社会の主なできごと : 2月 初の衆議院議員普通選挙/ 4月 日本商工会議所設立/ 6月 張作霖爆殺事件 |
身 辺 : 4月 『スターズ・アンド・サン』「渋沢子爵米寿記念号」。 感冒、喘息・胆嚢炎併発、静養(~7月下旬)/ 9月9日 宮城前の濠に鯉放流/ 9月29日 米寿祝賀会(竜門社)、『国訳論語』受贈/ 10月1日 子爵渋沢栄一閣下米寿祝賀会(実業界有志)/ 10月21日 米寿祝賀会(埼玉県人会)病欠/ 11月10日 即位礼で養老木杯等御下賜/ 11月10日 旭日桐花大綬章/ 11月11日 米寿祝賀会(埼玉学生誘掖会舎友会) |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。(⇒凡例)
▼ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
1月1日 | 【27.倉庫/渋沢倉庫部(渋沢倉庫株式会社)】 是日栄一、飛鳥山邸に於て、当会社社員一同より年頭の祝賀を受く。 |
第53巻 p.522-p.525 【DK530097k】 |
1月5日 | 【20.船渠・造船/株式会社東京石川島造船所】 是日栄一、丸の内常盤屋に開かれたる、当会社新年宴会に出席す。 |
第52巻 p.578-p.579 【DK520078k】 |
1月9日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是日栄一、飛鳥山邸に於て、中華民国要人王正廷の特使崔士傑の来訪を受け、我国の山東出兵の事に関し、王正廷の内意を伝達せらる。十三日栄一、総理大臣兼外務大臣田中義一を官邸に訪ひ、右来訪の要旨に関し進言す。 次いで二十日、栄一、当協会幹事会に出席して、之を報告し、且つ時局諸問題に関し、意見の交換をなす。 |
第55巻 p.488-p.489 【DK550097k】 |
1月11日 | 【64.編纂・刊行/世外井上公伝】 是日、益田孝・有賀長文等飛鳥山邸に来訪し、栄一と井上馨伝記編纂に関する協議をなす。同十八日、東京銀行集会所に於て同伝記編纂に関する協議会開かれ、栄一編纂の趣旨を述ぶ。席上栄一、顧問に選ばる。同三十日、栄一、日本工業倶楽部に於ける第一回委員会に出席す。 |
第48巻 p.76-p.79 【DK480023k】 |
1月13日 | 【57.キリスト教団体/日本基督教聯盟】 是年三月二十四日より四月八日迄、世界基督教聯盟主催に係る世界宣教大会、パレスチナのイェルサレムに於て開かる。我国からも亦之に代表八名を派遣せんとし、是日、日本基督教聯盟会長小崎弘道はその旅費金八千円の調達を栄一に請ふ。栄一自ら金五百円を寄付し、醵金に尽力す。 |
第42巻 p.328-p.330 【DK420080k】 |
1月16日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館理事会、渋沢事務所に開かる。栄一出席して、当会館新設敷地撰定及び設計起案を、シルヴァン・レヴィ他四名に依嘱、敷地は駿河台原田熊雄所有地に決定す。 |
第36巻 p.328-p.330 【DK360134k】 |
1月17日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是より先栄一、ハワイ大学図書館に日本に関する図書を寄贈せん為め、その資金募集に尽力せしが、金五千円に達したるにより、是日之を同大学教授原田助に通告す。 |
第40巻 p.435-p.445 【DK400131k】 |
1月19日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是より先、是月十四日、栄一、当協会事務所に副会長阪谷芳郎・添田寿一、理事山川端夫、主事奥山清治等と、理事会に提出すべき議案協議会を開く。是日、先に帰朝せる当協会理事佐分利貞男歓迎午餐会を兼ね当協会第七十三回理事会、日本工業倶楽部に開かる。栄一出席して昭和三年度事業計画案其他を議決す。 |
第37巻 p.187-p.195 【DK370041k】 |
1月20日 | 【63.演芸及ビ美術/財団法人大倉集古館】 是より先、大正十二年九月一日の関東大震火災により当館類焼、同十五年三月新築起工、昭和二年八月竣工す。是日栄一、東京会館に於ける当館評議員会に出席して要務を議決す。 |
第47巻 p.457-p.460 【DK470118k】 |
1月21日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会第六十回談話会、当協会事務所に開かる。栄一出席して、挨拶を述ぶ。 |
第37巻 p.195-p.196 【DK370042k】 |
1月24日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是日栄一、日本倶楽部に於ける当協会大会に出席し「帰一協会の目的についての所感」と題して懐旧演説をなす。 |
第46巻 p.686-p.688 【DK460175k】 |
1月24日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/財団法人理化学研究所】 是日栄一、日本工業倶楽部に開かれたる当研究所評議員会に出席す。理化学興業株式会社成立の件報告せらる。十二月十四日、日本工業倶楽部に開かれたる理事会に出席す。 |
第47巻 p.227-p.228 【DK470047k】 |
1月25日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行倶楽部新年晩餐会開かる。栄一出席して演説をなす。 |
第51巻 p.69-p.72 【DK510016k】 |
1月25日 | 【46.日米親善事業/太平洋問題調査会】 是日、当調査会第十二回理事会、東京銀行倶楽部に開かる。栄一出席す。 |
第37巻 p.590-p.593 【DK370130k】 |
1月25日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国ボルティモアの人アルフレッド・シー・トムソン、渋沢事務所に来訪し、栄一と対談す。 |
第39巻 p.527-p.530 【DK390257k】 |
1月25日 | 【60.女子教育/財団法人日本女子高等商業学校】 是より先、日本女子商業学校当局者、女子高等商業学校を設立せんとし、是日、校長嘉悦孝子栄一を訪れ、援助を請ふ。栄一、日本女子高等商業学校建設後援会発起人たることを諾し、且つ建設資金若干円を寄付す。 |
第45巻 p.69-p.72 【DK450025k】 |
1月25日 | 【64.編纂・刊行/渋沢栄一滞仏日記】 是日、日本史籍協会より同会叢書の一部として、栄一の著述「航西日記」「巴里御在館日記」及び「御巡国日録」を菊版一冊(四百九十頁)に合本し、「渋沢栄一滞仏日記」と題して発行す。 |
第48巻 p.70-p.71 【DK480021k】 |
1月26日 | 【67.新聞・雑誌・通信・放送/報知新聞社社長披露会】 是より先昭和二年十二月、大隈信常、報知新聞社長に就任す。是日栄一、東京会館に開かれたるその披露会に出席す。 |
第48巻 p.246-p.247 【DK480073k】 |
1月27日 | 【47.国際記念事業/グラント将軍植樹記念碑建設】 是日、世古孝之助・小松緑、小畑久五郎と共に、飛鳥山邸に栄一を来訪、上野公園内グラント将軍並に同夫人の植樹の傍に、記念碑建設の件を勧誘す。栄一、益田孝に意を通ず。 |
第38巻 p.446 【DK380046k】 |
1月31日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会主催「日本児童の生活画」展覧会審査員会、日本橋三越に開かる。栄一出席す。 |
第37巻 p.196-p.197 【DK370043k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
2月1日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国ニューヨーク、ギャランティ・トラスト・カンパニー社員ジェームズ・エス・ベーカー及びウェッブ・ウィルソン、飛鳥山邸を訪問し、栄一と対談す。 |
第39巻 p.530-p.533 【DK390258k】 |
2月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 メソジスト監督教会監督アメリカ合衆国人ハーバート・ウェルチ近く同教会大会に出席のため、合衆国に帰航するにより、是日当委員会、丸の内東京銀行倶楽部に送別午餐会を開き、兼ねて日米問題に付協議す。栄一病気により出席するを得ず、阪谷芳郎代理す。 |
第35巻 p.64-p.66 【DK350010k】 |
2月7日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是日栄一、アメリカ合衆国人ウィリアム・イー・グリフィスの死去を悼み、阪谷芳郎と連名にて、同夫人に弔電を発す。 |
