企画・セミナー等情報 詳細

  • 一般公開

東日本大震災復興シンポジウム「渋沢栄一の経験から考える、いま「民」にできること」

日  程 2011/6/8 開催地 日本・東京/東商ホール

渋沢栄一記念財団では2011年6月8日、東京商工会議所との共催により、東日本大震災復興シンポジウム「渋沢栄一の経験から考える、いま「民」にできること」を開催しました。当日は550名の参加者が来場されたほか、多くの方にUSTREAMでのインターネット中継をご視聴いただきました。

また会場では義援金箱を設置するとともに、講演者・パネリスト著書のチャリティ販売を行いました。義援金と書籍売上の合計208,111円は全額、日本商工会議所から被災地商工会議所への義援金の一部とします。書籍のご提供をいただいた著者の守屋淳様、渋澤健様、出版社の(株)筑摩書房様、(株)日本経済新聞出版社様、(株)平凡社様、そして会場で義援金にご協力をいただいた皆様に、改めてお礼申し上げます。

[開催概用]
1923年9月1日に発生した関東大震災を受けて、83歳だった渋沢栄一は地震直後から自ら先頭に立ち、民間の立場で、将来を見据えた広い視野に立ったさまざまな復興支援活動を行いました。約90年後のいま、日本は再び巨大災害に直面し、復興に向けての道筋を国民一人ひとりがそれぞれの立場で模索しています。そこで、90年前の先人の経験に学ぶとともに、そこからいま日本の「民」の力で何ができるかを考え、復興につなげていくためのシンポジウムを開催しました。

主催 公益財団法人渋沢栄一記念財団、東京商工会議所  協賛:関東商工会議所連合会
日時 2011年6月8日(水)14:00‐16:00
会場 東京商工会議所ビル4階 東商ホール(千代田区丸の内3-2-2)
定員 600名
参加費 無料

[登壇者紹介](敬称略)
開会挨拶
岡村正(東京商工会議所会頭)
1938年生まれ。2007年から現職。㈱東芝相談役。日本商工会議所会頭、関東商工会議所連合会会長。(社福)東京都共同募金会会長。

震災復興へのメッセージ
五百旗頭真(防衛大学校長、東日本大震災復興構想会議議長)
1943年生まれ。2006年8月、防衛大学校長就任。神戸大学名誉教授。2011年4月より東日本大震災復興構想会議議長。

基調講演
守屋淳(作家)
1965年生まれ。大手書店勤務を経て、中国古典の知恵の現代への活用をテーマとした執筆等を行う。著書に「渋沢栄一の『論語講義』」(編訳、平凡社)「現代語訳論語と算盤」(筑摩書房)等。

パネルディスカッション
佐藤大吾(チャリティ・プラットフォーム代表理事)
1973年生まれ。大阪大学法学部在学中に起業。10年間の株式会社とNPO経営を経て、2007年、NPOを財政面から支援するNPOとしてチャリティ・プラットフォームを設立。
渋澤健(渋沢栄一記念財団理事、コモンズ投信(株)会長)
1961年、渋沢栄一5代目子孫として生まれる。外資系の銀行・証券・運用会社等を経て2001年に独立。2007年コモンズ投信株式会社を創業。
杉山清次(東京商工会議所副会頭・震災対策特別委員長)
1947年生まれ。2010年11月東京商工会議所副会頭就任、2011年4月から震災対策特別委員長。みずほフィナンシャルグループ特別顧問。

シンポジウムの模様をUSTREAMで生中継しました。
録画はこちらからご視聴いただけます。

[プログラム・出演者]

開会挨拶 岡村 正(東京商工会議所会頭)
震災復興へのメッセージ 五百旗頭 真(防衛大学校長、東日本大震災復興構想会議議長)
基調講演 「関東大震災後における渋沢栄一の復興支援」
守屋 淳(作家)
パネルディスカッション 「いま『民』の力でできること」
パネリスト(冒頭発言順):
佐藤 大吾(チャリティ・プラットフォーム 代表理事)
渋澤 健(渋沢栄一記念財団理事、コモンズ投信㈱会長)
杉山 清次(東京商工会議所 副会頭・震災対策特別委員長)
守屋 淳(作家)
コーディネーター:木村 昌人(渋沢栄一記念財団研究部長)
閉会


一覧へ戻る