ニュースリリース 詳細

2017.04.01

落成から100年プロジェクト「晩香廬、だ・い・す・き」

飛鳥山の旧渋沢栄一邸に建つ「晩香廬」は、渋沢栄一がこよなく愛した「だいすき」な建物です。設計者の田辺淳吉、贈呈者の清水組(現・清水建設株式会社)、私たちにはもちろん、これまで多くの人々に愛されてきました。
1917年に落成してから今年で100年を迎えるのを記念して、公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館では、「晩香廬、だ・い・す・き」をキーワードにさまざまなプログラムを実施します。
たくさんの方に晩香廬を「だいすき」になっていただけますように・・・。

会 期:2017年4月1日~2018年7月31日

場 所:東京都北区西ヶ原2-16-1(飛鳥山公園・旧渋沢庭園内)

     ご来館にあたって
問合せ:渋沢史料館 東京都北区西ヶ原2-16-1 電話03-3910-0005

エデュケーションプログラム

晩香廬を初めて知る方には、ぜひ「だいすき」なところを見つけていただければ幸いです。すでに晩香廬が「だいすき」な方は、もっと「だいすき」なところを、そして自分だけの「だいすき」を探してください。各プログラムの詳細は、今後当HPで発表します。

①ロゴマーク 
②ツイッター開設
③記念スタンプ (準備中)
④ディスカバリーシート
⑤建築講座2017
⑥トークショー
⑦ワークショップ
⑧ミュージアムグッズ(準備中)
⑨建物解説会!


① ロゴマーク

晩香廬の設計者・田辺淳吉が大切にした、自然豊かな旧渋沢栄一邸の中にたたずむ晩香廬の雰囲気と空間を表現しています。デザインはミノティカさんにお願いしました。

bankoro200.jpg

ミノティカさんからのメッセージ

mitotica100.jpg今から100年前に、ヨーロッパ文化の香りと日本建築技術の融合を絶妙のバランスでかたちにしたこの建築、まさに当時の「モダン」だったわけです。しかし時を経てもそのセンスは色褪せず、ポイントポイントで効かせた装飾が上品な佇まいを見せています。
建物全体のフォルムに庭の緑と赤い屋根の対比を絡め、壁に淡いベージュを添えることでかわいくも感じられるこのマーク、シンプルでも印象に残って飽きないデザインを意図しました。ラインの太さや文字の配置など、いろいろ試しましたが、最初にイメージしたものが一番良かったようです。自分でもとても気に入っています。

ミノティカ(土谷 稔)
グラフィック・アーティスト。神戸市出身。大分県立芸術緑丘高校美術科、大阪芸術大学デザイン学科卒。
大阪・東京でデザイナー、アート・ディレクターを経験。現在は東京都杉並区在住で幅広くアート活動中。


②ツイッター開設

1917.jpg「晩香廬だ・い・す・き」プロジェクト期間中、限定で「晩香廬ツイッター」を開設いたします。イベントの告知や実況、日々の晩香廬リポート、館長や学芸員による晩香廬こぼれ話、関連情報などを、皆様にお伝えいたします。ツイッター運用方針

https://twitter.com/bankouro


④ディスカバリーシート

ディスカバリーシートでは、晩香廬を「だ・い・す・き」になるポイントをご紹介します。さまざまな視点から晩香廬の魅力をお伝えいたします。毎月11日ごろ発行予定です。
ぜひ見学のおともにしていただけますと幸いです。


発行日について
第1号 2017年5月11日ごろ


★注意★
・発行 毎月1回、11日頃を予定
・配布場所 晩香廬
※数に限りがございます。無くなり次第、終了となります。
 バックナンバーの配布は行いません。

一覧へ戻る