第40巻 p.584-p.586 【DK400188k】 |
2月9日 | 【61.一般教育関係/財団法人二松学舎】 是日、文部大臣より二松学舎専門学校設立の認可を得、栄一、舎長として之を関係方面に報告す。四月二十一日開校式を挙行す。 |
第45巻 p.609-p.613 【DK450228k】 |
2月11日 | 【36.博覧会/東北産業博覧会】 是より先、栄一、当博覧会総裁に推され、是日、其上棟式に際し、祝辞を寄す。 四月十五日の開会式、五月二十日の褒賞授与式、及び六月八日の閉会式に際し、栄一、総裁としてそれぞれ告辞を寄す。 |
第56巻 p.363-p.365 【DK560106k】 |
2月11日 | 【39.保健団体及ビ医療施設/聖路加国際病院】 是日、当病院地鎮祭築地明石町当病院地所内に於て行はる。栄一病気のため出席するを得ず、小畑久五郎をして祝辞を代読せしむ。 |
第36巻 p.222-p.228 【DK360073k】 |
2月11日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日、当団本部に於て当団創立第二十三周年記念式行はる。栄一祝辞を送る。 |
第43巻 p.652-p.654 【DK430144k】 |
2月18日 | 【46.日米親善事業/日本国際児童親善会】 是日、アメリカ合衆国世界児童親善委員長にして、雑誌「エヴリーランド」主筆ルーシー・ダブリュー・ピーボデー夫人は「エヴリーランド」日本号八千部を栄一に贈り、日本児童より贈られたる親善人形の企に対して感謝の意を表す。 |
第38巻 p.154-p.158 【DK380012k】 |
2月18日 | 【56.寺院及ビ仏教団/財団法人浅草観音大慈会】 是日栄一、財団法人浅草観音大慈会顧問に推薦せられ、在任歿年に及ぶ。 |
第42巻 p.48-p.51 【DK420009k】 |
2月20日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、外務大臣田中義一主催、アメリカ合衆国フィリピン総督ヘンリー・エル・スティムソン招待午餐会、外務大臣官邸に催さる。栄一出席して同総督と対談す。 |
第39巻 p.533-p.535 【DK390259k】 |
2月21日 | 【05.保険/東洋生命保険株式会社】 是日栄一、当会社社長木村雄次の来訪に接し、当会社の近況に付き説明を聞く。 |
第51巻 p.295 【DK510080k】 |
2月23日 | 【47.国際記念事業/タウンゼンド・ハリス記念碑建設】 是日ヘンリー・エム・ウォルフ、ハリス記念碑保存費として金五百円を送り来り、栄一に其の実行法を委嘱す。翌四年九月十四日に至り、栄一之に五百円を加えて千円となし、以て其保存基金を設定す。 |
第38巻 p.414-p.431 【DK380041k】 |
2月24日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是日、日本倶楽部に於て、当協会例会開催せられ、栄一出席す。席上宗教懇話会代表今岡信一良、日本宗教大会開催の主旨を説明す。当協会は同大会の主旨に賛し、参加の形式にて援助することに決す。 |
第46巻 p.688-p.690 【DK460176k】 |
2月25日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日栄一、当協会事務所に於ける阿片問題調査会に臨席す。 |
第37巻 p.197-p.202 【DK370044k】 |
2月25日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会昭和二年度収支計算書並に昭和三年度収支予算書を発送す。 |
第35巻 p.67-p.69 【DK350011k】 |
2月27日 | 【70.記念事業/財団法人聖徳太子奉讃会】 是日栄一、当会理事会に出席す。 |
第49巻 p.52-p.53 【DK490022k】 |
2月29日 | 【59.実業教育/東京工業専修学校】 是年二月、当校高等部応用化学科休止と決するや、生徒同盟休校を断行して反対運動をなし、是日付を以て、栄一に嘆願書を提出す。後、学校当局の善処に依り平常に帰す。 |
第44巻 p.520-p.525 【DK440118k】 |
2月-- | 【53.儒教/曲阜孔子廟参拝】 是月、斯文会理事塩谷温、中華民国に赴き曲阜の孔子廟に参拝するを機とし、栄一、手写の玻璃版複製の論語及び孝経を献納し、且つ祭文を自書して代読代拝を依頼す。 |
第41巻 p.154-p.157 【DK410050k】 |
2月-- | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是月、当会理事塩谷温、学術視察の為め中華民国に渡り、曲阜の孔子廟に参拝するを機とし、栄一多年の宿願たる孔子廟参拝に代へ献本を託し、且つ祭文を自書し、代拝代読を依頼す。 |
第41巻 p.82 【DK410028k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
3月3日 | 【61.一般教育関係/東京帝国大学新聞研究室】 是日栄一、阪谷芳郎との連名にて、東京銀行倶楽部に於て、東京帝国大学に新聞学講座設置の件に関する発起人会を催す。 |
第45巻 p.480-p.483 【DK450176k】 |
3月4日 | 【70.記念事業/水戸志士遺墨展覧会】 是より先、国民新聞社社長徳富猪一郎より、水戸義公生誕三百年記念のため、三月三日より当展覧会を、青山会館に於て開催さるに付、同会の特別協賛員たることを請はる。是日栄一、同展覧会を参観す。 |
第49巻 p.175-p.179 【DK490049k】 |
3月5日 | 【22.化学工業/大日本人造肥料株式会社】 是日、栄一、築地新喜楽に於ける、当会社招待会に出席し、演説をなす。 |
第53巻 p.156-p.158 【DK530028k】 |
3月5日 | 【39.保健団体及ビ医療施設/聖路加国際病院】 当病院長ルドルフ・ビー・トイスラー是月十六日渡米するにつき、是日、築地明石町同人宅に於て、当病院評議員会を開き、次いで九日丸の内東京銀行倶楽部に、同人並にジョン・ダブリュー・ウッド送別晩餐会開催、栄一それぞれ出席し、十五日更にトイスラーを当病院に訪ふ。 |
第36巻 p.228-p.238 【DK360074k】 |
3月6日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社講演会、東京銀行倶楽部に於て開かれ、伊東忠太の「日本建築ノ今昔」と題する講演あり。栄一出席し、有志晩餐会の席上所感を述ぶ。 |
第43巻 p.249-p.257 【DK430027k】 |
3月7日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日栄一、当会館に開かれたる理事会に出席し、新築用地購入の件並に建築中の仮会館を芝区三田功運町に置くことを議決す。 |
第36巻 p.330-p.334 【DK360135k】 |
3月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国人ジョージ・ダブリュー・コールマン招待茶話会、丸の内東京銀行倶楽部に催され、栄一出席す。 |
第35巻 p.69-p.71 【DK350012k】 |
3月7日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、日米関係委員会主催、アメリカ合衆国人ジョージ・ダブリュー・コールマン招待茶話会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第39巻 p.535 【DK390260k】 |
3月8日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会第七十四回理事会、丸の内日本工業倶楽部に開かれ、栄一出席す。後、国際聯盟の招請によりて渡欧する長与又郎、同秦佐八郎及び南崎雄七等の送別午餐会に移る。 |
第37巻 p.202-p.203 【DK370045k】 |
3月10日 | 【61.一般教育関係/東京帝国大学新聞研究室】 是日栄一、阪谷芳郎と連名にて、発起人総代として、東京銀行倶楽部に於て、東京帝国大学に新聞学講座設置のため、新聞研究基金募集に関する一般有志者招待会を催し、希望を述ぶ。 |
第45巻 p.483-p.489 【DK450177k】 |
3月11日 | 【53.儒教/国訳論語ノ編訳】 斯文会編訳の国訳論語稿本完成を告げたるにより、是日、飛鳥山邸に於て同会の報告会開かる。 |
第41巻 p.330-p.340 【DK410083k】 |
3月11日 | 【53.儒教/財団法人斯文会】 当会編訳の国訳論語稿本完成を告げたるにより、是日飛鳥山邸に於て其報告会を開く。栄一出席す。 |
第41巻 p.82 【DK410029k】 |
