 是より先、当大学学長塩沢昌貞より、維持員会に校規改正案提出せらる。是日維持員会は、同案審議のため、七名の委員を設け、栄一等を指名す。栄一委員長となりて審議の結果、大正十二年三月十四日の臨時維持員会に、委員修正案を提出、可決せらる。 |
第45巻 p.362-p.364 【DK450140k】 |
9月30日 | 【55.神社/諏訪神社(埼玉県大里郡八基村血洗島)】 是日、当神社祭典の夜、栄一、渋沢治太郎宅に於て八基村民に対して演説をなす。 |
第41巻 p.488-p.491 【DK410100k】 |
9月-- | 【53.儒教/語由述志ノ複製】 是月栄一、亀井昱(昭陽)著「語由述志」十巻九冊を、昭陽手書の原本より玻璃版に複製して、知人に頒つ。 |
第41巻 p.284 【DK410071k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
10月1日 | 【32.農・牧・林・水産業/八基村農政談話会】 是日、埼玉県大里郡八基村青淵記念図書館に於て、当会発会式挙行せらる。栄一出席し、顧問に推さる。当会最初の事業として、同村産業基本調査の行はるゝに際し、栄一、其担当者として、法学博士矢作栄蔵を介し、帝国農会幹事岡田温を委嘱す。 |
第54巻 p.283-p.284 【DK540061k】 |
10月2日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】 是日、総裁伏見宮貞愛親王、当研究所に台臨あり、栄一出向して拝謁す。 |
第47巻 p.191-p.193 【DK470035k】 |
10月4日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国前国務次官エフ・ビー・ルーミス及びジェー・ピー・アイリッシュ大佐歓迎晩餐会、東京銀行倶楽部に開かる。栄一病気のため出席せず。 |
第33巻 p.634-p.635 【DK330095k】 |
10月6日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、汎太平洋商業会議出席者一行、並に、来日中のアメリカ合衆国人ジョン・ピー・アイリッシュ、濠洲人マクマホンの送迎午餐会開かる。栄一、陪賓として出席す。 |
第56巻 p.120-p.121 【DK560037k】 |
10月6日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、東京商業会議所主催、汎太平洋商業会議出席者一行並にアイリッシュ大佐及びマクマホン送迎午餐会に出席す。 |
第39巻 p.223 【DK390136k】 |
10月8日 | 【61.一般教育関係/財団法人二松学舎】 是日、当学舎恩賜講堂に於て、孔子卒後二千四百年記念祭典挙行せらる。栄一出席して講演をなす。 |
第45巻 p.579-p.581 【DK450218k】 |
10月9日 | 【57.キリスト教団体/救世軍】 是より先栄一、当軍に対し、本年より当分の間、年金二千円を醵出することに決し、是日、同件につき山室軍平来談す。 |
第42巻 p.116-p.117 【DK420034k】 |
10月10日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催汎太平洋通商会議列席諸氏送別会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.635-p.637 【DK330096k】 |
10月12日 | 【33.対外事業/メキシコ共和国コロラド河流域開拓事業】 是日栄一、飛鳥山邸に於て、アメリカ合衆国人ヘンリ・チェンバレン、ジェー・シー・アリソン等の来訪に接し、当事業の日米共同経営に関し提議を受く。更に十七日、栄一、渋沢事務所に於て、右両名等と会見し、当事業の企画に関する説明を聴取す。 |
第55巻 p.604-p.608 【DK550121k】 |
10月12日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国スタンフォード大学名誉総長デーヴィット・エス・ジョルダン夫妻及びカリフォルニア州の人ジョン・ピー・アィリッシュ夫妻を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.223-p.232 【DK390137k】 |
10月13日 | 【44.外遊/第四回米国行】 是日栄一、兜町の渋沢事務所に於て、渡米記念会を催す。 |
第33巻 p.372 【DK330017k】 |
