ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信)

第68号(2017年2月8日発行)

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☆      □■□ ビジネス・アーカイブズ通信 □■□

☆       No.68 (2017年2月8日発行)

☆    発行:公益財団法人 渋沢栄一記念財団 情報資源センター

☆                        〔ISSN:1884-2666〕
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この通信では海外(主として英語圏)のビジネス・アーカイブズ(BA)に関する情報をお届けします。

海外BAに関わる国内関連情報も適宜掲載しております。(今号は国内BA情報も掲載しております。)

今号は行事情報2件、企業団体情報1件です。

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◆ 目次 ◆

[掲載事項の凡例とご注意]

行事情報:ICA/SBA主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム
◎テーマ:「ビジネス・アーカイブズの未来の役割」プログラム
     2017年4月5~6日
     エリック・エリクソン・ホール(スウェーデン・ストックホルム)

企業団体情報:イケア・ミュージアムと関連記事

行事情報:企業史料協議会 京都丹波・丹後地方地方施設見学会参加記抜粋
     2016年11月17~18日

☆★ 編集部より:次号予告 ★☆

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[掲載事項の凡例]

・欧文の場合、日本語で読みやすいものになるように、タイトルははじめに日本語訳を、続いて原文を記します。
・人名や固有名詞の発音が不明の場合も日本語表記を添えました。便宜的なものですので、検索等を行う場合はかならず原文を用いてください。
・普通名詞として資料室や文書室、物理的な記録資料を表現する際は「アーカイブズ」を用います。固有名詞の場合はこの限りではありません。また物理的およびデジタル記録資料の蓄積や組織化に関しては「アーカイブ」「アーカイブ化」「アーカイビング」などの表現を用いることもあります。

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[ご注意]
・受信時にリンク先を示すURLが途中で改行されてしまう場合があります。通常のURLクリックで表示されない場合にはお手数ですがコピー&ペーストで一行にしたものをブラウザのアドレス・バーに挿入し、リンク先をご覧ください。


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■行事情報:ICA/SBA主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム プログラム
      2017年4月5~6日
      エリック・エリクソン・ホール(スウェーデン・ストックホルム)

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◎「ビジネス・アーカイブズの未来の役割」
"The Future Role of Business Archives"
http://naringslivshistoria.se/en/cfn-news/future-role-business-archives/

ICA/SBA(国際アーカイブズ評議会企業アーカイブズ部会)国際シンポジムは近年は毎年1回、4月初旬に開催されてきました。今年は4月初旬にスウェーデン・ストックホルムで、また12月初旬にインド・ムンバイでの開催が予定されています。ふたつのシンポジウムは共通のテーマ、「ビジネス・アーカイブズの未来」を掲げています。4月のストックホルム会合では、ブランド構築目的のコミュニケーションにとっての実話の重要性を議論します。12月のムンバイでの会合では、経営における意思決定と企業文化にとり、歴史的な物語が社内的にどんな効果を持つかについて焦点を当てます。

4月のシンポジウムの概要とプログラムが発表されましたので、ご案内いたします。

参加登録は下記のURLページからお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3YX6ecpCsVn7puvBQGyB83I_hTvWHODYlGlmMyLGThf4VAg/viewform


■□■ 開催要項 ■□■

[日時]
2017年4月5日(水)9時~6日(木)13時

[会場]
エリック・エリクソン・ホール(ストックホルム)
Eric Ericsson Hall, Kyrkslingan 2, Skeppsholmen

[参加費]
無料(ただし満席の場合、SBAメンバーを優先的に登録)
Priority given to SBA members if seats fill up.

[コーディネート]
ストックホルム経営史センター
Centre for Business History in Stockholm
http://www.naringslivshistoria.se/en

[登録]
こちらからどうぞ。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3YX6ecpCsVn7puvBQGyB83I_hTvWHODYlGlmMyLGThf4VAg/viewform


[プログラム]
★プログラム★
http://naringslivshistoria.se/en/cfn-news/future-role-business-archives/

★モデレータ★
アンダース・ヘアマン(ストックホルム経営史センター 広報部門責任者)
Anders Sjoman Head of Communication at Centre for Business History in Stockholm
http://naringslivshistoria.se/en/medarbetare/anders-sjoman/
http://naringslivshistoria.se/en/


■□■4月5日(水)基調講演とパネルセッション
5 April. A day of keynotes and panels.

