社会の主なできごと : 8月 韓国併合に関する日韓条約調印 |
身 辺 : 3月5日 静岡へ/ 3月6日 大磯、梅浦精一別荘へ/ 4月4日 大里郡八基村へ/ 4月9日 名古屋から伊勢、吉野山・高野山、大阪・神戸・京都へ/ 5月21日 名古屋へ/ 5月27日 妹渋沢貞子他界/ 6月2日 桐生・足利・館林へ/ 7月3日 徳川昭武他界/ 8月4日 信越地方へ/ 9月4日 川越町へ/ 9月5日 大阪・神戸・京都、名古屋へ/ 9月18日 克己学寮解散、謝恩会開催/ 10月4日 前橋へ/ 10月13日 聖書講読開始/ 10月23日 竜門社による七十寿祝賀式/ 11月9日 感冒、静養/ 12月16日 三女愛子、結婚/ 午餐会等でしばしば伏見宮貞愛親王邸に伺候(~1921年) |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。(⇒凡例)
▼ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
1月1日 | 【44.外遊/渡米実業団】 是日付を以て、渡米実業団より、アメリカ合衆国各地の商業団体等に対し、感謝状を贈る。栄一之が起草をなし、且団員一同と共に自署す。 |
第32巻 p.453-p.455 【DK320019k】 |
1月8日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、東京市長尾崎行雄・東京商業会議所会頭中野武営等と共に発起して、第一回米国観光団歓迎会を有楽座に催す。栄一出席し、有志実業家を代表して歓迎の挨拶をなす。 |
第39巻 p.40-p.43 【DK390007k】 |
1月10日 | 【44.外遊/渡米実業団】 是日並に三月二十八日、渡米実業団残務整理委員会開催せられ、栄一出席す。 |
第32巻 p.456-p.459 【DK320020k】 |
1月15日 | 【28.ホテル/帝国ホテル】 是日栄一、当ホテルに於ける当会社重役会に出席し、ホテル経営に関して意見を述ぶ。爾後栄一、屡々当会社重役会及び其他の会合に出席し、又、内閣総理大臣桂太郎・農商務大臣大浦兼武・宮内大臣波多野敬直等を訪問する等、当会社のため尽力するところ少なからず。 |
第53巻 p.534-p.536 【DK530103k】 |
1月17日 | 【16.製糖/大日本製糖株式会社】 是日栄一、当会社社長藤山雷太の来訪に接し、当会社の整理進捗状況を聴取す。 |
第52巻 p.512-p.516 【DK520062k】 |
1月17日 | 【75.各種団体/社団法人日本橋倶楽部】 是日栄一、日本橋倶楽部に於ける、当倶楽部月次会の晩餐会に招待を受け、出席して演説をなす。 |
第49巻 p.494-p.495 【DK490171k】 |
1月19日 | 【03.手形交換所/東京手形交換所】 是より先、前年七月七日に開かれたる当交換所第百四十回定式集会に於て、栄一の当交換所委員辞任の件を議し、次期改選期迄留任を請ふべきことに協定したるが、是日開かれたる当交換所第百四十四回定式集会の改選に於て、栄一再び豊川良平・池田謙三と共に委員に選ばる。 |
第51巻 p.131-p.134 【DK510032k】 |
1月21日 | 【01.銀行/第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、当行頭取として日韓の金融に尽力せる功労及び韓国銀行設立の際に於ける当行の処置に就き、賞勲局より金盃を贈られ、更に大蔵大臣桂太郎・統監曾禰荒助より感状を贈らる。次いで二十六日、韓国内閣総理大臣李完用より感謝状を贈らる。 |
第50巻 p.21-p.23 【DK500004k】 |
1月22日 | 【59.実業教育/東京高等商業学校 付.社団法人如水会】 是日栄一、当校に於て生徒に対し、渡米中の所感を述ぶ。同夕、上野精養軒に於て開かれたる当校職員並に同窓会主催の渋沢・神田両男爵帰国歓迎晩餐会に出席して演説をなす。 |
第44巻 p.141-p.142 【DK440052k】 |
1月23日 | 【26.取引所/東京株式取引所 付.東京取引所】 是日栄一、当取引所の新年宴会に出席す。 |
第53巻 p.444 【DK530072k】 |
1月25日 | 【27.倉庫/渋沢倉庫部(渋沢倉庫株式会社)】 是日、当会社本店に於て、第一回定時株主総会開かる。栄一出席し、新築の鉄筋コンクリート倉庫等を一覧す。 |
第53巻 p.500-p.505 【DK530090k】 |
1月25日 | 【64.編纂・刊行/徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是日、渋沢事務所に於て、第八回昔夢会開かれ、徳川慶喜及び栄一出席す。 |
第47巻 p.551-p.577 【DK470130k】 |
1月27日 | 【68.政治・行政/自治協会】 栄一、明治四十二年八月十九日渡米実業団を率いて渡米し、十二月十七日帰国す。是日栄一、交詢社に於て開かれたる当協会招待会に出席し、米国旅行談をなす。 |
第48巻 p.266 【DK480087k】 |
1月28日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、銀行倶楽部第十三回定時総会に出席し、委員長として議事を司宰し、次いで開かれたる第七十八回晩餐会に出席して挨拶を述ぶ。 |
第50巻 p.419-p.422 【DK500084k】 |
1月-- | [交遊/三島毅] 是月、三島毅、栄一の古稀を祝し、栄一所蔵の論語算盤之図に題する一文を草す。 |
第57巻 p.468-p.469 【DK570227k】 |
1月-- | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 栄一、是月発行の「銀行通信録」に『明治四十三年の経済界』と題する論文を寄稿す。 |
第50巻 p.422-p.425 【DK500085k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
2月1日 | 【01.銀行/第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行倶楽部に於て開かれたる、当行第二十七期定時株主総会及び臨時株主総会に出席して議事を司宰し、同期業務報告の外、韓国に於ける当行業務引継の経過を報告し、更に昨秋渡米実業団長として渡米せる経緯を報告す。 |