3月12日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是日栄一、アメリカ合衆国人ロドマン・ワナメーカー死去の報に接し、弔詞並に名誉棺側受諾の旨を返電す。 |
第40巻 p.586-p.587 【DK400189k】 |
3月14日 | 【25.土木・築港・土地会社・其他/仙石原地所株式会社・箱根温泉供給株式会社】 是日栄一、渋沢事務所に於て、益田孝・安川雄之助等と会し、明治十三年以来益田・三井両家と共有し来れる箱根仙石原の土地を基として、資本金百万円の株式会社設立を内定し、又、予て宮内省帝室林野局の勧奨に係る温泉供給会社の設立に関し協議をなす。 |
第53巻 p.421-p.428 【DK530069k】 |
3月20日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日栄一、当校第二十五回卒業式に臨み、祝辞を述ぶ。 |
第44巻 p.689-p.691 【DK440191k】 |
3月20日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/大阪毎日新聞社・東京日日新聞社主催先覚新聞記者追悼会】 是日、東京日日新聞社に於て、大阪毎日及び東京日日両社主催により、先覚新聞記者追悼会挙行せらる。栄一出席して追悼演説をなす。 |
第49巻 p.487 【DK490164k】 |
3月23日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是より先、栄一、累次当協会幹事会に出席し、中華民国の時局諸問題に関し協議を重ね、是日、副会長児玉謙次・幹事白岩竜平と共に総理大臣兼外務大臣田中義一と会見して、中華民国南北和平の勧告及び関税会議の再開促進等に関し進言す。 次いで三十日、栄一、当協会幹事会に於て、右会見の顛末を報告したる後、更に意見の交換をなす。同日、当協会は「支那関税問題並ニ時局ニ関スル意見書」を発表し、政府当局及び一般各方面に之を送付す。 |
第55巻 p.489-p.496 【DK550098k】 |
3月25日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日、当団本部に於て、当団支部及び支部聯合会幹部会開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。終つて日本工業倶楽部に於て、後援会主催、幹部会出席者招待会催さる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第43巻 p.654-p.658 【DK430145k】 |
3月25日 | 【58.修養団体/財団法人修養団後援会】 是日、修養団本部に於て、同団支部及び支部聯合会幹部会開かる。栄一出席して挨拶を述ぶ。終つて日本倶楽部に於て当後援会主催幹部会出席者招待会催さる。栄一出席して挨拶を述ぶ。 |
第44巻 p.54-p.55 【DK440016k】 |
3月26日 | 【33.対外事業/南米拓植株式会社】 是より先、ブラジル共和国パラ州政府より我政府に対し、邦人植民により同州有地の開拓を慫慂し来たる。政府は、之を民営企業により経営せしめんとし、是日、東京・大阪・名古屋等各地実業家を外務大臣官邸に招き、総理大臣兼外務大臣田中義一より、之を勧説す。栄一、実業家側を代表して挨拶を述べ、且つ、右会社設立に関する準備委員として、団琢磨等十二名を指名す。 四月九日及び十九日、日本工業倶楽部に於て、右委員会開かれ、栄一それぞれ出席す。 八月十一日、日本橋倶楽部に於て、当会社創立総会開かる。 |
第55巻 p.641-p.652 【DK550125k】 |
3月27日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国ロス・アンジェルス商業会議所代表者ゲイロード・ビー・カーカー、渋沢事務所に来訪し、栄一と対談す。 |
第39巻 p.535-p.541 【DK390261k】 |
3月-- | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 栄一、是月発行の「銀行通信録」に『我国に於ける銀行創設の回顧』と題する一文を寄稿す。 |
第51巻 p.72-p.80 【DK510017k】 |
3月-- | 【59.実業教育/財団法人東京育英実業学校】 是より先大正十三年、当校は甲種商業学校としての認可を受け、是月に至り第二校舎並に寄宿舎の建設を完了す。此の間栄一尽力する所多く、是月迄に総額五千五百円を寄付し、尚引続き援助す。 |
第44巻 p.505-p.512 【DK440115k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
4月2日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会第七十五回理事会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一出席、昭和三年度予算を審議す。後、常設国際司法裁判所判事織田万等送迎午餐会に移る。 |
第37巻 p.203-p.212 【DK370046k】 |
4月4日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館及び日仏協会共同主催杉山直治郎他数名の日仏人招待午餐会、当会館に開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.334-p.335 【DK360136k】 |
4月4日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】 是日、当協会及び日仏会館共同主催杉山直治郎他数名の日仏人招待午餐会、日仏会館に開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.264 【DK360093k】 |
4月5日 | 【46.日米親善事業/ニュー・ヨーク日本協会協賛会】 是日、日米関係委員会主催アメリカ合衆国ニュー・ヨーク日本協会幹事ダグラス・エル・ダンバー夫妻招待茶話会、丸の内東京会館に開かれ、栄一出席す。是より先、栄一其来遊に付斡旋する所あり。 |
第35巻 p.491 【DK350075k】 |
4月5日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是より先栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク日本協会幹事ダグラス・エル・ダンバー夫妻来遊につき尽力する所あり。是日、当委員会主催同夫妻招待茶話会丸の内東京会館に開かれ、栄一出席す。 |
第35巻 p.71-p.77 【DK350013k】 |
4月5日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、日米関係委員会主催、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク日本協会幹事ダグラス・エル・ダンバー夫妻招待茶話会、東京会館に開かれ、栄一出席す。 |
第39巻 p.541 【DK390262k】 |
4月8日 | [交遊/大倉喜八郎] 是日栄一、向島大倉喜八郎別邸の感涙会に出席し、病中の大倉喜八郎と懇談す。 |
第57巻 p.446-p.448 【DK570204k】 |
4月10日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日原田助、アメリカ合衆国ハワイの実業家フランク・シー・アサートンが、同地ロータリー倶楽部に於て、同国千九百二十四年移民法修正の必要を説きたる要旨を、栄一に報ず。 |
第35巻 p.77-p.78 【DK350014k】 |
4月15日 | 【61.一般教育関係/武蔵高等学校】 是日、当校開校式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 |
第46巻 p.247-p.248 【DK460075k】 |
4月17日 | 【64.編纂・刊行/世外井上公伝】 是日栄一、第二回委員会に出席、会長に推され、堀田璋左右を編纂主任に決す。栄一在任歿年に及ぶ。 |
第48巻 p.79-p.81 【DK480024k】 |
4月18日 | [交遊/大倉喜八郎] 是日栄一、赤坂の本邸に大倉喜八郎の病床を見舞ふ。二十二日大倉喜八郎逝く。二十八日葬儀に際し、栄一、嫡孫敬三を代理として参列せしむ。 |
第57巻 p.448-p.450 【DK570205k】 |
4月19日 | 【42.労資協調/財団法人協調会】 是より先、野田醤油株式会社に争議起り、既に二百余日に及ぶ。栄一之を憂へ、鈴木文治・松岡駒吉と種々折衝し、当会常務理事添田敬一郎をして調停に立たしめ、是日解決す。 |