●9.00 オープニングと歓迎の挨拶
Opening and welcomes


講演者:アンドレアス・オーストラム Andreas Astrom
https://www.linkedin.com/in/andreas-%C3%A5str%C3%B6m-8822b617/
所属等:ストックホルム商工会議所広報部門ディレクター
Head of Communication for the Stockholm Chamber of Commerce
https://english.chamber.se/


講演者:アレクザンダー・ヒュースビー Alexander Husebye
http://www.naringslivshistoria.se/en/medarbetare/alexander-husebye
所属等:ストックホルム経営史センターCEO
CEO of the Centre for Business History in Stockholm
http://www.naringslivshistoria.se/


講演者:アレクザンダー・ビエリ Alexander Bieri
https://www.linkedin.com/in/alexander-bieri-06a38967/
所属等:SBA運営委員会議長、ロッシュ社歴史アーカイブズ・キュレーター
Chairman SBA Bureau, Curator at Roche Historical Archives
http://discovery.nationalarchives.gov.uk/details/a/A13531679


●9.30 基調講演:"事実に対する抵抗が高まる世界における透明性とビジネス・アーカイブズの役割"
Keynote: Transparency in a fact-resistant world ? and the role of business archives

講演者交渉中 Speaker to be confirmed

●コーヒー・ブレーク Coffee break

●10.30 パネルセッション1:ビジネス・アーカイブズの価値を自社のステークホールダーに伝える
Panel 1: Communicating the value of business archives to our stakeholders


パネリスト1:トルケル・ディーマ Torkel Thime
https://www.linkedin.com/in/torkel-thime-3395a236/
所属等1:ノルウェー石油&ガス・アーカイブズ(ノルウェー)
Norwegian Oil & Gas Archives (Norway)
http://www.oljearkivet.no/


パネリスト2:ズーゼン・フリードリッヒ Susen Friedrich
https://www.linkedin.com/in/susen-friedrich-562260120/
所属等2:アディダス歴史マネジメント 上級マネジャー(ドイツ)
Senior Manager, Adidas History Management (Germany)
http://www.slideshare.net/CollectiveImagination/20130406-ci-toronto
[参考]
アディダスの歴史 Adidas history
http://www.adidas-group.com/en/group/history/
アディダス・アーカイブ Adidas archive
https://www.adidas-archive.org/#/home/


パネリスト3:ヴルンダ・パターレ Vrunda Pathare
https://www.linkedin.com/in/vrunda-pathare-94888a9/
所属等3:ゴードレージ・アーカイブズ(インド)
Godrej Archives (India)
[参考]
ゴードレージ・アーカイブズ Godrej Archives
http://archives.godrej.com/
アーカイブズ・チーム Archives team
http://archives.godrej.com/about_team.html


パネリスト4:ティム・シャンツ Tim Schantz
http://www.historyfactory.com/people/tim-schantz/
所属4:ヒストリー・ファクトリー(米国)
The History Factory (USA)
[参考]
ヒストリー・ファクトリー History Factory
http://www.historyfactory.com/
"Start with the Future and Work Back"(書籍)
http://www.historyfactory.com/start-with-the-future-and-work-back/

●ブレーク Break


●11.30 パネルセッション2:会社の物語をより多くの人々とシェアする
Panel 2: Sharing corporate stories to the larger public


パネリスト1:フレーデリク・カレン Fredric Karen
https://www.svd.se/om/fredric-karen
所属等1:発行人、『スヴェンスカ・ダーグブラデット』(スウェーデン日刊紙)(スウェーデン)

Publisher, Svenska Dagbladet (Sweden)
https://www.svd.se/


パネリスト2:ラース・イシャマール Lars Ilshammar
https://sv.wikipedia.org/wiki/Lars_Ilshammar
所属等2:スウェーデン国立図書館副館長 Deputy National Librarian (Sweden)
[参考]
スウェーデン国立図書館 National Library of Sweden (Kungliga Biblioteket)
http://www.kb.se/Innovation/hjalp/english/


パネリスト3:ディアドレ・マクパーランド Deirdre McParland
https://www.linkedin.com/in/deirdre-mcparland-4b513392/
所属等3:電気供給ボード(ESB)アーカイブズ アーキビスト(アイルランド)
Senior Archivist, Electricity Supply Board (ESB) Archives (Ireland)
[参考]
ESBアーカイブズ ESB Archives
https://esbarchives.ie/

●12.30 ランチ Lunch

●1.30 ワークショップ Workshop:
「5年後の私たちは何に挑戦しているだろう?今と同じことか、新しいことか?
ビジネス・アーカイブズの世界は徐々に発展してきました。しかし振り返ってみると、確かに進歩した面もあれば、以前と変わらぬ挑戦や流れといったものもあります。未来には、今後どのようなチャレンジがあるのでしょうか?このセッションは個々人で作業を行い、その後それぞれのノートを比較するワークショップです。」


導入:テッド・ライアン Ted Ryan
http://www.coca-colacompany.com/profiles/ted-ryan
所属等:コカ・コーラ・アーカイブズ Coca-Cola Archives