第50巻 p.23-p.27 【DK500005k】 |
2月2日 | 【44.外遊/渡米実業団】 是日外務大臣伯爵小村寿太郎、栄一以下旧渡米実業団員一同を招きて帰朝歓迎晩餐会を其官舎に開く。内閣総理大臣侯爵桂太郎・農商務大臣男爵大浦兼武臨席、外務・総理両大臣の演説あり、栄一答辞を述ぶ。 |
第32巻 p.459-p.461 【DK320021k】 |
2月5日 | 【01.銀行/第一国立銀行・第一銀行】 是より先、大蔵大臣桂太郎五分利公債を四分利以下の低利公債に借換へんと欲し、当行頭取栄一等にその斡旋を依頼す。栄一横浜正金銀行頭取高橋是清と謀り、是日各銀行の間に公債下請組合を組織す。これにより是年二月・四月に於ける両度の四分利内国債募集の成功を見る。 |
第50巻 p.27-p.52 【DK500006k】 |
2月10日 | 【32.農・牧・林・水産業/三本木渋沢農場】 是日栄一、当農場長金子熊一より同地農業及び養馬の状況を聴取し、前年度決算及び本年度予算を検閲す。爾後毎年金子上京して報告をなす。 |
第54巻 p.100-p.102 【DK540031k】 |
2月21日 | 【30.諸商工業/株式会社中井商店】 是日栄一、浜町常盤屋に於ける当会社招宴に出席し、経営に関する訓話をなす。爾後栄一、屡々当会社の招宴に出席し、業務の状況等を聴取す。 |
第54巻 p.44-p.45 【DK540014k】 |
2月22日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、東京銀行集会所に於ける、貴衆両院議員中の銀行家並に東京組合銀行有志の第四回連合懇親会に出席して、演説をなす。 |
第50巻 p.425-p.430 【DK500086k】 |
2月26日 | 【63.演芸及ビ美術/帝国劇場株式会社】 是日栄一、東京商業会議所に於て開かれたる、当劇場臨時株主総会により、取締役に再選せられ、更に互選の結果、取締役会長に就任す。 |
第47巻 p.371-p.374 【DK470091k】 |
2月27日 | 【58.修養団体/財団法人講道館】 是日、当館下富坂道場に於て、当館理事・監事会開かれ、当館の維持経営に関する寄付金募集等に就き協議す。栄一出席す。 |
第43巻 p.334-p.336 【DK430045k】 |
2月28日 | 【13.製麻・毛織・製帽/東京帽子株式会社】 是日栄一、日本橋偕楽園に於て開かれたる当会社株主総会に出席す。其後も、株主総会・創業二十周年祝賀会等に出席し、又屡々馬越恭平・土肥脩策・早速鎮蔵等当会社首脳者の来訪に接し、社業の状況を聴取す。 |
第52巻 p.467-p.470 【DK520051k】 |
2月28日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、東京市長尾崎行雄・東京商業会議所会頭中野武営等と共に発起して、第二回米国観光団歓迎会を有楽座に催す。栄一出席し、有志実業家を代表して歓迎の挨拶をなす。 |
第39巻 p.43-p.45 【DK390008k】 |
2月-- | 【32.農・牧・林・水産業/ジェームズ・ヒルノ演説筆記「国富ト農業」ノ翻訳刊行】 是月栄一、アメリカ合衆国大北鉄道会社社長ジェームズ・ヒルの「国富ト農業」と題する演説筆記を翻訳刊行して、知人に頒つ。尚、爾後栄一、その講演・談話等にヒルに就きての意見を述ぶ。 |
第54巻 p.271-p.277 【DK540057k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
3月1日 | 【59.実業教育/横浜商業学校】 是日栄一、当校同窓会並に横浜経済会の嘱により、当校に於て演説をなす。 |
第44巻 p.532 【DK440120k】 |
3月5日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、静岡商業会議所の招きにより、東京を発し静岡に赴き、県立商品陳列所に於て、渡米旅行談をなし、帰途大磯に立寄り、七日帰京す。 |
第57巻 p.545 【DK570258k】 |
3月6日 | [交遊/梅浦精一] 是日栄一、大磯の梅浦精一別荘に赴き、九日帰京す。 |
第57巻 p.464 【DK570220k】 |
3月16日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是日、栄一外孫阪谷敏子、堀切善次郎と結婚す。十八日、栄一、阪谷家に於ける里開き祝宴に出席す。 |
第57巻 p.59 【DK570023k】 |
3月25日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国通信社通信員ストーンと、渋沢事務所に於て会見す。 |
第39巻 p.46 【DK390009k】 |
3月26日 | 【63.演芸及ビ美術/帝国劇場付属技芸学校】 是より先四十二年七月、帝国劇場は川上貞奴の経営せし帝国女優養成所を引継ぎ、帝国劇場付属技芸学校と改称す。是日栄一、当校総長に就任す。 |
第47巻 p.415-p.417 【DK470107k】 |
3月28日 | [交遊/水野幸吉] 是日栄一、飛鳥山邸に於てアメリカ合衆国ニュー・ヨーク駐在日本総領事水野幸吉の送別会を催す。 |
第57巻 p.480-p.486 【DK570239k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
4月1日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、イギリス国ロンドン・タイムズ紙特派員アール・ピー・ポーター夫妻等を、飛鳥山邸に招きて晩餐会を催す。是より先三月二十八日、渋沢事務所にポーターの来訪を受け、栄一、日本の財政に就いて談話す。 |
第39巻 p.46 【DK390010k】 |
4月3日 | 【61.一般教育関係/京華中学校】 是日、当校第十二回卒業式挙行せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第46巻 p.150 【DK460036k】 |
4月4日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、埼玉県大里郡八基村に赴き、八基尋常高等小学校に開かれたる同村教育会総会、並に尚歯会に出席、教育会より頌徳状を贈らる。栄一謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.545 【DK570259k】 |