10月14日 | 【38.社会福祉施設/社会事業協会(財団法人中央社会事業協会)】 是日、鉄道協会に於て当協会総会開催せられ、栄一出席して開会の挨拶をなす。 |
第30巻 p.543-p.544 【DK300065k】 |
10月14日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】 是日、日本工業倶楽部に於て当研究所理事会、十九日、当研究所第三号館に於て臨時評議員会開かれ、栄一出席す。次いで十二月十五日、日本工業倶楽部に於て理事会開かれ、栄一出席す。 |
第47巻 p.193-p.195 【DK470036k】 |
10月18日 | 【61.一般教育関係/慶応義塾】 是日、当塾に於て福沢先生言行研究会開催せらる。栄一出席して講話をなす。 |
第45巻 p.426-p.431 【DK450166k】 |
10月20日 | 【33.対外事業/メキシコ共和国コロラド河流域開拓事業】 是日栄一、浅野総一郎・福井菊三郎等六名を、東京銀行倶楽部に招き、ヘンリ・チェンバレン及びジェー・シー・アリソンを紹介したる後、当事業の大要につき談話す。 十二年二月九日、栄一、渋沢事務所に於て、先に栄一の依頼により、当事業の現地を視察して帰国せる山科礼蔵・神谷忠雄より、其調査報告を聴取し、次いで十九日、渋沢事務所に浅野総一郎・福井菊三郎等を招きて、右調査報告会を催す。 |
第55巻 p.608-p.610 【DK550122k】 |
10月20日 | 【61.一般教育関係/早稲田大学】 是日栄一、当大学創立四十周年記念式に臨み、記念講演をなす。 |
第45巻 p.364-p.366 【DK450141k】 |
10月20日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人温故学会】 当学会は組織を社団法人に改め、是日認可さる。栄一、井上通泰・芳賀矢一等と共に賛助会員としてこれに参与し、改組後は維持会員となり、歿年に及ぶ。 |
第46巻 p.375-p.380 【DK460109k】 |
10月23日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、故大隈侯爵記念事業後援会の要務により東京を発し、大阪・神戸・京都・名古屋を歴巡、二十八日帰京す。 |
第57巻 p.676-p.677 【DK570316k】 |
10月23日 | 【61.一般教育関係/早稲田大学】 是日栄一、故大隈侯爵記念事業後援会の要務に因り東京を発し、大阪・神戸・京都・名古屋を歴巡、二十八日帰京す。 |
第45巻 p.366-p.368 【DK450142k】 |
10月25日 | 【59.実業教育/神戸高等商業学校】 是より先、大正八年以降当校を大学課程に昇格せしめんとするの運動有り。十年、第四十五議会に於て当校昇格に関する予算審議未了となるや、関係者之を憂慮し、栄一の尽力を請ふため是月二十三日委員を上京せしむ。偶々栄一関西旅行の途上にあり、是日、当校創立十九年記念式に臨みて所見を述べ、帰来当局との間を斡旋す。 |
第44巻 p.407-p.410 【DK440082k】 |
10月29日 | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是日、当会主催孔子二千四百年追遠記念祭、湯島聖堂に行はる。栄一参列す。同日午後東京帝国大学法科大学第三十二番教室に於ける当会主催記念講演会に出席して演説す。更に帝国ホテルに於ける当会主催晩餐会に出席して演説す。此祭典に当り、栄一、金一千円を寄付す。 |
第41巻 p.39-p.53 【DK410014k】 |
10月-- | 【59.実業教育/深谷商業学校】 是月栄一、当校を訪れ、記念植樹をなし、至誠の二字を揮毫す。 昭和二年十月二十七日、褒賞条例に依り、当校設立費其他に金九千円寄付せる件につき表彰せらる。 |
第44巻 p.554-p.555 【DK440135k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
11月2日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会理事会、当協会事務所に開かれ、栄一出席す。十七日、当協会主催国際司法裁判所判事織田万歓迎晩餐会、日本工業倶楽部に開かれ、同じく出席す。 |
第36巻 p.452-p.457 【DK360174k】 |