進行:アンダース・ホルツ Anders Houltz
http://naringslivshistoria.se/medarbetare/anders-houltz/
所属等:ストックホルム経営史センター Centre for Business History in Stockholm

●ブレーク Break


●3.00 パネルセッション3:あなた方の歴史を見せていただけますか?ビジネス・アーカイブズに関する研究者の期待
Panel 3: Can I see your history? The expectations of researchers on business archives


パネリスト1:エリック・ラウ Erik Rau
http://www.materialculture.udel.edu/index.php/our-staff/erik-rau/
所属等:ハグリー博物館&図書館ディレクター(米国)
Director, Hagley Museum & Library (USA)
http://www.hagley.org/


パネリスト2:カール-ペーター・エラーブルック Dr. Karl-Peter Ellerbrock
所属等:ウェストファリア経済アーカイブズ(ドイツ)
Westfalisches Wirtschaftsarchiv (Germany)
http://www.archive.nrw.de/wirtschaftsarchive/WWADortmund/wir_ueber_uns/


パネリスト3:スザンナ・フェルマン Susanna Fellman
http://es.handels.gu.se/english/units/unit-for-economic-history/about-us/staff?languageId=100001&userId=xfells
所属等:ヨーテボリ大学経営史教授(スウェーデン)
Professor of Business History, University of Gothenburg (Sweden)

●ブレーク Break

●4.00 スピーチ「歴史を保存するのは誰か?」
Endnote: "Who's job is it to save history?"
登壇者交渉中 Speaker to be confirmed

●4.45 まとめ 2015年のSBAミラノ会合での報告編纂書籍刊行のプレゼンテーションとともに。
Wrap-up; with presentation of the Milan 2015 proceedings book

●5.00 1日目終了 First day ends

●6.00-9.00 ボルボ・ショールームでの交流会とディナー
Mingle and dinner at Volvo Showroom
(シンポジウム会場から徒歩10分)
https://www.google.se/maps/place/Volvo+Cars+Showroom/@59.3319267,18.0700052,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xccbf37e6cf836326!8m2!3d59.3319267!4d18.0700052


■□■4月6日(木)事例
6 April. A day of cases and examples.

●9.00 「過去の利用方法:歴史、名声、ストーリーテリング」
"Usages of the Past: History, Reputation and Storytelling"

講演者:ベン・ヴープス Ben Wubs
https://www.egsh.eur.nl/people/ben-wubs/
所属等:ロッテルダム・エラスムス・歴史文化コミュニケーション・スクール
Erasmus School of History, Culture & Communication in Rotterdam.
https://www.eshcc.eur.nl/
ロッテルダム・エラスムス大学准教授、京都大学経済学研究科の特任教授
テーマ:多国籍企業、経営システム、国境を超える経済地域、オランダ・ドイツの経済関係、ファッション産業研究が専門
[参考]
2016年の歴史マーケティングに関する会合での講演
http://naringslivshistoria.se/bizstories-nyheter/history-marketing/hms16-vad-ar-det-som-gor-historien-sa-vardefull/
http://naringslivshistoria.se/en/cfn-news/history-marketing-summit-16/

●9.30 イケア・ミュージアム(スウェーデン)
The IKEA Museum (Sweden)

講演者:カリーナ・クローク-マルムステン Carina Kloek-Malmsten
https://www.linkedin.com/in/carina-kloek-malmsten-69927618/
所属等:イケア・ミュージアム館長 Director of the IKEA Museum
http://ikeamuseum.com/en/
テーマ:2016年夏、イケアは第1号店(スウェーデンのAlmhultに所在)を企業ミュージアムに転換。企業アーカイブとミュージアムの持つ組織的・教育的重要性をお話する。

●9.50 中国国家档案局 The State Archives Administration of China

講演者:ツァイ・インファン Cai Yingfang(蔡盈芳)
所属等:中国国家档案局経済科技档案業務
Section of Business Archives, The State Archives Administration of China
https://en.wikipedia.org/wiki/State_Archives_Administration
テーマ:ビッグデータ次代の中国のビジネス・アーカイブズ。中国におけるアーカイブズ管理システム紹介。

●10.20 香港ヘリテージ・プロジェクト The Hong Kong Heritage Project

講演者:アメリア・オルソップ Amelia Allsop
https://www.linkedin.com/in/ameliaallsop/
所属等:香港ヘリテージ・プロジェクト
The Hong Kong Heritage Project(香港社會發展回顧項目)
https://www.hongkongheritage.org/Pages/home.aspx
テーマ:一つの都市の歴史全体をどのように残すのか?とりわけ世界有数の金融センターである場合?