第31巻 p.572-p.584 【DK310094k】 |
4月19日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国ロチェスター市、元ロチェスター商業会議所会頭エドワード・ジー・マイナーを飛鳥山邸に招きて茶会を催す。 |
第39巻 p.541-p.546 【DK390263k】 |
4月20日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日、当校創立第二十五年記念式並に綜合大学予科高等学部入学式、及び大典記念女性文化展覧会開会式挙行せらる。皇后陛下行啓あり、栄一、参列して祝辞を述ぶ。 尚是日桜楓会及び当校第二十五回生の計画による「成瀬先生伝」「成瀬先生追懐録」発刊せらる。栄一右に追懐文を寄す。 |
第44巻 p.691-p.698 【DK440192k】 |
4月22日 | 【53.儒教/国訳論語ノ編訳】 是日、斯文会は、湯島仮聖堂に於て孔子祭典を執行後、東京女子高等師範学校に展覧会を催し、国訳論語の作成に参考とせる訓点資料の展観をなす。栄一所蔵の論語を出陳す。 |
第41巻 p.340-p.341 【DK410084k】 |
4月22日 | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是日、当会主催孔子祭典挙行後、仮聖堂隣接の東京女子高等師範学校に於て恒例の展覧会を開催し、国訳論語訓点資料を展観す。栄一所蔵の論語を出陳す。 |
第41巻 p.82 【DK410030k】 |
4月25日 | 【73.碑石/塩原多助碑】 是より先栄一、塩原多助翁遺蹟保存会発起人総代の請によりて、同記念碑の題字を揮毫し、後、金二百円の寄付をなす。是日、群馬県利根郡新治村に於て同碑除幕式挙行せらる。栄一嫡孫敬三を代理として同地に派遣し、祝辞を寄す。 |
第49巻 p.281-p.283 【DK490099k】 |
4月28日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館評議員会開かれ、理事の補欠選挙を行ふ。後、当選者中姉崎正治外二名辞任を申出ず。栄一、書翰を送りて之を慰留す。 |
第36巻 p.335-p.339 【DK360137k】 |
4月28日 | 【55.神社/天満宮千二十五年祭北野会】 是日、天満宮千二十五年祭に際し、栄一の献詩披講さる。 |
第41巻 p.667-p.669 【DK410143k】 |
4月30日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国人ジェームズ・ダブリュー・ジェンクス招待晩餐会、丸の内東京銀行倶楽部に催さる。栄一病気により出席するを得ず、阪谷芳郎代りて司会す。 |
第35巻 p.78-p.81 【DK350015k】 |
4月~7月 | [家庭生活/健康] 栄一、一月以降感冒気味回復せず、四月に至り喘息を併発し、五月更に胆嚢炎を併発し、七月下旬まで飛鳥山邸に於て、専ら療養に努む。 |
第57巻 p.138-p.146 【DK570064k】 |
4月-- | [賀寿/米寿] 是月、アメリカ合衆国サン・フランシスコのスターズ・アンド・サン誌、「渋沢子爵米寿記念号」を発行す。 |
第57巻 p.308-p.309 【DK570161k】 |
4月-- | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是月、アメリカ合衆国サン・フランシスコのスターズ・アンド・サン誌、「渋沢子爵米寿記念号」を発行す。 |
第40巻 p.445-p.452 【DK400132k】 |
4月-- | 【70.記念事業/松菊先生遺墨展覧会】 是月、国民新聞社社長徳富猪一郎より、木戸孝允五十年祭に当り、青山会館に於て、当展覧会を開催するにつき、特別協賛員たることを請はる。栄一之を受諾す。 |
第49巻 p.179-p.181 【DK490050k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
5月2日 | 【61.一般教育関係/学士会館】 是日栄一、先に学士会館建築費として金一万円を寄付せしに対し、その竣工に際し山川健次郎・古在由直・阪谷芳郎・山田三良連署による礼状に接す。次いで九月十日、更に阪谷・山田連署を以て栄一に謝意を表し、記念品を贈る。 |
第45巻 p.500-p.504 【DK450183k】 |
5月4日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国人ハリ・エドマンド夫妻歓迎晩餐会、麹町区華族会館に開かる。栄一病気により出席するを得ず、阪谷芳郎代りて司会す。 |
第35巻 p.82-p.84 【DK350016k】 |
5月5日 | 【25.土木・築港・土地会社・其他/田園都市株式会社】 是日栄一、当会社解散記念として、当会社社長矢野恒太より金一封及び銀製フルーツ・セツト一組を贈らる。 |
第53巻 p.391-p.399 【DK530065k】 |
5月6日 | 【53.儒教/国訳論語ノ編訳】 是日、竜門社は栄一の米寿祝賀記念として斯文会編訳の「国訳論語」を発行す。二種ありて、袖珍本は竜門社会員、斯文会会員及び関係各方面に、大型本は全国小学校に寄贈す。更に同じく斯文会編集「訓点論語」を発行、同じ目的を以て師範学校・中学校に寄贈す。後に実業学校・図書館にも寄贈せり。是年十二月に至り、竜門社は斯文会に対し謝意を表するため聖堂復興費金三千円を寄付す。 |
第41巻 p.341-p.346 【DK410085k】 |
5月6日 | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是日、財団法人竜門社は、栄一の米寿祝賀記念として当会編訳の「国訳論語」を当会の承諾を得て刊行し、当会員及び全国各小学校に寄贈す。但し著作権は当会是を所有す。十二月、竜門社は原稿無償提供に謝意を表するため、当会に対し聖堂復興費として金三千円を寄付す。 |
第41巻 p.82 【DK410031k】 |
5月6日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是より先、昭和二年を以て栄一、八十八歳に達す。仍つて当社は、その祝賀記念事業の一として、是日、財団法人斯文会編訳の「国訳論語」を刊行す。 |
第43巻 p.257 【DK430028k】 |
5月6日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社は栄一の米寿記念として「青淵先生訓話集」全一冊を、編纂刊行す。 |
第43巻 p.257-p.258 【DK430029k】 |
5月18日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是より先、当協会、屡々幹事会を開きて、中華民国関係諸問題に関する協議を重ね、又、日本商工会議所・日本経済聯盟・大日本紡績聯合会との共同主催により、支那問題聯合協議会を開き、是日、四団体連名を以て「支那問題ニ関スル決議」を発表す。是間栄一、病気のため出席せず。 |
第55巻 p.496-p.502 【DK550099k】 |
5月22日 | 【46.日米親善事業/日本国際児童親善会】 是日栄一、当会会長として、親善人形に関し配慮を受けたるアメリカ合衆国内の各鉄道会社並びに駐米大使松平恒雄其他に対し、謝状を発す。 |
第38巻 p.158-p.165 【DK380013k】 |
5月24日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日栄一、当協会会長として外務大臣田中義一より、昭和三年度分補助金に関し命令書の交付を受く。 |
第37巻 p.212-p.213 【DK370047k】 |
5月26日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会支部長会議・評議員会・通常総会開かる。栄一欠席す。評議員会に於て、理事・監事の選任を栄一に一任す。仍つて六月二十二日に至り理事十三名、同補欠一名、監事補欠一名を依嘱す。 |
第37巻 p.213-p.215 【DK370048k】 |
5月28日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、全東京大学委員会は、アメリカ合衆国ハワイ大学の親善旅行学生班を迎へ、東京朝日新聞社講堂に於て、国際親善会を開く。栄一其挙を賛し当委員会を通じ金五十円を寄附す。 |
第35巻 p.84-p.88 【DK350017k】 |
5月30日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社第七十八回会員総会、帝国ホテルに於て開かる。栄一病気のため出席せず。 |
第43巻 p.258-p.259 【DK430030k】 |
