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【日本工業倶楽部】歴史・沿革

 「企業史料ディレクトリ」は、2007~2008年に財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター(現・公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター)が企業史料協議会の協力を得て調査し、その結果を記録として公開するもので、現在の状況とは異なる場合があります。詳しくはトップページおよび編纂方法解説をご覧下さい。

2022年8月31日更新


1917年(大正6)、当時の有力実業家により「工業家が力を合わせて、わが国の工業を発展させる」ことを目的として創立された団体。初代理事長は団琢磨氏。

創立後直ちに倶楽部会館の建設が計画され、約3年後の大正9年11月に、地上5階、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の会館が、現在の丸の内に完成した。設計は横河民輔、松井貴太郎他。

創立後は、重要経済問題、労働問題などに関して調査活動および政府への建議を行い経済団体としての機能を果たしてきた。

第二次大戦後は戦後経済の復興発展の礎のような役割を担い、経団連、日経連をはじめ職能的な経済団体の設立と育成に協力し、それらの団体と重複する事業は行わないこととなった。

現在は、財界人の交流の場として、また、定款に記された事業を行うことによって公益法人としての役割を果たしている。

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