●10.40 ブレーク Break

●11.10 マティーニ&ロッシ歴史アーカイブ(イタリア)

The Martini & Rossi Historical Archive (Italy)
講演者:アンナ・スクデラーリ Anna Scudellari
https://www.linkedin.com/in/annascudellaricommunication/
所属等:マティーニ&ロッシ・アーカイブ
Martini & Rossi Historical Archive
テーマ:マティーニ・ブランド・ホームにおけるマティーニ・アーカイブとミュージアムについて
https://www.bacardilimited.com/our-brands/martini/

●1.30 メルセデス・アーカイブズ(ドイツ) Mercedes Archives (Germany)

講演者:ユルゲン・ヴィットマン Jurgen E Wittman
http://media.daimler.com/marsMediaSite/en/instance/ko/Start.xhtml?oid=4836258
所属等:メルセデス-ベンツ・クラシック・アーカイブズ
Mercedes-Benz Classic Archives
https://www.mercedes-benz.com/en/mercedes-benz/classic/history/corporate-archives/
テーマ:ユルゲン・ヴィットマンはシュツットガルトにあるメルセデス-ベンツ・クラシック・アーカイブズ&コレクションの上級マネージャー。講演では同社アーカイブズのオンライン公開について語る。

●11.50 バドワイザー(アンハイザー-ブッシュ)(米国)
Budweiser (Anheuser-Busch), USA

講演者:トレイシー・ラウアー Tracy Lauer
所属等:バドワイザー(アンハイザー-ブッシュ)歴史家&"語り部(ストリーテラー)主任"
Historian & "Chief Storyteller" Budweiser (Anheuser-Busch)
http://www.anheuser-busch.com/
テーマ:トレーシー・ラウアーは米国セントルイスにあるアンハイザー-ブッシュのアーカイブズ・マネージャーであり歴史家です。飲料業界最大手である同社が歴史資料をどのように利用しているのか、また彼女の上司はなぜ彼女の名刺に「語り部(ストリーテラー)主任」と記載するよう指示したのか、について語ります。
[参考記事]
「2015年、アンハイザー-ブッシュは130歳になる古いビールを復活させた」
In 2015, Anheuser-Busch brought back a 130-year old beer.
http://www.riverfronttimes.com/foodblog/2015/02/18/anheuser-busch-resurrects-faust-the-130-year-old-beer-named-for-a-st-louis-legend


●12.10 ブレーク Break

●12.30 渋沢栄一記念財団(日本) Shibusawa Eiichi Memorial
Foundation (Japan)

講演者:松崎裕子
https://www.linkedin.com/in/yuko-matsuzaki-82a38b34/
所属等:渋沢栄一記念財団(日本)
https://www.shibusawa.or.jp/english/
テーマ等:日本の近代化に関する歴史資料についての幅広い情報を扱っている渋沢栄一記念財団と同財団における企業史料プロジェクト、さらに同プロジェクトからみた日本のビジネス・アーカイブズについてご紹介します。

●12.50 ホールマーク・アーカイブズ(米国) Hallmark Archives (USA)

講演者:サマンサ・ブラッドビアー Samantha Bradbeer
https://www.linkedin.com/in/samantha-bradbeer-ca-0595a125/
所属等:ホールマーク・アーカイブズ ヒストリアン(歴史家) Hallmark
Archives
http://www.hallmark.com/
テーマ:米国カンザス・シティにあるグリーティング・カード製造販売のグローバル企業ホールマークの歴史担当サマンサ・ブラッドビアーは、ブランドを今日のデジタル時代にふさわしいものとするために自社の歴史が助けになるというテーマで語ります。
[参考記事]
「ホールマークのアーカイブズの中」(ABCニュース、2016年12月22日)
Newsclip: Inside the Archives of Hallmark (ABC News, 22 Dec 2016)
http://abcnews.go.com/US/inside-archives-hallmarks-greeting-card-history/story?id=44325619
★収蔵庫の中の様子がわかります。必見。
カード業界史「地味なグリーティング・カードがどのようにデジタル時代に繁栄しつづけるのか」(クォーツ、2016年12月23日)
Industry history: "How the humble greeting card continues to thrive in the digital age" (Quartz, 23 Dec 2016)
https://qz.com/859706/the-history-of-christmas-greeting-cards-from-the-victorian-britain-to-the-internet/


●1.10 閉会の言葉とムンバイ会議(12月4~6日)へのバトンタッチ
Closing remarks ? and hand-over to the next ICA SBA conference in Mumbai, 4-6 December

登壇者1:アレクザンダー・ヒュースビー Alexander Husebye
http://www.naringslivshistoria.se/en/medarbetare/alexander-husebye
所属等1:ストックホルム経営史センターCEO
CEO of the Centre for Business History in Stockholm
http://www.naringslivshistoria.se/

登壇者2:ヴルンダ・パターレ Vrunda Pathare
https://www.linkedin.com/in/vrunda-pathare-94888a9/
所属等2:ゴードレージ・アーカイブズ(インド)
Godrej Archives (India)
http://archives.godrej.com/

●1.15 閉会とランチ Conference ends. Lunch served at the conference venue.