5月-- | 【58.修養団体/大日本明道会】 是月栄一、埼玉県下各小学校に当会編纂の勤王文庫を寄贈する挙に賛し、其費用として金千円を当会に寄付す。 |
第44巻 p.116-p.119 【DK440041k】 |
5月-- | 【65.栄一ノ演説集・談話集/青淵先生訓話集】 是月、竜門社、栄一の訓話を編集し「青淵先生訓話集」と題して刊行、東京・刀江書院より発売せしむ。(四六版・一冊・四〇〇頁) |
第48巻 p.134-p.135 【DK480045k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
6月1日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是日栄一、アメリカン・クラブ会員となる。同年十二月三十一日退会す。 |
第40巻 p.452-p.457 【DK400133k】 |
6月5日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/帰一協会】 是より先日本宗教懇話会、御大典記念として日本宗教大会の開催を提唱、是日より四日間、明治神宮外苑日本青年館に於て、同大会を挙行す。当協会は其賛助費用として、金三千五百円の寄付金を集めて交付す。栄一は金千円を寄付す。 |
第46巻 p.690-p.716 【DK460177k】 |
6月12日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/万国工業会議】 是日、日本工業倶楽部に於て、明年我国に開かるべき万国工業会議の第二回評議員会開かれ、栄一、当会議名誉副会長に推さる。 |
第56巻 p.337-p.343 【DK560092k】 |
6月13日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是日及び爾後、屡々、当協会幹事会開かれたるも、栄一、病気のため出席せず。 |
第55巻 p.502-p.505 【DK550100k】 |
6月18日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会幹事はアメリカ合衆国人ルイス・ラタム・クラークより息女結婚式の通知を受けたる栄一始め当委員会会員に対し、祝品贈呈の件に就いて書状を発す。 |
第35巻 p.88-p.89 【DK350018k】 |
6月20日 | 【57.キリスト教団体/救世軍】 是日栄一、神田区一橋通の救世軍日本本営復興落成式に祝辞を寄す。 |
第42巻 p.138-p.144 【DK420040k】 |
6月24日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国ハワイ在住の日系合衆国人三十三名を、日本工業倶楽部に招きて茶会を催す。栄一病気により阪谷芳郎代理接待す。 |
第39巻 p.546-p.550 【DK390264k】 |
6月24日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/大日本文明協会(財団法人文明協会)】 是年当協会、創立二十周年に当るを以て、明治昭和戊辰記念会の挙行を企画し、是日記念式を早稲田大隈会館に行ふと共に、引続き三日間、明治戊辰記念展覧会を同所に開催す。栄一「大蔵省出仕時代着用ノ直垂」及び「明治以前佩用ノ刀剣」を出陳す。 |
第47巻 p.293-p.295 【DK470070k】 |
6月25日 | 【19.鉄鋼・精錬/九州製鋼株式会社】 是日、当会社常務取締役松本健次郎、渋沢事務所に来訪、当会社工場施設を政府に賃貸し、爾後、八幡製鉄所に於て経営することとなりたる旨報告す。 昭和九年二月一日、我国製鉄業統合のため日本製鉄株式会社の設立に際し、当会社は其工場施設一切を挙げて之に参加す。 |
第53巻 p.48-p.51 【DK530011k】 |
6月29日 | 【09.航空/日本航空輸送株式会社】 是より先、第五十五回帝国議会に於て、航空輸送会社補助金交付の件成立す。是日、航空輸送会社設立準備調査委員会廃止せらる。尚、是月二十三日同委員会第三回総会開かれ、同委員会の実業家委員は、当会社発起人となり、設立準備を進むることに決す。栄一病気のため出席せず。 |
第51巻 p.621-p.624 【DK510134k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
7月3日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国人ジョセフ・ダブリュー・ホール一行招待茶会、神田学士会館に催さる。栄一病気により出席せず、阪谷芳郎代りて歓迎の辞を述ぶ。 |
第35巻 p.89-p.90 【DK350019k】 |
7月3日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是より先栄一、六月十三日挙行せられたるアメリカ合衆国人ダーウィン・ピー・キングズリーの息女ロイスとラルフ・エッチ・ブーツの結婚式に招かる。仍つて是日ダーウィン・ピー・キングズリー夫妻に対して祝辞を送る。 |
第40巻 p.587-p.589 【DK400190k】 |
7月7日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 栄一、安達峰一郎より是日付を以てフランス共和国ロア・シャンディユ夫人の紹介状に接す。十一月四日、当会館及び日仏協会は共同主催して、パリ大学教授ルイ・ブラランゲム、コレージ・ド・フランス教授アンリー・マスペロ歓迎午餐会を丸の内日本工業倶楽部に開くに当り、来朝中のシャンディユ夫人をも亦招待せり。 |
第36巻 p.339-p.341 【DK360138k】 |
7月7日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】 栄一、安達峰一郎より是日付を以てフランス共和国人ロア・シャンデイュ夫人の紹介状に接す。十一月四日、当協会及び日仏会館は共同主催してパリ大学教授ルイ・グラランゲム[ブラランゲム]、コレージ・ド・フランス教授アンリー・マスペロ歓迎午餐会を丸の内日本工業倶楽部に開くに当り、来朝中のシャンデイュ夫人をも亦招待せり。 |
第36巻 p.264 【DK360094k】 |
7月9日 | 【70.記念事業/西山徳川光圀公記念大会】 是日栄一、当記念大会の発起人たる事を受諾す。 |
第49巻 p.181-p.183 【DK490051k】 |
7月10日 | 【09.航空/日本航空輸送株式会社】 是日、団琢磨・木村久寿弥太・郷誠之助・大橋新太郎・橋本圭三郎・西野恵之助等により当会社発起人小集会開かれ、次いで二十日、発起人総会開かる。栄一病気のため出席せざるも、創立委員長として之に与る。 |
第51巻 p.624-p.637 【DK510135k】 |
7月11日 | 【57.キリスト教団体/世界日曜学校大会後援会】 是日、第十回世界日曜学校大会、アメリカ合衆国ロス・アンジェルス市に開かる。是より先六月二日、日本代表百五十六名東京を出発するに当り、栄一、ニュー・ヨーク商業会議所に宛て一書を托しその挨拶とす。 |
第42巻 p.243-p.251 【DK420058k】 |
7月15日 | 【75.各種団体/埼玉県人会】 是より先、当会創立満十五年を経過せるを以て、郷土埼玉県のために何等かの貢献をなさんとの栄一の意見により、四月十四日、丸の内渋沢事務所に於て当会評議員会開かれ、栄一、委員を指名し種々研究す。是日、埼玉会館に於て、当会主催の思想問題協議会開かる。栄一、大川平三郎に意見書の代読を託す。 |
第49巻 p.544-p.548 【DK490188k】 |
7月18日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国シアトル、ベーリー・ゲザート小学校校長アダ・ジェー・メーハン女史歓迎茶話会を飛鳥山邸に開く。 |
第39巻 p.550-p.556 【DK390265k】 |
7月23日 | 【14.製紙/抄紙会社・製紙会社・王子製紙株式会社】 是日栄一、当会社社長藤原銀次郎の依頼により、元当会社社長谷敬三の遺子八造・信次両名を飛鳥山邸に招きて、当会社五十年記念謝金を伝達手交す。 |
第52巻 p.480-p.486 【DK520055k】 |
7月25日 | 【20.船渠・造船/株式会社東京石川島造船所 付.株式会社石川島飛行機製作所】 是より先、大正十三年十一月当会社設立せらる。 是日栄一、当会社の増資新株に対し、渋沢同族株式会社の引受株数につき裁決をなす。 |
第52巻 p.580-p.582 【DK520081k】 |
7月26日 | 【25.土木・築港・土地会社・其他/仙石原地所株式会社・箱根温泉供給株式会社】 是日、渋沢事務所に於て、阪谷芳郎・渋沢秀雄・渋沢敬三・田中文蔵・佐々田彰夫・益田太郎・益田信世の七名を発起人として、仙石原地所株式会社創立総会開かる。阪谷芳郎・渋沢秀雄取締役に、増田明六監査役に選任せらる。 |