4月4日 | 【61.一般教育関係/八基村教育会】 是日、八基尋常高等小学校に於て、当教育会総会並に尚歯会開かれ、栄一、夫人と共に出席し、当教育会より頌徳状を贈らる。栄一謝辞を述べ、次いで演説会に臨み演説をなす。 |
第45巻 p.281-p.285 【DK450107k】 |
4月6日 | 【38.社会福祉施設/中央慈善協会】 是より先、当協会評議員・内閣統計局属田中太郎は欧米に於ける慈善事業視察のため明治四十一年五月十三日より翌四十二年九月二十九日に至る間海外旅行をなす。是日栄一、銀行倶楽部に於て同人の視察報告会を兼ねて済貧事業に関する談話会を開催し、席上一場の演説をなす。右席上に於て済貧事業に関する講究を継続的に当協会に委託すべきの決議なされたるに由り、同年五月九日の当協会評議員に於て之が調査委員の指名をなし、翌四十四年十月救済事業調査要項成る。栄一会長として之に与る。 |
第30巻 p.419-p.453 【DK300046k】 |
4月9日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し名古屋に赴き、渡米実業団第一回記念会に出席、中津・四日市を経て宇治山田に到り両宮に参拝、吉野山・高野山を訪ひ、更に大阪・神戸・京都に赴き、関係事業を視察し、二十七日帰京す。 |
第57巻 p.546-p.552 【DK570260k】 |
4月9日 | 【44.外遊/渡米実業団】 是日、渡米実業団第一回記念会、名古屋市に開催せらる。栄一出席す。爾後毎年記念会開催され栄一出席す。特に大正六年九月二十四日渡米実業団員中物故者追悼法会を上野寛永寺に営み、栄一弔辞を述ぶ。 |
第32巻 p.461-p.485 【DK320022k】 |
4月13日 | 【14.製紙/中央製紙株式会社】 是日、当会社中津工場に於て、栄一に対する感謝状贈呈式を行ふ。栄一、出席して謝辞を述ぶ。 |
第52巻 p.487-p.489 【DK520056k】 |
4月22日 | 【26.取引所/大阪株式取引所】 是日栄一、岩本栄之助等の懇請により大阪株式取引所を視察したる後、灘万楼に於ける招宴に出席し、「本邦公債制度の起原」と題し演説す。 |
第53巻 p.461-p.465 【DK530084k】 |
4月22日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/大日本商業学会】 是日栄一、大阪中之島公会堂に於て開かれたる、当学会大会に出席し、「商業道徳」と題する演説をなす。 |
第47巻 p.319-p.324 【DK470076k】 |
4月23日 | 【59.実業教育/神戸高等商業学校】 是日栄一、関西旅行の途次、当校を訪れ、生徒に対し演説をなす。 |
第44巻 p.400-p.404 【DK440080k】 |
4月30日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是年三月二十四日、当会の官制公布せられ、是日栄一、当会副会長を仰付けらる。 |
第56巻 p.369-p.372 【DK560111k】 |
4月30日 | 【61.一般教育関係/財団法人埼玉学生誘掖会】 是日栄一、当会の茶話会に出席し、演説をなす。 |
第45巻 p.184 【DK450058k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
5月1日 | 【59.実業教育/慶応義塾商業学校】 是日栄一、当校創立二十年記念祭に臨み、祝辞を述ぶ。 |
第44巻 p.532-p.533 【DK440121k】 |
5月7日 | 【64.編纂・刊行/徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是日、飛鳥山邸に於て、第九回昔夢会開かれ、徳川慶喜及び栄一出席す。 |
第47巻 p.577-p.598 【DK470131k】 |
5月8日 | [交遊/井上馨] 是日栄一、井上馨邸の園遊会に出席す。 |
第57巻 p.423-p.424 【DK570186k】 |
5月10日 | 【61.一般教育関係/東京市教育会】 是日、楓川学校に於て、当会大会開催せらる。栄一出席して演説をなす。 |
第46巻 p.150-p.151 【DK460037k】 |
5月10日 | 【61.一般教育関係/報知新聞社主催帝国教育会全国小学校教員会議議員招待会】 是月七日より四日間に亘り、帝国教育会主催第三回全国小学校教員会議開催せらる。是日栄一、報知新聞社の主催による同会議議員招待会に出席して演説をなす。 |
第46巻 p.186 【DK460045k】 |
5月13日 | 【38.社会福祉施設/東京市養育院】 是日、当院巣鴨分院に於て楽翁公記念祭を開く。是より毎年恒例となし、或は学者を聘して事蹟の講演を乞ひ、或は記念印刷物を頒ち、栄一自らも亦屡々講演を為す等、公の顕彰に努め、昭和六年に及ぶ。 |
第30巻 p.63-p.115 【DK300002k】 |
5月14日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日、東京高等工業学校に於て当団大会開かる。栄一出席して講演をなす。 |
第43巻 p.420-p.421 【DK430067k】 |
5月16日 | 【68.政治・行政/東京市公会堂】 是より先明治四十年、東京市は公会堂の必要を感じ、上野公園又は芝公園内に、その敷地を求む。是日栄一、東京商業会議所に於て、同会頭中野武営その他と、公会堂設立の件を協議す。 |
第48巻 p.331-p.332 【DK480099k】 |
5月17日 | 【48.外賓接待(一)/インド、パロダ国王マハラジャ・サヒブ・ガイカー招待】 是日栄一、インド、パロダ国国王マハラジャ・サヒブ・ガイカーを日本女子大学校に案内し、後、飛鳥山邸に招きて晩餐会を開く。是より先、同月十六日、栄一、同国王を帝国ホテルに訪問す。 |
第38巻 p.559-p.561 【DK380059k】 |
5月17日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日栄一、インド、パロダ国国王マハラジャ・サヒブ・ガイカーを当校に案内す。 |
第44巻 p.571 【DK440139k】 |
