会期 | 2017年03月18日(土)~2017年06月25日(日) |
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会期中の休館日 | 3月20日を除く毎週月曜日、3月21日(火)、5月2日(火)、5月9日(火) |
松戸市教育委員会、公益財団法人日仏会館、
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、
日本仏学史学会、明治維新史学会
特別割引 ボンジュール割引 日本とフランスの交流を紹介する企画展にちなみ、フランス語で「ボンジュール!」と、ご挨拶いただいたお客様は、当館を2割引でご見学いただけます。 |
みどころ|展示資料紹介|エデュケーション・プログラム|広報印刷物|開催概要
慶応3年(1867)3月7日、渋沢栄一はフランス・パリに到着しました。栄一は当時27歳の幕臣で、パリ万国博覧会に参列する将軍徳川慶喜の弟・昭武に随行していたのです。栄一にとって初めての異国旅。約1年半におよぶ滞在中、近代西洋社会は栄一の目に、どう映ったのでしょうか。本年は栄一が渡仏して150年という節目にあたります。この企画展では、パリから日本にいる妻や家族に宛てた手紙、日記など様々な資料から栄一の欧州体験をたどります。また、栄一がパリから徳川慶喜に宛てた書簡草稿、パリから持ち帰った書類など、初公開となる資料も展示します。栄一にとって慶応3年の渡仏とは、どのような意味を持ったのかを、あらためて考える機会となれば幸いです。
第1章 フランス国え御使い仰せ付けられ
― 栄一、異国行きを命じられる 慶応2年11月 ―
第2章 是(こ)れ一万里外、壮遊(そうゆう)の首途(かどで)なり
― 栄一、横浜出港 慶応3年1月11日~3月6日 ―
第3章 ふらんすのぱりすと申す都に罷り在り候
― 栄一、パリに到着する 慶応3年3月7日 ―
第4章 博覧会展観(てんかん)も誠に盛大壮栄
― 栄一、パリ万国博覧会を観る ―
第5章 各国御巡歴、漸本月上旬御出発と相成り候
― 栄一、欧州を見聞する 慶応3年8月6日~11月22日 ―
第6章 一同稽古はげしく、日々勉強いたし候
― 栄一、徳川昭武留学のお側で 慶応3年11月23日~慶応4年8月29日 ―
第7章 我等一同、終始誠に息災に之れあり候
― 栄一、帰国の途につく 慶応4年8月30日~明治元年11月3日 ―
各回ともに13:30~15:00、定員40名、事前申込、先着順、参加費無料(要入館料)
※講演会はいずれも定員に達したため、受付を終了いたしました。
3月18日(土)「プリンス・トクガワ―パリ万博の熱き夢―」
齊藤 洋一 氏(松戸市戸定歴史館館長)
4月15日(土)「1867年パリ万博と日本」
寺本 敬子 氏(跡見学園女子大学助教)
4月22日(土)「近代日本と博覧会」
國 雄行 氏(首都大学東京教授)
4月29日(土)「幕末の徳川慶喜」
久住 真也 氏(大東文化大学准教授)
『渋沢栄一渡仏150年 渋沢栄一、パリ万国博覧会へ行く』定価1,300円
渋沢史料館ミュージアムショップ、オンラインショップで販売中 *完売御礼
図録正誤表 *図録に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
● リーフレット (PDF:430KB)