会期 | 2015年01月07日(水)~2015年12月06日(日) |
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当館の常設展示「手紙にみる幅広い交流」では、渋沢栄一に送られた様々な書簡を紹介しています。今回は、尾高惇忠、渋沢喜作から栄一に送られた書簡のうち、富岡製糸場にまつわるものを紹介します。
明治5年、官営模範工場として富岡製糸場が設立されました。民部・大蔵省の渋沢栄一、杉浦譲、尾高惇忠らが事務主任となって、明治5年10月に操業を開始し、惇忠は場長として富岡製糸場の経営に尽力しました。
渋沢喜作は明治5年、大蔵省に出仕し、蚕業視察のためイタリア、スイス、フランス等を巡歴。現地で、富岡製の生糸の品質比較調査を行ないました。
明治初期における書簡を通じて、栄一、惇忠、喜作と富岡製糸場との関わりをご覧いただきます。
(1)渋沢喜作書簡 1873年3月12日付
(2)渋沢喜作書簡 1873年4月29日付
(3)尾高惇忠書簡 1873年6月13日付
(4)尾高惇忠書簡 1875年8月3日付
(5)尾高惇忠書簡 1876年9月2日付