第53巻 p.428-p.431 【DK530070k】 |
7月27日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是より先、昭和二年八月四日より六日まで、当協会埼玉支部創立記念夏季大学、羽生町小学校に開催せられ、是日以後八月下旬に至るまで、東京日日新聞社後援の下に再び夏季大学を忍町他三ヶ所に催す。翌四年重ねて開催せり。栄一、斡旋する所多し。 |
第37巻 p.215-p.218 【DK370049k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
8月1日 | 【09.航空/日本航空輸送株式会社】 是日栄一、日本工業倶楽部に開かれたる当会社設立発起人小委員会に出席し、発起人及び賛成人の割当株数につき協議す。 |
第51巻 p.637-p.638 【DK510136k】 |
8月3日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是より先栄一、是月四日挙行せらるべきアメリカ合衆国人ハミルトン・ホルトの息女、リーラ・ステュアートとモーリス・ローティバルの結婚式に招かる。仍つて是日ハミルトン・ホルトに対し祝電を発す。 |
第40巻 p.589-p.590 【DK400191k】 |
8月6日 | 【46.日米親善事業/日本国際児童親善会】 是日当会委員会、渋沢事務所に開かる。栄一出席し、委員長として挨拶を述ぶ。親善人形を携へて渡米せる関屋竜吉出席して其報告をなす。 |
第38巻 p.165-p.168 【DK380014k】 |
8月8日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日栄一、帰国中なるアメリカ合衆国特命全権大使チャールズ・マックヴェに一書を寄せ、マックヴェが過日サン・フランシスコに於て同国千九百二十四年移民法を改正し日本移民にも亦比率を適用すべしとの意見を発表せるに対し謝意を表す。 |
第35巻 p.256-p.257 【DK350050k】 |
8月9日 | 【61.一般教育関係/東京帝国大学新聞研究室】 是日、東京銀行倶楽部に於て、東京帝国大学に新聞学講座設置に関する協議会開催せられ、栄一出席す。 |
第45巻 p.489 【DK450178k】 |
8月15日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是より先栄一、是月三十日挙行せらるべきアメリカ合衆国人エドワード・エル・スミスの息女、エンマ・トンプソンとフィリップ・ジー・ストロングとの結婚式に招かる。仍つて是日栄一、エドワード・エル・スミス夫妻に対し祝辞を送る。 |
第40巻 p.590-p.591 【DK400192k】 |
8月30日 | 【33.対外事業/鉱業組合稷山金鉱(稷山金鉱株式会社) [渋沢栄一・浅野総一郎礦業組合]】 是年五月、当会社砂金鉱区の採掘結了により解散するに結し、是日、当会社本社に於て開かれたる臨時株主総会に付議し、議決せらる。 |
第54巻 p.364-p.379 【DK540076k】 |
8月30日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国インディアナ州アーラム大学学生ウィルフレッド・ジョーンズ、渋沢事務所に来訪し、栄一と対談す。 |
第39巻 p.556-p.561 【DK390266k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
9月7日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会主催新任駐米大使出淵勝次送別、外務次官吉田茂帰朝歓迎、国際聯盟保健委員鶴見三三送別及び当協会理事頭本元貞帰朝歓迎を兼ねたる晩餐会、東京銀行倶楽部に開かる。栄一臨席して挨拶を述ぶ。 |
第37巻 p.218-p.219 【DK370050k】 |
9月7日 | 【63.演芸及ビ美術/財団法人帝室博物館復興翼賛会】 是より先栄一、当会発起関係者の依頼により、徳川家達に当会会長就任方を懇請す。是日栄一、当会発起人会に出席し、副会長に推薦せらる。後、金三万円の寄付申込をなす。 |
第47巻 p.461-p.472 【DK470119k】 |
9月9日 | [賀寿/米寿] 是より先、栄一、養魚家秋山吉五郎より、米寿祝として二万五千尾の鯉を贈られ、是日、之を宮城前の濠に放つ。 |
第57巻 p.309-p.311 【DK570162k】 |
9月11日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是日、当協会、中華民国関税問題に関し、日華経済協会との連名を以て、外務大臣田中義一宛意見書を提出す。栄一、会長として之に与る。 |
第55巻 p.505-p.508 【DK550101k】 |
9月12日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】 是日、当協会理事会、帝国ホテルに開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.85 【DK360038k】 |
9月13日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催アメリカ合衆国駐箚特命全権大使出淵勝次送別晩餐会、丸の内東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。なほ開会に先立つて小委員会を開く。 |
第35巻 p.90-p.93 【DK350020k】 |
9月17日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是日栄一、鶴見祐輔渡米のため東京銀行倶楽部に於て、送別会を催す。 |
第40巻 p.457-p.458 【DK400134k】 |
9月24日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館理事会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。栄一出席す。後、東京帝国大学医学部長林春雄招待午餐会に移る。 |
第36巻 p.341 【DK360139k】 |
9月26日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催、アメリカ合衆国人世界基督教青年会東洋部主任フレッチャー・エス・ブロックマン送別懇談会、丸の内東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第35巻 p.93-p.105 【DK350021k】 |
9月26日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、日米関係委員会主催、アメリカ合衆国人世界基督教青年会東洋部主任フレッチャー・エス・ブロックマン送別懇談会、東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第39巻 p.561 【DK390267k】 |
9月27日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/時事新報社主催灯台守慰問表彰会】 是より先、時事新報社、灯台守慰問表彰を企画す。是日、東京会館に於て、その第一回委員会開催せらる。栄一出席し、委員を代表して意見を述ぶ。 |
第49巻 p.394-p.396 【DK490135k】 |
9月29日 | [賀寿/米寿] 是日、財団法人竜門社、帝国ホテルに於て、栄一の米寿祝賀会を開き、祝賀記念として刊行せる斯文会編訳「国訳論語」を贈る。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.311 【DK570163k】 |
9月29日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日栄一、当協会会長として当協会巡回講演に関し、東北地方関係官民有力者に、それぞれ書状を発して其斡旋を依頼す。 又、当協会は近く静岡県下に巡回講演を行はんとするにあたり、是日、同県知事長谷川久一及び各地の市長及び商工会議所会頭に宛て、其援助に対する依頼状を発す。 |
第37巻 p.219-p.221 【DK370051k】 |
9月29日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、帝国ホテルに青淵先生米寿祝賀会を開き、佐々木勇之助、当社を代表して祝賀文を朗読し、「国沢論語[国訳論語]」及び其他の記念品を贈る。栄一謝辞を述ぶ。 次いで十月、当社は「竜門雑誌」第四百八十一号を、青淵先生米寿祝賀記念号として特輯発行す。 更に当社は記念事業として先に出版せる「国訳論語」「訓点論語」「青淵先生訓話集」を、適宜選定して全国小学校及び諸学校に寄贈す。 |