11月2日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催、アメリカ合衆国スタンフォード大学名誉総長デーヴィッド・スター・ジョルダン博士及び同国ハワイ大学総長アーサー・エル・ディーン博士歓迎晩餐会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。次いで二十五日、ディーン博士を同所に招じて、ハワイ在留邦人問題に付懇談会を催し、栄一出席す。又二十七日当委員会主催ジョルダン博士招待会同所に催され、栄一出席して在米邦人問題に付懇談をなす。同夜当委員会主催両博士送別晩餐会同所に催され、栄一出席す。 |
第33巻 p.637-p.640 【DK330097k】 |
11月2日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是より先、アメリカ合衆国ハワイ大学総長アーサー・エル・ディーン渡来す。是日栄一、東京市養育院に案内し、更に飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。次いで翌三日、栄一、同人を府下東村山村全生病院に案内す。 |
第39巻 p.232-p.236 【DK390138k】 |
11月3日 | 【39.保健団体及ビ医療施設/全生病院】 是日栄一、ハワイ大学総長アーサー・ディーン博士を案内して当病院を視察し、患者・職員に対し一場の慰問演説をなす。 |
第31巻 p.110-p.118 【DK310017k】 |
11月4日 | 【61.一般教育関係/財団法人興譲館】 是より先、当館館長山下政吉並に校友等有志相寄り、当館創立七十年を期し、維持経営の策を確立せんとして、基本金募集に着手す。是日、山下政吉等栄一を訪ひ、援助を請ふ。栄一金五千円を寄付す。 |
第46巻 p.82-p.90 【DK460022k】 |
11月5日 | 【53.儒教/論語蒐集】 是より先、是年春以来栄一、穂積陳重に各種の論語蒐集を委嘱し、是日、日本工業倶楽部に於て開催せられたる竜門社秋季総集会並に孔夫子追遠記念講演会に、右コレクションを展観す。 |
第41巻 p.260-p.269 【DK410067k】 |
11月5日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社第六十八回秋季総集会を兼ね、孔夫子追遠記念講演会、日本工業倶楽部に於て開かる。栄一出席して演説をなす。次いで二十九日、評議員会東京銀行倶楽部に於て開かる。栄一出席してカリフォルニア州移民問題に就いて所感を述ぶ。 |
第43巻 p.134-p.146 【DK430008k】 |
11月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是日栄一、近く渡米せんとする加藤熊一郎(咄堂)を渋沢事務所に招きて午餐会を催し、日米問題に就きて懇談す。 |
第40巻 p.366 【DK400116k】 |
11月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是日栄一、日本工業倶楽部に於て、サン・フランシスコ新世界新聞社主催の在米邦人母国観光団員二十八名と会見す。 |
第40巻 p.366-p.367 【DK400117k】 |
11月7日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国サン・フランシスコ新世界社主催、在米日本人東洋視察団員一行を、日本工業倶楽部に招きて茶会を催し、訓示をなす。 |
第39巻 p.236 【DK390139k】 |
11月9日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会の協議会、兜町の渋沢事務所に開かれ、栄一出席す。 |
第33巻 p.640 【DK330098k】 |
11月10日 | 【61.一般教育関係/社団法人東北学院】 仙台市大火に類焼したる当学院復興につき、是日東京銀行集会所に当学院院長ディー・ビー・シュネーダー主催招待会開かる。栄一寄付に応じ、十二月二十九日当学院は栄一に感謝状を贈る。 |
第46巻 p.26-p.29 【DK460008k】 |
11月10日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/高峰譲吉追悼会】 是日、帝国ホテルに於て、高峰譲吉追悼会開催せらる。栄一出席して、発起人総代として追悼演説をなす。 |
第49巻 p.472-p.478 【DK490161k】 |
