【実業・経済】
水産業A〔農林水産〕

2019年3月29日作成 / 2023年6月29日改訂

渋沢栄一は日本の領海および周辺海域における水産物の製造、漁労、鰮油漬缶詰製造を目的に1906年大日本水産の創立発起人となりました。また水産業への貢献が認められ、大日本水産会より有功章が贈与され、同会の会員となりました。このほかにも栄一は北海道のオットセイ猟を目的とした会社などの設立にも関わりました。

変遷図

※図に記載している名称や変遷等は、予告なく修正・変更および他の図へ移転する場合があります。

会社名・団体名一覧

は渋沢栄一が直接かかわった会社・団体、はその後身会社・団体を表わします。

会社名・団体名 名称使用年 渋沢栄一の関わり
房総漁産会社 1875?〜1875? 事業継承
日本水産会社 1888〜1891 株主
青木漁猟組 1895〜 ? 援助誘掖
大日本水産(株) 1906〜1916 創立発起人、顧問
大日本遠洋漁業(株) 1906〜 ? 創立委員長、相談役
東洋捕鯨(株) 1909〜1934
田村汽船漁業部 1911〜1919
共同漁業(株) 1914〜1934 株主
日本トロール(株) 1919〜1919
(匿)七田漁業部 1925~1925
豊洋漁業(株) 1925~1934
共同漁業(株) 1934~1937
日本捕鯨(株) 1934〜1936
日本水産(株) 1937〜1943
日本海洋漁業統制(株) 1943〜1945
日本水産(株) 1945~2022
(株)ニッスイ 2022~
大日本水産会 1882~1909 有功章受章、終身会員
(社)大日本水産会 1909~2013 終身会員
(一社)大日本水産会 2013~