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『論語と算盤』読書会

日  程 2013/9/1〜2014/6/30 開催地 日本・東京/渋沢史料館

ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。
たくさんのお申込みをありがとうございました。

渋沢栄一(1840-1931)は約500社の企業の設立に携わり日本近代経済の基盤を築いた一方、600余りの社会・教育事業を手がけました。幅広い分野で活躍した渋沢は『論語』を行動の拠り所とし、『論語と算盤(そろばん)』という著作を残しています。近年では『論語と算盤』の現代語表記本(角川ソフィア文庫、2008年)や『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書、2010年)などが相次いで出版され、さらに渋沢の思想から経営、仕事、人生のヒントを得ようとする関連書も多数出版されています。

こうした状況を受けて、渋沢栄一記念財団では2011年から『論語と算盤』をより深く掘り下げる読書会を開始いたしました。講師に『現代語訳 論語と算盤』の訳者・守屋淳氏を迎え、毎回1章ずつ取り上げて少人数で内容をじっくり語り合います。11か月間の読書会終了時には、参加者一人ひとりがアドバイザーとなって『論語と算盤』の読書会を開けるようになることを目指します。『論語と算盤』の愛読者にも、これから読みたいという方にもご参加いただき、その経験を将来的に仕事、教育、研究、生涯学習、人事研修、地域活動などに活かしていただけることを願っています。

『論語と算盤』読書会 概要

日程 2013年9月~2014年7月 月1回 毎月第3水曜日 全11回
2013年
(1)9月18日(2)10月16日(3)11月20日 (4)12月18日
2014年
(5)1月15日(6)2月19日(7)3月19日(8)4月16日(9)5月21日(10)6月18日
(11)7月16日
時間 午後7時~9時
会場 渋沢史料館(地図・アクセス
定員 30名
参加費 無料
講師 守屋 淳(作家)
内容 第1回...渋沢栄一と『論語』についての講義、渋沢史料館見学
第2~11回...『論語と算盤』全10章から毎回1章ずつ取り上げ、参加者全員でディスカッション
テキスト 渋沢栄一著『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)
申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、メール、ファックス、郵便で事務局までお送り下さい。応募人数多数の場合は、主催者側で参加者の選考を行います。
リーフレット
申込書
締切 2013年8月30日(金)
選考結果は9月6日(金)までにご連絡いたします。

お申込・お問合せ

公益財団法人渋沢栄一記念財団 研究部
〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1
Tel 03-3910-2314 Fax 03-3910-2849
E-mail:

講師のご紹介

守屋 淳 (もりや あつし 作家)
1965年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『韓非子』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。『現代語訳 渋沢栄一自伝』『渋沢栄一の「論語講義」』(平凡社新書)『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)『ビジネス教養としての「論語」入門』(日本経済新聞出版社)など。
ホームページ http://chineseclassics.jp/

過去の読書会参加者のコメント

読書会にあこがれていました。おかげで大変楽しい経験をさせていただきました。教員なのでいつも教えていることが多いのですが、職種や世代を超えた異文化交流の楽しさ、「読む」ことの難しさと楽しさなど、様々な発見がありました。また講師の先生があまり教えすぎないので、自分で課題意識をもつことが大事だとも思いました。(教員、50代、男性)

道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である――とは二宮尊徳の弁。犯罪にも寝言にも陥らない、まっとうな人間の生き方について、いろいろ貴重な示唆を与えてくれる読書会です。スタッフの皆さんの対応もやわらかく、知的刺激の快いひとときでした。(団体職員、60代、男性)

渋沢翁の考え方を参加者と共有し、改めて現代に通じる学びを得ることの他、言葉に含まれる意味の捉え方が人によって違うこと、様々な業種・年齢の方の本に対する意見から現代の経済や社会全体に対する意見を聴けること、また聴いていただくことが勉強になりました。(東京都、20代、女性)

渋沢先生流の忠・恕はもちろんのこと、事を成すに「品格」はこれからも持っていたいと思いますし、「自分がして欲しくないと思っていることは人にもしないこと」つまり恕の道は、私自身、普段より心がけていることです。色々勉強させていただき、どれも印象的です。これからも一つ一つ頭に置いてまいりたいと思います。(東京都、60代、女性)

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