11月11日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、東京市及び当協会他六団体より成る平和運動日本聯盟の主催にて、第四回平和記念大会を日比谷公園音楽堂に開く。栄一臨席して、演説をなす。十二日、当協会主催平和成立記念講演会神田基督教青年会館に開かる。栄一臨席して講演をなす。 |
第36巻 p.457-p.459 【DK360175k】 |
11月11日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/大日本平和協会】 是日、東京市及び当協会他六団体より成る、平和運動日本聯盟の主催にて、第四回平和記念大会を日比谷公園に開く。栄一臨席して演説をなす。 |
第35巻 p.541 【DK350098k】 |
11月12日 | 【68.政治・行政/滝野川町関係 [自治行政関係諸資料]】 是日栄一、飛鳥山邸に於て催されたる、滝野川町在住者招待園遊会に臨み、演説をなす。 |
第48巻 p.377-p.380 【DK480118k】 |
11月14日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】 是日、当協会総会飛鳥山邸に催さる。栄一、当協会会頭に推され就任の辞を述ぶ。 |
第36巻 p.46-p.52 【DK360021k】 |
11月16日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国職業野球団一行を、渋沢事務所に招きて茶菓を供す。 |
第39巻 p.236-p.237 【DK390140k】 |
11月20日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、東京会館に於て、当会議所主催、東京市内会社・銀行・商店満二十年以上勤続者表彰式挙行せらる。栄一、来賓として出席し、祝辞を述ぶ。 |
第56巻 p.121-p.126 【DK560038k】 |
11月23日 | [交遊/和田豊治] 是日栄一、和田豊治にその手写したる孝経を贈る。 |
第57巻 p.514-p.516 【DK570251k】 |
11月23日 | 【53.儒教/手写孝経】 是日栄一、和田豊治にその手写したる孝経を贈る。和田豊治は是を影印して知人に頒たんとして果さず、十三年三月四日歿す。仍つて家人は其の遺志を継承して、玻璃版に複製し同年八月知人に頒つ。 |
第41巻 p.285-p.288 【DK410072k】 |
11月23日 | 【61.一般教育関係/埼玉学生誘掖会舎友会】 是日当会、四谷三河屋に於て、本多静六・矢作栄蔵の帰国歓迎会を兼ねて、秋期懇親会を開く。栄一出席す。 |
第45巻 p.275-p.276 【DK450102k】 |
11月24日 | 【33.対外事業/中日実業株式会社】 是日、当会社臨時株主総会に於て、高木陸郎、取締役に選任せられ、総会終了後の取締役会に於て、倉知鉄吉に代り副総裁に推挙せらる。栄一、之に与る。 |
第55巻 p.24-p.25 【DK550014k】 |
11月25日 | 【70.記念事業/東湖先生記念会】 是より先栄一、当会の会長に推さる。是日、東京会館に於て、東湖先生記念講演会及び遺墨展覧会開催せられ、栄一出席して開会の辞を述べ、写本「常陸帯」その他を出品す。 |
第49巻 p.155-p.168 【DK490045k】 |
11月26日 | 【38.社会福祉施設/東京市養育院】 是日、当院創立五十周年記念式挙行せらる。栄一之に出席して演説をなす。次いで同年十二月十三日、東京基督教青年会館に於て挙行せられたる、当院慈善会主催に係る、同記念講演会に出席し演説をなす。 |
第30巻 p.210-p.220 【DK300019k】 |
11月-- | 【54.論語ニ関スル栄一ノ講演談話集/渋沢子爵活論語】 是月、安達大寿計、「竜門雑誌」に掲載されたる栄一の論語に関する講話を編集し「渋沢子爵活論語」(全一冊)と題して、東京の宣伝社より発行す。 |
第41巻 p.352-p.354 【DK410087k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
12月5日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是日、当協会幹事会に於て、青島商科大学の設置に関し協議す。栄一、会長として出席す。 爾後、当協会に於ては、之が開校につき諸般の準備を進めつつありし所、翌十二年九月一日の関東大震災に遭遇し、該計画は、当分延期の已むなきに至る。 |
第55巻 p.196-p.199 【DK550039k】 |