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■企業団体情報:イケア・ミュージアムと同関連記事

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◎「イケアの新しいミュージアムは数十年にわたるデザインを展示し、ナチスの過去に直面する」
Ikea's new museum displays decades of design and confronts a Nazi past
http://www.todayonline.com/world/europe/ikeas-new-museum-displays-decades-design-and-confronts-nazi-past

スウェーデンを本拠とする家具の量販店イケアの新しいミュージアムが昨年6月にオープンしました。同ミュージアムの館長カリーナ・クローク・マムステン氏は、ストックホルムでのICASBA国際シンポジウムでも報告予定です。

今日ご紹介するのは、昨年7月4日、シンガポールのメディア「トゥデイ」Today オンライン版に掲載されたAFP配信記事「イケアの新しいミュージアムは数十年にわたるデザインを展示し、ナチスの過去に直面する」です。

記事によるとイケア・ミュージアムが昨年(2016年)6月30日に、スウェーデン南部のエルムフルト(Almhult)でオープンしました。ここは1958年にイケア第1号店が置かれたところです。ミュージアムの床面積は7,000平米。同ミュージアムではイケアの創業者イングヴァル・カンプラード氏に関する展示、ロングセラー商品の展示とそれらにまつわる物語が提示されています。

注目されるのは、創業者カンプラード氏の青年時代のスウェーデン・ナチス党への関与や、パキスタン工場での児童労働の利用など、ネガティブな過去の出来事を「失敗に学ぶ」"Learning from mistakes"として展示に組み入れている点です。

記事では、ほかにもネガティブな問題(例えば低価格による過剰消費問題など)があるが取り上げられていない、ミュージアムというよりはマーケティングのための施設にすぎない、といったストックホルム大学のデザイン史の教授のコメントも紹介しています。


◎イケア・ミュージアム IKEA Museum
http://ikeamuseum.com/en/

ウェブサイトは英語、スウェーデン語の二カ国語で、それぞれ下のようなカテゴリーから構成されています。

-スタート START
-展示 EXHIBITIONS
-イケア・ミュージアムでは今 RIGHT NOW AT IKEA MUSEUM
-ご来館計画 PLAN YOUR VISIT
-ミュージアム・レストラン MUSEUM RESTAURANT
-ミュージアム・ショップ MUSEUM SHOP
-学習 LEARNING
-ミュージアム情報 ABOUT
-プレスルーム PRESS ROOM

展示のページにある「みなさんの物語」Your stories からは、定番でロングセラー商品である書棚(Billy Bookcase)とソファ(KLIPPAN sofa)に関するユーザー自身の物語を投稿してもらう仕様になっています。本通信第48号(2013年12月26日発行)では、ウェブサイトの閲覧者自身がデジタル化された資料を自由にキュレーションするフォード自動車のアーカイブズのウェブサイトの仕組みをご紹介したことがあります。イケア・ミュージアムの場合は、ウェブサイトを介して顧客・閲覧者と自社製品に関わる物語を共有して、実際の展示に活用するような形になっています。
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20131226.html#04

プレスルームからは、次のようなテーマの情報資源にリンクされています。

-イケア・ミュージアム外観 IKEA Museum building exterior
(画像ダウンロード可。画像利用の際に必要なキャプションのための文書ファイルが冒頭にあります)
-主な展示/導入 Main Exhibition/Introduction
(同上)
-主な展示/わたしたちのルーツ Main Exhibition/Our Roots
(同上)
-主な展示/わたしたちの物語 Main Exhibition/Our Story
(同上)
-主な展示/みなさんの物語 Main Exhibition/Your Stories
(同上)
-期間限定展示/家庭は何でできている? Temporary Exhibition/What Makes a home?
(同上)
-ザ・キッチン(レストラン) The Kitchen, restaurant
(同上)
-ミュージアム・ショップ Museum Shop
(同上)
-アーカイブズから From the archive
(同上)
-映画/動画媒体 Film/motion media
-イケア・ミュージアムのフロアプラン Floor plan of the IKEA Museum
(フロアプランの図:PDFにリンク)

