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2012.04.01お知らせ

国指定重要文化財 晩香廬・青淵文庫内部公開

国指定重要文化財 晩香廬・青淵文庫内部公開2012年4月1日から、公開日時が変更になりました。
渋沢史料館開館日の 10:00〜15:45
開館カレンダー
渋沢史料館の入館券でご覧になれます(一般300円 小中高100円)
※イベント開催などによりご覧いただけない場合があります。
  公開状況はこちらでご確認ください。
晩香廬・青淵文庫公開カレンダー

晩香廬 バンコウロ

晩香廬 晩香廬(ばんこうろ)は、1917(大正6)年に落成した洋風茶室で、渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝って、現在の清水建設(株)が贈りました。栄一自作の漢詩の一節「菊花晩節香」から命名されました。
 建物全体は、丈夫な栗材を用いて作られ、暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にまで、設計者の細やかな心遣いが見られます。
 栄一はこの建物を内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用しました。
 青淵文庫とともに、田辺淳吉が設計を行っています。

着 工 1917(大正6)年4月
落 成 1917(大正6)年11月
設計監督 田辺淳吉(清水組技師長)
内装補助 清水巌(清水組設計部)
内装家具担当 森谷延雄(清水組設計部)
施 工 合資会社清水組

青淵文庫 セイエンブンコ

青淵文庫 青淵文庫(せいえんぶんこ)は、渋沢栄一の傘寿(80歳)と、男爵から子爵に昇格したお祝いを兼ねて竜門社(当財団の前身)が贈呈した文庫で、1925(大正14)年に竣工しました。
 建設中の1923(大正12)年、関東大震災に遭い建物の一部は被害を受けました。また、2階書庫に収蔵する予定であった「論語」をはじめ多くの漢籍も保管先で焼失しました。 震災後、建物は震災の経験を生かし再工事が行われ、主に接客の場として使用されました。
 建物の内外には、渋沢家の家紋「丸に違い柏」をもとにデザインした装飾タイルやステンドグラスが配されています。建物の名称は、栄一の雅号から名付けられました。

起 工 1922(大正11)年4月5日
竣 工 1925(大正14)年5月18日
設計監督 中村田辺建築事務所
設計監督主任 田辺淳吉
建築工事 合資会社清水組

関連印刷物

リーフレット いまこそ、渋沢栄一へ リーフレット 渋沢栄一の鼓動を感じる
画像をクリックするとリーフレットの両面がご覧になれます。(PDF950KB/967KB)

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