12月7日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会主催フランス共和国駐箚特命全権大使石井菊次郎・オランダ駐箚特命全権公使田付七太及び鳩山秀夫・矢作栄蔵等の帰朝歓迎会、丸の内東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。右に先立ち、臨時理事会同所に開かれ、同じく出席す。 |
第36巻 p.459-p.468 【DK360176k】 |
12月9日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人帝国発明協会】 是日、築地精養軒に於て、当協会表彰式を兼ねて前会長清浦奎吾謝恩会開催せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第46巻 p.358-p.359 【DK460103k】 |
12月11日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、外務省情報部次長田中都吉を招待して、東京銀行倶楽部第百八十二回晩餐会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第51巻 p.5-p.8 【DK510002k】 |
12月16日 | [栄誉/恩賜・褒賞/恩賜] 是日栄一、皇后陛下より紅白縮緬各一巻及び御紋章付蒔絵手函一個を賜はる。 |
第57巻 p.194 【DK570086k】 |
12月16日 | [栄誉/参内・伺候] 是日栄一、東京市養育院院長として参内し、皇后陛下に拝謁す。 |
第57巻 p.249 【DK570130k】 |
12月18日 | 【50.国際災害救助/ドイツ国難民救助】 是より先、今年九月・十月の交、栄一ドイツ国各方面の人人より、窮状を訴へて援助を乞ふ旨の書百余通寄せらる。依つて是日栄一、ドイツ大使館に駐日大使ヴィルヘルム・ゾルフを訪ひ、同情の意を表し、邦貨金千円を贈る。翌大正十二年三月九日ドイツ国首相クノーより感謝状を受く。 |
第40巻 p.59-p.63 【DK400010k】 |
12月18日 | 【69.軍事関係/ドイツ国難民救助】 是年九・十月の交、栄一、ドイツ国各方面の人々より、窮状を訴へて援助を乞ふ旨の書百余通寄せらる。仍つて是日栄一、ドイツ大使館に駐日大使ヴィルヘルム・ゾルフを訪ひ、同情の意を表し、邦貨金千円を贈る。翌大正十二年三月九日、ドイツ国首相クノーより感謝状を受く。 |
第48巻 p.607 【DK480166k】 |
12月21日 | 【30.諸商工業/株式会社東京会館】 是より先、大正九年一月当会館設立せらる。是日朝野の名士多数を招待して開館式を挙行す。栄一、来賓として出席し、祝辞を述ぶ。 翌十二年九月一日の関東大震災により、当会館は甚大なる損害を蒙り、経営困難に陥りたるため、帝国劇場株式会社に合併し解散することとなり、十四年五月五日、臨時株主総会に於て、之を議決す。 |
第54巻 p.88-p.92 【DK540027k】 |
12月-- | 【54.論語ニ関スル栄一ノ講演談話集/実験論語処世談】 是より先、大正四年六月より同十一年九月に至る間、実業之世界社は、栄一の論語に関する口話を筆記し、雑誌「実業之世界」へ連載す。 是月同社は、右筆録を合集し「実験論語処世談」(全一冊)と題して発行す。 |
第41巻 p.354-p.360 【DK410088k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1922年 (大正11) |
事 項 | 『伝記資料』 |
1922~1923年 | [交遊/相楽総三関係 ] 栄一、木村亀太郎の来訪を受く。木村は明治維新の際、祖父相楽総三及び其部下が偽官軍の汚名の下に処刑せられたる冤を雪がんため年来努力せる者なり。栄一助力を約す。 |
第57巻 p.519-p.525 【DK570256k】 |
1922~1928年 | 【32.農・牧・林・水産業/農村振興ニ関スル栄一ノ意見】 栄一の農村振興に関する意見、「向上」・「銀行通信録」・「大観」・「糧友」・「実業之世界」等の諸雑誌に掲載せらる。 |
第54巻 p.296-p.306 【DK540065k】 |
-- | 【73.碑石/高島秋帆紀功碑建設】 是年、一戸兵衛等、高島秋帆の紀功碑建設を企画す。栄一是を賛して金二百円を寄付す。 |
第49巻 p.265-p.268 【DK490091k】 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。