| 会期 | 2026年4月1日(水)~7月26日(日) |
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本年は私たち公益財団法人渋沢栄一記念財団の前身、「竜門社」が明治19年(1886)に創立されてから140年の節目です。
竜門社の起源は、東京深川にあった渋沢邸の書生たちが勉学に励み、演説・討論をした勉強会です。組織名は青淵先生(渋沢栄一)の学問の師である尾高惇忠が、渋沢邸の書生名簿を「竜門名簿」と名付けたことに由来します。
討論会や雑誌『竜門雑誌』の発行など精力的な活動を続けながら勉学に励んだ書生たちはやがて社会で活躍するようになり、竜門社も書生ばかりでなく青淵先生の思想や人柄を慕い、多くを学ぼうとするさまざまな人々の組織へ発展しました。そして明治末には同人組織を脱し、青淵先生の掲げた「道徳経済合一説」を広め、実践するための団体へとなるため組織を改めました。大正13年(1924)には財団法人となり、改称などを経て現在に至ります。
本展示では、竜門社が同人組織だった時代を「初期竜門社」と位置付け、その中心だった渋沢家の書生出身の社員たちに注目します。当時の写真から彼らの姿を、『竜門雑誌』からは活動の様子を、そして社員名簿の調査成果からは書生たちがどのように成長したのかをご紹介します。
*全て渋沢史料館所蔵。

竜門社第7回秋季総集会集合写真(東京銀行集会所)明治24年10月25日

初期の竜門社旗を持つ尾高豊作 昭和13年頃