第43巻 p.259-p.283 【DK430031k】 |
9月30日 | 【26.取引所/東京株式取引所 付.東京取引所】 是日栄一、当取引所創立五十周年記念祝賀会に出席し、祝辞を述ぶ。 |
第53巻 p.455-p.459 【DK530082k】 |
9月-- | 【54.論語ニ関スル栄一ノ講演談話集/処世の大道】 是月、実業之世界社は、大正十一年十二月刊行の「実験論語処世談」を改版、「処世ノ大道」(全一冊)と改題して発行す。昭和十二年五月第十二版を発行す。 |
第41巻 p.370-p.371 【DK410090k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
10月1日 | [賀寿/米寿] 是より先、全国実業界の有志、「子爵渋沢栄一閣下米寿祝賀会」を組織し、是日、帝国劇場に於て祝賀会を、東京会館に於て賀宴を催す。会員総代団琢磨の賀詞及び来賓総代内閣総理大臣田中義一の祝辞に対し、栄一謝辞を述ぶ。 右祝賀会席上に於て、発起人代表郷誠之助、記念事業として栄一の寿像建設を発議し、満場の賛同を博す。 |
第57巻 p.311-p.341 【DK570164k】 |
10月8日 | 【52.外国人トノ往復雑書翰/大5~昭4 [外国人トノ往復雑書翰]】 是より先、アメリカ合衆国人デーヴィッド・エス・ジョルダンは市橋倭をして栄一に関する記事を執筆せしめ、ワールド・ユニティー誌に発表せしむ。是日栄一、ジョルダンよりその報知に接す。市橋の記事は翻訳の上翌四年一月の「竜門雑誌」に掲載し、その二部をジョルダンに送る。 |
第40巻 p.661-p.667 【DK400224k】 |
10月8日 | 【55.神社/雷電神社(埼玉県大里郡大寄村)】 是月七日、栄一、郷里血洗島渋沢治太郎宅に到り、大里郡大寄村高畑在、村社雷電神社の扁額を揮毫し、是日、当神社に参拝して記念植樹をなす。 |
第41巻 p.677-p.678 【DK410146k】 |
10月9日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館及び日仏協会の共同主催にて、栄一の米寿祝賀会を兼ねたる午餐会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。 |
第36巻 p.341-p.342 【DK360140k】 |
10月9日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】 是日、当協会及び日仏会館共同主催にて栄一の米寿祝賀会を兼ねたる午餐会、丸の内日本工業倶楽部に開かる。 |
第36巻 p.264 【DK360095k】 |
10月14日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日、当団主催により、当団本部に於て、栄一の米寿祝賀会開かる。栄一病気のため出席せず、嫡孫敬三代理として出席す。 |
第43巻 p.658-p.674 【DK430146k】 |
10月16日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、前清国宣統帝の師伝鄭孝胥を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.561-p.562 【DK390268k】 |
10月18日 | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是日当会、先に栄一の提議に依つて編訳せる「国訳論語」の完成を記念し、神田区淡路町東京商工学校に於て、国訳記念論語講義を開講す。 |
第41巻 p.82-p.84 【DK410032k】 |
10月20日 | 【09.航空/日本航空輸送株式会社】 是日、日本工業倶楽部に於て当会社創立総会開かる。栄一病気のため出席せず。創立副委員長西野恵之助議長となり議事を司宰し、当会社成立す。栄一株主たり。 |
第51巻 p.638-p.641 【DK510137k】 |
10月20日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是日栄一、アメリカ合衆国人ベンジャミン・ストロングの死去を悼み、ニュー・ヨーク市中央準備銀行のケースに対し弔電を発す。 |
第40巻 p.591-p.592 【DK400193k】 |
10月20日 | 【73.碑石/薫陶園大礼記念碑】 是より先栄一、福島県薫陶園に建設する大礼記念碑に「皇徳涵四海聖沢霑億兆」の文字を揮毫す。是日その除幕式挙行せらる。栄一祝辞を寄す。 |
第49巻 p.284 【DK490100k】 |
10月21日 | [賀寿/米寿] 是日、埼玉県人会、飛鳥山邸に於て、栄一の米寿祝賀会を催す。栄一病気のため、代理として嫡孫敬三出席し、謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.341 【DK570165k】 |
10月21日 | 【75.各種団体/埼玉県人会】 是より先、大正十五年十一月十四日、小石川植物園に開かれたる当会秋季懇親会に於て、栄一の米寿祝賀の議起り、委員を選定して祝賀方法を協議す。次いで昭和二年七月三日、当会第十七回総会は委員会決定案を承認す。是日、飛鳥山邸内に於て、当会主催の栄一米寿祝賀会開かる。栄一、病気のため出席せず。嫡孫敬三代理として出席し、挨拶を述ぶ。 |
第49巻 p.548-p.564 【DK490189k】 |
10月25日 | 【64.編纂・刊行/田尻先生伝記及遺稿編纂会】 是より先、田尻稲次郎伝記及遺稿編纂の議起る。是日、当会より発起人候補者に対し依頼状を発す。栄一その趣旨に賛し発起人となる。 |
第48巻 p.100-p.104 【DK480031k】 |
10月27日 | 【63.演芸及ビ美術/坪内博士記念演劇博物館】 是日、当館の開館式挙行せらる。栄一出席して祝辞を述ぶ。 翌四年三月、当館後援会設立せられ、栄一顧問となる。 |
第47巻 p.442-p.446 【DK470115k】 |
10月30日 | 【60.女子教育/財団法人東京女学館 付.女子教育奨励会】 是日、当校校舎新築落成並に創立四十周年祝賀式を挙行す。栄一館長として式辞を述ぶ。 |
第45巻 p.32-p.37 【DK450009k】 |
10月-- | [賀寿/米寿] 是月、「青淵先生米寿祝賀記念号」として特輯せる「竜門雑誌」に、外国人及び在外邦人の寄せたる祝賀の書翰及び電報掲載せらる。 |
第57巻 p.341-p.355 【DK570166k】 |
10月-- | 【53.儒教/陽明学会】 是月、当会主催陽明全書講読会主任東敬治病気の為め退任につき、其後任として講師山田準を委嘱し、会名を陽明会と改め、略則を定め、栄一を顧問に推す。 |
第41巻 p.248-p.253 【DK410065k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
11月6日 | 【46.日米親善事業/太平洋問題調査会】 是日、太平洋問題調査会中央事務局幹事チャールズ・エフ・ルーミス飛鳥山邸に来訪し、栄一と会見す。 |
第37巻 p.593-p.596 【DK370131k】 |
11月6日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、太平洋問題調査会中央事務局幹事チャールズ・エフ・ルーミス飛鳥山邸に栄一を訪ふ。 |
第39巻 p.562 【DK390269k】 |
11月10日 | [栄誉/恩賜・褒賞/恩賜] 是日、即位礼に際し、栄一、八十歳以上高齢者として養老木杯並に酒肴料を賜はる。 |
第57巻 p.195-p.196 【DK570088k】 |
11月10日 | [栄誉/叙位・叙勲/叙勲] 是日栄一、旭日桐花大綬章を授けらる。 |
第57巻 p.208-p.209 【DK570099k】 |
11月10日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】 是日、当協会理事副島八十六、会頭栄一の代理として宮内省に出頭、当協会御大典奉祝賀表を奉呈す。 |
第36巻 p.85-p.86 【DK360039k】 |
11月10日 | 【68.政治・行政/東京市長ヨリノ表彰】 是日、大正天皇[今上天皇]即位礼に際し、栄一、東京市の公務に従事し勤労尠からざるにより、東京市長より表彰せらる。 |
第48巻 p.333-p.334 【DK480101k】 |
11月11日 | [賀寿/米寿] 是日、埼玉学生誘掖会舎友会、神田学士会館に於て、栄一の米寿祝賀会を催す。栄一出席して謝辞を述ぶ。五年五月二十四日、栄一、同会より米寿祝賀記念として贈られたる、清水良雄の描ける肖像画を受領し、同日之を埼玉学生誘掖会寄宿舎に寄贈す。 |
第57巻 p.355 【DK570167k】 |