-プレスリリース Press releases(すべてPDF)
--イケア・ミュージアムについての報道発表(2016年6月) About IKEA Museum june 2016.
--イケア・ミュージアム開館当日の報道発表(2016年6月30日) Press release 2016-06-30, Today we open IKEA Museum
--「家庭での生活」展に関する報道発表(2017年2月2日) Pressrelease 2017-02-02, Life at home becomes an exhibition at IKEA Museum in Almhult


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■行事情報:企業史料協議会 京都丹波・丹後地方施設見学会参加記抜粋
       2016年11月17~18日

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◎企業史料協議会 京都丹波・丹後地方施設見学会参加記抜粋

昨年11月、企業史料協議会が毎年1回秋に開催している地方施設見学研究会に参加しました。2016年の行き先は、京都府北部の丹波・丹後地域でした。以下では訪問先のいくつかについてご紹介いたします。

■□■グンゼスクエア(グンゼ記念館、グンゼ博物苑) 京都府綾部市■□■

グンゼの誕生は創業者波多野鶴吉が明治29年(1896年)に設立した郡是製絲(株)に遡ります。青年時代キリスト教徒となり(明治23年、1890年)、「至誠」を人生哲学として、明治日本における蚕糸業の発展に尽くしました。「郡是」の由来は、故郷の何鹿(いかるが)「郡」(現在の綾部市)の「是」すなわち進むべき道を表わします。創業の精神は「人間尊重と優良品の生産を基礎として、会社をめぐるすべての関係者との共存共栄をはかる」。会社の規模拡大による社員教育の必要のためにキリスト者であり教育者の川合信水を招聘しました。とくに社員教育には力を入れて、規則正しい生活の必要性を社員に学ばせることによって、生糸の品質改良を図った点など、とりわけ印象に残りました。

グンゼ記念館は、大正6年(1917年)に建てられた本社事務所を昭和25年(1950年)に記念館にしたもので、歴史的に重要な資料を展示しています。一方、創立120周年を記念して2016年11月4日にリニューアルしたばかりのグンゼ博物苑(もともとは1996年に創業100周年を記念して建てたもの)では、グンゼと綾部の歴史をデジタル機器なども交えながら展示しています。過去のみならず、現在取り扱っている商品のスペースなども備えています。昭和62年(1987年)に蚕糸業から撤退し、現在は肌着やストッキングといった衣料品のほかに、医療用素材(人工血管など)や電子機器、商業用素材(ペットボトルに巻き付けられているフィルム素材はかなりがグンゼ製とのこと)など、事業の多角化・高度化を進めています。

森永製菓、ライオン、グンゼといった企業は、ともに創業者たちがキリスト教信者で、明治期に消費者向けの産業で起業・成功した共通点を持っています。経営に倫理的な意味合いを持たせる、という点は渋沢栄一の志と非常に近いものがあるでしょう。

記録館・博物苑はこれまでは社内のさまざまな部門の下に位置づけられていましたが、2016年11月独立部署となったそうです。案内してくださった担当の方は、展示と会社史に関して立て板に水の説明でした。どんな質問にもすぐに答えてくださいました。


■□■舞鶴館(ジャパンマリンユナイテッド株式会社舞鶴事業所) 京都府舞鶴市■□■

舞鶴館は明治後期に舞鶴海軍工廠の建設が開始されたときに最初に作られた建物を展示施設に改造して、工廠発祥以来の舞鶴における造船の歴史的資料を展示している施設です。現在はマジャパンマリンユナイテッド株式会社舞鶴事業所内に位置し、同事業所が管理しています。下の略年表からも明らかなように、舞鶴の造船業は、商船建造とともに海軍・自衛隊と密接な結びつきの中で今日に至っています。舞鶴館は一般には公開しておらず、社員教育に利用することもなく、取引先を案内するなどが主たる利用方法である、というお話でした。案内にあたってくださった方は、ジャパンマリンユナイテッド株式会社舞鶴事業所の顧問として、要望があれば舞鶴館のガイドをなさっているということで、造船、戦史などにたいへん詳しい方でした。

《略年表》
明治34年(1901年) 舞鶴鎮守府開庁とともに舞鶴造船廠が発足
明治36年(1903年) 兵器廠と需品庫を合わせて舞鶴海軍工廠と称する
明治38年(1905年) 駆逐艦「追風(おいて)」を初めて起工(それまでは修理専門)、駆逐艦専門工廠としてスタート
昭和20年(1945年) 12月に日本商船と掃海従事船舶の修理、艦船のサルベージと解体が認められる
昭和21年(1946年) 3月31日に地元企業である飯野産業(株)が旧舞鶴海軍工廠運営の移譲を受け、翌日より飯野産業(株)社舞鶴造船所として発足
昭和28年(1953年) 飯野重工(株)舞鶴造船所に社名変更
昭和38年(1963年) 舞鶴重工業(株)舞鶴造船所として再出発(飯野系を離れ日立造船系へ)
昭和43年(1968年) 舞鶴造船所土地建物が国から払い下げられることになる
昭和46年(1971年) 4月1日、日立造船(株)と合併し、日立造船(株)舞鶴工場に
          4月24日、日立造船(株)永田敬生社長「舞鶴館」命名・開館
平成14年(2002年) 10月1日、ユニバーサル造船(株)舞鶴事業所に
平成25年(2013年) 1月1日、ジャパンマリンユナイテッド(株)へ。11月、舞鶴海軍工廠から数えて110年を迎える。日本海側唯一の大型造船所、海上自衛隊舞鶴の基地造船所の役割を果たしている