5月18日 | 【59.実業教育/山口高等商業学校】 是日栄一、早稲田の大隈重信邸に於て、上京中の当校生徒に対し演説をなす。 |
第44巻 p.418 【DK440084k】 |
5月19日 | [交遊/伊藤博文] 是日、東京帝国大学集会所に於て、国家学会主催の故伊藤公爵追悼会開かる。栄一、出席して追悼演説をなす。 |
第57巻 p.420 【DK570184k】 |
5月19日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/国家学会】 是日栄一、東京帝国大学構内に於て挙行せられたる、当学会主催の伊藤博文追悼会に出席し、追悼演説をなす。 |
第46巻 p.323-p.330 【DK460094k】 |
5月19日 | 【74.祝賀会・歓迎会・送別会・追悼会/伊藤博文追悼会】 是日、国家学会、東京帝国大学集会所に於て、故伊藤公爵追悼会を催す。栄一出席して追悼演説をなす。 |
第49巻 p.443-p.450 【DK490151k】 |
5月21日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し名古屋に赴き、共進会を観覧、愛知県県会議事堂に於ける、全国感化救済事業大会に出席して演説をなし、二十三日帰京す。 |
第57巻 p.552-p.553 【DK570261k】 |
5月22日 | 【38.社会福祉施設/全国感化救済事業大会】 是日栄一、中央慈善協会会長として名古屋市に於ける全国感化救済事業大会に出席し、一場の演説をなす。 |
第30巻 p.809-p.816 【DK300100k】 |
5月25日 | 【23.瓦斯/東京瓦斯株式会社】 是日、当会社に於て、増資に関する大株主協議会開かれ、栄一出席す。右増資は、七月二十五日臨時株主総会に於て議決せらる。 |
第53巻 p.203-p.205 【DK530038k】 |
5月27日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是日、栄一妹渋沢貞子逝く。翌四十四年十一月、栄一、長女穂積歌子に墓誌を撰ばしめて自書す。 |
第57巻 p.59-p.66 【DK570024k】 |
5月-- | 【40.災害救恤/明5~大8 [災害救恤]】 是月、青森市に火災発生す。栄一、罹災者に対し金弐百円を賑恤す。大正二年一月右につき、賞勲局総裁より木杯一組下賜さる。 |
第31巻 p.415 【DK310062k】 |
5月-- | 【61.一般教育関係/財団法人二松義会】 是より先明治四十二年七月、財団法人二松義会設立せらる。是月栄一、当会顧問を依嘱せらる。 |
第45巻 p.539-p.544 【DK450203k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
6月2日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し桐生・足利・館林に赴き、各所に於て講演をなし、四日帰京す。 |
第57巻 p.553-p.556 【DK570262k】 |
6月4日 | 【67.新聞・雑誌・通信・放送/中央新聞二十周年祝賀会】 是日、中央新聞二十周年祝賀会、有楽座に於て開かる。栄一、出席するを得ず、祝辞を代読せしむ。 |
第48巻 p.224-p.225 【DK480058k】 |
6月9日 | 【32.農・牧・林・水産業/十勝開墾株式会社】 是日栄一、当会社農場長小田信樹の葬儀に参列す。 |
第54巻 p.121-p.125 【DK540035k】 |
6月11日 | 【53.儒教/陽明学会】 是日、上野公園韻松亭に於て当会懇親会催さる。栄一出席して演説をなす。 |
第41巻 p.166-p.171 【DK410053k】 |
6月11日 | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/工業改良協会】 是より先栄一、当協会の顧問となる。是日、築地の東京府立工芸学校に於て、当協会総会開催せらる。栄一出席し、会則改正条項に関する意見を述ぶ。会議終了後、荘田平五郎等と共に工業改良に関する演説をなす。大正六年七月、当協会顧問を辞す。 |
第47巻 p.324-p.330 【DK470077k】 |
6月13日 | 【38.社会福祉施設/東京市養育院】 是より先明治三十二年十二月、当院に於て看護婦養成を開始す。是日栄一、その卒業証書授与式に出席し演説をなす。後大正八年更に産婆養成を初む。爾来屡々之等の卒業式に出席して訓示を述ぶ。 |
第30巻 p.115-p.130 【DK300003k】 |
6月16日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、韓国度支部次官荒井賢太郎・同農商工部次官木内重四郎・南満洲鉄道会社総裁中村是公等を招待して、銀行倶楽部第八十回晩餐会開かる。栄一出席して、来賓に謝辞を述ぶ。 |
第50巻 p.430-p.431 【DK500087k】 |
6月17日 | 【01.銀行/第一国立銀行・第一銀行】 是日当行、桂首相外三十名を帝国ホテルに招待し、韓国支店譲渡記念の晩餐会を開く。栄一出席して、韓国支店の沿革及び譲渡の経緯を演説す。 |
第50巻 p.52-p.58 【DK500007k】 |
6月19日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日栄一、来訪せる蓮沼門三等に援助を約し、当団機関誌「向上」の出版費補助として金三十円を寄付す。 |
第43巻 p.421-p.422 【DK430068k】 |
6月20日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是日より五日間に亘り、農商務省会議室に於て、当会第一回会議開かる。是日、栄一出席す。議案「蚕糸業ノ発達及改善ニ関スル件」は特別委員付託となる。 |
第56巻 p.372-p.387 【DK560112k】 |
6月21日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、東京商業会議所懇話会の発会式挙行せらる。栄一、来賓として出席し、演説をなす。 |
第56巻 p.5-p.11 【DK560002k】 |
