開催日 | 2024年10月13日(日)10:30~12:30 |
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会場 | 渋沢史料館 多目的室 |
渋沢史料館は、2024年3月3日に、記録映像「Doll Messengers of Friendship」(1927年)の上映会を開催しました。この上映会では、渋沢栄一が大切にした日米親善人形交流事業「青い目の人形」を歴史的な観点から研究をされてきた大妻女子大学教授の是澤博昭氏に、渋沢史料館の学芸員がインタビューを行い、映像の解説を行いました。その様子はメディアでも広く紹介され、新たに日米の研究者とつながることができました。
その後も「日米親善人形」についての問い合わせや記録映像の利用の希望が増えており、このたび、あらためて上映会を開催し、併せてシンポジウムを実施します。
本事業では、長年にわたりアメリカで本テーマを研究されている、ノースウエスタン大学教授の宮崎広和氏にご登壇いただきます。宮崎氏は、上記映像資料を日本で公開するため、是澤氏と詳細な調査研究をされており、これまでの経緯や研究成果をお話しいただきます。
また本事業を開催準備するにあたっては、日本とアメリカの研究者が協力して本テーマをとらえ、それぞれの立場から残された資料を丹念に調査研究することが重要であると考えました。
渋沢栄一が未来の子どもたちに伝えようとしたこと、そしてそこから私たちは何を学ぶかを考え、どのような研究、実践ができるのかを考えるきっかけにしたいと思います。
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◇第1部 上映・講演
人形が繋ぐ人と人、人が紡ぐ人形の物語
― 記録映像「Doll Messengers of Friendship」(1927年)の「発見」とその背景―
講師:宮崎広和氏(ノースウエスタン大学教授)
◇第2部 シンポジウム
日米親善人形100周年にむけて
渋沢栄一の遺産―21世紀へ:子ども・移民・共生・平和
ファシリテーター:是澤博昭氏(大妻女子大学教授・渋沢研究会代表)
パネラー:宮崎広和氏(ノースウエスタン大学教授)
荒川史康氏(インディアナ大学教授・同大学附属博物館研究副ディレクター)
川上 恵 (公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館副館長 学芸員)
コメント:渋沢田鶴子(公益財団法人渋沢栄一記念財団理事)
参加費 :無料 但し要入館料(一般300円 小中高100円)
定 員 :30名(事前申込制、先着順)※定員に達しましたので受付を終了しました。