忘れられた幕末維新 : 1867年パリ万国博覧会と徳川昭武、渋沢栄一
編著者 | 松戸市戸定歴史館, 渋沢史料館編 |
---|---|
発行所 | 松戸市戸定歴史館, 渋沢史料館編 |
発行年 | 2019年 |
ページ数 | 274p |
概要 | 1867年のパリ万国博覧会開催から150周年にあたる2017年に実施された松戸市戸定歴史館の”PROJECT 1867”、および渋沢史料館の企画展「渋沢栄一、パリ万国博覧会へ行く」の、関連事業(講演会、シンポジウム、講座)の内容を収録。明治維新前年にあたり、「忘れられた」事項であるかもしれないパリ万博開催と昭武や栄一一行渡仏について、専門家がそれぞれの視点から新たな光をあてる。 |
目次情報 | 第一部 講演集 企画展関連講演会 プリンス・トクガワ-パリ万博の熱き夢- / 齊藤洋一 1867年パリ万国博覧会と日本 / 寺本敬子 近代日本と博覧会 / 国雄行 幕末の徳川慶喜 / 久住真也 近代日本の創造者 渋沢栄一の渡欧体験 / 井上潤 第二部 シンポジウム 1.シンポジウム「1867年パリ万博とは何か」 シンポジウム趣旨説明 / 齊藤洋一 研究報告 フランス産業芸術とジャポニズム / 寺本敬子 1867年パリ万博が渋沢栄一にもたらしたもの / 井上潤 徳川昭武とパリ万博 / 齊藤洋一 2.シンポジウム「1867年パリ万国博覧会と幕末日本〜人物で読み解く〜」 シンポジウム趣旨説明と登壇者紹介 / 桑原功一, 木村昌人 基調講演 1867年パリ万国博覧会、再考 / 鹿島茂 パネル報告 パリ万博開催前後の徳川慶喜 / 久住真也 徳川昭武と日仏交流 / 寺本敬子 薩摩藩とパリ万国博覧会 / 町田明広 佐野常民と博覧会 / 国雄行 渋沢栄一の講演にみる幕末の欧州体験 / 関根仁 コメント報告 齊藤洋一 ジュリア・ヨング 渡辺靖 パネルセッション / 木村昌人(司会進行), 久住真也, 寺本敬子, 町田明広, 国雄行, 関根仁, 齊藤洋一, ジュリア・ヨング, 渡辺靖, 鹿島茂(パネリスト) 第三部 講座『航西日記』を読む 渋沢史料館エディケーション・プログラム 講座『航西日記』を読む(全3回) [第1回『航西日記』を知る] 『航西日記』の基礎知識 / 関根仁 『航西日記』を知る -社会経済史の視点から- / 田崎宣義 日本語学から見た『航西日記』 / 荒尾禎秀 講演者の紹介 展覧会の記録 あとがき / 川上恵 |