日 程 | 2016/1/30~3/1 | 開催地 | 日本・東京/渋沢史料館、日本工業倶楽部 |
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このイベントは終了しました。
ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。
たくさんのお申込みをありがとうございました。
西洋の経済・社会諸制度を日本へ導入し近代日本経済の基盤を築いた渋沢栄一(1840-1931)は、論語を行動の指針としていました。このセミナーでは「論語とそろばん」に象徴される渋沢栄一の思想と行動について理解を深めるとともに、21世紀の日本社会のあるべき姿と企業経営について、参加者の皆様と共に考えます。
(「論語とそろばん」セミナー2016のエッセンスを一日に凝縮した集中講座、「論語とそろばん」ウィークエンド・セミナーもございます。)
「論語とそろばん」セミナー2016
主催: 公益財団法人渋沢栄一記念財団、東京商工会議所
協賛: みずほ総合研究所株式会社
協力: 三省堂書店有楽町店、筑摩書房、日本経済新聞出版社、平凡社(順不同)
日時:
(見学会)2016年1月30日(土) 午前の部 10:30~12:00/午後の部 14:00~15:30
(第1回)2016年2月10日(水) 19:00~21:00
(第2回)2016年2月16日(火) 19:00~21:00
(第3回)2016年2月23日(火) 19:00~21:00
(第4回)2016年3月1日(火) 19:00~21:00
定員: 150名(見学会は昨年度までの本セミナーで見学会に参加されていない方を対象とし、定員は100名です。)
会場: (見学会)渋沢史料館(地図)/(セミナー)日本工業倶楽部(地図)
見学会 2016年1月30日(土) 午前の部 10:30~12:00 午後の部 14:00~15:30 |
渋沢史料館見学会 渋沢史料館常設展示と、旧渋沢庭園内の2棟の大正建築「晩香廬(ばんこうろ)」、「青淵文庫(せいえんぶんこ)」をご案内します。 案内:渋沢史料館学芸員 *会場規模の関係上、昨年度までの本セミナーで見学会に参加されていない方を対象とさせていただきます。ご了承ください。 |
第1回 2016年2月10日(水) 19:00~21:00 |
伝統と現代、それぞれの『論語』の読み方 漢文や『論語』に関する多くの本を出され、中国文化に精通している加藤徹先生に、古代から渋沢栄一の時代にいたるまで人々がどのように『論語』を読んできたか、また現代の日本人や中国人が『論語』をどのように読んでいるかをお話しいただきます。 講師:加藤徹氏(明治大学法学部教授) |
第2回 2016年2月16日(火) 19:00~21:00 |
比較の視点からみる渋沢栄一の「義利合一」思想 渋沢と同時代の中国の実業家、張謇(1853-1926)との比較を通して、渋沢の経済・社会活動の根底にある思想を浮き彫りにします。 講師:于臣氏(横浜国立大学国際戦略推進機構基盤教育部門准教授) コメンテーター:守屋淳氏 |
第3回 2016年2月23日(火) 19:00~21:00 |
経営者インタビュー(1)「論語とそろばん」一致の現場 『論語』や渋沢栄一の『論語と算盤』のような古典は、実際どのように仕事や経営に活かせるのでしょうか。フィールドでの実践をもとに、企業規模、業種を問わず、幅広く経営コンサルティング活動を行っている小宮一慶さんにうかがいます。 講師:小宮一慶氏(株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役、経営コンサルタント) 聞き手:守屋淳氏 |
第4回 2016年3月1日(火) 19:00~21:00 |
経営者インタビュー(2)東洋紡を導き続ける渋沢栄一の訓 渋沢栄一が設立・育成に携わった会社は約500社にのぼります。その1社、東洋紡株式会社は渋沢栄一から贈られた「順理則裕」を企業理念としています。創立から133年を経た今も同社に生きる渋沢の思いについてお話をうかがいます。 講師:津村準二氏(東洋紡株式会社相談役) 聞き手:守屋淳氏 |
申込方法 |
セミナーへのご参加には事前のお申込みが必要です。こちらの専用フォームからお申込みください。(2016年2月10日申込みを締め切りました。) 定員に達し次第締切りとさせていただきます。 |
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参加費 | 一般:5,000円 渋沢栄一記念財団、東京商工会議所、みずほ総合研究所の会員:3,000円 参加費には全4回のセミナーと、初参加者対象の見学会が含まれます。 見学会もしくはセミナーの初回に、会場にて現金でお支払いください。ご欠席されることがあってもご返金はいたしませんので、ご了承ください。 |
公益財団法人渋沢栄一記念財団 「論語とそろばん」セミナー係
〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1
Tel 03-3910-2314(火~土10:00-17:00)
Fax 03-3910-2849
1965年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』などの知恵を現代にどう活かすかをテーマとした、執筆や研修・講演を行う。著書に『現代語訳 渋沢栄一自伝』、『渋沢栄一の「論語講義」』(平凡社新書)、『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)、『「論語と算盤」と現代の経営』、『最高の戦略教科書 孫子』(日本経済新聞出版社)など。ホームページ http://chineseclassics.jp/
1963年東京生まれ。東京大学中文科、同・大学院で中国の文学と文化を専攻、文学修士(東京大学大学院人文科学研究科・博士課程単位取得満期退学)。広島大学総合科学部助教授などを経て2007年より現職。専門は京劇(中国の伝統演劇)。著書に『京劇』(中公叢書、2002年度サントリー学芸賞受賞)、『漢文力』(中央公論新社)、『西太后』(中公新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『梅蘭芳』(ビジネス社)、『本当はあぶない『論語』』(NHK出版新書)ほか多数。
1974年中国遼寧省生まれ。2000年北京外国語大学日本学研究センター修士課程修了、修士号取得。2002年来日。2006年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻満期修了、博士号(教育学)取得。同年より島根県立大学北東アジア地域研究センター助手、2008年より関西大学COE-PDを勤め、2009年に横浜国立大学教育人間科学部講師に着任、2013年より現職。専門分野は経済済思想史、教育思想史。主な著書に『渋沢栄一と〈義利〉思想―近代東アジアの実業と教育』(ぺりかん社)。
1957年大阪府堺市生まれ。1981年京都大学法学部卒業、東京銀行に入行。1984年から米国ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。帰国後、同行で経営戦略情報システムやM&Aに携わったのち、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。この間、1993年にはUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)選挙監視員として総選挙を監視。1995年に小宮コンサルタンツを設立し、現在に至る。経営、会計・財務、経済、金融、仕事術から人生論まで多岐に渡るテーマの著書は100冊を数え、累計発行部数は300万部を超える。
1936年佐賀県生まれ。1958年東京大学法学部卒業、東洋紡績株式会社(現 東洋紡株式会社)入社。1999年より同社代表取締役社長、2005年より代表取締役会長を歴任し、2010年より現職。社長時代、渋沢栄一から贈られた「順理則裕」の言葉を再発見し、企業理念とした。2014年より一般社団法人日本綿業倶楽部理事会長を務める。2003年藍綬褒章受章。