★☆★...編集部より....★☆★

見学会ではこのほか、舞鶴市の赤れんが博物館・赤れんがパーク、京都府与謝郡与謝野町の丹後ちりめん歴史館、京都府宮津市の籠神社・笠松公園・天橋立にも立ち寄りました。舞鶴では、2015年10月に舞鶴引揚記念館(今回の見学先には含まれず)所蔵品がユネスコ記憶遺産に登録されたことが、地域の観光振興を刺激しているように感じました。天橋立におけるイグノーベル賞受賞の股のぞきも同様です。人口減少、地方衰退が深刻に懸念されていますが、記録資料(アーカイブズ)が、地方の人々の未来志向の街づくりに寄与する可能性を実感しました。地方の産業・企業アーカイブズの保存と活用は、この観点で大きな課題でしょう。


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[略称一覧]
ACA: Association of Canadian Archivists(カナダ・アーキビスト協会)
ARA: Archives and Records Association(アーカイブズとレコード協会)
ARC: ARC magazine: archives - records management - conservation
(SoAが発行する月刊ニュースレター)
ASA: Australian Society of Archivists(オーストラリア・アーキビスト協会)
BAC: Business Archives Council(ビジネス・アーカイブズ・カウンシル)
BACS: Business Archives Council in Scotland
(スコットランド・ビジネス・アーカイブズ・カウンシル)
BAS: Business Archives Section
(ビジネス・アーカイブズ部会:SAA内の部会)
CITRA: International Conference of the Round Table on Archives
(アーカイブズに関する国際円卓会議:ICAの年次会議)
CoSA:Council of State Archivists(米国・州文書館長評議会)
DCC: Digital Curation Center(英国デジタル・キュレーション・センター)
EDRMS:Electronic Document and Record Management System
(電子文書記録管理システム)
ERM:Electronic Record Management(電子記録管理)
ICA: International Council on Archives(国際文書館評議会)
LSE: London School of Economics and Political Science
(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)
MLA: Museums, Libraries and Archives Council
(英国 博物館、図書館、アーカイブズ評議会)
NAGARA: National Association of Government Archives and Records
Administrators
(米国・全国政府アーカイブズ記録管理者協会)
NARA: National Archives and Records Administration
(米国 国立公文書館記録管理庁)
RIKAR: Research Institute of Korean Archives and Records
(韓国国家記録研究院)
RMS:Record Management System(記録管理システム)
SAA: Society of American Archivists(米国アーキビスト協会)
SBA: Section for Business Archives
(企業アーカイブズ部会、ICA内の部会)
SoA: Society of Archivists(イギリス・アーキビスト協会)
TNA: The National Archives(英国国立公文書館)

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☆★ 編集部より:あとがき、次号予告 ★☆

日本企業におけるアーカイブズ資料活用事例をご紹介します。

2013年11月にトヨタ自動車広報部が立ち上げた英語サイトTOYOTA Global Newsroom、同じく2014年3月12日から運用が開始された日本語サイト「トヨタグローバルニュースルーム」では、同社の企業史料の数々が広く利用されています。(同社ウェブサイト「ご利用に関して:サイト利用規約」ならびに「Terms of Use」ではリンク先はサイトのトップページに限定されていますので、以下の内容に関しては適宜検索を行ってください。)

「トヨタグローバルニュースルーム」(日本語)
http://newsroom.toyota.co.jp/

上のページの画面右上に英語サイトへのリンクがあります。

特に昨年製造・発売50周年を迎えたカローラに関する特設ページには、関連する歴史的な画像が多数用いられています。(検索語には corolla50th をコピー&ペーストで利用すると「お客様とともに半世紀 : カローラが歩んだ50年の道のり-カローラ50周年特設サイトを開設-」のページが検索できます。特設サイト日本語トップページ画面右上に英語特設サイトトップページへのリンクがあります。