11月11日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日栄一、当協会会長として、芝区愛宕山の東京中央放送局より、第十回平和記念日の記念講演を放送す。 |
第37巻 p.221-p.227 【DK370052k】 |
11月11日 | 【61.一般教育関係/埼玉学生誘掖会舎友会】 是日当会、神田学士会館に於て、栄一の米寿祝賀会を開く。栄一出席し、謝辞を述ぶ。 |
第45巻 p.276-p.278 【DK450104k】 |
11月11日 | 【67.新聞・雑誌・通信・放送/社団法人日本放送協会】 是日栄一、東京中央放送局に於て「御大礼に際して迎ふる休戦記念日に就て」と題する講演を放送す。 |
第48巻 p.265 【DK480083k】 |
11月18日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是日栄一、上野寛永寺に於て、従兄尾高惇忠・同長七郎の法要を営み、引続き上野精養軒に於て午餐会を開き、追懐談をなす。 |
第57巻 p.103-p.114 【DK570050k】 |
11月20日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロング・ビーチの人アーウィン・アール・ホール、飛鳥山邸に来訪し、栄一と対談す。 |
第39巻 p.562-p.565 【DK390270k】 |
11月-- | 【60.女子教育/普連土女学校】 是より先、大正十一年十月、当校関係有志、普連土女学校後援会を設立す。是年当校創立四十年に当るを記念し、同後援会第一事業として、記念体育館を建設す。是月、栄一金五百円を寄付す。 |
第45巻 p.74-p.79 【DK450027k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
12月1日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会第六十五回談話会、丸の内中央亭に開かる。栄一出席して、ソヴェト聯邦駐箚特命全権大使田中都吉の講話を聴く。 |
第37巻 p.227-p.236 【DK370053k】 |
12月1日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国特命全権大使チャールズ・マクヴェー、近く帰国するに付き、同大使館を訪問して送別の辞を述ぶ。 |
第39巻 p.565-p.569 【DK390271k】 |
12月3日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社講演会、東京銀行倶楽部に於て開かれ、尾佐竹猛の「慶応三年の遣仏使節に就て」と題する講演あり。栄一出席、講演後、右に関する回顧談をなす。 |
第43巻 p.283-p.288 【DK430032k】 |
12月5日 | 【38.社会福祉施設/社会事業協会(財団法人中央社会事業協会)】 是日、小石川隣保館に於て開催せられたる当協会主催第一回全国救護事業会議の総会に際し、病気引籠中の栄一に対し、米寿の賀辞を送ることを決す。尚、同会議に於て救護法制定の実施その他を決議す。 |
第30巻 p.591-p.600 【DK300077k】 |
12月5日 | 【61.一般教育関係/財団法人二松学舎】 是日栄一、二松学舎専門学校に到り、学生のために講話をなす。 |
第45巻 p.613-p.618 【DK450229k】 |
12月7日 | 【33.対外事業/日華実業協会】 是年末開かるべき当協会総会は、之を省略し、会務報告及び収支報告は文書に依ることとし、是日栄一、会長として会員に対し、書翰を以て其承認を求む。 |
第55巻 p.508-p.509 【DK550102k】 |
12月7日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日、当委員会主催前アメリカ合衆国駐箚全権大使松平恒雄招待茶会、丸の内東京銀行倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第35巻 p.105-p.109 【DK350022k】 |
12月8日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日、当協会主催国際聯盟労働局長アルベール・トーマ歓迎講演会、学士会館に開かる。栄一出席す。 |
第37巻 p.236-p.243 【DK370054k】 |
12月12日 | 【46.日米親善事業/日米関係委員会】 是日当委員会、アメリカ合衆国サン・フランシスコ日本人基督教青年会館建築の件に関し、永楽町渋沢事務所に於て、小委員会を開き、寄附金の事を談ず。後、栄一尽力して金二万三千五百円の醵金を得。 |
第35巻 p.109 【DK350023k】 |
12月12日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、ドイツ国特命全権大使ヴィルヘルム・ゾルフ、近く帰国するに付き、同大使館を訪問して送別の辞を述ぶ。 |
第39巻 p.569-p.571 【DK390272k】 |
12月12日 | 【57.キリスト教団体/サン・フランシスコ日本人基督教青年会】 是日アメリカ合衆国サン・フランシスコ日本人基督教青年会会館建築の件に関し、渋沢事務所に於て日米関係小委員会を開き、寄付金の事を協議す。後、栄一の尽力により金二万三千五百円の醵金を得て送付す。 |
第42巻 p.308-p.321 【DK420077k】 |
12月15日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/財団法人日仏会館】 是日、当会館及び日仏協会共同主催、国際聯盟国際労働局長アルベール・トーマ及び一行歓迎午餐会、丸の内日本工業倶楽部に開かれ、栄一出席す。午後、当会館主催トーマ招待懇談会丸の内東京銀行倶楽部に開かれ、栄一同じく出席す。 |
第36巻 p.342-p.350 【DK360141k】 |
12月15日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日仏協会】 是日、当協会及び日仏会館共同主催国際聯盟国際労働局長アルベール・トーマ及び一行歓迎午餐会、丸の内日本工業倶楽部に開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.264-p.265 【DK360096k】 |
12月16日 | 【58.修養団体/社団法人日本弘道会】 是日当会、御大礼を記念し、第一回全国善行者表彰式を東京華族会館に、次いで四年十二月一日、第二回表彰式を京都華族会館分館に於て挙行す。栄一其趣旨に賛同して各々金三百円宛を寄付す。 |
第43巻 p.408-p.411 【DK430063k】 |
12月18日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、国際聯盟労働事務局長アルベール・トーマを、東京銀行倶楽部に招きて、有志と共に懇談会を催す。 |
第39巻 p.571-p.573 【DK390273k】 |
12月27日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/社団法人国際聯盟協会】 是日栄一、当協会会長として、当協会阿片委員会の議定に基き「阿片及痲薬物取締に関する建議書」を内閣総理大臣田中義一・外務大臣田中義一○兼任・内務大臣望月圭介及び司法大臣原嘉道に提出す。 |
第37巻 p.243-p.248 【DK370055k】 |
12月31日 | 【51.外国人ニ対スル慶弔/大元~昭6 [外国人ニ対スル慶弔]】 是より先栄一、五月十五日挙行せられたる、アメリカ合衆国人ルイス・エル・クラークの息女、フロレンス・キップとガーンセイ・クーランとの結婚式に招かる。仍つて是日栄一、ルイス・エル・クラークに対し祝辞を送る。 |
第40巻 p.592-p.594 【DK400194k】 |
12月-- | 【53.儒教/財団法人斯文会】 是月、当会発行の雑誌「斯文」に当会会員、栄一米寿祝賀の詩を寄す。 |
第41巻 p.84-p.85 【DK410033k】 |
12月-- | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是月栄一、故当団理事島芳太郎の遺児教育資金として金五百円を寄す。 |
第43巻 p.674 【DK430147k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1928年 (昭和3) |
事 項 | 『伝記資料』 |
-- | [賀寿/米寿] 栄一、米寿に際し、徳川達孝外数十人より賀寿の漢詩・和歌・俳句其他を贈らる。 |
第57巻 p.355-p.363 【DK570168k】 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。