6月21日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是日栄一、農商務省会議室に於ける当会会議に出席し、議長として議事を司宰す。議案「外国貿易助長ノ方法及施設ニ関スル件」及び「不正競争ノ取締ニ関スル件」は共に特別委員付託となり、栄一、前者の特別委員に推さる。 |
第56巻 p.387-p.400 【DK560113k】 |
6月24日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是日栄一、農商務省に於て開かれたる当会特別委員会及び本会議に出席し、翌二十五日も、同特別委員会に出席す。当会に対する諮問事項「蚕糸業ノ発達及改善ニ関スル件」及び「不正競争ノ取締ニ関スル件」については、七月二十八日、農商務大臣小松原英太郎に答申せらる。 |
第56巻 p.400-p.417 【DK560114k】 |
6月24日 | 【45.国際団体及ビ親善事業/日印協会】 是日、当協会主催、インド、モルバンジ国スリ・ラム・チャンドラ・バンジ・デオ王殿下歓迎文奉呈式、早稲田当協会会頭大隈重信邸に開かれ、栄一出席す。 |
第36巻 p.24-p.25 【DK360014k】 |
6月26日 | 【48.外賓接待(一)/インド、ムルバンジ国王バンジ・デオ招待】 是日栄一、インド、ムルバンジ国国王バンジ・デオを飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。是より先、同月十七日、栄一、同国王を帝国ホテルに訪問す。 |
第38巻 p.562 【DK380060k】 |
6月27日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是より先、アメリカ合衆国カリフォルニア州副知事ボーターの妹フイングスと夫人来日す。栄一昨年渡米の際、其配慮を被りしにより、是日同人を飛鳥山邸に招きて晩餐会を催す。 |
第39巻 p.46-p.47 【DK390011k】 |
6月29日 | 【46.日米親善事業/日米関係諸資料】 是日栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヘーヴン市、ウィリアム・ウドワードの問合せに対し、「米国大学ニ関スル所感」を回報す。 |
第40巻 p.342-p.343 【DK400104k】 |
6月30日 | [交遊/皆川四郎] 是日栄一、皆川四郎の病気を見舞ふ。 |
第57巻 p.463-p.464 【DK570219k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
7月1日 | 【63.演芸及ビ美術/帝国劇場株式会社】 是日栄一、帝国ホテルに於ける当劇場主催、都下各新聞記者及び通信員招待会に出席し、当劇場の披露演説をなす。翌二日、同じく帝国ホテルに開かれたる文士招待会に出席して演説をなす。 |
第47巻 p.374-p.375 【DK470092k】 |
7月3日 | [交遊/徳川昭武] 是日、徳川昭武逝去す。四日栄一、同家を弔問し、十日、谷中斎場に於ける葬儀に参列す。 |
第57巻 p.487 【DK570242k】 |
7月4日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是日、栄一の従兄渋沢喜作長男作太郎逝く。 |
第57巻 p.66-p.67 【DK570025k】 |
7月4日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、当社評議員会、渋沢事務所に於て開かる。栄一出席して、懐旧談をなす。 |
第42巻 p.336-p.339 【DK420084k】 |
7月7日 | 【22.化学工業/大日本人造肥料株式会社】 是日栄一、渋沢事務所に於て開かれたる東京人造肥料株式会社重役会に出席し、大阪硫曹株式会社との合併につき協議す。 右合併は、二十八日臨時株主総会に於て議決せられ、合併成立と同時に、社名を大日本人造肥料株式会社と改称す。 |
第53巻 p.131-p.134 【DK530024k】 |
7月7日 | 【61.一般教育関係/財団法人二松義会】 是日栄一、華族会館に於て開催せられたる当会第一回顧問会に出席し、二松学舎の拡張に資すべき基金募集の議に与る。後、金三千円を寄付す。 |
第45巻 p.544-p.547 【DK450204k】 |
7月8日 | 【02.銀行団体/鰻会】 是日栄一、日本銀行集会所に開かれたる鰻会に出席す。 |
第51巻 p.105 【DK510022k】 |
7月13日 | 【59.実業教育/高千穂高等商業学校】 是より先、明治四十二年、栄一私立高千穂学校評議員として新に当校設立の議に与り、是日新校舎上棟式に出席す。 |
第44巻 p.498 【DK440110k】 |
7月14日 | 【23.瓦斯/北海道瓦斯株式会社】 是より先、栄一、高松豊吉・久米良作・福島甲子三・大橋新太郎・梅浦精一・園田実徳等と共に、北海道各都市に供給すべき瓦斯会社の設立を出願す。是日、東京瓦斯株式会社に栄一等集会して、同道に於て瓦斯事業を創設せんとする他の出願者との統一に付き、代表者及び交渉委員を選挙す。右は北海道に於ける各地の瓦斯事業を一会社に統一経営せしめんとする道庁の主意に依る。 十一月十二日、東京商業会議所に当会社発起人総会開かる。栄一、発起人たり。 |
第53巻 p.273-p.279 【DK530048k】 |
7月19日 | 【34.経済団体及ビ民間諸会/東京商業会議所】 是日、当会議所に於て、東京・大阪・京都・横浜・神戸・名古屋の六商業会議所共催により、渡清観光実業団の帰国歓迎式挙行せらる。栄一出席して、歓迎演説をなす。 |
第56巻 p.11-p.15 【DK560003k】 |
7月19日 | 【64.編纂・刊行/徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是日、渋沢事務所に於て、第十回昔夢会開かれ、徳川慶喜及び栄一出席す。 |
第47巻 p.598-p.615 【DK470132k】 |
7月20日 | 【05.保険/東洋生命保険株式会社】 是より先、四十二年十月、尾高次郎当会社社長に就任し、改革を栄一に計る。栄一株主となり、是日、当会社臨時株主総会に出席し、重役改選にあたり之を指名し、且席上訓示演説をなす。又是より当会社の為め尽力す。 |
第51巻 p.208-p.219 【DK510056k】 |