カローラ50周年特設サイトのGALLERY(日本語、英語)が歴史的な資料を豊富に取り揃えています(日本語では「もっと見る」、英語では「View more」からリンク)。初代から11代目までのカローラの車体や内装部分の画像、パンフレット類(一部は創業75周年記念サイトへのリンク)、「歴史をビジュアルで振り返る(社史のカローラ関連写真)」、「海外カローラ・歴史」(英語サイトでは小見出しはGenerations of Carolla、History of the Corolla、Corolla Worldwide)といったカテゴリーで関連画像が紹介されています。

日本語サイトの発売当時のニュースリリース画像も興味深いものです。

車体外観や内部の画像は高解像度と低解像度の2種の画像が用意されており(文字情報中心の文書の画像は低解像度のもののみのようです)、「個人的または非営利目的のみ」での利用を定めた利用規約を読んだというチェックボックスにチェックを入れると、ダウンロードの上、定められた目的での再利用が可能です。

カローラ50周年特設サイトのみならず、グローバルニュースルームのほとんどの画像を"ウェブサイトからダウンロード、個人的・非営利目的での利用可"としているという点で、いまのところ他に類例がない優れた取り組みと編集部では考えています。

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本文でもご紹介したように、昨年11月、企業史料協議会が主催する地方施設見学会(京都丹波・丹後地方)に参加しました。この見学会で、会社退職後も個人会員として同協議会の活動に参加されているKさんから「多気比売(たけひめ)神社」(埼玉県桶川市)のリーフレットをいただきました。Kさんは定年退職後、ご家族が代々継いで来られた宮司の職に就かれたということでした。多気比売神社は延喜式神名帳(927年完成)にも収められている長い歴史を持つ式内社です。Kさんによると、企業史料協議会の活動に参加することによって、このリーフレット作成を思い立ったということです。A4判上質紙を三ツ折りにしたもので、多気比売神社の由緒、祭神、境内の配置、年間の催事一覧、近隣の篠津の桜祭り、そして連絡先が掲載されたものです。さらにホームページも開設されています。
http://www.ina-ikigai.net/HP/kinta/sinomori/takehime.htm

リーフレット表
http://www.ina-ikigai.net/HP/kinta/sinomori/takehime/images/ri-hureto1.JPG
リーフレット裏
http://www.ina-ikigai.net/HP/kinta/sinomori/takehime/images/ri-hureto2.JPG

2013年11月5日に開催された第2回ビジネスアーカイブズの日のテーマ「身の丈で取り組む企業アーカイブズ」、また2015年11月5日に開催された第4回ビジネスアーカイブズの日の基調講演「ビジネスアーカイブズと情報発信」(講師は国立情報学研究所コンテンツ科学研究系教授・東京大学大学院情報理工学系研究科教授高野明彦先生)をまさに地で行くKさんのお話でした。

日本では図書館、博物館にくらべるとアーカイブズの歴史は浅く、社会的な認知度も高いとは言えません。しかしながら、播かない種は芽が出ないわけで、種をまきつつ、耕しつつ、アーカイブズを育てていくことが大切であると考えた次第です。

一週間ほど前、公文書管理法の制定を主導した福田康夫・元首相(80)のお話が全国紙に掲載されていました。見出しは「公文書管理『日本の歴史に責任を持つこと』 福田元首相」。企業の記録・史料の適切な管理と活用は、渋沢栄一が唱導した、公益に寄与する企業経営(道徳経済合一説)のためのツールの一つと再確認いたしました。
http://www.asahi.com/articles/ASK104RL6K10UTFK00K.html

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最後に一言。4月にはICASBAの2017年度の第1回目の会合がストックホルムで行われます。今号の記事をご覧になると分かりますが、ストックホルムの会合の告知ページからは登壇者、所属、あるいはその他の関連ページへたくさんのリンクが張られています。リンク先はテキスト(文章)中心の静的なページもあれば、動画などが埋め込まれたページもあります。このようなデジタルな環境を当財団のミッションに沿って的確に用いて、ビジネス・アーカイブズのベストプラクティスに関する情報を共有するとともに、日本のビジネス・アーカイブズ情報を世界に伝え、国内外のBAネットワークを広げていきたいとあらためて感じました。

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次号は2017年2月14日発行予定です。デジタル保存連合(DPC)、「ジャーナル・オブ・デジタル・メディア・マネジメント」関連記事他を予定しています。

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ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信) No.68
2017年2月8日発行 (不定期発行)
【創刊日】2008年2月15日
【発行者】公益財団法人渋沢栄一記念財団事業部情報資源センター
【編集者】公益財団法人渋沢栄一記念財団事業部情報資源センター
      「ビジネス・アーカイブズ通信」編集部/
      株式会社アーカイブズ工房
【発行地】日本/東京都/北区
【ISSN】1884-2666
【E-Mail】
【サイト】https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/index.html

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