事業名:【『伝記資料』未載】
三本木開墾株式会社水路取入口
十和田市
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[撮影日] 不詳 [撮影者] 不詳
[ マップ上の位置情報について ]
ピンは参考として三本木原開拓渋沢農場文庫を示す。
『渋沢栄一伝記資料』中の関連情報
出典:『青淵渋沢先生七十寿祝賀会記念帖』 (青淵先生七十寿祝賀会,1911)p.28 三本木開墾株式会社
画像名:同社水路取入口
文献に記載されている解説文等:
一 所在地 青森県陸奥国上北郡三本木村
一 目的事業 開墾植林並に上水、分水
一 創立年月 明治十七年四月
一 資本金 拾万五千六百七拾五円
一 成功面積 弐千四百参拾弐町弐畝拾参歩
一 沿革
当社は陸奥国上北郡三本木村にあり、抑々当社事業の濫觴は今より五十余年前即安政二年旧盛岡藩士新渡戸伝の経営に係り、伝其嗣子十次郎と共に開墾の業を大成せんことを期し、藩庁の允許を得自費を投して土功を起し、万延元年漸く其功を竣へ、乾堅の地始て洋々として水の流るるを見るに至る、爾来其業の大成を期せしに、慶応以来兵馬腔〓、身士籍にあるを以て亦事業を顧るに暇なく、嗣子亦父に先達て歿し、伝も亦次て病歿したりしを以て、事業玆に全く廃絶に帰せり、明治十年五月 聖駕東巡斯の地を過きり給ひ、時の権参事塩谷良幹氏より事歴を奉り、故伝に恩典あり、各省の諸卿又親しく事蹟をを聞かる、尋て明治十三年四月時の上北郡長藤田重明氏斯業の潰廃せるを慨歎し、開墾再興の議を松方内務卿に建言し、翌十四年六月県令山田秀典氏重て内務大蔵農商務の各省に開墾資金貸与の請議を提出す、政府其議を容れ、翌十五年起業資金弐万弐千円を貸与せらる、爰に於てか藤田其職を辞し同志と胥謀り明治十七年四月共立開墾会社を創立し其社長となりて再興事業に著手し、越て二十年大小溝渠修築の功を卒へ、始て旧態に復するを得、爾来著々開墾を進行せり、後明治二十九年に至り時の社長広沢安宅更に其規画を拡張し、資本金を増加して拾万五千六百七拾五円と為せり、現今の三本木開墾株式会社即ち是れなり、
一 当社と青淵先生との関係
青淵先生は明治二十一二年の交、故広瀬安任氏の請により始て当社の事業に関係し、爾来其経営につき常に指導の任に当られ漸く今日の成功を見るに至れり、
一 現任役員
取締役社長 広瀬安宅  取締役 杉山克己  取締役 堺三木人  取締役 深瀬透  
取締役 木内俊郎  監査役 南専松  監査役 大島勝三   監査役 川崎新兵衛
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渋沢ゆかりの地

事業名:【『伝記資料』未載】
三本木開墾株式会社水路取入口
十和田市
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[ マップ上の位置情報について ]
ピンは参考として三本木原開拓渋沢農場文庫を示す。
『渋沢栄一伝記資料』中の関連情報
出典:
『青淵渋沢先生七十寿祝賀会記念帖』 (青淵先生七十寿祝賀会,1911)p.28 三本木開墾株式会社
画像名:
同社水路取入口
文献に記載されている解説文等:
一 所在地 青森県陸奥国上北郡三本木村
一 目的事業 開墾植林並に上水、分水
一 創立年月 明治十七年四月
一 資本金 拾万五千六百七拾五円
一 成功面積 弐千四百参拾弐町弐畝拾参歩
一 沿革
当社は陸奥国上北郡三本木村にあり、抑々当社事業の濫觴は今より五十余年前即安政二年旧盛岡藩士新渡戸伝の経営に係り、伝其嗣子十次郎と共に開墾の業を大成せんことを期し、藩庁の允許を得自費を投して土功を起し、万延元年漸く其功を竣へ、乾堅の地始て洋々として水の流るるを見るに至る、爾来其業の大成を期せしに、慶応以来兵馬腔〓、身士籍にあるを以て亦事業を顧るに暇なく、嗣子亦父に先達て歿し、伝も亦次て病歿したりしを以て、事業玆に全く廃絶に帰せり、明治十年五月 聖駕東巡斯の地を過きり給ひ、時の権参事塩谷良幹氏より事歴を奉り、故伝に恩典あり、各省の諸卿又親しく事蹟をを聞かる、尋て明治十三年四月時の上北郡長藤田重明氏斯業の潰廃せるを慨歎し、開墾再興の議を松方内務卿に建言し、翌十四年六月県令山田秀典氏重て内務大蔵農商務の各省に開墾資金貸与の請議を提出す、政府其議を容れ、翌十五年起業資金弐万弐千円を貸与せらる、爰に於てか藤田其職を辞し同志と胥謀り明治十七年四月共立開墾会社を創立し其社長となりて再興事業に著手し、越て二十年大小溝渠修築の功を卒へ、始て旧態に復するを得、爾来著々開墾を進行せり、後明治二十九年に至り時の社長広沢安宅更に其規画を拡張し、資本金を増加して拾万五千六百七拾五円と為せり、現今の三本木開墾株式会社即ち是れなり、
一 当社と青淵先生との関係
青淵先生は明治二十一二年の交、故広瀬安任氏の請により始て当社の事業に関係し、爾来其経営につき常に指導の任に当られ漸く今日の成功を見るに至れり、
一 現任役員
取締役社長 広瀬安宅  取締役 杉山克己  取締役 堺三木人  取締役 深瀬透  
取締役 木内俊郎  監査役 南専松  監査役 大島勝三   監査役 川崎新兵衛
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