7月20日 | 【33.対外事業/鉱業組合稷山金鉱(稷山金鉱株式会社) [渋沢栄一・浅野総一郎礦業組合]】 是より先、栄一、当金鉱経営に関し、浅野総一郎及びアメリカ合衆国人テーラー、ヘンリー、デシラ等と屡々会談の結果、日米両国人共同経営の議成り、是日、飛鳥山邸に於て、契約書に調印を了したる上、関係者と共に午餐会を開く。 |
第54巻 p.338-p.349 【DK540074k】 |
7月21日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、近藤廉平・大橋新太郎・福井菊三郎等を招待して、銀行倶楽部第八十一回晩餐会開かる。栄一出席して、委員長早川千吉郎に代りて開会の挨拶を述ぶ。 |
第50巻 p.431 【DK500088k】 |
7月26日 | 【01.銀行/第一国立銀行・第一銀行】 是日栄一、東京銀行集会所に於て開かれたる、当行第二十八期定時株主総会及び臨時株主総会に出席し、議事を司宰す。 |
第50巻 p.58-p.60 【DK500008k】 |
7月27日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日栄一、東京銀行集会所組合銀行第六十回定時総会に出席し、会長として議事を司宰し、当集会所を社団法人となすための定款作成の件、其他を議す。栄一、委員七名を指名し調査を付託す。 |
第50巻 p.431-p.432 【DK500089k】 |
7月28日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク・ワールド主幹ドン・シー・サイズ夫妻を、飛鳥山邸に招きて午餐会を催す。 |
第39巻 p.47-p.50 【DK390012k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
8月4日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し、日本女子大学校への寄付金募集並に女子教育振興のため、信越地方に赴き、十六日帰京す。 |
第57巻 p.556-p.557 【DK570263k】 |
8月4日 | 【60.女子教育/日本女子大学校】 是日より同月十六日に至る期間、当校への寄付金募集並に女子教育の必要を説かんがため、栄一、当校校長成瀬仁蔵、当校評議員森村市左衛門等と共に、信越地方に旅行す。 |
第44巻 p.571-p.581 【DK440140k】 |
8月6日 | 【01.銀行/第六十九国立銀行(六十九銀行)】 是日栄一、当行に於て行員に訓話をなす。 |
第56巻 p.692-p.695 【DK560158k】 |
8月9日 | 【61.一般教育関係/新潟師範学校】 是日栄一、当校に於て女子教育に関し演説をなす。 |
第46巻 p.188 【DK460047k】 |
8月15日 | [交遊/三島毅] 栄一、日本女子大学校校長成瀬仁蔵等と共に、女子高等教育奨励のため信越地方を巡歴、是日上諏訪にあり、偶々同地にありし三島毅、東京帝室博物館総長股野琢等と湖上に舟遊し、交々詩を賦す。 |
第57巻 p.469-p.470 【DK570228k】 |
8月20日 | 【41.災害救護団体/東京水災善後会】 東京府下に於ける水災後の一般衛生施設並に疾病者施療等を目的とし是日当会組織せられ、栄一之が常務委員長となり、種々尽力す。 |
第31巻 p.217-p.245 【DK310045k】 |
8月23日 | 【41.災害救護団体/臨時水害救済会】 是月未曾有の洪水起り、其被害東京府を初め二府二十八県に及ぶ。是日当会設立せられ、栄一副総裁となり、会務に尽力す。 |
第31巻 p.246-p.251 【DK310046k】 |
8月27日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行集会所組合銀行臨時総会に於て、当集会所の組織を変更して社団法人となすことを決す。栄一会長に選ばる。 十二月十六日同法人の設立許可せらる。 |
第50巻 p.432-p.436 【DK500090k】 |
8月30日 | 【63.演芸及ビ美術/帝国劇場株式会社】 是日、東京商業会議所に於て、当劇場第七回定時株主総会開かれ、栄一出席す。次いで十月三日、帝国ホテルに於て、当劇場主催俳優招待会開かれ、栄一出席して演説をなす。 |
第47巻 p.375-p.378 【DK470093k】 |
8月-- | [家庭生活/趣味/和歌] 是月栄一、阪谷朗廬夫人恭子の病を訪ひ、飛鳥山邸庭前の花に添へて和歌二首を贈る。 |
第57巻 p.175-p.177 【DK570076k】 |
8月-- | 【40.災害救恤/明5~大8 [災害救恤]】 是月の水害に際し、栄一、当区内罹災窮民へ金弐百円賑恤せるにより、同四十五年一月十一日、賞勲局総裁より木杯壱組を下賜せらる。 |
第31巻 p.408-p.410 【DK310058k】 |
8月-- | 【40.災害救恤/明5~大8 [災害救恤]】 是月、埼玉県下に水災発生す。栄一、同県大里郡八基村に対し、救恤金として金壱千円、避病院及び小学校復旧費として金弐千円を寄附す。 |
第31巻 p.415-p.417 【DK310063k】 |
8月-- | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是月、当団主幹蓮沼門三・瓜生喜三郎等の東北地方遊説に際し、栄一、旅費として金五十円を寄付す。次いで十月、栄一、当団に月額二十円の補助を約す。 |
第43巻 p.422-p.425 【DK430069k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | --/ 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
9月4日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、埼玉県川越町に赴き、埼玉学友会川越支部の講演会に臨み、演説をなし、即日帰京す。 |
第57巻 p.557 【DK570264k】 |
9月4日 | 【61.一般教育関係/埼玉学友会】 是日栄一、当会川越支部の講演会に臨み、演説をなす。 |
第45巻 p.107 【DK450039k】 |
9月4日 | 【61.一般教育関係/入間学友会】 是日、川越中学校に於て、当会第六回大会開催せらる。栄一出席して講演をなす。 |
第46巻 p.188-p.189 【DK460048k】 |
9月5日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、臨時水害救済会の寄付金募集のため、東京を発し、大阪・神戸・京都及び名古屋に赴き、十一日帰京す。 |
第57巻 p.557 【DK570265k】 |
9月5日 | 【41.災害救護団体/臨時水害救済会】 是日栄一、当会副総裁として東京を発し、大阪・神戸・京都及び名古屋に赴き、当会の寄附金募集に勉め、十一日帰京す。 |
第31巻 p.251-p.265 【DK310047k】 |
9月9日 | 【49.外賓接待(二)/明12~昭6 [外賓接待(二)]】 是日栄一、アメリカ合衆国渡清実業団を、飛鳥山邸に招きて晩餐会を催す。栄一関西旅行中なるにより、嗣子篤二代りて接待す。 |
第39巻 p.50-p.54 【DK390013k】 |
9月14日 | 【04.興信所/東京興信所】 是日当所所長森下岩楠、ベルリンのシンメルフェング興信所主子息ハンス・シンメルフェングを帝国ホテルに招待す。栄一、当所評議員会長として出席す。尚、屡々評議員会に出席す。 |
第51巻 p.192-p.193 【DK510047k】 |
9月15日 | 【38.社会福祉施設/東京市養育院】 是より先明治四十二年十二月、栄一当院へ金円を寄附せるにより、是日東京府知事より木杯一個を下賜せらる。爾後屡々同じ理由により東京府知事並に賞勲局総裁より木杯を下賜せられ、又褒賞条例に依り表彰を受く。 |
第30巻 p.130-p.132 【DK300004k】 |
9月16日 | 【63.演芸及ビ美術/帝国劇場付属技芸学校】 是日、当校第一回卒業式挙行せらる。栄一出席して生徒一同に卒業証書を授与し、後、訓示をなす。 |
第47巻 p.417 【DK470108k】 |
9月18日 | [家庭生活/家庭教育/克己学寮] 是より先、当寮、青山南町より小石川白山御殿町へ移転す。 是年、栄一三男武之助東京帝国大学へ入学、四男正雄第一高等学校三年に進級、五男秀雄第一高等学校へ入学を機として、当寮の解散を決す。是日栄一、小学校以来の教員・学友及び近親を、飛鳥山邸に招きて謝恩会を催す。 次いで二十四日、栄一、今後の修学上の監督を矢作栄蔵に托す。 |
第57巻 p.159-p.161 【DK570070k】 |
9月18日 | 【38.社会福祉施設/第二無料宿泊所開所式】 東本願寺輪番大草慧実により、深川区西町に第二無料宿泊所設立され、是日、開所式を挙行す。栄一之に臨み祝詞を述ぶ。 |
第30巻 p.402-p.405 【DK300041k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
10月1日 | 【61.一般教育関係/財団法人埼玉学生誘掖会】 是日栄一、当会第六回寄宿舎記念祝賀式に臨み、演説をなす。 |
第45巻 p.184-p.185 【DK450059k】 |
10月4日 | [旅行/国内旅行] 是日栄一、東京を発し前橋に赴き、共進会を観覧、同会場に於ける一府十四県商業会議所聯合会に出席して演説をなし、五日帰京す。 |
第57巻 p.557-p.558 【DK570266k】 |
10月10日 | 【60.女子教育/京華高等女学校】 是日栄一、当校講堂に於て、生徒に対し訓話をなす。 |
第45巻 p.50-p.52 【DK450016k】 |
10月12日 | 【44.外遊/渡米実業団】 渡米実業団残務整理委員編纂の「渡米実業団誌」是日付を以て発行せらる。栄一、宮内省に出頭して献納の手続をなす。十二月二十四日附を以て宮内大臣より、御前に差上ぐ旨の通達を受く。 |
第32巻 p.485-p.490 【DK320023k】 |
10月13日 | [家庭生活/家庭教育/聖書講読会・基督教講演会] 是日、飛鳥山邸に於て、牧師皆川晃雄の聖書講読開始せられ、栄一聴講す。引続き大正二年に及ぶ。 |
第57巻 p.162-p.164 【DK570071k】 |
10月18日 | 【55.神社/神苑会】 是日栄一、神苑会監事となる。翌四十四年四月、当会は事業完了により解散す。 |
第41巻 p.456-p.459 【DK410094k】 |
10月18日 | 【64.編纂・刊行/徳川慶喜公伝編纂 付.昔夢会】 是日、渋沢事務所に於て、第十一回昔夢会開かれ、徳川慶喜及び栄一出席す。 |
第47巻 p.615-p.634 【DK470133k】 |
10月21日 | 【39.保健団体及ビ医療施設/社団法人東京慈恵会】 是日栄一、当会附属医学専門学校卒業式に出席し、一場の演説をなす。後年当校は医科大学に昇格す。昭和三年十月六日、栄一、同大学七教授在職二十五年祝賀会に出席す。 |
第31巻 p.26-p.27 【DK310002k】 |
10月21日 | 【61.一般教育関係/慈恵会付属医学専門学校】 是日栄一、慈恵会副会長として当校卒業式に出席し、演説をなす。 |
第46巻 p.193 【DK460050k】 |
10月22日 | 【14.製紙/製紙所聯合会(日本製紙聯合会)】 是日、上野精養軒に於て、当聯合総会開かる。栄一、出席して演説をなす。 |
第52巻 p.496-p.498 【DK520059k】 |
10月23日 | [賀寿/七十寿] 是日、財団法人竜門社は、飛鳥山邸に於て、第四十四回秋季総集会を開き、栄一の七十寿祝賀式を挙行す。来賓大隈重信の演説あり、栄一謝辞を述ぶ。 |
第57巻 p.269 【DK570138k】 |
10月23日 | [交遊/大隈重信] 是日、飛鳥山邸に於て、栄一の古稀祝賀会を兼ね、竜門社第四十四回秋季総集会開かる。大隈重信来賓として出席し、祝賀演説をなす。 |
第57巻 p.438 【DK570191k】 |
10月23日 | 【03.手形交換所/全国手形交換所聯合会】 是日栄一、東京銀行集会所に開かれたる、全国手形交換所聯合懇親会に出席して演説をなす。 |
第51巻 p.177-p.180 【DK510042k】 |
10月23日 | 【58.修養団体/財団法人竜門社】 是日、栄一の古稀祝賀会を兼ね、当社第四十四回秋季総集会、飛鳥山邸に於て開かる。来賓大隈重信の演説、栄一の謝辞あり。 |
第42巻 p.339-p.365 【DK420085k】 |
10月26日 | 【01.銀行/台湾銀行】 是日栄一、帝国ホテルに於て開催せられたる、台湾銀行創立十周年記念宴会に臨み、演説をなす。其後も屡々同行の招宴に列す。 |
第50巻 p.295-p.300 【DK500059k】 |
10月-- | 【62.学術及ビ其他ノ文化事業/社団法人帝国発明協会】 是より先、明治四十一年二月、栄一、社団法人工業所有権保護協会の名誉会員に推さる。是月同協会は名称を帝国発明協会と改む。栄一引続き名誉会員となり、歿年に及ぶ。 |
第46巻 p.352-p.357 【DK460101k】 |
▲ 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | -- / 凡例 ▼
1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
11月1日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是日より五日間に亘り、農商務省会議室に於て、当会第二回会議開かる。是日、栄一出席し、諮問事項「工場法案」に関する特別委員長に推さる。 |
第56巻 p.417-p.423 【DK560115k】 |
11月3日 | [交遊/三島毅] 是より先、栄一より三島毅に撰文を依嘱せる、移建愛蓮堂記及び祭枯松の二文の稿成る。是日栄一、之を揮毫す。 |
第57巻 p.470-p.471 【DK570229k】 |
11月3日 | 【58.修養団体/財団法人修養団】 是日栄一、当団に書翰を送りて、青年の智育偏重を戒む。 |
第43巻 p.425-p.427 【DK430070k】 |
11月4日 | [家庭生活/同族・親族/親族] 是より先、栄一外孫穂積貞三、札幌市二於て逝く。是日栄一、上野精養軒に於ける一週年祭に列して、追悼の辞を述ぶ。 |
第57巻 p.67-p.68 【DK570026k】 |
11月5日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是日栄一、農商務省会議室に於ける当会会議に出席し、外国貿易助長の方法及び施設に関する特別委員会委員長として、委員会審議の経過及び結果を報告し、且つ、議長となりて議事を司る。 |
第56巻 p.423-p.443 【DK560116k】 |
11月6日 | 【61.一般教育関係/大里郡教育会】 是日、埼玉県熊谷町熊谷中学校に於て、当会並に大里郡農会及び大里郡参事会聯合総会開催せらる。栄一出席して講演をなす。 |
第46巻 p.193-p.203 【DK460051k】 |
11月9日 | [家庭生活/健康] 栄一、是日より感冒の気味にて静養し、十二月七日より平素の活動に復す。 |
第57巻 p.120 【DK570054k】 |
11月30日 | 【35.政府諸会/生産調査会】 是月二十九日より、農商務省会議室に於て、当会第三回会議開かれたるも、栄一、病気のため欠席す。先に特別委員付託となりたる工場法案については、是日、委員浅田徳則、委員長栄一に代りて、委員会審議の経過及び結果を報告す。 右は報告通り可決せられ、十二月一日、農商務大臣大浦兼武に答申せらる。 |
第56巻 p.443-p.458 【DK560117k】 |
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1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
12月4日 | 【61.一般教育関係/財団法人埼玉武曠寮】 是より先、明治四十一年八月二十日、栄一北海道視察旅行の途次、札幌の埼玉県人交誼会に金五十円を寄付す。同会は栄一の寄付を機会として、札幌農学校在学埼玉県学生寄宿寮の設立に着手し、是日入舎式を挙行す。是月栄一金三千円を寄付す。同寮は昭和四年十一月、其組織を財団法人となし埼玉武曠寮と称す。 |
第46巻 p.203-p.206 【DK460052k】 |
12月16日 | [家庭生活/同族・親族/同族] 是日、栄一三女愛子、明石照男に嫁す。 |
第57巻 p.5-p.10 【DK570001k】 |
12月23日 | [交遊/徳川慶喜] 是より先、徳川慶喜隠居し、嗣子慶久襲爵す。栄一、依嘱を受け同家顧問兼会計監督となる。是日、華族会館に於て、襲爵披露会催され、栄一出席す。 |
第57巻 p.394-p.395 【DK570177k】 |
12月28日 | 【02.銀行団体/東京銀行集会所・東京銀行倶楽部】 是日、東京銀行集会所組合銀行は、松方正義の金婚式に祝意を表するため、金盃一組に総代渋沢栄一の書状及び決議書を添へて贈る。 |
第50巻 p.436-p.438 【DK500091k】 |
12月-- | 【64.編纂・刊行/明治商工史】 是より先、報知新聞社、同紙一万二千号発刊記念として、栄一を撰者に依嘱し、名士の論説・講話を集め、「明治商工史」と題して刊行す。是月栄一、同書再版の題言を撰す。大正七年、同紙一万五千号を発刊に際し、「最近商工史」と改題して発行す。 |
第48巻 p.41-p.43 【DK480016k】 |
12月-- | 【65.栄一ノ演説集・談話集/富源の開拓】 是月、立石駒吉、栄一の論説談話を編集し「富源の開拓」と題して、東京・文成社より発行す。(菊版・一冊・四九六頁) |
第48巻 p.112-p.113 【DK480036k】 |
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1910年 (明治43) |
事 項 | 『伝記資料』 |
1910~1921年 | [栄誉/参内・伺候/宮家伺候] 是間、伏見宮貞愛親王、栄一等実業家を、屡々宮邸に於ける午餐会又は園遊会に召さる。栄一それぞれ出席す。 |
第57巻 p.264-p.267 【DK570135k】 |
-- | [家庭生活/趣味/和歌] 是年栄一、古稀の齢を迎へて和歌を詠ず。 |
第57巻 p.177 【DK570077k】 |
1910~1914年 | [同族会・同族会社/同族会] 是間、渋沢事務所・飛鳥山邸又は三田綱町邸に於て、屡々当会開かれ、栄一、殆んど毎回出席す。 明治四十五年一月二十八日、栄一、飛鳥山邸に於て開かれたる当会に出席して、遺言書を示し、其趣旨を述ぶ。 |
第57巻 p.365-p.372 【DK570174k】 |
1910~1930年 | [旅行/避暑・避寒・保養旅行] 是間栄一、毎年、避暑・避寒又は病後保養等のため、大磯・湯河原・箱根・伊香保又は塩原に赴く。 |
第57巻 p.682-p.702 【DK570331k】 |
この詳細年譜は、『渋沢栄一伝記資料』綱文を年月日順に配列したものです。